2019/08/02 - 2019/08/12
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Kuni Motegiさん
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沖縄に負けない透き通った海で知られる北海道ブルーを求めて、キャンピングカーで旅をしてきました。
メジャーな道央や道東と違いあまり情報がない道北ですが、まだ俗化されていない素朴さがタップリ。
北海道らしさを味わうなら道北はおすすめ。
流行りの「道の駅 車中泊事情」もあります。
主な行程
敦賀→苫小牧東港→岩見沢→留萌→苫前→初山別→稚内→宗谷岬→稚内→礼文島→稚内→猿払→浜頓別→美深→旭川→大雪山→積丹半島→札幌
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- その他
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旅の始まりはオロロンライン。
新日本海フェリーで苫小牧東港まで行き、そこから留萌経由で国道を北上していくと海沿いに何ヶ所か車中泊に適した道の駅があります。
オートキャンプ場が併設された「風Wとままえ」と「ロマン街道しょさんべつ」が居心地抜群です。
特にしょさんべつは天文台や温泉もあって敷地が開放感に溢れているので、キャンピングカーで連泊する人も多いようです。
これは道の駅 ロマン街道しょさんべつに併設されているオートキャンプ場です。
海風が心地よく、この日本州の最高気温は38度でしたが、ここは体感25度ぐらい。
汗もかかずポカポカ陽気。 -
道の駅しょさんべつからさらに北上し、手塩で国道232号から分岐する海沿いの道道106号線へ入ります。
この分岐は間違えやすので要注意。
直進してしまうと海から離れてオロロンラインの醍醐味が味わえません。
左側にガソリンスタンドがある交差点を左折し、しばらく道なりに手塩の街中を走っていくとやがて海沿いになり、果てしなく続く直線道路をひたすら走っていくと、突如このような風景に出くわします。
オトンルイ風力発電所といいます。
近くに行くと、風を切るすごい音がします。北海道道106号稚内天塩線 (オロロンライン) 名所・史跡
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オロロンライン周囲は湿原が広がり、遠くには利尻富士が望めます。
対向車もほとんどなく、正に北海道の雰囲気を満喫できて最高です。
有名な北緯45度のモニュメントや防波シェルターもこのへん。
ひたすらひたすら真っ直ぐで信号も全くなく、日頃のストレスを発散させるのはこの道がイチオシです。
この利尻富士バックの青空が北海道ブルー第1段!北海道道106号稚内天塩線 (オロロンライン) 名所・史跡
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オロロン街道で稚内まで行き、そこからさらに40分ほど走ると宗谷岬。
日本最北端を名乗る店がたくさんあって、おすすめは最北端食堂のほたてラーメン。
しかし、多くの店が昼過ぎには店じまいしてしまうので、お早めに。
黄昏時は、夕日をバックにモニュメントがライトアップされます。
初日はこのへんで車中泊。宗谷岬 自然・景勝地
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翌日は稚内からハートランドフェリーで礼文島へ。
約2時間、利尻富士を左手に見ながらクルージング。
ただ、このフェリーの車載料金はべらぼうに高いので、自家用車はフェリー乗り場に駐車(これも2日間で2000円もする)
礼文島でボロいレンタカーを借りたけど、これもたった3時間で8000円。
礼文島は予想以上に観光地価格でした。
車で30分も走れば、北海道ブルー第2弾の透海岬。
駐車場から7~8分歩くと絶景が見えます。
ここは沖縄か?と思うほどすばらしいブルー。
曇っていてこのキレイさですから、晴れていればもっともっと輝くブルーだそうです。
しかし周囲は何もありません。
近くにスコトン岬があり、そっちの方が施設がととのっています。
出川の充電させてくれませんか?も来たそうです。
私が訪れた前々日は所ジョージさんも来たそうで。
オシャレなカフェもあり、お土産はここで買えます。礼文島周遊観光コース 乗り物
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もう一箇所 有名な「北のカナリア達」のロケ地。
晴れていればもっと海がブルーになるんですが、利尻富士がバッチリ見えたのでよかった。
夏場は南西から湿った空気が入りやすく、それが霧やモヤになってこのように完全に見られることは少ないそうです。
礼文島のイチオシ季節は6月。
2泊目は礼文島の民宿はまなすで宿泊。
翌日は晴れているのに利尻富士の周囲はガスって真っ白でした。礼文島周遊観光コース 乗り物
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礼文島は高山植物の宝庫ですが、これは礼文島にしか咲かないレブンソウ。
フェリー乗り場から桃岩登山口まではバスで行って、そこから軽い登山で20分ほど歩くと頂上です。
この日はあいにくガスって海が見られなかったんですが、霧がない日は海沿いに利尻富士が望め、究極の絶景らしいです。
それが見られるのは6月が1番確率が高いそうです。礼文島周遊観光コース 乗り物
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イチオシ
翌日、礼文島から稚内に戻って丘の上の稚内公園へ。
稚内フェリー乗り場から車で15分ぐらい。
ここは北海道ブルー第3弾。
とにかく景観がすばらしく、公園内にはこの絶景を見られる展望台やブランコのようなベンチがあります。
礼文島や利尻島に行くフェリーが発着する様子も見られ、旅の情緒が味わえます。
しばし、そこでコーヒーを飲みながらくつろぎました。稚内公園 公園・植物園
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これが有名な北防波堤ドーム。
戦前はここに稚内港という駅があって、国鉄がここまで乗り入れていました。
防波堤の先端には樺太に行くフェリーが横付けされ、乗客は波や雨をかぶらずに乗り換えできたそうです。
ちなみに稚内は今でもロシアっぽい店があって、おすすめは稚内副港市場のペチカです。
めちゃくちゃ美味しいですが人気もあるので、予約が必須です。稚内港北防波堤ドーム 名所・史跡
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稚内から30分ぐらいでノシャップ岬へも行けます。
赤白ツートーンの灯台がランドマーク。
水族館があり、子供向けです。
海に浸かることも可能。
サンセット時は、夕陽をバックにこのイルカのモニュメントを写すのがインスタ映え。ノシャップ岬 自然・景勝地
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先ほどの稚内公園は、夜になると夜景スポットになります。
公園内にはエメラルドグリーンにライトアップされる展望タワーがあり、遠くから見ると周囲のモヤもグリーンに光ってオーロラのようです。
ドームの下にはこの光で虫がたくさん集まり、それを食べる北キツネが3匹いました。
ちなみにキツネは可愛いですが近寄ってはいけません。
突如噛まれたりすると、エキノコックスという厄介な伝染病になります。稚内公園 公園・植物園
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稚内から1時間ほど走ると、さるふつ 公園があります。
道の駅と併設でキャンプ場・パークゴルフ・温泉もあって家族で一日中楽しめます。
私は車中泊だけのために利用しましたが、真夏でも秋のように涼しく、長袖じゃないと寒いぐらい。
その公園に国道をまたぐ地下道があって、そこが北海道ブルー第4弾
こんな最果ての地にこんなライトアップがあるなんて。さるふつ公園キャンプ場 キャンプ場
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翌日はさるふつ 公園を南下して、浜頓別にあるクッチャロ湖へ。
ここが北海道ブルー第5弾。
湖に面してオートキャンプ場があり、特に管理棟らしきものがないので無料かな??
私は朝食を食べるだけだったので詳細は知りませんでしたが、泊まっても200円とのことです。
透明度抜群で、カヤックやカヌーをやっています。クッチャロ湖 自然・景勝地
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北海道ブルーとは関係ないですが、浜頓別を南下していくと仁宇布という集落があり、そこに密かな人気のトロッコ王国があります。
かつて国鉄美幸線が走っており、その廃線跡を利用して、バイク仕様のトロッコを運転できます。
飛騨のガッタッンゴーとは違い、エンジンで運転するので普通免許が必要です。トロッコ王国美深 美術館・博物館
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往復10km。所用時間は約40分。
真夏でも涼しい森の中を、アクセルを目一杯踏めば35kmぐらいは出るので、その爽快感はもう最高です。
距離もあるので走りがいがあります。
日影ではアクセルを踏まずに惰性で走らせたり、橋の途中で止まって撮影したり自由自在。
鹿に出くわすこともあるそうで、究極の森林浴です。トロッコ王国美深 美術館・博物館
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仁宇布から美深や士別を経由して大雪山 旭岳へ。
ここが北海道ブルー第6弾の鏡池。
風が弱いと、旭岳と青空がミラーリングされるのです。
撮影は順光になる午後がオススメ。
ごらんのとおり、真っ青な池のように見えます。
今夜はこのへんで宿泊。旭岳 自然・景勝地
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最後は積丹半島まで行って、島武意海岸へ。
駐車場を少し登るとこのような人専用のトンネルがあります。
そこを5分ばかり歩くと積丹岬 自然・景勝地
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イチオシ
北海道ブルー第7弾 超有名な積丹ブルーです。
神威岬は駐車場からかなり歩くので、こっちがおすすめです。
太陽が真上にある時間帯がキレイなブルーになるらしく、訪れるなら11時から14時ぐらいがオススメ。
この展望台から168段ある階段を降りると海にも入れます。
ただ大きい石がゴロゴロしているので、ビーチサンダルはダメです。
そもそもサンダルでは階段がキツイです。
トレッキング用のサンダルならバッチリです。積丹岬 自然・景勝地
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それにしてもここは綺麗。
万座毛か?と勘違いしてしまいそう。
沖縄じゃなく北海道ですよ。
信じられない。
以前は小樽からここまで来るのに道が激しく渋滞して大変でしたが、今は高速が余市まで伸びたので気楽に行けます。積丹岬 自然・景勝地
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北海道ブルー 車中泊の旅、いかがでしたか?
最後はサッポロファクトリーのイルミネーション。
このブルーも綺麗。
夏の北海道、最高です。サッポロファクトリー ショッピングモール
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