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 海外はいつもマイ自転車携行で行ってますが、今回の旅行は4つのテーマを掲げての欲張り企画。<br />〇ドバイの砂漠でサイクリング 〇ポルトガルでファドライブ 〇巡礼の道を自転車で 〇モロッコの迷宮体感<br />この盛り沢山が裏目に出て、そりゃもうトラブルの連続で、一時日本に無事帰れるか本気で心配した次第。<br /><br /> 今までも、海外で自転車に乗っていると、パスポート紛失するとか、自転車を鉄柵にチェーン錠でつないでいて、そのカギを失くすとか、結構なトラブルを経験しているが、今回もそれに匹敵するものでした。<br />でも今時点、これを書いてるということは、何とか乗り切ったということで、結果オーライ。<br /><br />行程は、羽田からドバイ。ドバイからリスボン・ポルト。ポルトからスペインサンチャゴへ自転車での聖地巡礼の道。スペインからモロッコのタンジェ往復。<br /><br />先ずは、ドバイ・リスボン・ポルトの旅行記。

ドバイ・ポルトガル・スペイン・モロッコ23日間。但し、自分旅行史上最大級のピンチ

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2025/08/26 - 2025/09/17

154位(同エリア221件中)

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Eiji  Haita

Eiji Haitaさん

 海外はいつもマイ自転車携行で行ってますが、今回の旅行は4つのテーマを掲げての欲張り企画。
〇ドバイの砂漠でサイクリング 〇ポルトガルでファドライブ 〇巡礼の道を自転車で 〇モロッコの迷宮体感
この盛り沢山が裏目に出て、そりゃもうトラブルの連続で、一時日本に無事帰れるか本気で心配した次第。

 今までも、海外で自転車に乗っていると、パスポート紛失するとか、自転車を鉄柵にチェーン錠でつないでいて、そのカギを失くすとか、結構なトラブルを経験しているが、今回もそれに匹敵するものでした。
でも今時点、これを書いてるということは、何とか乗り切ったということで、結果オーライ。

行程は、羽田からドバイ。ドバイからリスボン・ポルト。ポルトからスペインサンチャゴへ自転車での聖地巡礼の道。スペインからモロッコのタンジェ往復。

先ずは、ドバイ・リスボン・ポルトの旅行記。

旅行の満足度
3.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 自転車 徒歩
航空会社
エミレーツ航空
旅行の手配内容
個別手配
  •  羽田からエミレーツでUAEのドバイへ。エミレーツは、自転車携行には寛容で、以前にも利用したことがあります。<br /> <br />世界一高いらしいビル(唯一の観光)<br />

    羽田からエミレーツでUAEのドバイへ。エミレーツは、自転車携行には寛容で、以前にも利用したことがあります。

    世界一高いらしいビル(唯一の観光)

  •  2年前ドバイを自転車で移動したとき、砂漠でのサイクリングに挑戦するも、高気温で失敗し、今回はそのリベンジ。<br /> 砂漠のサイクリングロードに一番近いホテルを予約し、ここは、その宿に一番近いメトロの駅。<br /> 砂漠の中の駅ですが、この駅にしたのが大きな過ちでした。

     2年前ドバイを自転車で移動したとき、砂漠でのサイクリングに挑戦するも、高気温で失敗し、今回はそのリベンジ。
     砂漠のサイクリングロードに一番近いホテルを予約し、ここは、その宿に一番近いメトロの駅。
     砂漠の中の駅ですが、この駅にしたのが大きな過ちでした。

  •  絶体絶命のピンチその1<br /> <br /> 砂漠の中の道が工事中で、グーグルマップが示す道がなくなっており、ここで完全に道に迷い、宿まで10キロの駅ですが、あちこちさまよって、途中で残り20キロの表示。<br /> ドバイ特有の暑さで、連れ合いが完全にバテて、自転車を全く漕げない状況になり、道路わきに倒れ込むことに。<br /> 通る車を止め、搬送を依頼するも全て断られ、タクシー利用も電話利用ができず、現金を持たず、かつ夕暮れが迫り、万事窮す。そのとき、一台の車が止まり「どうしたのか」と言ってくれ、事情を話すと宿まで送ってくれることに。さらにラッキーなことに、英語ができない私ら夫婦ですが、助手席に乗っていた女性が、日本在住経験があって、日本語での会話が。<br /><br /> =将に地獄に仏=

     絶体絶命のピンチその1
     
     砂漠の中の道が工事中で、グーグルマップが示す道がなくなっており、ここで完全に道に迷い、宿まで10キロの駅ですが、あちこちさまよって、途中で残り20キロの表示。
     ドバイ特有の暑さで、連れ合いが完全にバテて、自転車を全く漕げない状況になり、道路わきに倒れ込むことに。
     通る車を止め、搬送を依頼するも全て断られ、タクシー利用も電話利用ができず、現金を持たず、かつ夕暮れが迫り、万事窮す。そのとき、一台の車が止まり「どうしたのか」と言ってくれ、事情を話すと宿まで送ってくれることに。さらにラッキーなことに、英語ができない私ら夫婦ですが、助手席に乗っていた女性が、日本在住経験があって、日本語での会話が。

     =将に地獄に仏=

  •  地獄に仏の二人とその車。<br /> ステーションワゴンタイプで後部荷台が広く、自転車積載が可能。

    地獄に仏の二人とその車。
    ステーションワゴンタイプで後部荷台が広く、自転車積載が可能。

  •  翌日、念願の砂漠でのサイクリングですが、夫婦とも体調不良で、より砂漠らしいところまでは辿り着けず。<br /> でも一応2年前のリベンジは果たしたかな。

     翌日、念願の砂漠でのサイクリングですが、夫婦とも体調不良で、より砂漠らしいところまでは辿り着けず。
     でも一応2年前のリベンジは果たしたかな。

  •  宿近くのスーパー<br /> 貧乏旅行もありますが、欧米系の食が苦手な私は、スーパーで何とか食べられるものを探します。連れ合いは、それが不満で、レストランで地元の食を楽しもうと言ってきますが。

     宿近くのスーパー
     貧乏旅行もありますが、欧米系の食が苦手な私は、スーパーで何とか食べられるものを探します。連れ合いは、それが不満で、レストランで地元の食を楽しもうと言ってきますが。

  •  ドバイで2泊後、リスボンに空路移動し、体調不良と坂の町との理由により、徒歩での市内散策。ロカ岬自転車での往復を計画していたが、とてもとても。<br /><br /> あの大事故のケーブルカーは、事故の3日前に横を歩いています。

     ドバイで2泊後、リスボンに空路移動し、体調不良と坂の町との理由により、徒歩での市内散策。ロカ岬自転車での往復を計画していたが、とてもとても。

     あの大事故のケーブルカーは、事故の3日前に横を歩いています。

  •  定番のリボン旧市街の写真。

     定番のリボン旧市街の写真。

  •  これも定番の景色、サン・ジョルジェ城。

     これも定番の景色、サン・ジョルジェ城。

  •  更に定番のコメルシオ広場

     更に定番のコメルシオ広場

  •  用もないのに地下鉄に乗ったり

     用もないのに地下鉄に乗ったり

  •  あの路面電車に乗ったり、疲れている体をいたわりながらの、リスボン見学です。

     あの路面電車に乗ったり、疲れている体をいたわりながらの、リスボン見学です。

  •  ドバイでの砂漠挑戦に続いての、2番目の目的ファドのライブです。<br /><br /> これは実に良かったです。あのポルトガルギターの物悲しい音色と女性ボーカルの切々たる歌。ずっと聞きたいと思っていた、ファド酒場でのライブ。<br /><br /> 苦労が実に多かった今回の旅行の中で、白眉の快挙です。

     ドバイでの砂漠挑戦に続いての、2番目の目的ファドのライブです。

     これは実に良かったです。あのポルトガルギターの物悲しい音色と女性ボーカルの切々たる歌。ずっと聞きたいと思っていた、ファド酒場でのライブ。

     苦労が実に多かった今回の旅行の中で、白眉の快挙です。

  •  ”世界の入りにくい居酒場”リスボン編的な雰囲気。

     ”世界の入りにくい居酒場”リスボン編的な雰囲気。

  •  リスボンに3泊後、私たちの巡礼の道の出発点にしたポルトに、鉄道で移動です。

     リスボンに3泊後、私たちの巡礼の道の出発点にしたポルトに、鉄道で移動です。

  •  かなりのピンチその2。<br /><br /> ヨーロッパのあちこちの国で、自転車携行での鉄道を経験していますので、その経験で自転車を自転車マークのある車両に積んで、乗車していました。ところが、車掌が私らのところにきて、このチケットでは自転車は駄目だということで、有無を言わさず、自転車を降ろしてしまい、仕方なく私らも降車。<br /> あとで考えたところ、予め自転車携行のチケットを購入してなくてはいけなかったようです。ヨーロッパの他の国ではこういううことは全く経験したことはありません。<br /><br /> ネットで購入したこの電車のチケットは、これで無効になり、さてポルトまで自転車を持ってどうやって行こうかと、その降ろされた駅窓口に相談に行ったところ、自転車携行の別切符を購入しなおせという指示。しかし、そのチケットがあるかどうか不明ということで、これもかなりのピンチ。<br /><br /> そこに次にのポルト行の電車が来たので、一か八か切符なしで乗り込み、デッキ乗り、ポルトまでたどり着く。この電車も全席指定なので、途中車掌の検札が来ていたらアウト。

     かなりのピンチその2。

     ヨーロッパのあちこちの国で、自転車携行での鉄道を経験していますので、その経験で自転車を自転車マークのある車両に積んで、乗車していました。ところが、車掌が私らのところにきて、このチケットでは自転車は駄目だということで、有無を言わさず、自転車を降ろしてしまい、仕方なく私らも降車。
     あとで考えたところ、予め自転車携行のチケットを購入してなくてはいけなかったようです。ヨーロッパの他の国ではこういううことは全く経験したことはありません。

     ネットで購入したこの電車のチケットは、これで無効になり、さてポルトまで自転車を持ってどうやって行こうかと、その降ろされた駅窓口に相談に行ったところ、自転車携行の別切符を購入しなおせという指示。しかし、そのチケットがあるかどうか不明ということで、これもかなりのピンチ。

     そこに次にのポルト行の電車が来たので、一か八か切符なしで乗り込み、デッキ乗り、ポルトまでたどり着く。この電車も全席指定なので、途中車掌の検札が来ていたらアウト。

  •  何やかやで何とかポルトの駅について、自転車を組み立て、宿まで自転車で走りだします。

     何やかやで何とかポルトの駅について、自転車を組み立て、宿まで自転車で走りだします。

  •  かなりのピンチその3<br />  <br /> ところが、走り出してすぐに自転車に異常が。点検してみると、結構重要な部品が折損。重要な部品なので、その予備を持っていたのでそれと交換作業。<br /> 普段折れる部品ではないのですが、どうも車掌が電車から私らの自転車をホームに出すとき、2台とも投げていたので、その時折れたのだと思います。<br /><br /> 部品交換、調整をしていたら近くで小さな店をやっている人が手伝ってくれ、そのうちその人が主導で作業をしてくれました。お礼に現金を渡そうとしたのですが、決して受け取ってはくれませんでした。<br /> 捨てる神あれば拾う神ありですね。<br /><br /> 結果から言うと、破損個所はそこだけではなく、そのほかにもあり、ポルトからサンチャゴまでの自転車旅行にかなり支障がありましたが、何とか走破できました。

     かなりのピンチその3
      
     ところが、走り出してすぐに自転車に異常が。点検してみると、結構重要な部品が折損。重要な部品なので、その予備を持っていたのでそれと交換作業。
     普段折れる部品ではないのですが、どうも車掌が電車から私らの自転車をホームに出すとき、2台とも投げていたので、その時折れたのだと思います。

     部品交換、調整をしていたら近くで小さな店をやっている人が手伝ってくれ、そのうちその人が主導で作業をしてくれました。お礼に現金を渡そうとしたのですが、決して受け取ってはくれませんでした。
     捨てる神あれば拾う神ありですね。

     結果から言うと、破損個所はそこだけではなく、そのほかにもあり、ポルトからサンチャゴまでの自転車旅行にかなり支障がありましたが、何とか走破できました。

  •  ポルトに2泊したのですが、体調不良で宿で寝て、体力回復を図っていましたが、そのためにも日本食が食べたいということで出かけました。<br /> その途中のラパ教会ですが、中には入っていません。

     ポルトに2泊したのですが、体調不良で宿で寝て、体力回復を図っていましたが、そのためにも日本食が食べたいということで出かけました。
     その途中のラパ教会ですが、中には入っていません。

  •  食べたのは、ラーメンと寿司の握りですが、写真を撮り忘れ、撮ったのは残骸です。<br /><br /> ドバイの所でも書いていますが、私は全く海外(欧米系)の食がだめで、日本食を探して行ったのですが、この味噌ラーメン、スープの温度が低くて美味しいものではありませんでした。まあ、こんなもんかな。<br /><br /> 翌日からの巡礼の道自転車旅行に備えて、栄養と休養を取った一日でした。<br /><br /> 次編は、巡礼の道ですが、乞うご期待。

     食べたのは、ラーメンと寿司の握りですが、写真を撮り忘れ、撮ったのは残骸です。

     ドバイの所でも書いていますが、私は全く海外(欧米系)の食がだめで、日本食を探して行ったのですが、この味噌ラーメン、スープの温度が低くて美味しいものではありませんでした。まあ、こんなもんかな。

     翌日からの巡礼の道自転車旅行に備えて、栄養と休養を取った一日でした。

     次編は、巡礼の道ですが、乞うご期待。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • nekochanさん 2025/09/25 04:29:40
    8月の砂漠は50度超えてないですか?
    Haita さん

    無事に日本に帰ってこられて本当によかったです。
    8月のドバイは、というか6月くらいから、ドバイのお金持ちの人たちはドイツに避暑にやってきます。いいホテルに長期滞在です。

    それにしても、砂漠で奥様が動けなくなるというのは絶体絶命でしたね。
    無事帰ってこられたと知っていても胸がきゅっとなります。
    そんなところで、日本に住んだことがある方が通りかかって助けてくれるなんて!
    Haitaさんは絶対に強運の持ち主だと思います。
    今までの旅行記でも何か起きてましたけど、助けてくれる人が出てきましたよね。
    何があっても大丈夫です。

    ポルトガルの電車の車掌には頭きますね。
    人のものを投げるなんて。
    時間があったら損害賠償を請求したいところです。
    自転車を直してくれる人の登場がHaitaさんの予定に入っているみたいですね。

    では、次の旅行記を楽しみにしています。

    nekochan

    Eiji  Haita

    Eiji Haitaさん からの返信 2025/09/25 10:42:33
    Re: 8月の砂漠は50度超えてないですか?
     書き込み有難うございます。
     はい、兎に角暑かったです。夏のドバイ、チョット無謀かなとは思っていたのですが、駅からホテルまで10kmなので、まあ大丈夫かなとの計画。それが道に迷い、かつ飛行機で眠れてなかったのとで、身体も心もやられました。
     あなたのおっしゃる通り、今までも何度もピンチがありましたが、その都度救世主が現れ、何とかなっていました。しかし今度は本当に懲り、年齢的なもの.持病もあって、自転車での海外は辞めるつもりです。

     電車の車掌の件、本当に腹立たしい限りですね。これが日本での出来事だったら会社に猛烈に抗議するところなんですが、如何せん通りがかりの海外のことですので何ともはや。

     次編は、巡礼の道、その次はモロッコ編と続きます。
     このところ4トラ全く開いてなく、あなたの旅行記目を通せていません。今から折を見て拝読させてもらいます。

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