2019年　コロラド州⑦Maroon Bells

2019/08/08 - 2019/08/08

デンバーから約2時間。ロッキーマウンテン国立公園のゲートシティ、エステスパークともう少し足を延ばして、スキーで有名なアスペンやグレンウッドスプリングスへ行ってみた。

8/4　エステスパーク泊
8/5　エステスパーク泊
8/6　エステスパーク泊
8/7　グレンウッドスプリングス泊
8/8　グレンウッドスプリングス泊
8/9　デンバー泊
8/10　デンバー泊

8/8　グレンウッドスプリングスから1時間で、コロラド州にある高級スキーリゾートで有名なアスペンに到着する。そのスキーリゾートのアスペンから南西に約11マイル（17.6km）ほど山中に入った所にマルーン湖（Maroon Lake）という湖があって、このマルーン湖から眺めるマルーン・ピーク（Maroon Peak）の景観が美しく、北米大陸で最も撮影される絶景として有名なマルーンベルズという場所があるらしい。あまりに人気の場所なので、夏の間はスキー場からバスに乗り換える必要があるという。
今日はそこから日帰りのハイキングを楽しむ。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿泊したホテルは朝食付き。
でもホテルの中で食べるのではなくて、なんとこの温泉施設まで来ていただく。
朝食が7時から。
8時過ぎると混むんだって。
なので7時ちょうどに到着するよう部屋をでたら、なんとまだ閉まってた。
やっぱりどの国に行っても、日本より時間にはルーズ。

レストランには一番乗り。
並んで一番に入るのって、なんだか恥ずかしい。

オムレツやベーコンもあって、パンケーキも焼いてくれる。
一応一通りそろってるので満足のいく内容

いつもながら綺麗には盛り付けれないｗ

後から中国人の団体がやって来て、注文に手間取ってたら、急にその中国人のおっちゃんがめっちゃ怒り出して、お店のお姉さんが迷惑そうにしていたなぁ。
何でもめてたのか、詳しいことはわからないけど、オムレツの具とか、注文の仕方とか、身振り手振りでも理解できることみたいだった。
で、その中国人のおっちゃん、そのお姉さんに「Can you speak English?」って、聞いてた。それ、そのまま返すわ、おっちゃん。

プールの開園時間は7：30なので、朝食後はこちらで朝風呂とします。
そのために中には水着を着用してきたよん。
ふーっ、気持ちいい！
朝は結構気温が低めなので、この暖かさは身にしみるぅ
温泉に浸かっている人の年齢層はやや高め。
杖をついた人もいて、リハビリに通っているみたい。
温泉はリウマチや関節痛にも効くというから、毎日通えば効果あるかも。
アメリカにも湯治とかいう単語はあるのだろうか。

ゆっくり風呂に浸かってたら、いい時間になった。
8時過ぎにホテルを出発します。あたふた。

ドライブルートの左右にはずうっとスキーエリアが続く
スノーマスの町とか。
うんうん、スキーの町としてその名前聞いたことある。

このドライブルートかなり素敵。
緑も多く、町もきれい
確かにスキーリゾートの町が続くから、ハイソで小奇麗な感じ

あそこもスキー場だわ
あースキーしたい

1時間ほどのドライブでアスペンハイランドスキー場に到着。
いかにもスキーリゾートっぽい雰囲気のメイン施設

ここからマルーンベルズ行きのバスがでてる。

駐車場から本館への階段
日帰りスキー客用のロッカー等が整備されてる

このカウンターでマルーンベルズまでのバスの往復チケットを購入
一人往復で8ドル

向こうにリフトが見える。
スキー場だぁ。
その周囲には宿泊施設やレストラン等が軒を連ねている。
おしゃれやなぁ。

バスは夏場の8時以降に約20分おきに運行されていて、乗車時間およそ20分で、マルーンベルズに到着する。

時刻はもう10時前。
結構身軽な格好のご老人もそこそこいる
きっと湖だけ見て、散歩して帰るんだろうな。

バスの中は、ちょうど全員が座れるくらいの人数で出発。
途中、運転手がガイド役で、この辺りの説明を始めたり、スピードを緩めて景色を楽しませてくれたり。
雪崩が多くて、木々が倒れたままの所がけっこうあった。

20分程度で到着。
ここからいくつかのトレイルが歩ける。マルーン湖の周辺を歩く短いトレイルもあるけど、人気のコースは片道3km、高低差183mのクレーターレイク・トレイル。やっぱ、これを歩くしかない。

バスを降りたら、正面にどーん！
うわぁ、と思わず声が出る。　　　　　　　　

標高4,317mのマルーンベルズの山

正面にそびえるマルーンピークとその渓谷
夏のこの時期は森の緑と高山植物がマッチング。

マルーン湖のほうへ行ってみよう

遠くにそびえるピーク
雄大な景色が広がる

ん？
なんだか湖の底がすごい黄緑色

なんの色かはわからないけど、絵の具の黄緑色をぶちまけたような鮮やかさ。

微生物かバクテイリアの繁殖か、とにかく自然な色であることには間違いない

決して気持ち悪いのではなく、むしろ美しい

さて、周囲に目を移し、このままトレイルのほうへ進むことにする

トレイルの始めはマルーン湖畔を歩き、湖を外れると坂道になる。アスペンやスプルース（トウヒ）の林の中を歩きながら。

途中、Wild Flowerもたくさん咲いてて、気持ちのいいトレイルだなぁ、と安心するのもつかの間

え？熊も出るの？

で、少しずつトレイル上に大きな岩が多くなる

ごつごつした岩や石

次第にずっとこんなガレ場になる

周りを見ながら歩く余裕もなくなるほど岩ばかりだし、斜度もきつくなってくる

ここは国立公園ではないから犬も一緒に登れる。
犬は結構タフだなぁ。ガレ場もなんのその、って感じで軽々と登っていく。

開けた部分にくるとなんとなく気持ちがいい。
でもまだ目的地までは距離があるみたい。
大体、往復で3時間かかるらしい。

景色は文句ないんだけどね

すれ違った人が、もうすぐだよ、的なことを言ってた。

がんばろ

今日は適当に雲が出てるだけましかも。
これ炎天下なら結構きついぞ

もう一息かな

そこを左に曲がったら着くよ、的なことをすれ違う人がまた教えてくれる

こっちか

もうすぐ着きそうな気がする！
だって、向こうの方、開けてるよ

あ、湖が見えた。

グリーンの深い色

クレーターレイク

標高は3,088m
まぁまぁ人がいる

時刻は11：30くらい

ここでしばし寛ぐ

湖の水はやっぱり冷たい

犬が楽しそうに木の枝をくわえながら泳いでた

おやつを食べて一服

雲は厚くなったり切れたり

今日はこんな天気なのかな。
雨はまだ降りそうにない

さて、戻るとする

帰りはほとんど下り

でもガレ場なので気をつけないと

反対側からクレーターレイクに向かう人が私に、あとどれくらいで着くのか尋ねてくる。
アメリカでは結構気軽に話しかけてくる人が多いので随分慣れたけど、急に話しかけられると咄嗟に出てこない。
あわわｗってなる。

帰りは順調に下ってこれた。

で、この景色に遭遇

花がきれい

今が一番満開の時期かも

本当に気持ちがいい

今の時期の満開はこのマーガレット

本当は州の花　コロンバインが見たかった

渓流も美しい

菜の花のようなかわいらしい黄色のお花

美しい景色だなぁ
いつまでも眺めていたくなる

この辺りは観光客も多い

トレイルヘッドからの距離も近いし、高低差もないから、軽装の人も多い

こっちにはピンクのお花もいっぱい咲いてる

バス停に戻ってきたのが13：30頃。
お腹がすいてきたなぁ

バスでハイランドスキー場に到着。
せっかくだから、少しだけこの辺りをうろうろしてみる

正面がスキー場

スキー場の前にはロッジが並んでる。どこも素敵

こっちにも。
ショップやレストランが並んでる。

このお店の前のベンチ、スキー板で出来てるわ。
かわいーし、おっしゃれー

テラスで食事が出来るレストランもあった。
春スキーとか天気のいい日には気持ちよさそう。

おみやげ物やさんを少し覗いて

こっちで売ってるＴシャツ、なんだかかっこいいよー。これにしよ。

買い物も終わり、車に乗って、アスペンの町に向かいます。
あ、駐車料金は3時間以上8時間までで15ドル。高くはない。

この旅行記へのコメント （2）

• とろろんさん 2019/09/11 04:19:10

  マルーンベルズ

  ぴろろんさん
  
  綺麗なところですね！
  こんな素晴らしい景色の中のハイキングいいですね～
  お花も咲いていて一番いい季節ですね。雪山、湖、花、最高ですね。
  大人気なのがわかります。
  以前に高級リゾート地のアスペンは街中を散策はしたけど
  ここは外していたわ。
  次回はぜひ行きたいと思いました。
  
  コロラド州は温泉が多いですよね。
  前に行った時は別の温泉に行きましたが
  この大きな温泉は道路から眺めただけなので
  ここにも行かなければ～
  
  続きも楽しみにしていますね。
  
  とろろん
  
  

  ぴろろんさん からの返信 2019/09/11 07:41:09

  Re: マルーンベルズ

  コロラド州は日本ではあまり知られてないように思う。
  夏は避暑地、冬はウィンタースポーツのメッカなのにね。
  だから、今回日本人に会うことはほんとになかったわ。
  でも相変わらず、というか、どこにでもいるアジア系の人たちはたくさんいたけどね。
  マルーンベルズは本当に美しかったです。
  今回の旅の中では一番じゃないかなぁ。
  トレイルの景色はそれほどではなかったけれど、白樺の木が沢山生えているのが素敵でした。
  
  温泉はあちこちにあるらしく、それも人気の理由のひとつでしょうね。
  これほどたくさんの温泉があるのに、温泉好きの日本人はほとんど知らないのも不思議です。