2019/08/10 - 2019/08/11
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さぎぱんださん
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旅は3日目から始まります。そしてこの日の朝、西寧駅に向かう路線バスでポケットWi-Fiを落としました。絶望感は相当でしたが、張掖の丹霞地質公園で見た絶景に感動し気持ちは急転するのでありました。
8/8木 羽田→北京→西寧 西寧泊
8/9金 チャカ塩湖 西寧泊
〇8/10土 西寧→張掖西 丹霞地質公園 張掖泊
8/11日 張掖西→敦煌 敦煌泊
8/12月 莫高窟、鳴沙山、月牙泉 敦煌泊
8/13火 敦煌→嘉峪関 嘉峪関 嘉峪関南→西寧 西寧泊
8/14水 青海湖 西寧泊
8/15木 西寧→北京→羽田
の〇印をお届けします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
おはようございます。8月10日、3日目です。
この地図はホテル内にあったもので、その1でも載せたものですが、今回の行程がすべてこれに収まるので加工してみました。
3日目は西寧から新幹線に乗るよー -
朝の動きは昨日と同じ。ホテル近くのバス停から路線バスで西寧駅へ。
ただ、昨日と違うのはチェックアウト後なので荷物を全部持っての移動であったこと。その中で、ポケットWi-Fiはズボンの尻ポケットに入っていました。すると・・ -
バスに乗ったら席が空いていました。どっこいしょと座って10分後。昨夜食べた蘭州牛肉面のせいか、トイレに行きたくなってきた。
西寧駅のトイレの個室に入ってそこで気づいた。
「あれ?尻ポケットに何もない。ポケWi-Fiは???」
え?え?うそ!?
まだ3日目だぞ。あれが無いといろいろと詰む。一気に動揺する私。 -
急いで歩きながらノートに書いて西寧駅バスターミナルへ。
「すいません、20路バスで忘れ物をしました。こんなの」というヨレヨレのWi-Fiの絵を描いて、事務室のおばちゃんに見せた。
ちなみに、ポケトークも不能だから口頭で伝えられずに、ノートに書いたこれを無言で指さした。「ティンブートン」で一蹴されました・・・。
※ティンブートン:何言ってるかわかりませんの意味。オレの良く使うセリフを初めてネイティブで聞いた・・・。ちなみに忘れ物は中国語では「遺失」なんですね。日本でも使うやん。 -
昨日、ノートに切符の予約番号をメモしておいたことがここでピンチを救うとは。絶望感と共に、駅構内へ。そして改札へ。
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この窮地を脱する方法を考えた。そうだ、自分が行くところはすべて有名な観光地ばかりだ。日本人に会えれば少なくとも家族に連絡を取ることができるぞ!
元気出てきた!
オレ8:57発の新幹線に乗る! -
おぉ、中国で初めて乗ります。
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こちら1号車=1等席です。英語ではファーストクラスとありました。左右2席ずつでした。
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…のくせに、座席にテーブル無いのかいな。
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張掖まで1時間45分。地球の歩き方で予習をします。今日の目的は、丹霞地質公園です!!
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定刻の10:45に張掖西駅に到着。さて、まずは昨日のチャカ塩湖の教訓を生かし、次の切符を発券しておくことにした。そこに、客引きのおばちゃんが現れた。丹霞地質公園のプレートを見せてアピールしてくる。
基本そういうのは無視するのだが、Wi-Fiを失った今、話し相手がいることは頼もしい。向こうのスマホの翻訳ソフトは英語変換のものだが、それでも英語でまずはチケットを買いたいことを伝えた。
そしたら丁寧に売り場まで連れてってくれて、今後の切符3枚をすべて無事に発券できた!おばちゃんのその親切心に恩返しをすべく、筆談で交渉を始めることにした。 -
それがこちら。張掖西駅から丹霞地質公園までは単程(片道)100元だという。双程(往復)なら200元。
オレ<復路も駅に戻ってくるの?それよりホテル近くの万寿寺木塔に下ろしてほしい。
おば<そこはあなたが自分で行きなさい。
オレ<明白了(わかった)!
なんだかんだで結局このおばちゃんの誘いに乗ることにした。今思えば、駅から市街地に行ってそこから路線バスに乗るよりはるかに時間効率が良かったので、高額だが良かったと思う。 -
ってことで、おばちゃんの車に乗車。張掖西駅から丹霞地質公園までは約40kmで片道50分ほど。
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30分が経過したころ、なんか山が見えてきた。
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すももくれた笑
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丹霞地質公園は、北門と東門と西門があります。どこの門から入っても同じ展望台にたどりつくので入り口を気にする必要はない。メイグァンシー。
画像は北門です。道路がここで行き止まりになってるので、ここで降ろされました。100元を払ってお礼を言いました。 -
さて、北門から向かいます。ごらんのように快晴。紫外線は今日も強烈です。私は日傘を差しています。
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まずはお土産屋さんエリア
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いよいよですね。ここが今回の旅の目的の1番手なんですよ。ここの画像に衝撃を受けて、憧れるだけでなくまさか本当に来るとはね。
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72元だったかな。入場チケットです。
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景区内はバスで移動します。バス代はすでに入場料に含んでいます。これに乗ると、第1展望台に連れていかれます。これ、他の門から入場しても同じ。
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はい、こちら第1展望台エリア。シマシマ度は序の口。「おぉ、あのへんが確かにシマシマ」って程度。
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こんなかんじ。
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しかし、日本人はいないねぇ。
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この七彩仙縁台ってのが第1展望台です。
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展望台付近にはトイレや売店が充実してます。日陰の休憩所もありました。
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こちらは風鈴と絵馬が融合されたようなもの。願い事が書いてあって、風に揺られてリンリーンと音色が聞こえます。
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すべての山がシマシマってわけではないのはなぜだろう。
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熱気球もあるようです。さて、第2展望台に行きましょか。
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第1展望台からバスに乗って数分、第2展望台にやってきました。
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いきなりの上り坂ですか。この天気に上りはけっこうしんどい。
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ちょっと見晴らしの良いとこにやってきました。
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結論から言うと、この第2展望台エリアに見とれてだいぶ長いこといました。
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画像だけでしかお届けできないのが残念だ。
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スマホのカメラでもバシバシ撮ってました。
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風が強いので、お供ズも包み込むように持たないと。
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このパンダは3年前の秋、根室中標津空港の売店で買いました。旅行記vol.3の話です。実はそれ以前は違うパンダだったんですよ。
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vol.8の宮古島編には先代のパンダくんがいますよ。
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一方、中華まんは4年前の春、横浜の中華街で買いました。いつも笑顔で元気が出ます。
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中華まんにも先代がいます。以前は温泉饅頭くんがいました。表情は似てますが、表面は茶色。
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ってことで3年前の秋からこのコンビです。
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なかなかなベストコンビだと自負している
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これは第2展望台のとある方向から見える風景の名称ですかね。
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しばらく風景が続くので、このコンビの話を続けます。なぜそれぞれ先代から変わったのかと言いますと、
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パンダのほうはキーホルダーに吊るす部分が劣化してちぎれてしまい、もう吊るせないため。旧パンダ君は自宅にいます。
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中華まんの先代である温泉饅頭くんは、6年前にオーストリアに行ったとき、
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デジカメに吊るしてプラプラしてたら、いつのまにかちぎれたようでいなくなってました
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だから、ウイーンの街で転がっている温泉饅頭くんを見かけたら私のですw
あ、ちなみにこの第2展望台は七彩雲海台ですね。ここからの眺めはけっこう良かったよ。 -
そして、バスで移動して第3展望台へ。
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これが第3展望台からの眺め。まずまず。
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ところで、1人で歩いていると写真のシャッターをしばしば頼まれます。
もちろん中国語でカウントダウンします。イーアーサン!
いや、カウントアップだな。 -
そこで、とある中国人女性からシャッターを頼まれました。彼女も1人で来ているようです。英語で話しかけられて、そこから英語で少し話したのですが、
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けっこう流暢に話すんですよ。そこで、Are you really Chinese?って聞いたら、確かに中国の方でしたけど英語の先生をしている方でした。どうりで。
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すごいね。英語と中国語を話せるなら、30億とか40億人と話せるよね。
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チェンドゥーから来たというので、その地名にビンゴでしたよ。チェンドゥーは四川省の成都でパンダさんの故郷じゃないか!
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あ、これマイ日傘です。あえて映してみました。
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ハンググライダー体験もあるんですね。
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さて、第4展望台にやってきました。この七彩虹霞台は、先に言います。これすごいよ。鳥肌が立つぐらい素晴らしかった!!
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カラフル度が強い!!
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さて、まったく日陰がないので観光客はみんなヒーヒーしてます。紫外線対策は必須だよここ。
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本当に暑いところでは半袖じゃなくて長袖だね。
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日本では日傘を差さない私ですが、今回の旅のために初めて日傘を買いました。そして、おかげで紫外線のダメージを受けることなく平和に帰国しました。
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帰国してからも堂々と日傘をするようになりました。
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あ、いい場面なので日傘の話、中断します。
これ山をカラフルな爪で引っ掻いたような感じ。これ、自宅のパソコンの壁紙にしてます。 -
日傘をする男性ってなんか男らしくないとか、なんだかんだ意見がありますけど
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紫外線の対策をするのに男性も女性もないと思うんだよね。だって、あんなUVをまともに受けてたら皮膚のダメージ相当だよ。
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いやー、表現に乏しいのだがこの絶景は世界唯一だよ。第1目的にして良かったと満足できる圧巻の眺望でした。
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人をこれまで写していませんが、こんな感じでわんさかいます。
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山肌をドアップしてみたのだが、なぜ色がついているのかはわからず。ただ、すごく乾燥していることはおわかりいただけるはず。
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ここの第4展望台から先はバスの乗り場が分かれていて、東門行、北門行、西門行になります。ここは自分が入場したところに合わせてバスに乗れば帰れます。
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ってことで、無事に北門のほうに戻ってきました。入場してから3時間ぐらいでしたね。
張掖西駅到着 10:45
切符購入や交渉 ~11:15
丹霞地質公園着 12:30
現在 15:30 -
出口の改札を出ると、ご飯どころとお土産屋さんエリア。
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張掖の市街地までは乗り合いバスで行きます。人がそろうまで時間がどれくらいかかるかがカギ。でも15元で行ける。
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張掖西バスターミナルに着きました。現在18:00
このあと街を歩いてホテルにチェックインしました。
今回の泊まったホテルの中で一番良かったです。この日の朝、Wi-Fiを落としたショックもどこへやら。期待以上の絶景を見て満足でした。
その3は敦煌編前半です。ご期待ください。ご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- PHOPHOCHANGさん 2019/11/22 07:25:16
- 自分も張掖行って来たばかりです
- 楽しく、且つ懐かしく拝見させていただきました。
実は自分も失くし物してるので、とっても共感(汗)。
ところで、1等車の座席のテーブルは肘掛けの中に折り畳まれていました。判り難いですよね。
青海湖やチャカ塩湖はシーズンオフで行かれませんでしたが、先への参考にさせていただきたいと思います。
- さぎぱんださん からの返信 2019/11/22 21:03:46
- Re: 自分も張掖行って来たばかりです
- PHOPHOCHANGさん、こんばんは。
楽しくお読みいただきましてありがとうございます。旅先のトラブルも今となっては貴重な経験ですね(笑)
1等車のテーブル事情を初めて知りました!周囲に誰もテーブルを使っている人がいなかったので、中国人もどれだけ知っているのでしょうね。
チャカ塩湖は西寧から電車でノンストップ4時間で行けますよ。西寧駅で帰りの切符も発券するのを忘れずに!今後、PHOPHOCHANGさんの旅にお役に立てれば幸いです。また、中国をいろいろとご経験されているようですので、助けていただきたいです。成都、九塞溝、貴州省など行きたいところはまだまだあるんですよ。
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