オーストリアの街歩きとハイキング７【カプルーンから曇天のノイシュティフトへ（泣）】

2019/07/20 - 2019/07/31

　カプルーン最後の朝、チェックアウト前にどこか行こうと思っていたところ、やはりツェルアムゼー・カプルーンカードにあったSigmund-Thun-Klamm（渓谷）に行っておくことにしました。
　６６０番のバスでお山の方に向かう方向にあります。
　その後、バス＆電車でノイシュティフトに向かいました。
　途中電車が遅れたりといろいろハプニングはあったものの、無事、ホテルにたどり着きました。
　ここでも、宿泊者には、バスなどの交通機関やリフトなどの料金が無料になるカードを提供してくれますので、天気が良ければ展望台からの景色やハイキングを堪能できたはずでした。
　残念ながら、お天気に恵まれず、ここでの滞在は残念なものになってしまいましたが。

エリア ツェル・アム・ゼー(オーストリア)

カプルーン最後の朝ですが、今日もキッツシュタインホルンはご機嫌さん。

６６０番のバスで１０分弱の滝に行ってみることにしました。

かつて氷河でおおわれていたカプルーン渓谷。
氷河が溶けたときに残された急な岸壁とその間を流れる水の力強さを感じさせてくれました。

こんな感じの流れのそばを数百メートルほど歩きます。

と、ダムから流れ出す水の流れが・・・

その上流は湖になっていました。

この湖の周りを一周。気持ちのいいお散歩でした。
さて、この後、ホテルの部屋にいったん戻り、ツェルアムゼーまでバスで移動し、そこからインスブルックまで電車移動。
インスブルックからノイシュティフトまでバスで移動し、ようやくホテルにたどり着きました。
カプルーンからツェルアムゼーまで約２５分、ツエルアムゼーからインスブルックまで約２時間、インスブルックからノイシュティフトまで約５０分と長い道のり。
しかも、途中、乗り換える電車が数十分遅れ、ついたころにはくたくたでした。

ホテルについてすぐに、ステューバイカードを発行してもらい、ホテルのすぐそばのエルファ山へのゴンドラ乗り場から上に登りました。
どんよりしているけど、ステューバイ谷の様子は見えました。
でも、すぐに雷鳴が響きだしましたので、速攻で退散しました。
この後は、ホテルのサウナで汗を流してのんびりし、夕ご飯。

翌日朝です。
シュリック2000への直通バスの時間を聞き、展望台に登りました。
こんな感じで、時々霧が晴れたときに山の姿が見える程度でした。

どんどん霧がかかって真っ白になったり、山が見えたりと、不思議な光景ではあるものの残念です。

谷の向こうもこんな感じで全然な眺め

フォートラの投稿で美しい光景が広がっていたパノラマヴェグですが、ここは真っ白。

本来ならこんな景色の中をハイキングする予定だったのです。

あまりの落差に心が折れました。
景色がきれいじゃなかったらハイキングは単なる苦行・・・
足元のお花をちょこちょこ撮影していったん下界に降りることにしました。

お花②

お花③

お花④

お花⑤

お花⑥

お花⑦

お花⑧
なんかテンション上がりません。
下界に降り、観光案内所でおすすめのハイキングコースを聞くも、ライブカメラで見たら同じような光景。
ハイキングをあきらめ、ライブカメラでは何一つ映っていないトップオブチロルの展望台で何も見えない世界を堪能（？）することとしました。

トップオブチロルに向かうロープウエイの乗り場。

どんどん登っていきます。
高度のある展望台の場合、雲を突き抜けてきれいな景色を見ることができる場合もありますが、今回は、ライブカメラでそんなことはあり得ないのを確認済み。
怖いもの見たさです。

どんどん雲が近づいてきて

雲の中に突っ込みます。

真っ白です。中間駅を過ぎても、真っ白は続き・・・

３２１０メートルのトップオブチロルに向かう階段のところは真っ白で何も見えません。
なんか吸い込まれそう。

それでも展望台にはいってみます。

展望台に行くと、３６０度真っ白な世界
これはこれでなかなか得難い体験でした。
天気の悪い日は、ホテルでのんびり過ごすのがいちばんだよねということで、ホテルに戻りサウナに入ったりして過ごしました。
〈泣）