香川＆徳島の旅　～オール香川産～

2019/04/30 - 2019/05/03

平成31年4月30日。平成最後の日に出発。
GW、徳島あわおどり空港に降り立ち、香川を楽しみ、帰りもあわおどり空港から帰ります。
レンタカーでまわる3泊4日の旅。

エリア 高松(香川)

高松２日目の夕食は、高松繁華街にあるお店へ。

ホテルから徒歩で、１５分くらい。

縦や横に、いろなん商店街があります。

最後まで、地理感覚がわからなかった。

商店街の中に、電車コトデンの駅があります。

グーグルマップとにらめっこして着いたお店は・・・・・カウンターだけの店、地元の食材にこだわってるって店・・・・ここだ！って思い、早くから予約してやってきました。。

「雨ノチ晴レル家」ってお店。

カウンター１１席だけのお店。３０歳の店主がひとりでやっています。

ひとりでてんてこまいなのにで、こんな可愛いメッセージまで書いてくれています。

まずは、隣の女性ふたり組の人達と一緒に、店主から、お店の説明を受けます。

壁には、香川と徳島の、生産者さん４人の写真が貼られていて、どれだけその食材に店主がこだわっているかを力説してくれます。話しを聞くだけで、どれだけ、美味しいのだろうと、ワクワクします。

とりあえずビールから。もちろん、横には旦那びっくり。

私は朝から呑んでいるけど、夫は運転なんで、

やっとビール・・・・さぞかし美味しかったことでしょう（笑）

お通しは、写真が張られている徳島県の高野さんが作る「天恵茹（てんけいこ）」という超デカいしいたけと、香川県三豊市のタケノコの煮たの。

煮物だから、醤油を使うわけだけど、使っている醤油は、１Lくらいのが、
6000円の醤油。

店主は、とにかく、こだわりがすごい。もう、この醤油しか使えないって。

角切りベーコンと新じゃがのバリボリサラダ

日本酒の銘柄は、酒の冷蔵庫のガラスに書いてあるの。

地元産の日本酒はないの。日本酒は、力を入れてないみたい。

なので、地元産じゃない、日本酒で・・・・

森のくまさん50熊太郎　純米大吟醸　無濾過生原酒　冨士酒造 /山形県

山形の蔵なのに、熊本の食用米「森のくまさん」を使って醸しています。

売り上げの一部を熊本の復興支援のために寄付をしています。私も呑んで協力。

夫は、これまた写真で紹介されている徳長さんが作る梅酒のソーダ割り。

徳島県徳永梅酒酒造場の梅酒「トクロング　その弐」アプリコットベース。

アプリコットベースは、すごく珍しいらしい。

店主の説明を聞いていると私も呑みたくなって、日本酒を飲んでいる場合じゃないと、

梅酒ロックで！

生産者の顔が見えるっていいよね。

これまた、写真が飾られている生産者さんの作る「味豊豚（みとよぶた）」三豊市のブランド豚。

その味豊豚の炭火焼き。旨みがある豚でした。

これも、徳長梅酒　　ラベルがお洒落なのよね。

左　AugustDancers　Plum　（超レア物）　　右　EMITAME　焼酎ベース

フライドサツマイモ　　

これまた、写真が飾られている生産者　香川県三豊市　小林さんが作る
「瀬戸内完熟レモン」を使った、「生レモンサワー」

地元のレモンを使ったサワーって言うだけで、さらに美味しく感じる。

このあと、同じレモンサワーでも、EXILEバージョンのサワーも作ってもらう（笑）

なんども出てくる、香川県三豊市って、旨い物ばかり作られていてほんと凄いのだ！

鯖といぶりがっこの和え物

最後はやっぱり日本酒にもどる

鳴門　吟醸　飛切　　松浦酒造場 / 徳島県

これは、燗で。

酒盗とクリームチーズ

楽しくて楽しくて、いっぱい呑んじゃった～～～

店主の岡田君は、徳島出身で、今は香川で店を出しています。
なので、徳島と香川への愛がいっぱい。

で、器は、今、岡山県の備前焼に夢中。この2ヶ月２日しか休んでないのに、その休みは、備前焼の器を買いに岡山に行くのだって。休まないで大丈夫なのか心配になったけど、30歳だからこそできるのかな？なににでもこだわりすぎて心配だけど、長く店が続いて欲しいです。

できるなら、またお邪魔したい店でした。

最後は、常連さんの地元のご夫婦とも仲良くなって、うどん談議なので、大盛り上がり。

やっぱり、私の選ぶ店は間違いがないなと、思うのでした。

３日目の夜は、
「瀬戸内海の小魚と讃岐の地酒処 遊庵」

ここも、前日の夜と同じく、カウンターだけの店ってことで検索してみつけた店。
カウンター席11席だけの店です。

食べログを見たら、店主のこだわりがすごい店！

◆店主に話かけられるのが嫌という方、ご来店はお断りします。
◆説明やウンチクがウザいと思うような人は絶対に来店しないで下さい。
◆お店のルールに従えない方、マナーの悪い方はすぐにお帰りいただきます。
◆当店は席数が少ないため、２軒目で来てお料理をほとんど食べない方はご来店をお断りします
◆こだわりが強い店は苦手という方はご来店されない方がお互いに良いと思います。

などなど、長々と注意事項が書かれていて、それを読んでから予約してくださいとのこと。

私は、この店主は面白いぞ！って思って、即予約。

讃岐の食材＆讃岐の日本酒にこだわったお店。

精一杯、香川県の食材を使っているそうです。

入り口に張ってありました、2016年と2017年、47都道府県の方、すべてに来店してもらったそうです。
でも、2018年が、山梨県の人だけが来てくれなかっんだって（笑）

店主曰く、ここは香川を知ってもらうための店なんで、ほとんどが観光客と、地元の社長さんが接待で県外の客人を連れてくるそうです。よくありがちな、観光客相手で地元の人が行かないからって、だめな店ってところじゃない。結論から言ったら、本当に素晴らしい店でした。

この日は、5月でしたけど、今年は、北海道帯広からのお客さんが来てくれたそうだし、すでに山梨県の人は来店済だと言ってました。

お店に入って、まずは、店主とそんな話。それから、もう、ず～～～～っとおしゃべり

お通しは、小松菜と厚揚げの煮物だったけど。この小松菜は、香川県の三豊市の野菜。

私が、「今日、三豊市のスーパーに行ったけど、野菜が新鮮ですごい！」って言ったら、
昨日の店主もそうだったけど、「三豊市はすごい！」って話しに。やっぱり、三豊市はすごいのだ！

香川産オンパレードのメニュー

店主に美味しいものを出してくれるように言って、おまかせ

この時期は、やっぱり鰆だって。サワラの焼霜造り。

こっちと食べる鰆と全然違う～～～皮のところはパリっと、身はふんわり～～美味しいなぁ。

徳島ではハレの日は鯛だけど、香川では、サワラなんだって。

ここはね、香川県の日本酒しか置いてないの。香川には、6蔵しかないのですけど、そこのレアな酒が常時40種類以上置いてあるのだって。

ちなみに、47都道府県全部に日本酒の蔵はあるけれど、その中で、蔵の軒数が少ないのは、沖縄県と鹿児島県の1蔵ずつ。次に少ないのは、宮崎県の2蔵。そして、次に少ないのが、香川県の6蔵。

この日、綾菊酒造さんに行ってきたと伝えたら、綾菊酒造さんのレアな酒をたくさん飲ませていだたきました。

まずは、綾菊酒造の國重　純米吟醸　しぼりたて無濾過生原酒　限定品。

是非、サヨリの刺身も食べて～～～って。サヨリキラキラキラキラ

こちらも、綾菊　おいでまい　特別純米　生貯蔵原酒

これは、スーパーで撮ったもの。

さわらの真子なの。30センチくらいあるでかい、サワラの子。

絶対に北海道じゃみかけない代物。

で、「店主に食べてみたいんだよね～～」って言ったら、

「あるよ！」って（笑）

サワラの真子の炊いたん。　　
真鱈の子とはまた違って、上品～～～この時期しか食べられないんだって。最後の1皿ですって！なんて、ラッキー。

私が、超喜んで食べているから、「真子でこんなに喜んでもらえるなんて、嬉しい」と店主も喜んでくれてました。

香川の6蔵のうちのひとつ、川鶴酒造の川鶴　純米吟醸　黄色ラベル

三豊の竹の子の天ぷら。　　
香川では、竹の子を煮付けてから、それを天ぷらにするので、なにもつけずにそのまま食べます。

これも香川県の蔵　勇心酒造の純米おいでまい

香川の食用米「おいでまい」で作られた酒です。

三豊のアスパラ。

驚いたね～～～アスパラは、北海道！って思っていたけど、三豊のアスパラ負けてない。

綾菊　山廃純米　火入れ原酒　2013年。　
酒好きの私に、是非飲んでもらいたいって！

店主手造り、　香川名物　しょうゆ豆。

國重　純米大吟醸　生原酒　　なんと、封切り。

60本しか作られていないうちの22本目

これは、なんだ？覚えてないわ。

これまた、香川の別の蔵、　
西野金陵さんの、金陵生　純米吟醸生酒　ラベルなし。

瀬戸内の小魚「テンジクダイ」の唐揚げ

川鶴　純米吟醸　朝日

夜7時から飲みはじめて、4時間近く。

店主との香川三昧のお話、とっても楽しかった。

オール香川の夜・・・・最高