夏休み　バスツアーで下呂に行った　その1

2019/07/28 - 2019/07/29

2019年7月28日（日）～29日（月）の1泊2日、クラブツーリズムのバスツアー『1名1室同旅行代金！飛騨グルメなど1泊4食付き！日本三名泉・びっくり下呂温泉』に参加しました。
心配していた台風6号は熱帯低気圧に変わり、梅雨も明けて夏本番の快晴でした。
旅行日程は以下の通り

1日目：新宿(8:10発 ※7/14、8/10・12・14、9/14・22、10/12、11/2は7:30発)--恵那（恵那鶏と牛肉すき焼き鍋の昼食/50　分)--付知峡(コバルトブルーの神秘的な滝壷を見物/40分)--下呂温泉合掌村（合掌造りを移築した集落を自由散策/50分)--下呂温泉・ホテルブリーズベイホテル＆リゾート下呂(泊）※日本三名泉・下呂温泉に宿泊・夕食は鶏もも肉とキャベツに特製タレがよくからんだ飛騨の郷土料理「鶏ちゃん」の和会席

2日目：下呂温泉--下呂駅--＜中山七里ローカル列車＞--焼石駅--飛騨金山(映画のセットのようなレトロな町並み/40分)--金山巨石群(東京発バスツアー初登場・不思議な古代の巨石群を見物/30分)--舞台峠(日本一連続受賞米「銀のみかづき」と「飛騨牛朴葉味噌焼き」の昼食/60分)--妻籠宿(自由散策/50分）--新宿

大型観光バス2台で総勢80名以上の大団体旅行でした。添乗員さんとドライバーさんに全部お任せのお気楽国内旅行でした。
その１は1日目、下呂温泉宿泊まで

エリア 岐阜

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

台風一過、蒸し暑い日本の夏がいきなり到来しました。
新宿の都庁大型バス駐車場に集合します。
大型バス2台、総勢80名以上の大所帯で出発です。
夏休みに入ったので、普段のバスツアーに比べて子供や若い人たちの参加が多いようです。とはいえ、やはりメインは中高年のご婦人たちでした。

中央道に乗って最初の休憩です。談合坂ＳＡは大型バスや乗用車で満員でした。
長く続いた梅雨がやっと明けて、皆一斉に遊びに出かけているようです。

2度目の休憩の諏訪湖です。
きれいな湖面を眺めることができました。すでにかなり暑くなっています。

恵那で中央道を降りて山道を登ります。
新宿を出てからバスに乗っていただけですが、さっそく昼食を食べます。

恵那郷山菜園というレストランです。
団体旅行者御用達という感じの巨大な食堂に順番に座ってお食事です。
令和の時代に入っても昔ながらの昭和的雰囲気を醸しています。

恵那鶏と牛すき焼き鍋、うどん付
なかなか美味しかったです。

ワカサギの佃煮、肉っぽい大豆加工食品
どれも結構おいしかったです。おなか一杯になりました。

レストランでサービス券をもらいました。お隣のお土産屋さんで記念品と交換できるそうなので行ってみました。
こちらも昭和の観光土産店の香りがします。記念品は耳かきでした。

最初の観光スポット
付知峡（つけちきょう）に到着しました。

このツアーに参加するまでこの場所のことは全く知りませんでした。
関東ではあまり有名ではないと思います。

バスを降りてすぐに森の中の遊歩道が整備されています。傾斜の強い階段もありますが全体で800ｍ程なので簡単に歩けると思います。

不動滝に降りてきました。
付知峡はエメラルドグリーンの美しい水が有名なんだそうです。
昨日までの台風の影響が心配でしたが、水の濁りはそれほどでもないようです。少し白い泡が目立ちますが、何とか美しい水の色も楽しめました。

バス2台の団体が集中するので大混雑です。

遊歩道には2つ吊り橋がありました。強度の関係で1度に渡れる人数は3人まで。
ここでも渋滞ができてしまいます。

2つ目の吊り橋に来ました。
ここでも行列です。団体旅行なので観光時間の制限があります。順番待ちの時間はちょっともったいないです。

橋を渡る順番が来ました。橋の上からの渓谷の眺めが迫力満点です。後ろで順番を待っている人がいるのであまりゆっくりしているわけにもいきませんので、さっさと渡ってしまいます。

駐車場の気温はおそらく30度越えの猛暑でしたが、川岸に降りてくるとヒンヤリとしていてとても快適です。
いままで全然知らなかったのですが、付知峡はかなりおすすめの観光スポットでした。

再びバスに乗り、下呂温泉につきました。
下呂温泉合掌村に入ります。

合掌造の民家が移築された観光施設です。
入り口付近の建物には他の観光客が押し寄せて混雑していたので、施設の一番奥にある円空館から見学することにしました。

円空は江戸時代前期の修験僧です。円空仏と呼ばれる独特の木彫りの仏像を多く残したことで知られています。

岐阜県には1000体以上の円空仏が残されているそうです。
素朴で味わい深い表情の仏像が並んでいました。

円空館を出て、合掌造の家々を見学します。

切妻のどっしりとした屋根が見ごたえあります。

旧大戸家住宅がこの施設内で一番の見どころでしょう。政治家の平沢勝栄の生家だそうです。

造営時の家族は19名、その内3分の2が女性だったそうです。

合掌造りの家では養蚕業を行っていたそうです。２階には当時の養蚕の様子が展示されています。

施設内の他の建物も見て回ります。
ここは竹原文楽記念館。

100体以上もの人形を1人で操ったという人形歌舞伎「竹原文楽」に関する展示があります。

施設の入り口近くにある民俗資料館に来ました。ほかの人たちとは逆回りで来たので、ここもすいていました。

下呂の地方では昭和４０年頃まで、ひな祭りには土人形を飾る風習があったそうです。

素朴な感じの人形ですが、これだけの数が並ぶとなかなかの見ごたえです。

１７:００の閉館時間まで自由に見学して本日の観光は終了です。

本日の宿泊先、ブリーズベイホテル＆リゾート下呂に到着しました。下呂温泉の中心地からは少し離れた場所にあるホテルでした。名誉支配人を高橋秀樹、チーフプロデューサーを高橋真麻がつとめるＢＢＨホテルグループのホテルなんだそうです。

2つあるエレベーターの動きが遅くかなり待たされましたが、何とか部屋にたどり着きました。普通の部屋です。
ホテルの近くにはデイリーヤマザキくらいしかなかったので、そこまで歩いて行ってお酒を買い込んできました。

部屋の窓からの景色。買ってきたお酒を飲みながら下呂の景色を楽しみます。

夕食です。たくさんの種類のおかずが並んでいます。ご飯とみそ汁はおかわり自由でした。どれもなかなか美味しかったです。

大勢の客が一度にチェックインしたためか、空調の効きが悪く、夕食の会場が結構暑かったです。汗ばみながら鶏ちゃん焼という料理を食べました。

1泊2日4食付で20000円の格安ツアーの割にはお料理なども頑張っていると思います。
食後にお風呂に入りました。14階に展望風呂、地下1階に大浴場、露天風呂があります。展望風呂は狭かったです。地下の露天風呂は1階までの吹き抜けになっているのですが、当然景色を楽しむことはできません。温泉は下呂の湯なのでとても良かったです。
これにてバス旅行1日目は終了です。