2019/08/24 - 2019/08/24
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たびたびさん
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新庄まつりは、今から260年前、凶作に打ちひしがれた領民を前に、新庄藩5代藩主、戸澤正のぶが希望を持たせようと祭典を行ったのが起源とされています。現在は、毎年、8月24~26日の宵まつり・本まつり・後まつりからなる山車祭で、今や山形県内で唯一のユネスコ世界遺産登録の祭りとなりました。
今回は、宵まつりと本祭りを拝見。祭りを担うのは町衆と在郷衆。山車を担うのが町衆で、お囃子を担うのが近隣の在郷衆。それぞれを「若連」「囃子若連」と称します。
祭りのだいご味ですが、駅から最上公園の間のメインストリートで昼間の飾りと夜のライトアップされた飾りとの両方を楽しめる絢爛豪華な山車がまずは基本。山車は、「やたい」と呼ばれ、歌舞伎やおとぎ話をテーマにして数か月かけた手作り。もったいないようですが、3日間の祭りが終わると壊してしまいます。単純に大きさや派手さでいえば、例えば八戸三社大祭にはとても及びませんが、片側一方から眺める独特の作りは、見慣れてくるとむしろ心地よい世界観が感じれるようにも思います。
そして、もう一方のお囃子も実は負けてはいない。主役の太鼓は大太鼓と小太鼓の両方を交互に叩くのが独特の変化になっていますが、それとともにというかそれ以上に、対になって互いの緩急の身振りをピタッと合わせるパーフォーマンスがかなりの面白さ。これだけ見せる要素が磨き上げられている太鼓って果たしてこれまであったかなあ。山車もお囃子もどっちも負けず劣らずワクワク感が止まらない祭りだと思いました。
さて、一日目は宵祭り。お囃子の妙技と夜の華麗なライトアップを中心にお届けしたいと思います。
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朝イチの山形新幹線で東京から新庄に到着。
新庄駅の続きのホールでは在郷衆によるお囃子のご披露ですね。 -
ステージの上では笛と鐘の面々。
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そして、ステージの手前。正面には太鼓の二人。
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えー。なんですかあ。
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二人は左右の対になっていて
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ドドン、ドンドン。
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イチオシ
ドンドンドン。
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緩急を織り交ぜた拍子を奏でながら、お互いの息がぴったり。左右対称な体の動きがとっても面白いですねえ。
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今度はちょっとかっこいい女性の演技。
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ドドン、ドンドン。
ドンドンドン。 -
和太鼓って、力強さとか小気味の良さとかで見せるのがだいたいなんでしょうが、これは軽妙さとかおつな感じ。表現は適切ではないかもしれませんが、チントンシャンのお座敷芸みたいな感じかな。相手の想像している太鼓のイメージをひょいと外して、それをまた楽しんでいるみたいなところがありますね。
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何組かを見ましたが、私の見るところ、この花笠を被った組が一番かな。
ドドン、ドンドン。ドンドンドン。 -
手の振り上げ方とか。タメの作り方とか。工夫しているところもすべて息を揃える。
ドドン、ドンドン。ドンドンドン。
ドドン、ドンドン。ドンドンドン。
いやあ、お見事お見事。新庄まつりは山車だとばかり思ってましたが、そうではないんですね。いきなりサプライズの展開となりました。 -
さて、気持ちが落ち着いたところで、市街へ。まあ、何度か来ているので、それなりに土地勘はあるんですよね。
手打ちそば さぶんは、新庄を代表するそば屋さん。山形なら、やっぱりそばですよね。 -
座敷の食事処は広いですが、次々お客さんがやってきて、開店からほどなく満席といった感じ。
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シャキッとしっかりしたそばが小気味いいんですが、蕎麦つゆもオーソドックスな味わいだし、敢えて言えばやや単調な味わいかな。あんまり特別感はなしで、むしろ普段着のまま気軽にそばを楽しむというお店かと思います。
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ここから、少しB級グルメのチェックも混ぜましょう。
マルシャン北欧は、新庄駅からどんどん歩いて行った最上公園の前。外観からしておしゃれできれいなパン屋さんです。 -
店内は何人も人がいて、活気がありますね。
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いただいたのは、塩パン。ただ、この塩パン。ちょっともっちり柔らか系。カリッとしたキレの良いたタイプを予想していたので、私としては少し残念だったかな。
なお、ここは和みロールというのが名物みたいです。 -
目の前の最上公園は、新庄城の跡。
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ちなみに、新庄城は、新庄藩6万石、戸沢氏の居城です。戸沢氏は、最上騒動と呼ばれるお家騒動で山形藩最上家57万石が改易されてこの地に入封。山城であった真室城が不便であることから、この平城を築城します。
後年、戊辰戦争では、新庄藩は、秋田藩に同調し、奥羽越列同盟から離脱。これに激怒した庄内藩からの攻撃を受け、新庄城は陥落し、そのほとんどを焼失してしまいます。今は、お堀と石垣で当時を偲ぶしかありません。 -
公園の奥に建つ戸澤神社は、新庄藩主戸澤家の始祖、戸澤衡盛と角館から新庄に移封してきた際の藩主、戸澤政盛を祀ります。ちなみに、戸澤衡盛は、木曾義仲に属していたようですが、その後、源頼朝に臣従。屋島の戦いや奥州合戦での活躍により、雫石で大身の御家人となったという人物です。
もう少し説明を加えると、新庄藩初代の戸澤政盛は、徳川の譜代大名、鳥居忠政の妹婿。ちなみに、この鳥居忠政は、関ケ原の戦いの前哨戦、伏見城の戦いで玉砕した鳥居元忠の次男ですから、たぶん当時は飛ぶ鳥を落とす勢いのあった家柄ですね。最上家が改易となると、鳥居忠政は出羽山形藩22万石に移封。これに伴って、縁戚となった戸澤氏も新庄に入ったという関係。ちなみに、この時、鶴岡藩13万8千石に入った酒井忠勝も鳥居忠政の娘婿です。一族で固めて東北に睨みを効かせると意味だったのですが、ほどなく鳥居家は跡継ぎが途絶え改易。2代将軍・徳川秀忠の2代将軍徳川秀忠のご落胤で、3代将軍家光にかわいがられた保科正之が後に入る。ただ、これも長続きせず。保科正之が会津転封となったあたりから、山形藩のアイデンティティは訳がわからなくなっていくというのが私の認識です。 -
ちょっと長くなりましたが。。
さて、小島菓子店は、戸沢神社から少し市街の方に歩いたところ。交差点の角にあるのですが、外観は一般住宅と同じなので、始めは全然気が付きませんでした。 -
ただ、中に入るとちゃんとした洋菓子屋さんなんですけどね。
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いただいたのは、イチオシのレモンケーキ。スポンジケーキのしっとり感もなかなかだし、レモンの欠片が入っていて香りもいい。予想外に完成度の高いレモンケーキでした。
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続いてのプランタンは、市街中心部から警察署通りに向かう途中。目立つ建物のパン屋さんです。ただ、商品はもがみ物産館でも置いていて、お店の方に行かなくてもOKでしょう。
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カボチャの餡子のあんぱんをいただきましたが、カボチャの香りがしながらも餡子の甘さがしっかりあって、とってもバランスがいい。技術のほどが素晴らしいパン屋さんだと思います。
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これも近場の叶内冷菓。祭りの期間は市内にいくつか出店も出していました。
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秋田のババヘラアイスみたいなサラサラの味わいですが、敢えて比較するともっとサラサラ。三色の色合いもけっこう賑やか。楽しいです。
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さて、そうこうしているうちに、山車の準備も整ってきたようです。
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市内のあちこちから山車が動き始めました。
これは馬喰町若連 -
これは土蜘蛛。源頼光の土蜘蛛退治というやつですね。
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テーマは、四天王楓江戸粧
源頼光と家臣の四天王の活躍をかなり鮮やかな色使いで表現します。 -
山車の後にはお囃子が続きます。
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太鼓はさっきのステージでは二人の対でしたが、本番では四人ですか。
白い股引がかっこいいですね。 -
その後ろは、笛と鐘です。
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若葉町若連です。
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テーマは歌舞伎の「成田山分身不動」
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成田山は市川團十郎が江戸深川で行った最初の出開帳と同時期に、初代が胎蔵界不動、二代目が金剛界不動を演じた「成田山分身不動」が大当たり。
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成田屋市川團十郎の深い帰依と、お不動さまの御霊験が江戸中に知れ渡ったということです。
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ただ、成田山新勝寺は、平将門の乱を鎮めたというのが隆盛の始まり。なので、将門びいきの私としてはちょっと複雑なんですけどね。
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これもお囃子が続きます。
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落合町若連の義経と弁慶「運命の出会い 忠義の契り」
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真っ赤な顔の大天狗があたりを見下ろして。いやあ痛快ですね。
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鞍馬寺で雌伏の時を過ごした義経の幼少期です。
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イチオシ
中央には、大きな鯉をつかんだ少年。これは、鬼若丸。弁慶の幼名で比叡山に預けられる。ある時、女子供を食い殺していた鯉を退治したという「鬼若丸の鯉退治」の伝説です。
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いずれにしても、これもデフォルメが効いて素晴らしいです。
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これは、義経と弁慶が出会った五条の橋ですか。
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義経はもう小童という感じではないですが、
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イチオシ
まあそれはそれでいいでしょう。
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沖の町の祇園祭礼信仰記 金閣寺
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天下をもくろむ松永大膳(まつながだいぜん)。
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金閣寺に将軍の母と絵師雪村の娘雪姫を囚えますが、知略をもって救出に向かう此下東吉(このしたとうきち)。
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その活躍を描く歌舞伎の演目の一つです。
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大正町若連は、
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祝天皇即位 令和元年 寿七福神
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山車いっぱいに七福神が勢ぞろい。
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令和の時代が平和で豊かな時代となりますように。華やかでおめでたいテーマです。
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そして、太鼓と
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笛のお囃子が続きます。
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清水川町若連は、
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イチオシ
義経千本桜 鳥居前
義経も静御前も衣装がなんか江戸時代っぽいんですが、まあいいかな。 -
ちなみに、鳥居というのは京都の伏見稲荷の鳥居。義経のお供をしたいと追いすがる静御前に初音の鼓を預け京都で待つようにと諭すものの聞き分けがない。仕方なく、梅の木に縛り付けて立ち去る義経一行です。
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宵祭りの本番は夜なので、ここからまた少し散策。
悠豆里庵は、餡子屋さんがやっている甘味処。東京の三越なんかにも商品を出しているということでした。 -
そういう意味でもメインの餡子は注目だったんですが、ちょっとしっかり固まりすぎかな。優しく滑らかに食べれる方があんみつはおいしいはず。ちょっと厳しいですが、甘味処としての基本がちょっと違うような気がしました。
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少し移動して。おかしの家って、平易な名前ですけど、ロードサイドのしっかりした洋菓子屋さん。スティックシュークリームというのが気になったんですが、あいにく、それは売り切れ。
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代わりに写真の焼き菓子をいただきました。サクッとした歯ごたえなのに濃厚な味わい。おいしくいただきました。
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ここで早めに晩飯。
一茶庵 支店は、なんでも新庄名物のもつラーメン発祥の店。 -
前回来た時は駅前の急行食堂で食べたことがあったのですが、あれれ?ここのは全然違う。少し細い麺に透き通ったスープがよく絡むし、柔らかなもつのうまさも抜群。これは確かに新庄の名物。そのうまさを今度はしっかり確認できたと思います。
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一茶庵支店の向かいの和菓子屋さんは、大阪屋 菓子店。揚げ饅頭が人気のようで入ってみましたが、既にそれは売り切れ。
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代わりに、餡子がぼってりの田舎まんじゅうをいただきました。しっかりした甘さの安定した味わい。年季を積み上げたうまさを感じました。これなら問題なし。しっかりしたいいお店です。
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そこから柳の清水跡を目指しますが、戸田菓子店は、その途中。
お菓子屋さんなんですが、なんか昔の酒屋さんのような感じもするし、ちょうどあいのこみたいな感じかな。
商品は少なくて「くじら餅」くらい。それも大きなタイプしかないので、拝見しただけで退散しました。 -
そして、これが柳の清水跡。新庄城下の入口にあった清水を復元したものです。ただ、城下の入り口といっても、市街の中心部からはけっこう歩くので、観光客にはハードルが高いかな。
芭蕉もこの清水を飲んだのではと推察されていて、芭蕉の句「水の奥 氷室尋る 柳哉」を刻んだ句碑もありました。 -
さて、いよいよ。通りの方に戻ってきて、適当な場所に陣取ります。
はいはい。先頭がやってきましたよ~ -
提灯を下げて進む役員さんに続いて
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一番は、新松本町若連。石山本願寺合戦です。
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赤いマントに南蛮鉄の鎧をまとった信長に
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対抗するのは顕如率いる浄土真宗の石山本願寺。
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信長包囲網の中心として徹底抗戦を挑みます。
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ドドン、ドンドン。ドンドンドン。
ちょっと軽やかな響きもおつですねえ。 -
千門町若連は、歌舞伎十八番 助六由縁江戸桜
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イチオシ
江戸の美男の代表、男伊達の助六。
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花の吉原で大いにもてるが、あちこちで喧嘩を売る暴れん坊。
その恋人の花魁、揚巻も、きっぷの良さが信条です。 -
ドドン、ドンドン。ドンドンドン。
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上金沢町若連は、陰陽師 四神
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イチオシ
四神(しじん)は、天の四方の方角を司るとされる神獣。青龍・朱雀・白虎・玄武です。
牙をむく白虎の迫力もリアルだし、 -
火の鳥みたいな朱雀も鮮やかな深紅が素晴らしいですね。
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ドドン、ドンドン。ドンドンドン。
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上茶屋町若連は、妹背山婦女庭訓 吉野川
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妹背山婦女庭訓は。。帝を御所から追いだし、横暴の限りを尽くす蘇我入鹿。帝の復権を願う藤原鎌足らは服従したと見せかけ秘かに反撃の時をうかがうのであった。
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そして、吉野川の段は、大判事の息子久我之助と太宰の娘、雛鳥の恋物語。
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二人は相思相愛だったものの、長年にわたり領地争いをくりひろげる大判事と大宰は、それぞれに紀伊国と大和国を治めるライバル関係。両家の間に流れているのが吉野川です。
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上茶屋町若連は、天の川
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イチオシ
年に一度だけ会える牽牛と織姫。
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天空を舞うような動きの中にも、一年の間、会いたくて恋しく思っていた切なさが表れているような。
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テーマとしては難しかったんじゃないかと思いますけど、よくまとまっていると思います。
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北町若連は、京鹿子娘道成寺
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京鹿子娘道成寺は、今でいえば女のストーカー。大蛇と化して愛する男を焼き殺した安珍・清姫の道成寺伝説をもとにした歌舞伎の演目です。
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一晩の宿を施してもらっただけなのに、それが運命の始まり。
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清姫は、僧の安珍をどこまでも追いかけて、追いかけて。
大蛇と化した清姫は釣鐘に巻き付き、安珍は釣鐘の中で焼き殺されてしまいます。
恋は盲目?一方的な思いもかなり度を越しているんですが、なぜか広く人々の心に響いてきたお話。まあ、その理由。訳が分からないというほどでもないかなとは思います。 -
イチオシ
川西町若連は、枕獅子
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前半は位の高い遊女の傾城姿で手獅子を持って踊り、
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後半は牡丹笠をつけての獅子狂いです。
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常盤町・仲山町若連は、水戸黄門「新庄行脚」
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弱きを助け、悪をくじく。ご存じ水戸の御老公、黄門様。
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この紋所が目に入らぬかの最後のきめ場ですね。
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ありゃりゃ。こちらは銀さんの入浴姿。ちゃんと念がいってます。
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万場町若連は、羽州街道新庄宿「華の萬場町」
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かつては花街もあったんでしょうか。新庄宿の華やかなりし時代です。
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東本町若連は、左甚五郎の昇り龍
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中央に金色の昇り龍がいるんですが、
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これではちょっと分かりにくいかな。
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配役が多いので、そっちの方が目立っています。
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北本町若連は、勧進帳
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頼朝の追手を逃れて、奥州へ逃げる源義経一行。加賀国の安宅の関で、疑いをかける関守の富樫左衛門とそれを切り抜けようとする弁慶の掛け合いが名高い歌舞伎十八番の中でも最も有名なものの一つ。
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義経のテーマが多いような気がしますが、やっぱり東北だからでしょうかね。
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大正町若連は、祝天皇即位 令和元年 寿七福神
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はるか高みで悠々と琵琶を奏でる弁財天。
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その下には、でっぷりとしたお腹の布袋様。
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それぞれがそれぞれに個性があっても、こうして一堂に揃うとまたそれでおめでたさが増幅される。
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日本人なら誰でも好き。
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令和が平和で豊かな時代になりますようにと願います。
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南本町若連は、三人石橋
中国の清涼山に架かるまるで虹のような形をした橋。その向こうが文殊菩薩の浄土です。 -
それを渡ろうとする寂昭法師の前に獅子が現れ、豪快な獅子舞を披露します。
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鉄砲町若連は、忠臣蔵 赤穂浪士討ち入り
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主君の仇、吉良上野介はいずこにあらん。
四十七志の面々が必死に探索。 -
障子を打ち破って出てきた吉良上野介。慌てふためくさまがよく伝わってきます。
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落合町若連は、
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義経と弁慶「運命の出会い 忠義の契り」
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イチオシ
昼間見た時もよかったけど、これはいい。
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夜のライトアップもとっても映えますねえ。
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五条の橋に
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例の大鯉。まったくもって、スカッとする気分です。
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清水川町若連は、義経千本桜 鳥居前
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これも昼間とは違った感じ。
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より絢爛豪華に感じます。
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ドドン、ドンドン。ドンドンドン。
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馬喰町若連は、四天王楓江戸粧
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昼間見たのとはこれも雰囲気が違いますね。
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土蜘蛛も夜のライトアップでおどろおどろしさが増しています。
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ドドン、ドンドン。ドンドンドン。
ピ-ヒャララ~ -
末広町若連は、富士の巻狩り
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この巻狩りは、建久4年(1193年)、源頼朝が多くの御家人を集めて、富士の裾野で行った壮大な催し。
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新田四郎忠常の猪退治もハイライトの一つ。
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曽我兄弟の仇討ちもあったはずなんですが、それはどれかなあ。
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若葉町若連は、元禄歌舞伎 成田山分身不動
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これも昼間の感じとはかなり違って、
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イチオシ
不動明王の霊験が溢れる感じ。
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市川團十郎の渾身の演目となったことが十分うかがえる。
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めらめらと炎をバックにした不動も、こうなると命を吹き込まれたような感じです。
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ドドン、ドンドン。ドンドンドン。
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沖の街若連は、祇園祭礼信仰記 金閣寺
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先頭に立つのは、天下をもくろむ松永大膳。
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金閣寺にとらわれた将軍の母と絵師雪村の娘雪姫。救出に向かう此下東吉です。
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今回泊まったのは江口旅館。かなり混みあうことが分かっていたので、予め、予約をいつから受けるのか電話で確認しておいて予約。予約はスムーズにできました。
駅からも近いし、建物はすぐわかる。新庄まつりも近くで行われるのでロケーションとしては申し分なし。女将さんも気さくで、気持ちよく利用できました。 -
ただ、共用スペースは広くてゆったりしているのですが、客室は笑ってしまうくらいシンプルというか殺風景でした。
ここから、祭の二日目、本祭りに臨みます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
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- よっちゃんさん 2020/05/26 12:49:48
- 素晴らしい旅
- いつも詳しい祭りの旅行記ありがとうございます。私はうわべばかりの旅ですぎているなと反省しています。熊本の八代妙見祭はごらんになりましたか?
- たびたびさん からの返信 2020/05/27 20:47:52
- RE: 素晴らしい旅
- 八代妙見祭のこと。全く知りませんでしたが、なかなかの祭りのようですね。
九州の祭りだと山笠が一番なんでしょうが、その次は長崎くんち、唐津くんち。その辺りまでは拝見していますが、後は小倉祇園太鼓とおはら祭りくらいかなあと思ってました。しかし、なるほど。もう一度整理しなおす必要があるみたいですね。貴重な情報ありがとうございました。
たびたび
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