2019/06/27 - 2019/06/28
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margeryさん
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姉と叔母の1ヶ月強のヨーロッパ周遊旅行に合流した旅。
ゴルドを見てボニューへ。
私の旅行史上初の「警察沙汰になりそうになった事件」、「見知らぬ人の車に乗せてもらう事件」が立て続けに発生するので、文章が少々長いです。
<スケジュール>
6月22日(土)夕方に成田空港を出発
6月23日(日)昼頃マルセイユ着
(エクス・アン・プロヴァンス泊)
6月24日(月)オラベンダー畑などを周るプショナルツアー参加
(エクス・アン・プロヴァンス泊)
6月25日(火)サンレミ・ド・プロヴァンスへ
(サンレミ・ド・プロヴァンス泊)
6月26日(水)サンレミの朝市を見てルシヨンへ(ルシヨン泊)
6月27日(木)ゴルドを見てボニューへ(ボニュー泊)★この旅行記★
6月28日(金)エクス・アン・プロヴァンスへ戻る
(マルセイユ空港近く宿泊)★この旅行記★
6月29日(土)早朝に帰国の途へ
6月30日(日)日本着
- 旅行の満足度
- 1.0
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ルシヨンからのバスに乗ってると、ゴルド村が見えてきた!
-
このお城が村の中心地で、観光案内所もココにある。
そして、バス停はすぐ近く。 -
次に乗るボニュー行きバスは13:35発
-
私以外は朝食を摂っていなかったので、まずカフェで朝食。
-
しかし、今日も既に暑い。
カフェの隣のテーブルの女子達は携帯扇風機を回していた。
はい、今日も快晴、最高気温は38度予想ですよ~(^_^;)
毎日38度!
イヤになる・・・ -
村自体は全然見所はなく、近くの「セナンク修道院」へ行ってみることに。
ただ、足がないので、観光案内所でタクシーを「1時間40ユーロ」で手配してもらった。
これが、後に事件となります(>_<) -
迎えに来てくれたタクシードライバーは若い物腰柔らかめな男性。
「セナンク修道院」に行く途中にゴルド村がよく見える場所があり、タクシーを止めてもらい写真タイム。
タクシー頼んで良かった!と思っていたのだけど・・・ -
駐車場入口は大型バスで渋滞していて、なかなか進めなさそうだったので、駐車場入口でタクシーを降りるよう言われた。
「この後に駐車場に入れたら入るし、入れなかったらこのあたりにいるかも。」とドライバーは言っていたのだけど・・・ -
ラベンダー畑はスッカスカで正直綺麗ではなかった。
-
でも、やはりここにもロマンティック系の服を着ている人が沢山いる。
しかし、このラベンダー畑は白い大きな蛾が大量発生(>_<)!!
次の写真に蛾がビッシリの写真載せるので、見たくない人は注意! -
この木にビッシリいる蛾がラベンダー畑にもビッシリ。
ラベンダーに触れようものなら、止まっていた蛾が一斉に飛び立つ!
もう、虫嫌いの私には恐怖でしかなかった。
今まで訪れたラベンダー畑に蜂や蝶はいても、こんな蛾はいなかったんだけど。
という訳で、ここでのラベンダー畑は本当にオススメしません。 -
タクシーの貸切は1時間だけでそんなに時間もないので、修道院の中には入らず。
村に戻ったらちょうど1時間という頃に駐車場に戻ってみると、タクシーがいない!
私達が降りた駐車場入口かなぁとそちらまで探しに行ってもいない!
この灼熱の中、駐車場の端から端、駐車場外まで探し回ることになった。
でもやっぱりいない。
どうしよう・・・と困り果てていたら45分後にタクシーが戻って来た!
(やはりこの場で私達を待っていなかったのだ) -
タクシーのドライバーは自分が遅れたたという非を認め、平謝りだった。
「この暑い中すごい待たされたし、少し割引してくれる?」と言ってみたところ、アッサリと彼が「じゃあ30ユーロでどう?」と言ってきたので、30ユーロを支払った。
(割引できないと言われたら40ユーロを払うつもりだったけど、彼がアッサリと割引してくれたのだ。←ここポイント) -
バスの時間まで30分ほどあったので、村をブラブラ。
お土産屋さんが少しある程度であまり時間を潰せる感じではない。
しかも、たいていのお土産屋さんは扇風機しかなくて暑くて辛い。 -
道を歩いていると、さっきのタクシーと同じような黒い大きなベンツが近づいてきて、激高した男が降りてきた。
「割引なんてしないんだ!10ユーロ払え!!」と怒鳴りつけてきた。
どうやらさっきのタクシー会社の人間らしい。
何故割引してもらったのか事情を説明しようとしても、頭に血が上っていてわめきちらし、全く聞く耳を持ってない。
挙句の果てに姉の頭を平手で殴り、キャップとスマホを奪うという暴挙に!
しかも姉のキャップを車に投げ込み「乗れ!警察行くぞ!」などと言うではないか。
こちらに非はないし、暴力まで受けたので「おう、警察上等やんけ!!」と思ったけど、姉はバスの時間が頭の片隅にあったらしい。
10ユーロ札を車に投げ込み、キチガイは去って行った。
通りがかりの人が止めに入ってくれたり大騒ぎな事件となった・・・ -
本当に腑に落ちない事件だし、私の旅行史上最悪の事件だ。
このタクシー会社を手配してくれた観光案内所にこの件について報告と「こんな暴力をふるう会社は観光客に紹介すべきではない」とフランス語と英語でメールしたけど、返信はない。
きっと今も普通に観光客に紹介しているでしょう。
なので、ここに書きますが、これから行く方は「VTC Louis」という会社を絶対使っちゃダメですよ!!
トリップアドバイザーにも投稿しました。
(何故か日本語でしか投稿できなかった・・・)
https://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g187248-d8504312-r691714978-Vieille_Ville_de_Gordes-Gordes_Luberon_Vaucluse_Provence_Alpes_Cote_d_Azur.html?m=19907 -
さて、【事件その2】です。
この暴力事件の後、どうにか予定通りの13:35ボニュー行きバスに乗った。
安心したのも束の間で、「ボニューだよ」と降ろされた場所は、バス停の待合所があるだけの場所だった。 -
その時は写真を撮ってなかったので、グーグルマップで探してまいりました!
こんな場所です。
慌ててスマホで現在地を調べると、目的地まで車で10分の場所だった。
頑張れば歩けない訳ではないけど、荷物を持ってこの灼熱地獄を歩くのは流石にヤバイ!
日影もないし、道路なんて絶対40度を超えているのだ。
絶望・・・ -
唯一、近くに地元のフルーツを売る小さい売店があり、時々通りがかりの車が立ち寄る。
そこにアジア系の男女がやって来た。
コレはチャンス!と姉と声をかけると、まさかの日本人!!
事情を話し、「ガソリン代は勿論お支払いするので乗せて貰えませんか?」とお願いしてみた。
私の人生初のヒッチハイクだ(笑)
お2人は逆方向に行く予定だったのに、快くOKしてくださった! -
しかし、後部座席にはお2人のスーツケースがあったので、それをフルーツ売店に預けて、私達を下ろした後に戻ってきてスーツケースをピックアップすることになった。
そんな手間とリスクを抱えて車に乗せてくださった事は本当に大感謝だ。
この場を借りて、大分からのご旅行中だったお2人、本当にありがとうございました!! -
ちなみに、後で調べたところ、ゴルドからボニューに行くには、APTまで行って18番に乗り換えるべきだったらしい。
降りた所は「Bonnieux Pon-Julien」というバス停で「Bonnieux」がつくので、姉はここに行けばいいと思ったようだ。
調べが甘い!・・・が、私も今回は姉に任せっ放しで全然自分で調べていなかったので責めることはできない。
反省です。 -
親切なお2人のお陰で、無事にボニュー村の中心部に到着。
ガソリン代も受け取らずに去ったお2人を見送った後に涙が出た。
キチガイ男の暴力事件後のこの親切が、本当に滲みた。
私も人に親切にしようと思ったのでした。 -
明日はエクス・アン・プロヴァンスに戻ります。
時刻表をチェック。
ゆっくりして12:30かな。 -
まずは、ホテルにチェックイン。
「Hotel Restaurante Le Cesar」というホテルで、1Fはレストランだ。 -
可愛い看板犬がいた。
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大人しい。
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この旅で最初で最後、姉&叔母との3人部屋。
エアコンもある・・・けど、まっっったく効かない。
窓を開ける方がマシ。
エアコンに温度計がついていて、その数字は「35」を示していた(*_*)
汗ばみながら過ごす事になるのでした。 -
テラスの眺めは最高だけど、凄い灼熱地獄。
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暑い部屋にいるのも辛いし、村の散策に出掛けます。
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可愛らしいドア、白い紫陽花(?)も素敵。
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こちらも可愛い入口。
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水色のドアが映える。
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ボニューは、映画スターや政治家など多くの有名人が別荘をもつという村だそう。
普段住んでる人が少ないのか、この暑さのせいか、人が全然いません・・・
やはり私達が求めるものはアイス!
スーパーでファミリーサイズのレモンシャーベットを買い、3人でつついて食べた。 -
教会にやって来ました。
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す、涼しい・・・神様、ありがとうございます・・・
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ほぉら、外は38度 (´∇`) アハハ←壊れた
・・・って、明日の最高気温が45度やんけーーーΣ(゚Д゚)!!
そんな事ってある?!
45度??? -
乗継してきたアブダビよりも暑いやんけーーーーーーー!!
中東より暑いって何なの!? -
ニュースを見て見ると、フランスは「命の危険」とまで書かれている!
ヒエ~。 -
ホテルに戻って来ました。
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少しだけ夕方っぽい感じになってきたかな。
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洗濯して絞りの甘かったパンツも、このギラギラの陽射しと熱風のお陰であっと言う間に乾いた。
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テラスの下はこんな感じ。
-
ホテル下のレストランで夕食を取ることに。
この旅で最初で最後のしっかりした夕食(笑)
こちらは叔母さんの前菜。
アボカドとグレープフルーツのパフェ仕立て。
お洒落! -
私と姉のメインはステーキ。
何気に付け合せのポテトが甘くて美味しかった! -
叔母さんのメインはバジル風味のパスタ。
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このレストランは眺めもとてもいい。
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夕陽もとても綺麗に見えた。
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陽が沈む~。
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夕陽を撮影中の叔母さん。
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叔母さんのデザート
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姉のデザート
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私のデザート。
「イチゴのスープ」とのことで、どんな感じだろう?と思ったら、このようなイチゴ尽くしのものだった。
全部美味しかった~。
女性シェフがプライドを持って切り盛りしている素敵な店だった。 -
<6月28日(金)/7日目>
朝はまだ涼しい。
本当に今日45度まで気温が上がるの?と思ってしまう。 -
気球が飛んでた。
ラベンダーの季節には、上から眺められていいなぁ。 -
朝焼けが美しい。
-
さぁ、それではエクス・アン・プロヴァンスに帰ります。
-
12:30のバスで帰る予定だったけど、あのエアコンの効かないホテルで45度の気温は流石に耐えられないので、その1本前のバスで帰ることにした。
1本前って、7:00ですけど (´∇`) アハハ。 -
バスは大型で、冷房もしっかり効いてて良かったぁ。
小さい村を回る旅はこれで終了だけど、結論として、バスの本数も少ないし自力で回るのは結構大変。
小さい村は滞在時間もそんなに必要ないので、レンタカーやオプショナルツアーでサクッと回るのが正解だなと思ったのでした・・・
この後エクス・アン・プロヴァンスに戻ってからの半日は「南仏旅行1」の後半で紹介しています。
この旅でというか人生で最高気温の43度を経験しました~(-.-;)
(帰国&お土産編につづく)
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この旅行記へのコメント (2)
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- sanaboさん 2019/08/24 00:13:03
- 表紙の写真が素敵ですね~☆✨
- margeryさん、こんばんは
ボニューに泊まられたのですね、羨ましい~!
表紙の瓦屋根の続く風景がたまらなく好きです♪
昨年、私たちはルールマランに行くとき通過しただけで
ゆっくり見ることができなくて物凄く心残りになっていた村なんです。
昨年も連日35℃の炎天下を歩き回り物凄く疲れたと思っていたら
今年はそれ以上の酷暑、アブダビより暑い45℃の日もあったりして
ほんとに地球はどうしちゃったの?と思います。
きっとその暑さのせいであのタクシー会社のキチガイ男は
気が変になったとしか思えませんね。
暴力をふるうなんて信じられない! 私も物凄く腹が立ちました。
できることなら警察にだって行きたかったくらいだと思いますが
バスの時間などを考慮され、さっさとキチガイから
立ち去ったのは正解だったと思います。
インフォメーションのメールへの無回答も釈然としない思いを
されていらっしゃることと思いますが、もっとひどい暴行で
お怪我などをされなくて本当に良かったです。
バスを降りて呆然としたボニュー近郊!?
ご親切な日本人の方にお逢いになれて良かったですね。
sanabo
- margeryさん からの返信 2019/08/25 22:54:53
- RE: 表紙の写真が素敵ですね
- sanaboさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
キチガイ男は、本当に暑さでやられちゃったのかも知れないですね(笑)
しかし、今思い出しても本当に腹が立つ事件です。
時間を無駄にしても警察に行くべきだったのかも、観光案内所に間に入ってもらってその場で話すべきだったのかも・・・など考えてしまいます。
どうするのが正解だったかは分かりませんが、sanaboさんの仰る通り、怪我がなかったのが不幸中の幸いかも知れませんね。
結局ゴルドの村は全然見られず終わってしまったので、sanaboさんの旅行記を拝見して雰囲気が分かって良かったです。
ボニューはこじんまりとしていて観光地っぽくもなく、穏やか〜な雰囲気でした。
ただ、ホテルのエアコンが全く効かなかったことで、
「とにかく暑い!」の印象ばかりがかなり強く残ってしまっています(笑)
margery
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