2019/07/04 - 2019/07/09
3058位(同エリア16377件中)
旅行者さん
「ヨーロッパに行きたい」。
ニューヨークから帰ってきた時、真っ先に思ったことです。アジアはある程度行ったし、アメリカにも行った。なら、次はヨーロッパだ、と。
GW10連休のときにバルセロナやローマ、パリなど、著名なヨーロッパの都市へ行こうとしましたが、航空券が高すぎたので断念。GWは別の所に行くとして、ヨーロッパは別の機会に行こうと、旅行できるタイミングを見計らって計画を練り始めました(実際は飛行機のトラブルに見舞われて、GW旅行には行けなかったわけですが)。
しかし、行く場所と時期が問題です。時期については、7月の連休に仕事が入ってしまったので、代休の前借りが可能に。その結果、7月初旬に決まりました。
問題は場所です。いろいろ検討した結果、ローマにしようと思ったのですが、治安が悪いという口コミが多すぎることが気になり悩んでいるうちに、航空券がどんどん値上がり。結果、手が出ないほど高くなってしまいました。
バルセロナ、パリも同様の口コミは多かったですが、バルセロナよりは安全かもと思ったパリへ行くことにしました(スリとか気にしてたらヨーロッパ行けないですね・・・)。
華の都、パリ。おしゃれなものを求めて旅行する日本人観光客が多い一方で、「人が不親切」「スリが多い」「街がゴミだらけで幻滅した」など、悪評が多いのも事実です。
「自分が行ったらどんな風に感じるのだろう」と思っていましたが、結果は・・・。
パリを好きになって帰ってくることができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今回の旅行は成田空港からスタート。飛行機のチェックイン開始時間にギリギリ間に合わなそうだったので、前泊することにしました。
泊まったのは成田空港内にあるカプセルホテルのナインアワーズです。このホテルを利用するのは、バリ島旅行以来約1年ぶり。
あの時は初めての海外旅行だったので、緊張してほとんど眠れなかったことを思い出します。
今回はぐっすりと眠ることができました。 -
一夜明けて出発日。ナインアワーズのある第2ターミナルから、第1ターミナルの北ウィングへ移動しました。成田空港はターミナル間を走るバスを無料で利用できるので、面倒には思わなかったです。
北ウィングは主にスカイチーム系列の航空会社が利用する場所です。スターアライアンス系列の航空会社が使っている南ウィングに比べて、こじんまりとしていました。 -
朝ごはんを食べていなかったので、タリーズで朝食を食べます。ツナチーズトーストとヨーグルト。ヨーグルトにははちみつがかかっていました。
ツナとチーズの組み合わせは鉄板です。おいしくいただきました。 -
チェックイン、セキュリティチェックを終えて出国審査へと向かいます。このメッセージ、第1ターミナルなら北にも南にもあるんですね。
第2ターミナル、第3ターミナルにはなかったような・・・。なんで第1ターミナルにだけあるんでしょう。
このメッセージをみると、「行ってきます。無事に帰ってくるからね」という気持ちになるので、僕は好きですね。 -
今回お世話になった航空会社はエールフランスです。スカイチーム系列の航空会社に乗るのは、今回が初めて。欧米系の航空会社に乗るのも、今回が初めてです。
元々は中国国際航空の乗り継ぎ便を予約していましたが、GWのトラブルを経験して、「さすがにパリのときは使いたくない」と思い、航空券を探し直したところ、エールフランスの直行便が9万円で売られているのを発見。
そのため、予約していた航空券をキャンセルして、こちらの便を取り直しました。キャンセル料はかかったけど、こればかりは仕方ないですね。
エールフランスも「ストライキが多い」「CAさんが不親切」など、それなりに悪評はある航空会社ですが、往復とも定刻で飛んだし、CAさんたちも親切だったので、僕にとってはいい航空会社です。 -
飛行機がボーディングブリッジとつながっている光景を見るのが好きです。だから、沖留めだとちょっとがっかりします。笑
飛行時間は約12時間。よろしく! 滑走路の途中で引き返すのだけは止めてね。笑 -
席はいつも通り窓際。離着陸の瞬間を見たいので、座席指定できるときはいつも窓際を選びます。
飛行機は出発時刻よりも早めにボーディングブリッジから離れました。このまま行けば、定刻通り飛んでくれる、はず。 -
滑走路に向かう途中で、ANAのA380を発見! これは2号機ですね。目を細めてニコっとしている顔が僕のお気に入りで、3つある機体のうち、一番好きなやつです。
この機体に乗りたいなー。でも、ホノルルはあまり興味ないんですよねー。いつか乗る機会があればいいなと思います。 -
飛行機は定刻で離陸しました。シートベルトサインが消えてしばらくすると、ドリンクとおつまみの時間です。
エールフランスのウリは「エコノミークラスでもシャンパンが飲めること」らしいので、シャンパンを注文。
シャンパンなんて普段飲む機会がないので、このシャンパンがどれほどいいものかを評価することはできません。笑 でも、普通に美味しくいただきました。
おつまみはプレッツェル。ほのかに塩味が効いているけど、ほんの少し苦目(焦げ目の味でしょうか)。こちらも美味しかったです。 -
ウェルカムサービスが終わった後、シャンパンのせいか眠くなってしまったので、ウトウトしました。
起きてみたら、座席前にあるテーブルの隙間に、何かが挟まっていました。
なんだろうと思って読んでみると、機内食のメニュー表のようです。過去に乗ったFSC(タイ航空、エアチャイナ)では、こんなもの配られなかった気がするので、ちょっと新鮮でした。今はどこの航空会社もやっていることなのでしょうか。 -
メインディッシュは牛肉のソテーかサケの照り焼きだそうです。「beef or fish?」と漠然と聞かれるのと違い、中身がはっきりとわかるので、メニューがあるといいですね。
牛肉のソテーの方が美味しそうだな。 -
というわけで、牛肉のソテーを注文しました。ソテーというか、これは完全にビーフシチュー。笑
肉はしっかりと煮込まれているのかとても柔らかく、にんじんやインゲンも味が染みていました。フランスの航空会社なだけあって、パンはフランスパン。
ビーフシチューにパンを浸しながら食べました。見た目からして美味しそうですが、味も結構本格的で、やっぱり美味しかったです ( ´ ▽ ` ) -
1度目の機内食が終わった後は、機内が暗くなってお休みタイムに突入。途中でお腹が空いた人のために、パントリーの近くには無料の軽食類(フランスパンのサンドイッチ、どら焼きなど)と、ドリンクが置かれていました。
寝たり映画を見たりしていたら、なんだかんだでパリまであと1時間弱。僕、長距離路線に乗っても結構平気な人みたいです。
着陸前に2度目の機内食が配られました。今回の機内食は選択肢がないようです。
中身は、アスパラガス&パプリカのクリームペンネとポテトサラダ、ベリー&チョコレートのケーキに、パンでした。
ペンネはパスタがちょっと固いかなと思ったけど、十分美味しいです。エールフランスの機内食いいですね。 -
なんと、飛行機は定刻の40分前に着陸。笑 あまりに早すぎたので、利用予定のボーディングゲートを別の飛行機が利用していたらしく、しばし待機となりました。
飛行機を降りて入国審査へ。入国審査のある場所へ行くまで、結構歩きました・・・。 -
入国審査は何も質問されることなく通過。預けていたスーツケースを受け取って、ロワシーバスでオペラ座前に到着です。
スーツケースが40分近く出てこなかった上、ロワシーバスの乗り場がわからず空港内をウロウロしたのもあり、バスに乗り込んだときはちょっと疲れていました。
挙げ句の果てに、バスは路面の悪いところを通っていたようで、揺れが激しかったです。
そんなこんなで、疲れたなーと思いながらバスに乗っていたのですが、パリの街並みが見えると、眠気が吹っ飛びました。
「思っていたのと違う」。
パリの街を見て真っ先に思ったことです。パリって落ち着いた街なんだろうなと思ってたんですよね。でも、窓越しに見えるのは、渋滞がひどく、多くの人が忙しなく行き交っている景色。とても活気があって、落ち着いた雰囲気はありません。
世界屈指の大都市なのだから、当たり前と言えば当たり前。でも、これはパリに来たからこそ気づけた事実だと思います。 -
オペラ座から歩いてだいたい15分。ホテルに到着です。
今回お世話になったのは「ホテルモンテカルロ」。ホテルの公式サイトから予約したら、1泊10000円くらいでした(朝食なし)。
メトロのLe Peletierという駅から歩いて3分のところにあり、オペラ座やギャラリーラファイエット、プランタンまでは徒歩でだいたい15分くらいという、なんとも便利なところにあるバジェットホテルです。
ホテル前の道を左に1分ほど歩くと、有名なお菓子屋の「アラメール・ド・ファミーユ」がありました。
部屋の扉の建て付けが悪かったり、アメニティが最低限しかなかったり、冷房がなかったりなど、ところどころ気になるところはありましたが、この立地を考えれば、まあ許容範囲かな。
今回と同じくらいの料金設定であれば、次回も利用すると思います。 -
エントランスのドアノブはネコ型。かわいいですね。
スタッフさんの中には「こんにちわ」「ありがとう」という簡単な日本語を喋ってくれる方はいたものの、基本的には日本語は通じないホテルだと思います。
ただ、日本人の宿泊者は結構いたので、困ったことがあってもなんとかなるかもしれません。 -
ホテルの隣ではバンクシー展みたいなのが開かれていました。日本で有名なものが海外でも有名なものとして取り上げられているのを見ると、「ああ、世界って本当につながっているんだなぁ」と、しみじみ思います。
-
外が明るいので気づきませんでしたが、なんだかんだで時刻はもう19時。どこかのカフェで夕飯でも食べようかなと思いましたが、初日からそれはハードルが高いなと感じたので、オペラ座近くのモノプリを物色するついでに、夕飯を調達することに。
入り口を見る限り、そんな大きそうに思えないのですが、実際に入ってみると地下+2階建ての作りで、結構商品が充実しています。
1階にはパン屋さん、地下には惣菜コーナーがあったので、ホテルで食べる食事を買うのにちょうどいいですね。
すべてのフロアをじっくり見ていたら、2時間くらい経っていました。 -
調達してきた夕飯はこんな感じ。マフィン、サラミ、生ハム、パテに、デザート用のラズベリー。白ワインと赤ワインのミニボトルです。全部で17.64ユーロでした。日本円にすると2100円くらいです。
特に美味しかったのは生ハムですね。塩気がちょうどいい生ハムが1パックに6枚(4枚だったかも?記憶があいまいです)入っていました。お店で食べるのと同じくらい大きく、厚みもしっかりあるので、結構食べ応えがあります。
サラミと生ハムに加え、マフィンの中にパテを挟みながらワインを飲んでいたら、苦しく感じるほどお腹がいっぱいになってきます。パテとマフィンは買わなくてもよかったかな。笑 まあ、どれも美味しかったので良しとしましょう。
ただ、ラズベリーだけは大外れ。フタを開けたらほとんどにカビが生えていて、小さい虫が這っていたので、1つも食べずに捨てました。
フルーツを買うときは、しっかりと物を確かめてから買わないとダメですね。 -
ご飯を食べ終わってシャワーを浴びたのに、外はまだ明るい。何時だろうと思って時計をみると、23時近くです。
ヨーロッパの夏は日が長いと聞いていましたが、ここまでとは。でも、24時近くになったら結構暗くなってきたので、寝るのには支障がありませんでした。
1日目はこれで終了。明日から、本格的なパリ旅行がスタートします。
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