(1) 移動時間も観光時間だ！ パリ・リヨン駅から南仏アルルまで「TGVの車窓から」を楽しむ

2019/06/29 - 2019/06/29

本記事は　"ピアノの詩人" ショパンの聖地を尋ねて～フランス＆ポーランド 12泊13日ひとリ旅」　から南仏旅行部分のみを取り出して別グループに編成したものです

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外国の鉄道に乗るのは大好きで、移動には極力鉄道を利用しています
今回もパリ・リヨン駅から南仏アルルまでの移動には乗り換えなしの直行TGV・一等車を利用しました

日頃あまり情報がないと思われるパリ・リヨン駅の詳細と利用したTGVの感想について紹介したいと思います

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＜全体日程＞
往復LOT（ポーランド航空）利用、
往路・・NRT→WAW乗継→CDG、復路・・・WAW→NRT（直行便）

パリ×２＋南仏×４＋クラクフ×２＋ワルシャワ×３＋機中泊＝12泊13日

エリア アルル(フランス)

アルル行きのTGVはパリ・リヨン駅発　11:41だったが　余裕をみて10時AMにホテルでタクシーを呼んでもらった

ドライバーはマグレブ系と思われる男性で、つたないフランス語でいろいろ雑談をした

またパリ・リヨン駅案での道中の観光案内もしてくれた

写真はルーブル美術館で相変わらず多くの観光客でにぎわっていた

ドライバーにパリの街中で頻繁に見かけたこの電動式キックスケーターは何かと尋ねたら 「Trottinette（トロチネット）」と教えてくれた

便利そうではあるが交通事故の心配はないのだろうか？

件のドライバーは私がXX歳だというと le meme age que mon père(オヤジと同じ年だ！）といって何やら親しげに握手を求めてきた

つたないフランス語の練習相手になってもらったお礼も含めてタクシー代40ユーロを払った

この大きな時計台のあるパリ・リヨン駅は以前も見たことがある

誇らしげに le TRAIN BLEU の文字が、

名前を知らない野鳥がネットを破ってたくましく巣を作っていた

大型モニターを見て乗るべき列車のコンコース、プラットホームを確認する

ここにも駅ピアノがあったが残念ながらチャレンジャーは現れなかった

コンコースは改良工事中だった

改札口はバカンスに出かける人でごった返していた

乗るべきTGVのいるコンコースに向かった

ホームに出ると液晶画面で列車編成が表示されているので乗るべき号車番号を確認した

オンラインの早割を使うとパリ、アルル間の1等車料金が10,000円程度だったので二階の1等席を選んだ

ただしにかい昔は階段があるのでスーツケースを持って上がるのはきつかった

所々にスーツケース置き場がある

食堂車も付いていたが自分の座席でランチを食べた

一等車の二階席は　2 +2 の座席配置だった

落ち着いたので軽くランチをとった

ランチの領収書

スペインと異なりフランスは平野が多く車窓風景は単調だ

車窓風景はフランスらしくのどかな田園風景が広がっていたが……

ところが突如巨大な煙突のようなものがどこに現れた。よく見ると原子力発電所の巨大な冷却塔のようだ
ところが突如巨大な煙突のようなものが遠くに現れた。よく見ると原子力発電所の巨大な冷却塔のようだ

フランスは一見農業国にある思えるが、原発に関してはヨーロッパでも有数の先進国でドイツなどの他国にも売電している

座席の横にはAC電源 (200ボルト)があった

約4時間少々で目的地アルルに到着した

この車掌さんは私が一人旅であることを見て写真を撮ってあげようかと言ってくれた
しかしながら私は写真を取られるといつも目をつぶってしまう癖があるので実は写真を撮られるのが嫌いである

Je n’aime pas d’être pris en photo.

今回の移動をGoogle マップで表した
パリリヨン駅から直行で乗り換えなしTGVで田舎町アルルにいけると言う事は日本で例えると新大阪から原宿に乗り換えなしで行けるようなものだ。

これは国内の鉄道網が標準機で統一されたフランスならではのメリットだろう