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**サハリン(樺太)旅行(その2)から続く**<br /><br />18日朝のユジノサハリンスクは小雨が降っている。今朝は、路線バスで、西海岸のネべリスク(本斗)に向かう。ここでサハリンの西方に浮かぶモネロン島(海馬島)を遠望したいのだ。<br /><br />今まで、礼文島のスコトン岬と稚内のノシャップ岬から(どちらも北方向に約80KM)何度もモネロン(海馬)島を見ようとトライしたのだが、未だ叶わず、エフタロウの「一生の課題」となっている! ネべリスクからなら、ひょっとしたら見えるかもと、期待していたのだ。<br /><br />ユジノサハリンスク駅前から朝8時15分の始発のネベリスク行きのバスに乗った。(値段は300ルーブル=約510円)、踏切を渡り市街地の西を流れる鈴谷川を渡ってから、アニワ(留多加)に向けて南西方向に走る。アニワの手前で北西方向に進路を変えて、しばらく行くと分岐がある。直進するとホルムスク(真岡)方面で、左折(西方向)するとネベリスク(本斗)方面だ。 その後はずっと山道だった。到着は9時50分だった。<br /><br />ネベリスク(本斗)はエフタロウが思っていたより町だった。結構、車も走っており、人通りもあった。人口は1万人くらいらしい。尚、ここのターミナルには、傍にトイレがあった。(有料で10ルーブル) 昨日のコルサコフでもそうだが、サハリンには、公衆トイレが極めて少ない。次のホルムスク(真岡)でも難儀することに成る。<br /><br />ここから、更に南のゴルノザホーツク(内幌)方面のバスが日中は約40分おきに出ている。そこまで行くことも考えた(モネロン島までの距離が近くなる)が諦めた。次に訪れるホルムスク(真岡)行きのバスが、一日3本しかなく、次の11時半を逃したら、16時まで無かったのだ。約1時間ほどネベリスク(本斗)の町を散策することにした。<br /><br />モネロン(海馬)島は、ここから南西方向に約50kmだ。海岸まで行って、目を凝らしてみたが、曇天で小雨がパラついており、無理だったよ・・ここまで来てもダメなんだ・・ でも、サハリンで初めて日本海の海水に触れてみたし、何よりもサハリン西海岸の景色を眺めることが出来て良かったよ。<br /><br />昨日、コルサコフ(大泊)港からクリリオン(西能登呂)岬付近まで7月に綺麗に見えたのが珍しく、この時季は見えなくて当たり前なんだが・・「一生の課題」は、やっぱり一生かけてトライするしかないのだな・・<br /><br />散策途中に石段を見つけた、形状から間違いなく日本時代の遺物だ。多分、旧本斗神社の参道跡だろう。石段を登ってみたが、その上には何もなかったよ・・更に見上げるとロシア正教会が建っている・・ここでは「本斗神社」にお参りしたつもりで、二拍手一礼をした。<br /><br />ネベリスク市は、稚内市と姉妹都市提携をしており、その記念碑が建っている。かつて日本時代には冬季結氷する大泊港の補完で、稚内と本斗の間に「稚斗連絡船」が就航していた。<br /><br />そして旧本斗駅は、日本時代の樺太西線の始発駅で、日本が建設した鉄路がそのまま残っている。現在のネべリスク駅の駅舎も含めて写真に撮った。 <br /><br />11時半にホルムスク(真岡)行きのバスに乗った(160ルーブル)が、年季の入ったバスだったよ。天井の蓋にペットボトルを挟んで空気を取り込んでいた(もちろん冷房はなし)。 座席は、ずっと西海岸を北上するので、日本海が見える左側に座った。<br /><br />かつて日本が敷設した鉄路と並行しながら西海岸に沿って道路は続いているのだが、町を出るとすぐに「ダート」になった。 ネベリスクからホルムスクまでずっと未舗装だったのには驚いた。 景色は、まるで北海道の西海岸のようだよ・・なんか北海道にいるような気分になる。<br /><br />ホルムスクまでは40km程なのだが、道が悪いので1時間以上を要した。日本時代の樺太西線と豊真線(=今は廃線扱い)の合流(分岐)のかつての手井(てい)駅を過ぎて、しばらく行くと、車窓から廃墟が見えてきた。 これが旧王子製紙真岡工場だ・・ 1945年にソ連が接収した後、1990年頃まではソ連の製紙工場と稼働していたが、大規模火災が発生し、廃墟となってしまい放置されている。<br /><br />ホルムスクのバスターミナルに12時45分に到着した。まずはトイレを探したのだが、見つからない・・ 13時頃から散策して、旧王子製紙真岡工場跡がみえる陸橋のところまで行って写真を撮った。眼下に鉄道が通っていたのだが、日本が敷設した狭軌から広軌への切り替え工事の「真っ最中」で、広軌と狭軌が入り混じっているという、珍しい光景を撮ることが出来たよ!<br /><br />サハリンでは、北から順次、広軌に切り替えているということ自体は知っていたのだが、現状については、全く知らなかった。エフタロウが渡ったホルムスクの踏切では、その南側は広軌に切り替えて間もなく狭軌の跡が枕木に残っているし、北側は、どうやら狭軌のままで、踏切上は、広軌と狭軌が入り混じるという状態になっていたよ!<br /><br />6月1日から列車の運行を止めての切り替え工事は8月末には終了するらしい。そうなると、日本時代の鉄路も、ほとんど消えてしまうことになるのだろうなあ・・<br /><br />雨が降って来たので散策は30分ほどで切り上げてバスターミナルに戻ってきた。再度トイレを探すがとうとう見つけられず・・ 諦めてカフェに入ってようやく見つけるが、客にしか貸さないから、ピロシキを1個(45ルーブル)買って食べた。<br /><br />14時発のユジノサハリンスク行きのマイクロバスが呼び込みをしていたので、それに乗ったのだが、別に一般バスもあった。どうやら別会社のようだ。料金は350ルーブルのはずがマイクロバスの為か50ルーブル安かった。でも満席で窮屈だったし、真ん中の席で写真も撮れなかった。 <br /><br />途中、第2次大戦末期、ホルムスクから上陸してきたソ連軍との激戦の地となった「旧熊笹峠」を通るので、写真を撮りたかったのだが・・出来なかった。 <br /><br />ユジノサハリンスクには16時前に戻ってきた。その後は、スーパーにパンやコーラゼロ等を買いに行って、夜は出歩かず、ホテルの部屋でのんびり過ごした。<br /><br />19日は、昼前にホテルをチェックアウトして、ユジノサハリンスク空港から帰国の途に就く。<br /><br />**サハリン(樺太)旅行(その4+まとめ)に続く**<br /><br />

サハリン(樺太)旅行(その3) ユジノサハリンスク(豊原)→ネべリスク(本斗)→ホルムスク(真岡)↩

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2019/07/18 - 2019/07/18

88位(同エリア41件中)

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46

エフタロウ

エフタロウさん

**サハリン(樺太)旅行(その2)から続く**

18日朝のユジノサハリンスクは小雨が降っている。今朝は、路線バスで、西海岸のネべリスク(本斗)に向かう。ここでサハリンの西方に浮かぶモネロン島(海馬島)を遠望したいのだ。

今まで、礼文島のスコトン岬と稚内のノシャップ岬から(どちらも北方向に約80KM)何度もモネロン(海馬)島を見ようとトライしたのだが、未だ叶わず、エフタロウの「一生の課題」となっている! ネべリスクからなら、ひょっとしたら見えるかもと、期待していたのだ。

ユジノサハリンスク駅前から朝8時15分の始発のネベリスク行きのバスに乗った。(値段は300ルーブル=約510円)、踏切を渡り市街地の西を流れる鈴谷川を渡ってから、アニワ(留多加)に向けて南西方向に走る。アニワの手前で北西方向に進路を変えて、しばらく行くと分岐がある。直進するとホルムスク(真岡)方面で、左折(西方向)するとネベリスク(本斗)方面だ。 その後はずっと山道だった。到着は9時50分だった。

ネベリスク(本斗)はエフタロウが思っていたより町だった。結構、車も走っており、人通りもあった。人口は1万人くらいらしい。尚、ここのターミナルには、傍にトイレがあった。(有料で10ルーブル) 昨日のコルサコフでもそうだが、サハリンには、公衆トイレが極めて少ない。次のホルムスク(真岡)でも難儀することに成る。

ここから、更に南のゴルノザホーツク(内幌)方面のバスが日中は約40分おきに出ている。そこまで行くことも考えた(モネロン島までの距離が近くなる)が諦めた。次に訪れるホルムスク(真岡)行きのバスが、一日3本しかなく、次の11時半を逃したら、16時まで無かったのだ。約1時間ほどネベリスク(本斗)の町を散策することにした。

モネロン(海馬)島は、ここから南西方向に約50kmだ。海岸まで行って、目を凝らしてみたが、曇天で小雨がパラついており、無理だったよ・・ここまで来てもダメなんだ・・ でも、サハリンで初めて日本海の海水に触れてみたし、何よりもサハリン西海岸の景色を眺めることが出来て良かったよ。

昨日、コルサコフ(大泊)港からクリリオン(西能登呂)岬付近まで7月に綺麗に見えたのが珍しく、この時季は見えなくて当たり前なんだが・・「一生の課題」は、やっぱり一生かけてトライするしかないのだな・・

散策途中に石段を見つけた、形状から間違いなく日本時代の遺物だ。多分、旧本斗神社の参道跡だろう。石段を登ってみたが、その上には何もなかったよ・・更に見上げるとロシア正教会が建っている・・ここでは「本斗神社」にお参りしたつもりで、二拍手一礼をした。

ネベリスク市は、稚内市と姉妹都市提携をしており、その記念碑が建っている。かつて日本時代には冬季結氷する大泊港の補完で、稚内と本斗の間に「稚斗連絡船」が就航していた。

そして旧本斗駅は、日本時代の樺太西線の始発駅で、日本が建設した鉄路がそのまま残っている。現在のネべリスク駅の駅舎も含めて写真に撮った。 

11時半にホルムスク(真岡)行きのバスに乗った(160ルーブル)が、年季の入ったバスだったよ。天井の蓋にペットボトルを挟んで空気を取り込んでいた(もちろん冷房はなし)。 座席は、ずっと西海岸を北上するので、日本海が見える左側に座った。

かつて日本が敷設した鉄路と並行しながら西海岸に沿って道路は続いているのだが、町を出るとすぐに「ダート」になった。 ネベリスクからホルムスクまでずっと未舗装だったのには驚いた。 景色は、まるで北海道の西海岸のようだよ・・なんか北海道にいるような気分になる。

ホルムスクまでは40km程なのだが、道が悪いので1時間以上を要した。日本時代の樺太西線と豊真線(=今は廃線扱い)の合流(分岐)のかつての手井(てい)駅を過ぎて、しばらく行くと、車窓から廃墟が見えてきた。 これが旧王子製紙真岡工場だ・・ 1945年にソ連が接収した後、1990年頃まではソ連の製紙工場と稼働していたが、大規模火災が発生し、廃墟となってしまい放置されている。

ホルムスクのバスターミナルに12時45分に到着した。まずはトイレを探したのだが、見つからない・・ 13時頃から散策して、旧王子製紙真岡工場跡がみえる陸橋のところまで行って写真を撮った。眼下に鉄道が通っていたのだが、日本が敷設した狭軌から広軌への切り替え工事の「真っ最中」で、広軌と狭軌が入り混じっているという、珍しい光景を撮ることが出来たよ!

サハリンでは、北から順次、広軌に切り替えているということ自体は知っていたのだが、現状については、全く知らなかった。エフタロウが渡ったホルムスクの踏切では、その南側は広軌に切り替えて間もなく狭軌の跡が枕木に残っているし、北側は、どうやら狭軌のままで、踏切上は、広軌と狭軌が入り混じるという状態になっていたよ!

6月1日から列車の運行を止めての切り替え工事は8月末には終了するらしい。そうなると、日本時代の鉄路も、ほとんど消えてしまうことになるのだろうなあ・・

雨が降って来たので散策は30分ほどで切り上げてバスターミナルに戻ってきた。再度トイレを探すがとうとう見つけられず・・ 諦めてカフェに入ってようやく見つけるが、客にしか貸さないから、ピロシキを1個(45ルーブル)買って食べた。

14時発のユジノサハリンスク行きのマイクロバスが呼び込みをしていたので、それに乗ったのだが、別に一般バスもあった。どうやら別会社のようだ。料金は350ルーブルのはずがマイクロバスの為か50ルーブル安かった。でも満席で窮屈だったし、真ん中の席で写真も撮れなかった。 

途中、第2次大戦末期、ホルムスクから上陸してきたソ連軍との激戦の地となった「旧熊笹峠」を通るので、写真を撮りたかったのだが・・出来なかった。 

ユジノサハリンスクには16時前に戻ってきた。その後は、スーパーにパンやコーラゼロ等を買いに行って、夜は出歩かず、ホテルの部屋でのんびり過ごした。

19日は、昼前にホテルをチェックアウトして、ユジノサハリンスク空港から帰国の途に就く。

**サハリン(樺太)旅行(その4+まとめ)に続く**

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • ユジノサハリンスク(豊原)→ネベリスク(本斗)の518番系統のバスは一日6本だけ。 始発の朝8時15分に乗る。<br /><br />尚、523系統はウグレゴルスク行きだよ。北緯49度以北のサハリン西海岸の町で、日本時代の「恵須取(えすとる)町」だ。炭鉱と製紙業で栄え、人口は豊原市を凌ぐ4万人を数え、1945年10月に市制施行予定だった・・(幻となってしまった。)

    ユジノサハリンスク(豊原)→ネベリスク(本斗)の518番系統のバスは一日6本だけ。 始発の朝8時15分に乗る。

    尚、523系統はウグレゴルスク行きだよ。北緯49度以北のサハリン西海岸の町で、日本時代の「恵須取(えすとる)町」だ。炭鉱と製紙業で栄え、人口は豊原市を凌ぐ4万人を数え、1945年10月に市制施行予定だった・・(幻となってしまった。)

  • 516系統、左側がユジノサハリンスク発ホルムスク行きのバス時刻表で、右側がホルムスク発ユジノサハリンスク行きのバス時刻表。こちらは30分から1時間おきにある。

    516系統、左側がユジノサハリンスク発ホルムスク行きのバス時刻表で、右側がホルムスク発ユジノサハリンスク行きのバス時刻表。こちらは30分から1時間おきにある。

  • 8時15分発のユジノサハリンスク発ネベリスク行きのバス車両。運賃は300ルーブル(約510円)

    8時15分発のユジノサハリンスク発ネベリスク行きのバス車両。運賃は300ルーブル(約510円)

  • ユジノサハリンスク駅前のバスターミナルを出発して、駅北側の「サハリンスカヤ通り」の踏切を渡り西方向に走る。(写真は翌19日撮影)<br /><br />

    ユジノサハリンスク駅前のバスターミナルを出発して、駅北側の「サハリンスカヤ通り」の踏切を渡り西方向に走る。(写真は翌19日撮影)

  • ユジノサハリンスク市街地を抜けたところで左折し、南西に向きを変えアニワ(留多加)方面へ。さらに北西に向きを変えたところの分岐で左折し、山道を縫って西方向に行く。写真は、ネべリスク(本斗)近くの山道。

    ユジノサハリンスク市街地を抜けたところで左折し、南西に向きを変えアニワ(留多加)方面へ。さらに北西に向きを変えたところの分岐で左折し、山道を縫って西方向に行く。写真は、ネべリスク(本斗)近くの山道。

  • ネベリスク(本斗)到着前に踏切を渡る。日本時代の樺太西線の線路だ!

    ネベリスク(本斗)到着前に踏切を渡る。日本時代の樺太西線の線路だ!

  • ネベリスクの町の入り口に、戦勝記念碑があった。ソ連とは1941年から戦争をしてないんだけど・・

    ネベリスクの町の入り口に、戦勝記念碑があった。ソ連とは1941年から戦争をしてないんだけど・・

  • ネベリスク(本斗)のバスターミナルで、ホルムスク(真岡)行きのバスの時刻表を確認する。 事前に調べて、一日5本あると思っていたのだが、3本に減っていた・・<br /><br />上段がネベリスク発ホルムスク行きで、下段がホルムスク発ネベリスク行き。

    ネベリスク(本斗)のバスターミナルで、ホルムスク(真岡)行きのバスの時刻表を確認する。 事前に調べて、一日5本あると思っていたのだが、3本に減っていた・・

    上段がネベリスク発ホルムスク行きで、下段がホルムスク発ネベリスク行き。

  • ネベリスクから更に10KMほど南にあるゴルノザホーツク(内幌)行きのバスの時刻表。日中は約40分おきに出ている。ここまで行くことも一瞬考えたのだが、ホルムスク行きのバスが1日3本しかなかったので諦めた。

    ネベリスクから更に10KMほど南にあるゴルノザホーツク(内幌)行きのバスの時刻表。日中は約40分おきに出ている。ここまで行くことも一瞬考えたのだが、ホルムスク行きのバスが1日3本しかなかったので諦めた。

  • ネベリスクのバスターミナルの傍にはトイレがあった!(写真右側の青い看板のところ)有料で10ルーブル。 サハリンでは、公衆トイレをなかなか見つけられず、前日のコルサコフでも、次に向かうホルムスクでも難儀することに成った。<br /><br />左側は、日本時代に敷設された、かつての樺太西線と本斗港を結ぶ鉄路だ。<br />

    ネベリスクのバスターミナルの傍にはトイレがあった!(写真右側の青い看板のところ)有料で10ルーブル。 サハリンでは、公衆トイレをなかなか見つけられず、前日のコルサコフでも、次に向かうホルムスクでも難儀することに成った。

    左側は、日本時代に敷設された、かつての樺太西線と本斗港を結ぶ鉄路だ。

  • ネベリスクの町並み。思っていた以上に「町」だった。車の往来も人の往来も結構あった。

    ネベリスクの町並み。思っていた以上に「町」だった。車の往来も人の往来も結構あった。

  • ネベリスクの町の南側の踏切からネベリスク駅(北方向)を写す。この鉄路は、日本時代に本斗と内幌にあった炭鉱を結ぶ為に敷設されたものだ。

    ネベリスクの町の南側の踏切からネベリスク駅(北方向)を写す。この鉄路は、日本時代に本斗と内幌にあった炭鉱を結ぶ為に敷設されたものだ。

  • ネベリスクの町の南側の踏切から南方のゴルノザホーツク(内幌)方向に日本時代に敷設された線路を写す。

    ネベリスクの町の南側の踏切から南方のゴルノザホーツク(内幌)方向に日本時代に敷設された線路を写す。

  • その踏切を渡った先には、明らかに日本時代に造られた石段があった。かつての本斗神社の参道だと思う。(=確認出来ず)<br /><br />

    その踏切を渡った先には、明らかに日本時代に造られた石段があった。かつての本斗神社の参道だと思う。(=確認出来ず)

  • 近くから写すと、こんな感じの石段だ。日本時代のものであるのは明らかだな。<br /><br />

    近くから写すと、こんな感じの石段だ。日本時代のものであるのは明らかだな。

  • その石段を登り、振り返ると、ネベリスクの町の先に日本海が見える。

    その石段を登り、振り返ると、ネベリスクの町の先に日本海が見える。

  • 石段を上った先には、石柱の欠片が転がっているだけだった。更にその奥には、ロシア正教会が建っている・・ ここが神社跡地だとしたら・・社殿はかつてどこに建っていたのだろうか?

    石段を上った先には、石柱の欠片が転がっているだけだった。更にその奥には、ロシア正教会が建っている・・ ここが神社跡地だとしたら・・社殿はかつてどこに建っていたのだろうか?

  • ネベリスクの町の中心部にある記念碑、キリル文字でネベリスクと書かれている。

    ネベリスクの町の中心部にある記念碑、キリル文字でネベリスクと書かれている。

  • ネベリスク港の先の海岸に出て、景色を眺める。

    ネベリスク港の先の海岸に出て、景色を眺める。

  • この南西方向の彼方、約50KM先に、モネロン(海馬)島があるのだが・・う~ん残念。曇っていて全く見えないよ・・<br /><br />この島を見るというエフタロウの「一生の課題」をここまで来ても果たすことが出来なかったよ・・

    この南西方向の彼方、約50KM先に、モネロン(海馬)島があるのだが・・う~ん残念。曇っていて全く見えないよ・・

    この島を見るというエフタロウの「一生の課題」をここまで来ても果たすことが出来なかったよ・・

  • ネベリスク市と稚内市は姉妹都市提携をしている。その記念碑が建っていた。こちらは日本語表記。

    ネベリスク市と稚内市は姉妹都市提携をしている。その記念碑が建っていた。こちらは日本語表記。

  • ネベリスク市と稚内市は姉妹都市提携をしている。その記念碑が建っていた。こちらはロシア語表記。

    ネベリスク市と稚内市は姉妹都市提携をしている。その記念碑が建っていた。こちらはロシア語表記。

  • 朝11時にネベリスクの散策を終えて、バスターミナルに戻ってきた。その後ろ側にネベリスク駅がある。その駅舎と線路を写す。

    朝11時にネベリスクの散策を終えて、バスターミナルに戻ってきた。その後ろ側にネベリスク駅がある。その駅舎と線路を写す。

  • ネベリスク11時30分発、ホルムスク行きの125系統のバス。かなり年季が入っている。

    ネベリスク11時30分発、ホルムスク行きの125系統のバス。かなり年季が入っている。

  • バスの車内の写真。冷房施設は全くなく、天窓にペットボトルを差し込んで外気を取り入れていた。

    バスの車内の写真。冷房施設は全くなく、天窓にペットボトルを差し込んで外気を取り入れていた。

  • ネベリスクの町を出発したところでのサハリン西海岸と日本海の風景。この後すぐに舗装が途切れる。

    ネベリスクの町を出発したところでのサハリン西海岸と日本海の風景。この後すぐに舗装が途切れる。

  • 日本時代に敷設した、ネベリスク(本斗)とホルムスク(真岡)を結ぶ鉄路と並行して未舗装の道が続く。

    日本時代に敷設した、ネベリスク(本斗)とホルムスク(真岡)を結ぶ鉄路と並行して未舗装の道が続く。

  • 日本海の景色を眺めていると、なんか北海道を旅しているような気分になる。

    日本海の景色を眺めていると、なんか北海道を旅しているような気分になる。

  • ホルムスクの南側にある、樺太西線と豊原と真岡を結んでいた豊真線(今は廃線扱い)の分岐となっていたかつての手井(てい)駅。今は、ホルムスク操車場駅となっている。

    ホルムスクの南側にある、樺太西線と豊原と真岡を結んでいた豊真線(今は廃線扱い)の分岐となっていたかつての手井(てい)駅。今は、ホルムスク操車場駅となっている。

  • ホルムスクのバスターミナルに到着する手前で、巨大な廃墟が目に入って来た。旧王子製紙真岡工場跡だ! 1945年にソ連に接収された後、1990年頃までソ連の製紙工場として稼働していたが、大規模火災が発生した後、廃墟と化している。

    ホルムスクのバスターミナルに到着する手前で、巨大な廃墟が目に入って来た。旧王子製紙真岡工場跡だ! 1945年にソ連に接収された後、1990年頃までソ連の製紙工場として稼働していたが、大規模火災が発生した後、廃墟と化している。

  • 旧王子製紙真岡工場の煙突跡かな?

    旧王子製紙真岡工場の煙突跡かな?

  • 昼12時45分にホルムスクのバスターミナルに到着した。さっそくトイレを探したが、公衆トイレが見つからない!<br /><br />結局、ホルムスクの町を散策して戻ってきた後、1階にあるカフェのトイレを借りたが、何か買わなければならないので、ピロシキを1個(45ルーブル)買って食べた。

    昼12時45分にホルムスクのバスターミナルに到着した。さっそくトイレを探したが、公衆トイレが見つからない!

    結局、ホルムスクの町を散策して戻ってきた後、1階にあるカフェのトイレを借りたが、何か買わなければならないので、ピロシキを1個(45ルーブル)買って食べた。

  • 13時頃から10分ほど南側に歩いたところにある、旧王子製紙真岡工場跡が望める陸橋まで散策に出掛ける。まずは、バスターミナルの傍にある、ホルムスク港の門が目に入って来た。

    13時頃から10分ほど南側に歩いたところにある、旧王子製紙真岡工場跡が望める陸橋まで散策に出掛ける。まずは、バスターミナルの傍にある、ホルムスク港の門が目に入って来た。

  • 途中、踏切を渡ったが、日本時代の狭軌を取り外し、ロシアの広軌に切り替えている、真っ最中だったよ! <br /> 

    途中、踏切を渡ったが、日本時代の狭軌を取り外し、ロシアの広軌に切り替えている、真っ最中だったよ! 
     

  • 南側の線路は、日本時代の狭軌は取り外されたばかりで、その跡がくっきりと残っているよ!

    南側の線路は、日本時代の狭軌は取り外されたばかりで、その跡がくっきりと残っているよ!

  • 踏切は広軌と狭軌が混じってて、線路が3本となっている。そして、その北側は、どうやらまだ狭軌のままだ!

    踏切は広軌と狭軌が混じってて、線路が3本となっている。そして、その北側は、どうやらまだ狭軌のままだ!

  • ホルムスクの町並みの写真

    ホルムスクの町並みの写真

  • ホルムスクの町の人たちが描いた絵画が道の脇に飾られている。

    ホルムスクの町の人たちが描いた絵画が道の脇に飾られている。

  • 少し高台にある、ホルムスクの町の広場。ここが中心部なのかな? 

    少し高台にある、ホルムスクの町の広場。ここが中心部なのかな? 

  • その広場の高台から、旧王子製紙真岡工場と日本海を望む。

    その広場の高台から、旧王子製紙真岡工場と日本海を望む。

  • その広場の高台の少し先にある、鉄道を跨ぐ陸橋まで降りて来た。

    その広場の高台の少し先にある、鉄道を跨ぐ陸橋まで降りて来た。

  • 陸橋から、廃墟と化した旧王子製紙真岡工場(写真中央上)と広軌への切り替え工事が「進行中」のホルムスク(真岡)駅とホルムスク操車場(手井)駅間の鉄道を望む。<br /><br />期せずして、廃墟遺産と広軌と狭軌が入り混じった線路を撮ることが出来たよ! なかなか面白い図式だな。

    陸橋から、廃墟と化した旧王子製紙真岡工場(写真中央上)と広軌への切り替え工事が「進行中」のホルムスク(真岡)駅とホルムスク操車場(手井)駅間の鉄道を望む。

    期せずして、廃墟遺産と広軌と狭軌が入り混じった線路を撮ることが出来たよ! なかなか面白い図式だな。

  • 陸橋から写したホルムスク港の写真。鉄道の引き込み線が走っているが、ここはまだ狭軌のままのようだ。

    陸橋から写したホルムスク港の写真。鉄道の引き込み線が走っているが、ここはまだ狭軌のままのようだ。

  • 陸橋からバスターミナルまで戻ってくる最中に見付けた記念碑。サハリンの地図が描かれている。

    陸橋からバスターミナルまで戻ってくる最中に見付けた記念碑。サハリンの地図が描かれている。

  • ホルムスクのバスターミナルのユジノサハリンスク行きバスチケット売り場。料金は350ルーブル。

    ホルムスクのバスターミナルのユジノサハリンスク行きバスチケット売り場。料金は350ルーブル。

  • エフタロウが乗り込んだ、14時発ユジノサハリンスク行きの「マイクロバス」。呼び込みをやっていたので、思わず飛び乗ってしまった。料金は直接支払いで300ルーブルと一般バスより50ルーブル安かった。<br /><br />ただ、満席で狭く、中央の席になってしまったので、帰路、写真を撮れなかった<br /><br />ユジノサハリンスクには16時前に帰着した。<br /><br /><br />

    エフタロウが乗り込んだ、14時発ユジノサハリンスク行きの「マイクロバス」。呼び込みをやっていたので、思わず飛び乗ってしまった。料金は直接支払いで300ルーブルと一般バスより50ルーブル安かった。

    ただ、満席で狭く、中央の席になってしまったので、帰路、写真を撮れなかった

    ユジノサハリンスクには16時前に帰着した。


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