スペイン街歩き（3）～セゴビア編～

2019/06/26 - 2019/07/07

マドリード4泊、バルセロナ6泊、12日間のスペインの旅です。
古都の街並み、ガウディを初めとするモデルニスモ建築、チェリスト・カザルスの故郷などを巡りました。

【4日目】
セゴビアは、マドリードから北西へ約100kmにあり、標高1000mの城塞都市です。旧市街と水道橋は世界遺産。

エリア セゴビア(スペイン)

バスターミナルのあるモンクロア駅へ
「勝利の門」

9:15発セゴビア行き
チケットサイト（omio）で事前予約。4.05ユーロ（手数料別）
avanzaバスのサイトはカード決済がうまくできず。

モンクロア バスターミナル バス系

1時間強でセゴビアBTに到着
バスは鉄道より時間がかかるが、バスターミナルは旧市街の近くて便利。
水道橋を目指して歩く。

セゴビア バスターミナル バス系

サン・ミリャン教会
12世紀、ロマネスク様式、セゴビアで最も古い教会の一つ。

バスターミナルから徒歩10分で水道橋が見えてくる。
インフォメーションで5施設の共通券を購入。（セゴビア・サクラ）

ローマ水道橋
15km以上離れた川の水をセゴビアの町に引くのため、紀元1世紀頃ローマ人よって造られた。
19世紀までは水が流れていたが、現在は水道管が敷かれている。
（全長728m、橋桁の最高28m、アーチ166個）

ロス・サントス・フスト・イ・パストール教会
13世紀

ロマネスク様式の壁画

水道橋の橋の階段上より
モルタルなどの接合剤を使わず、花崗岩などのブロックを積み上げただけ。地震は少ないのだろうか。

旧市街へ

サン・マルティン教会
12世紀、ロマネスク様式

お祭りがあり、音楽隊のパレードが集合したところ。
短いオーボエのような楽器を吹いている。小さな子どもも一緒に太鼓を叩いているのが可愛い。

サン・ミゲル教会
16世紀、マヨール広場に面している。

ここに共通チケットの日本人スタッフがいて地元情報を頂いた。

サンティシマ・トリニダド（三位一体）教会
13世紀

屋根にコウノトリ鳥が巣を作っている。

「司教の家」のレストラン"EL Batihoja"で昼食をとる。
中庭の席はシートでオーニングされてそれほど暑くはない。

ランチタイムが終わったところで、タパスだけを出してくれた。とても美味しかったのでランチが食べられなくて残念。
チョリソ、ラタトゥイユ

司教の家は、博物館になっている。

サン・エステバン教会
13世紀、ロマネスク様式、「塔の女王」ともいわれる。

カテドラルを目指す。

カテドラル（セゴビア大聖堂）
18世紀、ゴシック様式、「カテドラルの貴婦人」ともいわれる。

聖堂

回廊

中庭

共通券のガイドツアで、ー般には上がれない鐘楼に登る。参加者は自分達だけ。
中途階には、1950年頃まで鐘楼守が家族で住んでいた。
塔の階段は狭く、水や薪などの生活用品は窓の外のロープで吊り上げていた。

鐘楼高さは88m。
16世紀にはスペインで最も高い108mの塔であったが、落雷により木の部分が焼失してしまった。ガイダンスの再現映像はディズニー映画のようだった。

12個のうち最も古い鐘。
"EL BECERRO"､1513年製
重量750kg,直径110cm

アルカサル方面、城外の隣町も見える。

低い部分に水道橋が架かっているのが見える。

カサ・デル・ソル（太陽の家）

アルカサル方面

城壁の方へ下り、サンティアゴ門から城外へ。

ベラ・クルス教会
13世紀、珍しい12角形の聖堂。

川の近くの広場から崖にそびえたつアルカサルを見上げる。

橋を渡り、城内へと戻る。

アルカサルへの急坂を登り、来た道を振り返る。

アルカサルの門

アルカサル（セゴビア城）
11世紀からローマ時代の要塞の上に建てられた。
15世紀、カスティーリャ王国の女王イサベル1世が即位を宣言。

アルカサルは、ディズニー映画の「白雪姫」の城のモデルとなったといわれる。

深い掘を渡って入城する。

ガレー船の広間
天井が逆さまになったガレー船の様。

松かさの間

礼拝堂

アルカサルを見上げた広場を見下ろす。
先に立ち寄った芝生の広場、教会も見える。

バルコニーにはフランス式庭園

時計のパティオ

武器の広場

「ファン2世の塔」に登る。

街を一望できる。向こうには先に昇ったカテドラルの塔が見える。

城壁沿いのユダヤ人街を歩く。

城外に出る階段の側溝を水が流れる。
バスターミナルへ戻り、マドリードへ。
セゴビア見どころが多く、時間が足りなかった。