ホイアン・ダナン、60代兄弟の旅～その５・ダナン編

2019/07/01 - 2019/07/05

年に一度の兄弟（60代後半）による二人旅。６回目の今年はベトネムのホイアン・ダナンへ。私にとっては初めてのベトナム。
３日目は、再度（弟にとっては初めて）朝のホイアン旧市街を散策した後、ダナンへ。ダナン旧市街で博物館や大聖堂を見学し、美味しい中華料理に舌鼓。

エリア ダナン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

３日目の朝、朝のホイアン旧市街で、前日までに入場できていなかった潮州会館へ。潮州は広東省東部にある地域で、華僑の多いことでも知られる。

潮州会館の門を中から見たところ。祀られているのは伏波神で、天災を征服する神とのこと。

潮州会館では、屋根の上の彫刻や透し彫りが見られる。

門のところにも、色彩豊かな彫刻が施されている。

バイク進入禁止となる9時の直後は、本当に人通りが少なく、ゆったりと街の風情を味わうことができる。ホイアン旧市街を散策するには、この時間帯が一番だと思う。

ホテルが手配した車で、ダナンへ移動。タクシーだと45万ドンだが、これだと40万ドンでお得だった。

ダナンのホテルまでは約40分かかった。ダナン近くに来ると、ビーチのそばに高級リゾートホテルが次々に現れる。どこも道路から随分と入ったところに建物があり、恐らくはプライベート・ビーチがあるのだろう。更に進むと、中級ホテルの並ぶミーケービーチ沿いの道路を走り、かなり北にあるホテルに着いた。

ダナンで宿泊する「フォーポインツ・ダナン」。

ホテルのロビー。夕方になると、すぐ近くのビーチで泳いできた家族連れが、水着姿でウロウロしていた。宿泊しているのは、圧倒的に中国人が多い。

ホテルの周辺では、どんどん新しいホテル建設が進められていた。

この辺りが、中級リゾートホテルの集まっている地域で、まだまだ需要があるのだろう。

ホテルの20Fの部屋から見たミーケー・ビーチ。3時ごろだとほとんど人がいない。あまりに暑いからだろう。

夕方になってくると、ビーチには人が集まってくる。パラセーリングや水上バイクを楽しむ人もいた。

旧市街に行くには、タクシーを使うしかない。あらかじめ安心できるタクシー会社をネットで調べ、「ビンサン・タクシー」と「マイリン・タクシー」を使うことにした。ホテルには、緑色の「マイリン・タクシー」が何台も客待ちをしていたので、そのうちの１台に乗る。旧市街までは、車の種類にもよるが、だいたい7.4万ドンから8.5万ドンくらいで行けた。

旧市街のバクダン通りからドラゴン・ブリッジを眺める。川沿いに遊歩道が整備されており。ベンチもあるので、歩くのに疲れたら、ここでくつろぐことができる。

夜になるとこんな感じにライトアップされる。

写真はないが、夕食は３日目・４日目ともチャンフー通り近くの「陳めし」で食べた。「地球の歩き方」によれば、日本で修業した台湾出身のオーナーシェフがやっている店とのこと。そのせいか、味は日本人好みの中華で、ビールがすすむ。値段も二人で料理４皿、ビール３本で38万ドンくらい。日本語が通じるので、その点も気楽。

４日目は、午前中にダナン大聖堂とダナン博物館へ。

大聖堂では、インスタ映えを狙った若い女性の撮影風景がここでも見られる。なぜか後ろ姿を取るのが流行っているようだ。

大聖堂の敷地内には、学校もあるようで、子どもたちの声が聞こえていた。修道院もあった。

トイレもあったが、2万ドンの寄付が求められる。

大聖堂の正面。中にはミサの時以外は入ることはできない。

大聖堂から歩いて20分ほど北に行くと、ダナン博物館がある。すぐ北側にはダナン市庁舎も。このあたりは、かつては城だったようで石垣が残っている。

大聖堂から博物館まで歩くのが非常に暑かったので、エアコンが入っているのを期待したのだが、中は扇風機と冷風機だけしかなかった。入場料2万ドン。

1Fはダナンの歴史と文化、２Fは1858年におきたフランス・スペイン連合艦隊によるダナン侵攻に対する戦い、ベトナム共産党による独立運動、第2次大戦後のダナンにおける解放闘争、フランスからの独立戦争、アメリカ軍最大の基地があったベトナム戦争時代のダナンと民族解放闘争など、戦争を中心にした歴史的展示、３Fはダナンの生活、少数民族の生活などを展示や写真、再現模型などで紹介している。

特に戦争をめぐる展示は、ベトナム戦争で実際に使われたベトナム軍と米軍の兵器、米軍が投下した爆弾・ナパーム弾、世界各国でのベトナム人民支援のポスターや寄せ書きなどが展示されていて、迫力十分だった。

北ベトナム軍が使っていたソ連製AK-47突撃銃。

こちらはアメリカ軍の使っていた小火器。

米軍機が爆撃で使ったナパーム弾。

ベトナム人民連帯の各国のポスター。

日本の組合が贈った寄せ書き。

昔のダナンの生活を再現した模型。

越劇の模型。

ランチを食べるために、カードが使えて、エアコンの入った店を探してみる。「地球の歩き方」に掲載されているスーベニア＆カフェ（ドリンクのみで、エアコンなし）、ビストロ（エアコンはあるが、値段が高い）はどちらもパス。歩き回るうちに、市庁舎裏でこのカフェを発見。「ハッピー・ハート・カフェ」で、ウエイターさんの一人はろうあ者で、他の従業員と手話でやりとりしていた。

欧米系の客が多いようだ。メニューはベトナム語と英語の両方で表記されていて、利用しやすい。コーラ（1.5万ドン）、パインジュース（3万ドン）。

BLTサンドイッチ（9.9万ドン）、エッグ・サンド（8.9万ドン）を注文。サンドイッチにはサラダもついていた。サンドイッチは、トーストしたパンにたっぷりと具材が入っていて、ボリューム満点。味も良かった。

店にはトリップ・アドバイザーのエクセレントの表示がしてあった。この店はオススメ。

このあと、ホテルに戻って休憩し、チェックアウトしてから荷物を預けて、再び夜の旧市街に行った。夜中の0時5分発のフライトで、無事帰国。

この旅行記へのコメント （4）

• noichigoさん 2019/07/06 23:12:50

  アドバイスありがとうございました😊

  予習のために全部見せていただきました。
  私たちもホイアンからダナンに行きます。
  とてもよくわかりました！
  あちらでもカンニングしながら旅をしたいと思います。

  teramaさん からの返信 2019/07/06 23:21:04

  Re: アドバイスありがとうございました😊

  お節介ですが、両替について、一言だけ。現地でのキャッシングやカード決済のレートがわかってきました。ご参考までに。
  福建会館近くの両替屋　２１０ドン／円
  カード決済　　２０８ドン／円
  キャッシング　２１４ドン／円（手数料込み）
  
  ぜひ楽しい旅になりますように。

  noichigoさん からの返信 2019/07/06 23:43:15

  Re: アドバイスありがとうございました😊

  重ね重ねありがとうございます

  teramaさん からの返信 2019/07/08 05:34:51

  Re: アドバイスありがとうございました😊

  すみません。旅行記の中で、ダナン市内のタクシー料金が一桁間違ってました。正しくは、「7.4万ドンから8.5万ドン」でした。Q&Aの方も間違えてました。訂正をお願いします。