ユーラシア大陸最西端、ロカ岬へ　～ドイツ・ポルトガル(4)～

2019/04/29 - 2019/04/29

長期連休となった2019年のゴールデンウィーク。
ドイツ在住の友人と合流した後、ポルトガルまで行ってきました。

(4)では、カスカイス・ロカ岬・シントラ等、リスボン近郊を巡ります。

エリア ポルトガル

出発前にリスボンで朝食。
レスタウラドーレス広場近くにある店「Fabrica da Nata」。

ファブリカ ダ ナタ カフェ

今日もエッグタルトをいただきます。
店内はなかなかの広さがあり、コーヒーを飲みながらゆっくり読書してる人がちらほらいました。

カイス・ド・ソドレ駅まで移動し、券売機で「Bilhete train & bus」を購入。
これは
・リスボン（カイス・ド・ソドレ駅）～カスカイス間の鉄道
・リスボン（ロシオ駅）～シントラ間の鉄道
・カスカイス～ロカ岬～シントラ間のバス
・シントラ近郊のバス
が乗り放題になるという優れもののチケット。

これを使って、カスカイス駅までやってきました。

カスカイス駅 駅

カスカイスの街はリゾート感たっぷり。

裏道も素敵。

ビーチには海に入っている人もいました。

雰囲気のよさそうな店に入ってみました。
「Restaurante Castro」

イワシの塩焼きと、

アローシュ・デ・マリシュコ。

イカフライ。
かけるのはレモンのみ、シンプルイズベスト・・・！

店を後にして、ロカ岬へ向かいます。
カスカイス駅の北、ショッピングセンター内にバスセンターがあります。

バス (カスカイス) バス系

ロカ岬経由、シントラ行きのバスに乗車。
結構混雑していたので座席には座れませんでした。

そしてバスが発車。
噂には聞いてましたが・・・この路線、運転が荒い！
急ハンドル、急ブレーキの度に、ほかの乗客からも悲鳴が上がる始末。
両手で手すりをしっかり掴んでないと危険です。

スリリングな時間を過ごすこと30分、ロカ岬のバス停に到着です。

バスの時刻表はこちら。
日中の時間帯だと、シントラ行き・カスカイス行き、ともに1時間に2本ペース。

バス停からロカ岬に向けて、歩いていきます。

ついにやってきました、ユーラシア大陸最西端・ロカ岬。
大西洋をバックに、モニュメントの写真を・・・と思ったら、こちらは裏側のようです。

こっちが表側。
ポルトガルの詩人、カモンイスの詩が刻まれています。

「ここに地果て、海始まる」

ロカ岬 海岸・海

眼下に見えるは大西洋。

ロカ岬、実は観光スポットは他にあまりありません。
滞在時間わずか30分で、シントラ行きのバスに乗りました。

シントラの街に到着。

シントラ宮殿。
もともとあったイスラム建築にポルトガル王家が増改築していったため、複数の建築様式が混ざり合った宮殿になったとか。

シントラの王宮 城・宮殿

紋章の間。
天井には様々な王家の紋章が描かれています。

壁にはアズレージョ（タイル）も。

バスに乗って曲がりくねった山道を登っていき、ペーナ宮殿へ。

ペーナ宮殿 城・宮殿

すごくカラフル！

こちらは19世紀、ポルトガル王家が滞在する離宮として建設されたとか。

天気が良ければリスボン市街まで見渡せるみたいです。

シントラは他にもムーアの城跡、レガレイラ宮殿など見どころがあるのですが、タイムアップ。
バスでシントラ駅まで移動、鉄道でリスボンに戻ります。

シントラ駅 駅

リスボンに戻ってきました。
明日はポルトへ向かう日、リスボン最後の晩餐を求めて街を歩きます。

前日に目をつけていた店に入ります（前夜はなんと行列ができていた）。
「Duquesa」

店内はアンティーク的インテリアで整っており、照明の暗さもありかなりいい雰囲気。
暗さのせいで、写真の写りはいまいちですが・・・

リスボンでの3日間を思い耽りつつ、ケーブルカー沿いの道を歩いて宿に戻りました。