憧れの北海道バイクツーリング　VOL.9　2019GWの道北は寒かった･･･。～第3日目～

2019/04/26 - 2019/05/01

亀じいの家で歓待を受けた翌日、今日も泊まりはクッチャロ湖畔と決め、道北をぐるりと一周することにしました。いくつか行ったことのない場所も訪問してみることにします。天気もいいし、さあ出発！

エリア 稚内(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 船 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

亀じいに御礼を言って、本日のツーリングをスタートさせます。今日もいい天気です。寒いけど。

天北線の要衝浜頓別駅のあったあたりは一面広い公園のようになっていて、ところどころにモニュメントが設置されています。近々道の駅も整備されるとか。

北海道ツーリングの友、セイコーマートで朝ごはんを調達。道内どこにでもあるうえ、独創的な総菜など単に便利なお店にとどまらない魅力があります。

最初にエサヌカ線に来ました。どこまでもまっすぐで、標識もガードレールもないライダーの聖地のひとつです。夏だと脇に花とかも咲いていてキレイなんですが、ちょっと季節的には早いかな。

エサヌカ線を満喫して国道に戻ったあたりには「道の駅さるふつ」があります。毎回そうだけど、人が少ない･･･。海に近くてキャンプ場もあるとてもいいところなんだけどな。

さらに北上を続けると、陸地日本最北端の宗谷岬に着きました。ほんと、たどり着くという表現がぴったりなほど遠いところです。さすがに人はたくさんいました。

宗谷岬の南手を上ると宗谷丘陵が広がります。ウインドファームの風車や雪の残る草原を眺めるのは大変よろしい。

宗谷丘陵から海沿いを走ると彼方に利尻富士が見えてきます。雪をいただいてこちらも大変美しい。

宗谷丘陵付近には、ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた「白い道」と呼ばれる道路がたくさんあるのですが、近年荒らす人が増えてあまり普通に走れるところは減っています。青い空とのコントラストがキレイですね。

夏だとまわりの草が緑を濃くして何ともいえないのですが、まだ茶色でしたな。

利尻富士とのコラボショット。ずっと残ってもらいたい風景です。

国道に戻って稚内市内に入りました。稚内には日本最北のマクドナルドがあります。誇らしげな看板ですな。

「やぁ、久しぶり。」ってな感じでドナルドが椅子に座ってます。記念写真を撮る人が列をつくるほどの人気ぶりです。

さらに進むと稚内駅。最北端の線路止めが駅舎を突き抜けて外にモニュメント的に設置されています。昔は港まで線路が伸びていました。

線路の終端にあたった場所にある「北防波堤ドーム」。北海道遺産に指定されている立派なものです。

さて、お昼は久しぶりに訪れたかった「樺太食堂」に来ました。ノシャップ岬のすぐそばです。

今日は「うに3色丼」。うに丼が有名な店です。イクラとカニとホタテがうにと一緒に乗っかっています。激ウマ！ステッカーもゲット。

店内には訪れた人の短冊が所せましと張り付けられています。

おなかいっぱいになりました。せっかくノシャップに来たので、すぐそばの岬にも寄りました。イルカ時計がお出迎え。

海はとってもキレイ。

ここからのゴールデンコースは、ノシャップ岬からオロロンラインを南下するのですが、内陸側を走ってみます。宗谷本線の現役の駅「勇知駅」に来てみました。駅舎は古い貨車の再利用ではなく、ヨ（車掌車）を模してつくったアルミ製のものでした。

一日に何本も停まらないようですな。

風雪に何年も耐え抜いた感じの駅名標。

勇知駅は1面1線の小さな駅ですが、昔は馬車鉄道がここから分岐して海の方角に伸びていたんです。

次に「沼川駅跡」に来てみました。ここは廃止になった天北線の駅です。

ここに駅があったことは、もうこの看板でしか確認できません。寂しいなぁ。

この駅名標はあとから作ったもののようです。

沼川からは東へ転じ、浜頓別に戻るちょっと前を左折して「クローバーの丘」に来てみました。強風のせいかぶら下がっているはずの鐘は外され、雑草も伸び放題。クッチャロ湖を西側から眺める景色は素晴らしいだけにちょっと残念です。

夕日がキレイに見えるころにクッチャロ湖畔キャンプ場に戻りました。キャンプ代金を払ってさっそく設営です。一晩200円です。今回はちょっと大きめのテントを持参したので快適。のはずでしたが、夜中も強風でとにかく寒い！あとで聞いたら零下に下がったらしいとのこと。恐るべし道北･･･。明日は浜頓別に別れを告げ、廃止が決定された札沼線の新十津川方面を目指します。