アルゼンチンにMさんたずねて…ブエノスアイレス編

2019/08/04 - 2019/08/08

小さいときに見たアニメ「母をたずねて三千里」が大好きでした。
ひたすらマルコから伝わってくるアルゼンチンに行かなくちゃ！という気持ち。





…そうか、アルゼンチンに行かなくちゃ。

エリア ブエノスアイレス(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: アエロメヒコ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

メキシコを経由してブエノスアイレスまで来た。
Mさんは船で入国するんだけどね。
その後、バイアブランカに行くけど母さんいない。
またブエノスアイレスに戻ってきてコルドバを目指すのよね。

ってことでバイアブランカにはさすがに行けないので
コルドバに行くことにしました。
夜行バスで…。
夜行バスの出発するレティーロ駅はあまり治安の良くない場所なので
明るいうちに一度下見に行くことにした。


レティーロバス停。
たくさんバス会社がある。
バスの予約はBusbudというサイトから。
自分が予約したバス会社がわからないので他の会社の人に聞いてみる。
「オンセ」との返事。スマホで調べると11って意味みたい。

11のブースに行って、印刷したチケットを見せて見る。
このブースで合っているみたい。
乗り場は1から14のどこかになるみたい。


一度見ておくと夜来るときにスムーズに来られるだろう。
下見終了。さてどうするかな。

せっかくだからレティーロ駅も見ておくか。

どえらい立派な駅でした。
スタバもあったりして。
日本で言ったら東京駅、かしらね。
夜行バスは八重洲口って感じかね。


また地下鉄で移動。
お腹空いた。

ここは始発だから座って行けそう。
スリとかね、注意しないと。

携帯とかも出してちゃ狙われる、みたいなことがガイドブックやら
旅行サイトにも書いてある。
携帯持つのもドキドキしてたんだけど
周りの人も携帯片手に歩いてたり音楽聞いたりしている。
荷物はできるだけ最小限にして住んでますよ感を出したりしてるんだけど
とにかく生粋のアジア人っぽい人を見かけない。

地下鉄のマークを見落としてしまう事が何回かあった。
結構派手なんだけど、街並みのほうに目が行ってしまうのかな。



とにかくお腹すいた。ごはんごはん。

せっかくアルゼンチンに来たんだから肉でしょう、肉！
ホテルから徒歩圏内のSantos Manjares。
気に入りました。
500ペソ。

近くには今回の旅行の手配をお願いした文野旅行社もあり
ご挨拶がてらに寄ってみる。

http://www.bunnotvl.com/ryokougyoumu.html

準備の段階でいろんな旅行会社に連絡してみたけど
キチンと連絡をくれたのはここだけだった。
レスポンスも早いし、何より日本語で対応してくださるのが有り難いので文野さんに決定。
コルドバから戻る飛行機とブエノスアイレスでのホテルの手配をお願いした。
肉食べて元気でたのでまた移動してみる。

バイアブランカ行きの電車が出ているコンスティトゥシオン駅へ。
地下鉄にまたも乗る。
混んでる路線なのかな、途中の駅からは乗れない人が出るくらいにぎゅうぎゅう詰め。
スリとかいないか緊張する。

アニメではすごーい小さい駅のコンスティトゥシオン駅。
今はすごーい立派。

一旦宿に帰ってシャワーしよ。
今日は夜行バスだからな。

ホテルはDazzler Maipu。
結構気に入りました。

夜9時のバスに乗る。
ホテルは6時まで使えるようにしてもらった。
最後にシャワー浴びて、ホールでコーヒーを。

レティーロのバス停でしばらく時間をつぶす。
文野旅行社さんからもここは治安が悪いから置き引きとかスリに気をつけて、とご忠告を受ける。

夜外に出ることなんか、もうないだろうなと思っていたら
そういや南半球なんだから南十字星が見れるんだな、と思い立つ。
Mさんもそういや見ていたはずだ。

バス停の少し明かりのない方へ行ってみる。
逆方向にスラム街があるから、間違ってもそっちには行かないように。

見えた、南十字星。
写真には撮れなかったけど、確かに見えた。
星座表のアプリ入れておいてよかったー！

南半球だから冬。
ユニクロのウルトラダウン大活躍。

バス停にずっといると感覚が麻痺してくる。
安全なような気がしてくる。
しっかりしなきゃ。

やっと乗車。
ひろーい、エコノミーよりシートが倒れるぅぅ。

と、ここから先はコルドバ編で。


で、コルドバから飛行機でまたブエノスアイレスに戻ってくる。
16時の飛行機を予約していたけど、事前に欠便が決まってしまい、
15時か17時かの飛行機に振替することになって
15時を選んだ。

夕方、ブエノスアイレスに戻ってきた。
とにかくお腹空いた。
今日はエンパナーダを食べると決めていた。
ここの1回目の投稿のニューヨークでお世話になったボリビア人の人にエンパナーダを作ってもらったことがあり、ものすごく美味しかったのを覚えていて今回どうしても食べたかった。

1個20ペソ。
何個か種類があった。
とりあえずPollo頼んで、もう一個位食べたい。
それは焼いてるあんちゃんのおすすめにしてもらった。

エンパナーダ2個で40ペソ、ホテルのコーヒーは無料！
安上がりな夕飯。

アルゼンチン・ペソ、150ドル分を両替したんだけど
調べた値段と全然違ってて現金が足りない。
スブテも19.5ペソ、コレクティーボ20ペソ、
調べてた値段の倍近くもある。
カード使えるところもあるけど、使うのちょっと躊躇してしまった。

とりあえず今日は寝よう。









アルゼンチン最終日。
今日の夜で帰る。
まずは友達と自分に絵葉書を出そう。
コルドバで買った絵葉書を出しに切手を買えるとこをホテルで教えてもらい、行ってみた。

切手ありますか、日本まで出したいです、とお願いすると
「一通235ペソです」と。
えっ…調べたの、そんな値段じゃなかったんだけど
地下鉄やら軒並み値上げされてるから、そんなもんなの？
でも235ペソで2通出すから470ペソ…
昨日の肉が500ペソなんだよ？おかしくないか？
でもきれいなオフィスで、レジの金額もそうなっている。
間違えて、ないのかもしれないし…
仕方なく支払う。
かわいい切手を貼ってもらい、そこのポストから出してね！と言われる。

出しましたよ…。
これ、ボ・ラーレちゃってんの？
モヤモヤしながら歩き出す。
この気持ち、ウズベキスタンで8万スムのピンバッチを買って以来の気持ち…。


☆後日、家にちゃんとはがきが届きました。
235ペソ分の切手が貼ってありました。
疑ってごめんよ、セニョリータ。


とりあえず、ボカに向かってみる。

Mさんがブエノスアイレスに船で上陸したのはここボカ地区だと言われている。
話の中にもボーカの街にイタリア人がたくさんいて助けられるシーンがある。
港沿いだからか寒い。
コルドバで暑かったからという理由で今日はウルトラダウン着てこなくて失敗した。

ここはサッカーのボカ・ジュニアーズでも有名…らしい。
サッカー詳しくないからよくわからない。

マラドーナくらいは知ってる。

とにかく野良犬多くて街もお世辞にもきれいとは言えない。
お土産買って、早々に退散。
コレクティーボでホテル近くまで戻る。


お腹空いたな、ってことでまた肉！

相当にこの店気に入っちゃった、また来ちゃった。
今回は600ペソ。
切手にこの値段は出したくないが肉には出せる。

肉も食べたし、元気が出たので最後もう一つくらい観光しようかな。
そうだ、世界で2番めにきれいな本屋さんとかあったな。
スマホで検索してみると歩いて行けそう。
頑張ってみるか！


エル・アテネオ。
確かにすごいきれい。
でも読める本は一切置いていない。

とりあえず来たって感じにしかならないまま、ホテルに戻ろうと歩いているとシナゴーグを見つけた。
ちょうど、団体さんが観光？を終えて出てくるところでドアが空いていた。
中に入ってもいいか、と聞くと10ドルです、と。
あ、お金取るのね、ちょっと考えます…と一旦その場を離れた。

アルゼンチン・ペソじゃなくてドルで支払えるのは魅力的だった。
入ってみようとドアをガチャガチャするとどこからか声がした。
すごい古い建物だけど電子制御されている。
えっと、えっと…とどこから声がしてるのかわからなくてキョロキョロしているとドアが開いた。

真っ暗に見える鏡みたいなのがある。
奥に誰かいるように見える。
手に10ドルを持って支払う意思を見せる。
暗くて人が見えないがパスポート、と声がする。
すごい小さい郵便受けみたいなところがパカパカ開いている。
ここから入れるみたいだ。
中が光って、人が見えた。私のパスポートを携帯で写真を撮っている。
その光で中が見えた。
また郵便受けからパスポートが返されると奥の大きなドアが自動で開いた。
奥に進むと女の人がいて、英語話せますか？と。少しだけ、と答えて10ドル支払う。

左の奥にシナゴーグがありますよ、と。

ここでの時間は、なんと言ったらいいか…。

初めてシナゴーグに入った。
以前ウズベキスタンでもあって入ろうとしたんだが
すごく小さい寄り合い所みたいなところだった。
今回はそんなんじゃない。
すごいところに来ちゃったな、と思った。

別に何かが始まるわけじゃないんだけど、
離れがたい気持ち。
イスラエルにも行ってるけどユダヤ教のことは殆ど知識がない。
こんな手を広げたようなマークがあるんだ、とか
てっぺんに2個あるのはなんなんだろう、とか。
とにかく離れがたくてしばらく座っていた。


帰りにお兄ちゃんが手を振ってくれたのに
なんとイラン式で挨拶返しちゃうという失態を犯す…。
うっかりにも程がある。
パスポートにイランビザなくて良かった…更新したやつで良かった。

Mさんのお母さんはコルドバにもいなくて、最終的にはツクマンにいる。
ツクマンで会えて、帰りはお世話になった人たちにお礼を言いながらイタリアへと帰っていく。

Mさんアルゼンチンを出るとき、お母さんに
「僕医者になります、医者になってアルゼンチンの人に恩返しをします」とか言うのよね。






私は今から何になろうかな…。

この旅行記へのコメント （2）

• 寅さん 2019/08/14 17:20:44

  懐かしいです

  ブエノスアイレスは２回行きました。
  
  地下鉄駅のCALLAOの写真がありますが、わたしはこの近くのアパートに４泊してのかな。CALLAO駅て地下鉄線が違うので２つ同じ名前の駅があるのです。どちらも近いですが。
  
  コルドバ通りを大統領府に向かって行くとシナゴーン。その辺も歩きました。
  
  ボカ地区にも行きました。バスで行ったのですが、降りる場所を間違える危ないところがあるんだよね。

  mimi-dさん からの返信 2019/08/16 00:18:07

  Re: 懐かしいです

  書き込みありがとうございます。
  私は遠くて2回目は今のところ考えなれないです。