サハリン3日目　ユジノサハリンスク市内観光1

2019/08/13 - 2019/08/17

本当は寝台列車でノグリキまで行きたかったのですが、日本時代の軌道をロシア本土のものに合わせるための工事中とかで今回はあきらめて、市内の要所を一通り見てまわりました

この日は、日本の11月後半ぐらいの寒さでした。
今年は、特に寒く、夏になってから晴れた日がないとのこと。

街は埃っぽく、散水車も見かけました

親日な人が多く、写真を撮っていたり、買い物をしていると声をかけてきてくれたり、街案内をしてくれたり、そういったちょっとした交流も面白かったですね

前日の登山の筋肉痛がきつかったです

エリア ユージノサハリンスク(ロシア)

• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

今日は1日かけてユジノサハリンスク市内を散策です
まずはホテルで朝食

ホテル近くの八百屋さんからスタート

長い形のスイカ。ここではこの形が一般的なようです

色とりどりの野菜や果物が並んでいます

日本とあんまり変わらないような気もしますが、上から二段目の棚の黄緑色のは、もしかしてなすび？　
もしそうなら、日本のなすびとはが違いますね

次に行ったのは「サハリン郷土博物館」
日本時代の建物だそうですが、中国っぽい感じがするのは、当時こういう様式の建築がはやったからだそうです

サハリン州立博物館 (旧：樺太庁立博物館) 博物館・美術館・ギャラリー

庭には大砲など武器が。

サハリンは石油で発展したところなので、これは石油の掘削機なのかな？

1回入って左側には、サハリンの動物。
シカはエゾシカに近い感じですね。

トナカイもいます
そういえば昔の記録フィルムで、日本時代樺太に住んでいた人たちがトナカイのそりに乗っているのを見ました

ヒグマですね

狼も絶滅した蝦夷オオカミに近いものでしょうか？

アイヌ民族の鎧

日本時代の写真が数多く展示されていました

日本時代のユジノサハリンスク市。当時は豊原市でした

日本時代のものがいろいろ展示されていました
ちょっと(？)と思ったのは、食器と一緒に仏具のおりんが並べられていたこと
食器と間違われているのかな？
写真はないんですけどね。

国境線上に置かれていた境界石

旧拓殖銀行豊原支店。
現在はサハリン州立美術館になっています

サハリン州立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

美術館の入り口は左側にあります

サハリン州政府庁舎

サハリン州政府庁舎 建造物

上にはロシアとサハリン州の旗
北方4島も描かれてますね～…

コミュニスト大通りを歩いていると、ロシア人女性から声をかけられ、「ちょっと休んでいくといいですよ」ってここを紹介してくださいました
樺太庁サハリン事務所

稚内サハリン事務所 散歩・街歩き

ビルのドアを開けてみると中はこんな感じです

奥に入って入り口のドアを開けると

中には稚内から赴任してこられたばかりのMさんと現地の女性がいらっしゃって歓迎してくださいました
「サハリンにお越しの際はお立ち寄りください」とのこと

サハリンの地図なども貼ってありました

チェホフ通りとコミュニスト大通りの交差点だったかな。。。^^;

市内は路線バスが走っていて、移動には便利です
一律20ルーブルです

通りには、こういう出店がよくありました

ユジノサハリンスク駅前公園のレーニン像

レーニン像 モニュメント・記念碑

駅前の公園

ユジノサハリンスク駅前の交通博物前にあったD51
日本大好きなおじさんが、話しかけてきてくれなかなか去っていきません
日本のあちこちを旅行したのだとか。

ユジノサハリンスク駅
前は工事中

ユジノサハリンスク駅 駅

ユジノサハリンスク駅　ここから寝台列車に乗って北にあるノグリキに行く予定だったのですが、日本時代の線路幅をロシア本土のものへと敷替え中とのことでストップしていました

入り口のドアを開けると、いきなり保安検査機
戸惑いました^^;

駅舎の外にあるプラットフォームへ行く地下通路
ここも工事中(通行は可能)

フォームには列車が停まっていました

ユジノサハリンスク駅から、復活大聖堂まで市内循環バスに乗りました
料金は、一律20ルーブルで、乗るときに手渡しです

バス内はこんな雰囲気
すべての停留所に停まります。

戦勝広場に向かう勝利大通り沿いのカフェで、軽いランチを兼ねて一息。
コーヒーにソーセージロール

友達のメニューはこれ
ピロシキかと思ったらちょっと違ったそう。

勝利大通りです
奥は戦勝広場

正面は戦勝広場と戦争博物館
昨日知り合ったAさんの話によると３Dがすごいらしいです。
「日本のことも展示されていますよ」　というこで、ぜひ見ていってほしいという気持ちを感じたのですが、残念ながら時間がなくて入れませんでした
次回はぜひ見学したいところです

戦争博物館前にて

戦争博物館の向かって右側には復活大聖堂があります

チェホフ山からも屋根がきらきら光っていてとてもきれいでした
昨年来たときは、団体旅行で外から見学しただけだったのですが…

中に入ると息をのむほどの美しさでした！

天井もこんなにきれい

ここは必見の価値、大いにあり！　です

建物の外側のタイル

建物の写真はないのですが、復活大聖堂のさらに右(南)にあるロシア歴史博物館です
ここもとても面白いものでした

第二次大戦のことかな？
ロシア語は読めません

日本のことも展示されていました

日本時代の写真もいろいろありました
当時は、日本人もロシア人も仲良く暮らしていた感じですね

現代までの移り変わりが見れます

戦勝広場の方からゴーリキー通りを見たところ

旧樺太神社後の参道。
昔はここに鳥居があったとか

ゴーリキー通り

コミュニスト大通りにあったスーパー。
日本の缶ビール

パン、ケーキ、キッシュなど

お土産コーナーかな

スーパーのレジ横にあったサハリン州の旗。
国後島や択捉島も入っていました

ホテル到着後、この日の夜も初日に親しくなったAさんの案内でロシア料理もお店へ。
私たちの希望でボルシチのおいしいお店に連れて行ってくれました
店名は聞いたのだけど…^^;

ここはウクライナの田舎の民家を模して造られているそうです
日本からのお客様も多いとか
店内はこんな感じです

ウクライナの民族衣装のウエイトレスさん

店内にはいろいろ珍しいものがありました

これはオオカミの毛皮。ほかにもクマやイノシシ、鹿のはく製もありました

糸車

アイベックスのはく製

クマのはく製も

クマの毛皮

この天井から下がっている飾りは食べられるそうです

壁にはこんなにかわいい飾りも。

楽しみにしていたボルシチ

ロシアではランチに食べるそうです

ペリメニ。私は初めてでした

これは何だろう…クレープのような…

入り口はこんな感じ

トイレの入り口もかわいい