浜小清水６月　オホーツクの展望と牧草刈取り作業を楽しむ　

2019/06/19 - 2019/06/28

道東９日目・斜里岳ふもとのロッジ風景画を出て、旭川のホテルまでの帰路移動日です。
前日の情報収集で、原生花園の花々が見頃ということなので見に行くことにします。
しかし、相変わらず予定は未定。
その手前の立ち寄った小清水駅で３時間近くも過ごし、昼食ということになりました。
その顛末報告記です。

エリア 小清水・清里(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

斜里岳から清里の町への緩やかな坂道を下りて行きます。
今日も快晴　青い空と緑の畑

白樺並木と青い空
道東の道は走っていても楽しい。
助手席で黙って携帯を見ていた配偶者が呟きます。
「小清水駅には「モンベル」があるわ」
「ちょっと寄ってみたいな」
「洗濯ができてないから着る物がなくなってきたわ」
以上を直訳すると
「モンベルに寄って服を買え」ということです。

その意を汲んでジャガイモ街道を北へ
浜小清水駅に隣接するモンベルに向かいます

やってきたのは小清水駅。

しかし、朝が早くモンベルはまだ開いていません。
そこで、周辺散策することにしました。

後で考えると、これがこの日の「第１分岐点」でした

道の駅の向こう側に線路は通過しています。

網走方面へのびる線路の向こうの小高い丘の上に
白いピラミッドが見えてきました。

時間があるので行ってみることにします。
この好奇心が「分岐点２」でした。

砂州の上の丘を目指して進みます。

白いピラミッドはフレトイ展望台。
青い空に白い展望台　そして満開のハマナス。
６月の北海道らしい光景が迎えてくれます。

展望台の中に入れるようです。登ってみましょう。

北側はオホーツクの海が広がります。

北から順番に、広がる光景を楽しみます。

北は、冬には流氷に埋め尽くされるオホーツクの海。

今は穏やかで、ひねもすのたり　のたり
一艘の漁船が白い航跡を引いて東から西へ走り抜けます。
空の青にも、海の青にも染まず、走り抜ける・・・・

瀬戸の内海のように穏やかなこの日のオホーツクです。

東は斜里に向けて海岸線が続きます。
その向こうには知床連山が、北に伸びるのがかすかに見えます。

そして眼下に見えるのは、浜小清水前浜キャンプ場です。
大昔、ここでお世話になったことを思い出します。

浜小清水駅からは海は見えませんでしたが、
こうして見ると砂堆を越えるとすぐオホーツク海が広がることが分かります。

浜小清水駅の道の駅の駐車場も車が増えてきたようです。

大きなエゾノシシウド（？）の向こうの駐車場には、
演習に向かう自衛隊車両が並んでいます。

西は原生花園から網走にかけて長い海岸線が続きます。

この広がりを見ていると、心まで広くなっていきそうな気がしてきます。

展望台には、四方向それぞれに双眼鏡（無料）があります。
これを覗いていると、時間はどんどん過ぎていきます。
でも、「気持ちの良いところを見つけたらそこに留まる」
というのが私たちの旅のモットー。

南には、こんな風景が広がります。

濤沸湖に続く湖面でしょうか。

そして、配偶者の目に入ってきたのがこの光景です。

藻琴山の裾野に広がる牧草地で、「働く車」発見。
配偶者は北海道の畑で活躍する「働く車」が大好きなのです。

この出会いが「分岐点３」でした。

じっと見つめて動かなくなりました。

二台の大型刈取り機会が同時進行で運行しています。
牧草刈り取りながら、併走するトラックに「送風」していきます。
寄り添うふたりで仲の良いカップルのよう？

荷台が一杯になったトラックは畑から出ていきます。
そして、待っていたトラックが寄り添います。

え・・それは一夫多妻制？
少し、見方を変えなければならないようです。

チームワークがよくて見ていても気持ちいい。
この一枚の牧草値の刈り取りが終わり、姿を消すまで、
私たちは、この作業（Show）を、凄いな、すごいなと呟きながら眺めていました。
終了後は、思わず二人で拍手。
この間、この展望台を訪れる人はいませんでした。

いいものを見せていただき感謝！
その気持ちを胸に展望台を後にしました。

そして、この後はモンベルでお買い物　３０分
道の駅で食事　３０分
こうして、ここを出たのは昼過ぎ
でも、いい思いでを作ってくれた展望台でした。

お付き合いいただいて、ありがとうございました。