親と子のギャラリー日本のよろい！

2019/08/21 - 2019/08/21

　上野にある東京国立博物館（東博）本館1F・2Fでは「親と子のギャラリー日本のよろい！」と題した展示がなされている。また、１Fでは「日本文化体験」と称してレプリカのよろいに触ったり、レプリカのかぶとをかぶったりすることができる。あるいは、曜日によっては「よろい着用体験」と題して、写真の３つのよろいとかぶとを着ることができる。ただし、定員は各日22人であり、参加料は1,000円である。
　「親と子のギャラリー」と銘打っているから子供とその親を対象としたイベントのようにも思えるが、現実にはよろいやかぶとは外国人にも大変な人気である。よろいとかぶとを着ることで誰もがサムライやSAMURAIに変身できる。もっとも、ここに展示しているレプリカのよろいとかぶとはいずれも侍大将が身に着けるものであろう。
　子供や外国人ばかりではなく、おばさんもかぶとをかぶっている。おばあさんでもかぶとをかぶるという。小さい頃は男の子よりも女の子の方がわんぱく（正しくはおてんば）であるから女の子がかぶとをかぶるのは予想していた。しかし、おばさんやおばあさんもかぶとをかぶるとは思ってはいなかった。
　端午の節句に外ではこいのぼりを上げ、中では五月人形を飾る習慣も根付いている。そうしたことを考えれば、外国人であれ、日本の子供たちやおばさんおじさんやおばあさんおじいさんまでよろいやかぶとに非常に興味を持っていることは理解できる。
　次は？来年の夏休みには忍者装束か何かでもやっては！？
（表紙写真はレプリカの真田の赤の鎧兜）

エリア 上野・御徒町(東京)

東博正門横のポスター。

東博正門を入ってのポスター。

「よろい着用体験」用のレプリカの鎧兜。

レプリカの真田の赤の鎧兜。

レプリカの黒の鎧兜。

レプリカの橙の鎧兜。