スウェーデンでの2日目は、市内観光が中心になります。昨日と打って変わって快晴の一日となりました。そして、今日は今回の旅行では初めてホテル以外の場所に宿泊します。お楽しみに。

北欧3国へ行ってみた。　第5日目　～スウェーデン　ストックホルムからヘルシンキへ～

4いいね！

2019/07/09 - 2019/07/16

1304位(同エリア1890件中)

エリア

ストックホルム(スウェーデン)

旅行の満足度: 4.5

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 4.0

ショッピング: 4.5

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 50万円 - 100万円

交通手段: 鉄道観光バス船飛行機

航空会社: フィンランド航空

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

利用旅行会社: クラブツーリズム

ダウンタウンキャンパー前の朝。今日もいい天気です。このバスに乗って観光に出発！
ほどなくやってきたのは湖のほとりに位置する公園みたいな場所。
そう、ストックホルム市庁舎です。ストックホルムにきて、ここを見ないわけにはいきません。
庁舎の前にはきれいな芝生と湖の風景が広がります。
対岸に見えるのは元ビール工場だったところ。
ああ、もうこのままほっといてもらっても･･･。
そういうわけにもいかないので庁舎のほうへ。観光客も徐々に増えてきました。
こんな展示もあります。ライオン。
中庭のようす。正面に見える階段から中に入ります。
歴史を感じる建造物です。気温は20度前後ですが、日を避けてみんなこのへんに集まっています。
ツタのからまる壁がなんともいい感じ。
さて、開場時間となり、中に入りました。そしていきなり来たのが「青の間」。そう、ノーベル賞の晩餐会が開かれる場所です。
名前の由来は床の大理石の色らしいですが、廊下以外はレンガ色。思ったより狭い印象です。
受賞者が下りてくる階段。晩餐会ではここに1,300人もの人が入るので、テーブルの食器のセットの幅は一人あたりたったの50cmなんだそうな。
壁には有名なアルフレッド・ノーベルのレリーフが。
階段の上からのようす。正面に見える窓の横に星印が掘ってあるのがわかるでしょうか。受賞者は階段を下りるとき、これを見ながら下りてくるよう指示されるそうです。背筋がピンと張るのね。
階段の上にはこの「黄金の間」があります。晩餐会のあと、みんなでここでダンスをするホールです。奥の小さな出入り口は、料理を運ぶための通路。描かれている人はバルト海の女神で、スウェーデンとデンマークの争いをいさめているところ。
「黄金の間」の反対側。こちらはオーケストラなどが配置される場所です。どこも金ピカです。
なんだったけな。スウェーデン？ストックホルム？のマーク？
来館証は丸いシールなんですが、見終わった人はみんなここに張り付けて退出するので、スゴイことになってます。
ちょっといっぷく。屋外にはどこにでも灰皿があるので、タバコ好きにはうれしい。観光客のポイ捨てに悩んだあげくの配慮でしょう。
市庁舎の外に出ました。連接バス（2台が1台につながっているバス）が平然と走行しています。道が広くないと無理だろうな。
続いて「ヴァーサ号博物館」にやってきました。こぎれいな建物です。
旗に日本語が！
入場してビックリ！巨大な帆船がそのまま展示されています。なんでも処女航海のスタート20分後に横風をくらって湾内で沈没し、333年間そのままだったのを1961年に引き揚げて博物館としたらしいです。
模型がありました。美しい帆船だったのですね。
威厳を誇るべく、きらびやかな装飾がなされていた後面。
実際の後面。これはこれで美しい。
しかし、よくこんな原型を保って沈んでましたね。300年間も。
船内のようすの断面模型。最下層は怖かったでしょうな。バランスを取るために石が敷き詰められています。
デッキも当時のまま。パイレーツ・オブ・カリビアンの世界ですね。
ヴァーサ号博物館を堪能したあと、バスで王宮広場へきました。外人のおねいさんはガイドをしてくれたルイスさん。北海道の石狩当別にいたらしく、日本語がペラペラ。
王宮は国王の執務オフィスです。カール16世グスタフ殿下は昔ここに住んでたそうですが、いい環境を求めて昨日行ったドットニングホルム宮殿に移り住んだとか。毎日クルマでここに通ってるんだって。けっこう距離ありますよ。
となりにある大聖堂。ここで結婚式ができるのは皇太子ただ一人なんですって。
大聖堂のわきの路地に入ると･･･、いました！これが「アイアンボーイ」です。近年大人気のスポットです。理由はわかりません。
みんなアタマをナデナデしてお賽銭を置いてます。なんかご利益があるのかな？
この辺は古い建物がひしめきあっていて、いい風景が続きます。
適度に坂もあって、住みたくなっちゃいますなぁ。
少し広めの広場に出ました。ドラゴンを退治する聖ジョルジョ。
そして、昨日行ったガムラスタンの街並みへと入っていきます。
これは公衆トイレ。景観に配慮した色使い。入らなかったけど、たぶん有料と思います。
相変わらずにぎやかなガムラスタン。
喧騒を避けてちょっと裏小路を歩いてみました。
すると広い通りに出たところで地下鉄のガムラスタン駅に出ました。
駅前にもアート。ふつうにこんなのがいたるところにあります。スゴイ国。
ガムラスタンのメイン通りを歩きます。気温が上がってきて暑い。
昨日の「鉄の広場」まで来ました。これからお昼です。
今日は別のお店。イタリアン風のレストランです。
中はこんな感じ。ファンシーですな。
マッシュルームのスープ。
メインはストックホルム名物のミートボールです。大きいのが2個。付け合わせはマッシュポテトね。
食事のあとは、湾内をめぐる遊覧船へ。水の都らしいアクティビティです。
トットットッとゆっくり湾内をめぐります。気持ちイイ。
湖から眺める街もまたキレイ。
帆船なんかもいました。どこへ行くんだろう。
また港に帰ってきました。
こんなのもあります。水陸両用バスね。
ストックホルム観光を終えて、一行はまた別の大きな港へやってきました。近代的なビル。ここがターミナルになってます。
今日はこれからこの大きな船シリヤシンフォニー号に乗ってヘルシンキへ向かうのです。素晴らしい！
ターミナルの中はホントに広大。乗船を待つ客がたくさん。右側の出札口でチケットを受け取ります。
乗船ゲートにはすでにたくさんの客が並んでいます。あわてることはないんですけどね。
乗船開始です。長いブリッジを歩いていきます。ワクワク。
乗船口に来ました。プライオリティの方のことも考えられたスロープです。
船の入口。マスコットキャラクターがお出迎え。
タリンク＆シリヤラインの船は、ストックホルムとヘルシンキの他、エストニアのタリンやラトビアのリガなどへ定期船が出ていて、どれも旅行客に大人気の航路なんですね。
メインプロムナードにはショップがたくさん。これ以外に、広い免税店もあるんですよ。
生バンドの方の演奏が旅のムードを盛り上げます。
プロムナード全景。壁にあるのは各部屋の窓です。天井から床まで142mあるそうです。スゴイですね。
なんと奥にはカジノまでありました。
まずは荷物を置くため部屋へ。廊下はオーシャンビューとプロムナードビューに分かれていて、2人用個室と4人用2段ベッドが主流でスイートなんかもあるみたいね。鍵はカードキーです。
2人用個室オーシャンビュー。プルマン式ベッドが2つ。問題ありません。
シャワー室とWCがついています。
出航しました。ゆっくりと湾内を進んでいきます。
港町らしくたくさんの客船がいますね。
屋上デッキに出てみました。すでにたくさんのお客が酔っ払っています。
子供むけの遊具もバッチリ。こりゃ楽しいわ。
夕食を食べに来ました。「スモーガスボード」という今のブッフェの原型になった食べ方。食べ物も豊富ですが、なんとビールやワインも好きなだけ飲み放題！
酔った頬に海を渡る風が心地よいのう。スウェーデンには3万を超える島があるとかで、夏のバカンスの中心はその島へ行って、電気のない生活を送るんだそうな。
いつまでたっても沈まない太陽。まさに「ミッドナイト・サン」ですねぇ。ちょくちょく島があるので、あまり外海に出ている印象がないのですが、間違いなくバルト海を渡っているんです。
相変わらずあたりが明るい早朝に、経由地であるオーランド諸島の「マリエハムン」に入港しました。キレイな港。
バイキングラインの客船も寄港していました。船の大きさが全然違うなぁ。
さすがにデッキには人が少ないです。喫煙所は基本的に屋外のデッキにしかありません。
朝日のような夕日のような美しくも不思議な光景に時を忘れます。しかし、ホントに島が多いねぇ。この後ヘルシンキへ到着します。次もお楽しみに。