2019/07/29 - 2019/07/29
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motogenさん
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諏訪湖を源流とする天竜川。
その天竜川が、険しい渓谷を下り、流れをさまたげるダムを乗り越え、遠州平野に出現する。
そこにあるのが二俣の町です。
かっては材木商人や、木材加工業者でにぎわい、また戦国時代には戦略上の要所として砦が築かれた、要の地域でした。
今回巡るのは二俣の要所。
二俣城や鳥羽山城の史跡、真言宗の岩水寺、森林公園の空の散歩道を散策してみます。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
-
二俣の町周辺の地形と岩水寺までの道のりを、まずは動画でご覧ください。
https://youtu.be/pJRToIiRwsg -
多少のもたつきはあったものの、迷うことなく岩水寺に到着。
ここは空海を改組とする平安仏教の優等生、真言密教のお寺。
山号は龍宮山。
(竜宮山の名は神を祀る神社の名だといいます。)
岩水寺 寺・神社・教会
-
案内図を見ると、奥への道路に沿って数々の伽藍があるようで、
目の前の建物が本堂の「地蔵堂」らしいが、真の本堂はこの後にある「薬師根本堂」だとも聞く。
-
岩水寺といえば、遠州周辺では安産祈願でその名を誇るお寺だが、
平安時代に隆盛した、空海を改組とする真言密教のお寺のはず。
真言密教は雨乞いの祈祷や、呪詛や呪いでその地位を築いたというから、安産祈願もその流れなんでしょう・・ -
仁王門の間から眺める地蔵堂。
本尊は国の重要文化財となっている子安地蔵菩薩だが、この地蔵の真の姿は天竜川の竜神で、それも子を孕んだ女神の龍だというから驚き。
それで安産祈願なんだ・・ -
竜神ということは、この地蔵堂は神社の気配が濃厚だ。
明治になって、天皇という生き神と、その先祖を祀る伊勢神宮を頂点とする国家神道が国策として進められると、神仏分離と廃仏毀釈が強制され、これまでの仏や寺社がいじめられる。
例に漏れず、ここでも地蔵堂は寺とは分離されそうになるが、住職が地蔵堂に移り住んで抵抗し、頑張ったそうだ。
気骨のある住職がいたのだ。 -
日本の仏教は、古来よりの地元に根差した神々と、新しく入ってきた仏が衆合合体し、独自に発展してきた宗教だという。
山や川や岩や海の古来よりの神々は、菩薩や如来や竜や鳥などの様々な姿になって現れる。
それが日本文化の伝統だ。
この寺はそれを守ろうとしたのだ。 -
手水場には美しい龍が、清らかな水を吐いていた。
-
私たちは(女房だけだが)、安産祈願の必要はないのに子安地蔵様にお参りし、
-
社の中を覗いてみるが、暗くてよく見えず、
-
別の場所から覗き見していると、
「ここは撮影禁止になっていますから・・」
と注意されてしまった。 -
「すみません」
と謝って外に出て、 -
奥の伽藍に進む道路をとぼとぼと歩くことにする。
間に間に車が通る。
どこに行く車なんだろう?
(これは後から分かりました。吊り橋に行くんです。) -
地蔵堂の鬼門方向に真っ赤な鳥居が重なって立ち並び、「金城稲荷大明神」の看板。
-
その横にはコンクリの鳥居と「白山大権現」の看板がある。
坂上田村麻呂の竜神伝説があり、ここに田村麻呂の守り本尊、十一面観世音菩薩を祀ってあるという。
坂上田村麻呂って、誰だったかな?
長い石段だけど、登ってみるか・・ -
と、少し登って下を見る。
-
石段の途中に、稲荷神社に立ち寄る分岐があって、
-
「日本全国、稲荷神社が付属してるお寺や、神社が多いんだよね・・」
なんて言いながら、ちょっとばかり寄り道し、 -
再び長い石段を登る。
-
現れたのは白山大権現のお社。
風雨にさらされて、柱や板壁が朽ちかけてはいるが、 -
「キンピカよりも、この方がいいかな・・」
とうろうろし、 -
「あっ、土のかまどがあった!」
と意外なものに驚く。
白山大権現って、何をする神社? -
下を眺めれば、隣には真の本堂・薬師根本堂の屋根。
-
さっそくその薬師根本堂まで歩いてみる。
そんなに遠くはないのに
「車で来れば、良かったよお~」
となげく声。 -
大きな門から中をのぞき、
-
境内に入ってみると、広~い敷地の奥に立派な伽藍。
どういうわけか私の足はここで止まり、この伽藍を見ただけで満足し、門から退出。 -
道路沿いには、あちこちに鳥居やら小さな社が建っていて、
-
四天王堂とか太鼓橋とかの能書きが付いている。
それが何を意味するのか、能書きを読んでもよく分からない私たちは、 -
写真を撮るだけで、奥に続く道を進んで行くと、
遠くに何やら見えてきた。 -
「奥の院本堂」
通称六角堂がこんな場所に凛として建っていて、
六角堂は墓だと聞いているので、
誰の墓なんだろうと頭をひねる。 -
可愛らしい弘法大師(空海)の石像が建っているので、
もしやこれは空海のお墓なのか?
空海は2つの面を持っている。
一つは高野山の山奥に潜んで瞑想を続け、己の中の仏性と対面する宗教家の空海。
もう一つは、権力に取り入って京に寺院を建立し、権力のバックアップをもとに布教活動に励む政治的な空海。
そんな多忙な空海が、果たしてこの地にやって来たのだろうか? -
内部をのぞいてみるが暗い。
-
隙間から撮影した画像を見ると、色彩を帯びた坊さんの像が祀られていた。
空海かな? -
離れた場所には「奥の院・奥堂」。
これは六角ではなく、五角堂。
五角堂とは面白いが、私の関心は案内図に載っていた「岩穴」で、 -
その「岩穴」はどこにあるかと探し回り、脇道にも入ってみるが、
どこにも見つからず、挙句の果てに女房の姿を見失ってしまった。 -
しばし山の中をうろつく。
緑ばかりの夏の岩水寺。
車に戻ると、女房が待っていた。
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旅行記グループ
遠州平野の扇の要・二俣の町周辺を訪ねる
この旅行記へのコメント (2)
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- trat baldさん 2019/08/04 06:27:40
- ひょっとして迷子になった(^o^)
- 狭い地域に社寺仏閣が集中しているところを見ると昔に大きな又は多くの災害が起きていたのかしら、、、、、廃仏毀釈の影響も考えられるかしら。
Ps.知り合いがドローンを2基(2万円&20万円)持っていました、高い方はG.P.S内臓で電波が途切れると自動で出発地点に戻って来るそうです!地元の一級河川(矢作川)の河川敷で練習する人達が多くなってきました、画像の素晴らしさを見ると納得ですね。
- motogenさん からの返信 2019/08/05 09:46:52
- Re: ひょっとして迷子になった(^o^)
- ありがとうございます。
ドローンですが、しだいに規制が強化され、飛ばす場所などが制限されてきました。
ドローンメーカーのトップで、市場の8割以上を独占していると思われるDJIという中国企業も、アメリカから規制対象となってきそうです。
高度な技術を持つ企業はアメリカの敵なんですね。
2週間後、女房の従妹に当たるおばさん2人を加えて、4人でタイのスコータイやムクダハン、その対岸のラオスを回ってきます。
タイは軍事政権になって以来、ドローン規制が激しくて、面倒な申請手続きをしないとドローンは飛ばせません。
空からの景色は、グーグルアースで代用しようかと思っています。
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