2019/06/15 - 2019/06/23
84位(同エリア436件中)
hakkouさん
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ここ5年ぐらい、一度に2か国以上訪問するのを恒例にしていましたが、今回は2015年以来、3度目のイタリア1か国のみ、それもシチリア島だけ。
一般的に、シチリア島の4大観光地は、パレルモ、シラクーサ、タオルミーナ、アグリジェントとされていますが、その内、アグリジェントをやめてラグーサを訪れました。
最近はホテルはもちろん、都市間の移動もガチガチに予約して出発することが多いのですが、今回は鉄道にするかバスにするかを現地で決めた区間もあり、交通手段の予約は全くせずに、自由度を高くしました。
①はパレルモ編で、アットホームなホテルに2泊し、自分らしいスタイルでB級グルメを楽しみました。
日帰りで訪れたチェファルがあまりにも楽しかったので、②チェファル編として独立させたので、ややイレギュラーな構成になっています。
【スケジュール】
6/15:成田発
6/16:イスタンブール経由ローマ着~国内線でパレルモ着(★)
6/17:チェファル日帰り(★)
6/18:パレルモ~ラグーサ(★)
6/19:ラグーサ~シラクーサ
6/20:シラクーサ
6/21:シラクーサ~カターニア
6/22:タオルミーナ日帰り
6/23:カターニア発~イスタンブール経由成田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ena(イーナ)
-
好きで何度も利用しているターキッシュエアラインズ、今回からイスタンブール新空港利用です。
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従来のアタテュルク空港ではお気に入りの場所があり、長時間のトランスファーであってもくつろいで過ごしていたのですが、新空港ではそのような居場所を見つけることはできませんでした。
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再び、ターキッシュエアラインズに乗り継いで、ローマ9:55着。
ローマからアリタリア航空を利用して、パレルモ14:25着。
パレルモ中心部へはバスで移動。
料金は、事前に調べていたのより少し安い6ユーロ。
バスに乗り込んでから時刻表を撮影し、30分毎の出発ですね。 -
終点パレルモ中央駅まで行かずに、ホテルが近いポリテアーマ劇場前の広場で下車。
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ホテルは Tetide Home 。
朝食付き2泊で75ユーロ。
場所はポリテアーマ劇場の北西方向にあたり、リベルタ大通りから3本ぐらい西にあります。 -
ビルの4Fフロアがホテルで、オーナー夫妻と犬が同じフロア内の一室に住んでいて、客室は3部屋しかなく、とてもこじんまりしていました。
外出から戻るたびに、オーナーが部屋から出てきてくれて、どこに行ってきたとか会話し、とてもアットホームな雰囲気でした。 -
バスルームも清潔です。
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16時過ぎに観光に出発。
これがリベルタ大通り。
あまり大通りという雰囲気がありませんが、両側に一方通行の車道があります。
この日は日曜日なので、歩行者天国になっていました。 -
少し歩いてまたポリテアーマ劇場に。
日本では見かけない、青い花が咲く樹木が何本もありました。
写真ではその鮮やかな色が再現できず、残念です。 -
少し南に下るとマッシモ劇場。
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建物自体が巨大で美しい。
イタリア語でMASSIMOとは英語のMAXIMUM、つまり「最大の」という意味です。 -
シチリア島と切っても切れない関係なのが、映画『ゴッドファーザー』。
マッシモ劇場がPARTⅢのクライマックス・シーンに登場するのは、ふさわしい気がしました。 -
しばしその雰囲気に浸っただけで、劇場内を見学するガイドツアーには参加しませんでした。
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建物と同じく印象的だった大きな木。
劇場側に枝が伸び、ちょうど日陰になります。 -
そのままマクエダ通りを南に。
歩行者天国になっているので屋台も出て、観光客でいっぱい。 -
そのまま南下すると突然、クアットロ・カンティに。
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観光客がたくさんいるので、なかなか写真を撮るのが難しい。
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これはプロのモデルさんか?
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すぐ南にあるプレトーリア広場。
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彫刻そのものより、周りの建物との調和が素晴らしかったです。
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なかでも素晴らしかったのが、最も歴史のありそうなこの建物。
さすがイタリア。
日本では考えられない美しさ。 -
この日に南下したのはここベッリーニ広場まで。
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右のサン・カタルド教会は本当に小さな教会。
そのまた小さな入口に、入場料2ユーロと手書きした紙を机に貼って、女性が受け付け係をしていました。 -
今度はクアットロ・カンティから東にヴィットリオ・エマヌエーレ通りを海方向に進みます。
この通りも歩行者天国でした。 -
目的は、B級グルメのモツのパニーノが名物の店、Nni Franco u' Vastiddaru。
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一つ上の写真はテイクアウト専用カウンターで、店が角地にあって、広場に面したオープンテラスの方で食事します。
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先ずはビール、2ユーロ。
グラスで出してくれなかったのがちょっと寂しい。 -
そして、モツのパニーノ、2.5ユーロ。
おいしいし、ボリュームがあるし、満足でした。 -
6月17日(月)
宿泊客は僕だけだったようで、朝食時間を昨晩にオーナーと相談し、9:38発の鉄道でチェファルヘ行くことから逆算して、8時からになりました。
8時に部屋を出ると、キッチンに呼ばれ、好きなだけ取って食べるように言われました。 -
ジュース、ヨーグルトは数種類から。
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家庭用のトースターとエスプレッソ・マシン。
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ひょっとして、オーナー夫妻も一緒に食べるのではと思いましたが、1人での朝食でした。
この後、実際の行動はチェファルに日帰りで行きましたが、あまりに楽しかったので紹介したい写真も多く、②のチェファル編として独立させました。 -
15:30にチェファルからパレルモ中央駅に戻った後、絶対にやらなければならなかったのが、明日のラグーサ行きバス乗り場を確認することでした。
他のバス会社はすぐ切符売場が見つかったものの、AST社の売場が見つからず、周辺を歩き回って数人の現地の人に話しかけ、写真の8番乗り場から出発し、切符は運転手から購入することが、ようやく分かりました。
これが8番乗り場の写真で、イタリア語しかないものの、日本でネットで調べていた、14:45発の文字を見て安心しました。 -
中央駅に近いバッラロの市場。
この後、カーポの市場、ヴッチリアの市場も行きましたが、どれも今一つの印象で、3日後に訪れるシラクーサの市場の方が、ずっと良かったです。 -
素晴らしかったのがジェズ教会。
バッラロの市場の続きで前を通りかかると、フリーで人が入っている様子だったので、僕も後に続きました。 -
中で結婚式を行っていて、教会前に高級車が数台停まっていて、何となくそんな雰囲気がありました。
貸し切りではなかったので、招待客ではない観光客が入場料(多分6ユーロ)を払わないで見学できる状態だったのです。 -
地味な外観からは想像できないほど、中は豪華絢爛。
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本当にラッキーでした。
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昨日は日曜で休みだったベッリーニ広場の観光案内所で地図を入手。
昨日は見かけなかった、マクエダ通り沿いにいた馬車。 -
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りを昨日とは逆方向の西に。
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大聖堂。
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ノルマン王宮。
一般的なパレルモ観光のハイライトとなる、これらのスポットをスルーするのはどうかと思いますが、僕の好みなのでしょうがないですね。 -
先ほどのラグーサ行きのASTバス乗り場ほど、絶対ではなかったのですが、一応、明日モンレアーレへ行く389番バスの乗り場を確認しました。
インディペンデンツァ広場のバス停のすぐ近くに、AMAT社の案内ブースがあり、乗ろうとしていた8:45発の表示が確認できました。 -
夕食はマッシモ劇場のすぐ南、マクエダ通りから一本、小道を入ったオープンテラスの店にアランチーニの看板があったので、そこにしました。
②チェファル編で紹介しているのですが、14時頃に食べたランチの量が多くてお腹に残っており、そんなに食べられない状態でした。 -
アランチーニ、ビールとも3ユーロ。
この店がアランチーニの専門店でないのは明らかですが、アランチーニは想像以上においしくて、ビールにぴったりでした。 -
6月18日(火)
今朝の朝食時間も、昨晩オーナーと相談して、7時にしました。
ハム、チーズなどは昨日と同じですが、ホームメードのケーキがありました。
オーナーの好意で荷物を預かってくれて、チェックアウト。
荷物を取りに行く予定の時間は、オーナーが不在になるにもかかわらず、僕を信用してくれて、鍵をそのまま持たせてくれました。
最初のホテルで良い人に巡り合い、きっと良い旅になると思いました。 -
インディペンデンツァ広場のバス停までは約2Kmで、自分の中で最も確実な方法として徒歩移動を選択しました。
ものすごく多くのバスが発着し、乗り降りする人もたくさんいました。 -
この道路は3車線でかなり交通量が多く、バスの後方に横断歩道があるのですが、現地の人は車の通行に関係なく横断を開始し、車の方が必ず停まっていました。
日本の様に押しボタン式信号機によって交通が遮断されるより、歩行者ファーストの文化が根付いているので、こっちの方が良いなと感じました。
まあ日本では実現しないでしょうけど。 -
389番バスを利用し、モンレアーレに30分で到着、片道1.40ユーロ。
バス停での案内表示では、もう2つ先が終点とされていましたが、モンレアーレが終点でした。
帰りのバスも、同じ場所から出発すると確認し、ドゥオーモを目指します。 -
細い一方通行の道を進むと、立派な建物がある広場に到着し、それがドゥオーモでした。
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時間は9:30頃ですが、既にたくさんの欧米人観光客がいました。
太っ腹なことに、一部のエリアを除いて入場無料です。 -
個人的な感想ですが、それほど感動しませんでした。
それは、建物に入った瞬間に感じる空気のようなものが、今一つ神聖さを感じなかったからです。 -
しかし、行かなければよかったとは全く思っていなくて、往復のバス代2.8ユーロを使っただけで、十分楽しめました。
ドゥオーモ内部の写真を3枚しか使わない人なんて、きっと僕ぐらいでしょう。 -
ある意味、内部より良かったのが、建物後ろ側の装飾でした。
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そして、この付近の小道は良い雰囲気でした。
このおじさんも渋い。 -
帰りのバスも運転手は同じ人でした。
運転手が同じなら、その横に立って運転手としゃべりっぱなしだった人もなぜかいて、帰りのバスでもまたしゃべりっぱなしでした。
バスの発車時刻をよくよく考えると、インディペンデンツァ広場とモンレアーレを1台のバスで単純往復しているだけのようです。
ということは、この2人のペアは、2往復ずっとしゃべりっぱなしだったかもしれません。
389番バスは、モンレアーレに行く観光客向けというわけではなく、市民もたくさん乗っていて楽しかったです。 -
パレルモ最後の食事は、モツ入りフォカッチャのFocaccia maritataが名物の店、Antica Focacceria San Francesco。
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先客がいたので、先にレジで注文して会計するシステムで、Focaccia maritata がメインということが分かりました。
作るところをじっくり見れ、汁をしっかり絞ってパンにはさんでいたのが、職人ぽくって好感持てました。 -
Focaccia maritata 3ユーロ、カプチーノ1.5ユーロ。
昨日の Nni Franco u' Vastiddaru と比べて、どっちがおいしかったかは甲乙つけがたく、店の雰囲気の差でこっちの勝ちでしょうか。 -
上のフロアはレストラン方式で、値段が変わるようです。
やっぱり雰囲気がいいですね。
B級グルメざんまいだったパレルモとこれで別れを告げ、ラグーサに向かいます。
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