マルタでゆっくりのんびりバケーション 3日目 聖ヨハネ大聖堂とイムディーナ 21,924歩

2019/05/11 - 2019/05/18

数年前までは、神社仏閣教会モスクなんてどうでもよかったんやけど、最近何故か急に興味がわいてきた。じっくり見れば見るほどその美しさを感じるようになり、表現しているものの意味も知りたくなってきた。今日は聖ヨハネ大聖堂をじっくり見てこよう。その後は、古都イムディーナをお散歩。

5/11(土) 到着～バレッタ
5/12(日) マルサシュロック
★5/13(月) 聖ヨハネ大聖堂とイムディーナ
5/14(火) ガーデンズ
5/15(水) ゴゾ島ジープサファリ
5/16(木) サンブラスとヴィクトリア
5/17(金) コミノ島ブルーラグーン
5/18(土) ホテルでのんびり～帰る

本日の『ゆっくりのんびり度』＝70％

エリア マルタ

(07:00)
朝起きたら一番にお天気確認。今日もいい天気。

(08:20)
山盛りベーコンの朝ごはん。

(09:20)
まずはバスでヴァレッタまで。

(09:35)
まあまあ混んでたバスがある停留所で止まった時、乗客の背の高いおっちゃんが、急に大声で何かを叫び、Fで始まるいけない言葉を最後にくっつけて降りていった。他の乗客は何があったんや？とビックリしてる。もちろん私も。それに応えてドライバーもいけない言葉を10回くらい連発。興奮したまま急発進した瞬間、ガシャっと音がした。頭を抱えながら「おまえ~見てへんかったんか~？」を連発するドライバー。いやそれ、あんたが悪いやろ。ドライバーはどこかに電話してバスは止まったまま。仕方ないので、次に来たバスに乗り換えました。

(09:45)
無事にヴァレッタまで辿り着きました。今日のトリトンは何故か水なし。

(09:50)
聖ヨハネ大聖堂にやってきました。
聖ヨハネ騎士団の修道教会として建てられた教会で、全てマルタ産の石灰岩でできてるそうです。

聖ヨハネ大聖堂 寺院・教会

神聖な場所では当然のことですね。

入場料は10ユーロでオーディオガイド付。日本語もあるので詳しく説明が聞けて良かったわ。

騎士団長ゾンダダリのお墓
1720~1722年に騎士団長だった、イタリアのマーク アントニオ ゾンダダリのお墓。戦いに倒れた団長を女神が旗で覆っているという、架空の場面やそうです。団長自らイタリアに注文したものらしい。

聖具保管室
司祭達が礼拝儀式の準備をするところ。
祭壇の絵はエルサレムで柱に繋がれ鞭打ちされるイエスが描かれています。その柱の一部、イスタンブールにあったよなあ。
ここにちょっと書いてます↓
https://4travel.jp/travelogue/11464903

ドイツ騎士団の礼拝堂
祭壇の絵は、東方の三博士がイエスの誕生を祝ってるところ。

マティア プレッティの天井画
イタリアの有名芸術家マティア プレッティの作品。聖ヨハネの生涯を表していて、石の上に油絵で描かれています。完成までは6年かかったそうです。6年間ずっと上向いてたんか、首痛くなりそうやな。

イタリア騎士団の礼拝堂
「聖カタリーナの神との結婚」これもマティア プレッティの作品。

イタリア騎士団の礼拝堂
団長グレゴリオ カラッファの半身像の後ろには、ダーダネルス海峡の戦いの場面があるらしいけど、見えへんやん。オーディオガイドの説明の写真では、トルコの旗も見えてました。

フランス騎士団の礼拝堂
「聖パウロの改宗」馬から落ちたパウロをイエスが改宗させているところだそうです。

フランス騎士団の礼拝堂
4つのお墓があります。

プロバンス騎士団の礼拝堂
若い勇士の姿をした聖ミカエルが、竜と化した悪を払いのけているところ。

英国とバイエルン騎士団の礼拝堂
元々は騎士団の聖なる遺品を収める場所だったそうです。

至聖所
教会の主祭壇。騎士団長や騎士達からの寄贈品で飾られています。ぶら下がってる２人の天使に支えられた銀のランプはその一つ。

https://youtu.be/PLUT-GXjHJE

至聖所
洗礼者ヨハネによるイエスの洗礼の様子です。

聖母フィレルモスの礼拝堂
祈祷したい人は中へ入れます。奇跡を起こす聖母マリアの聖像があり、戦いの前後には騎士達が祈りに来たそうです。

オーヴェルニュ騎士団の礼拝堂
柱に縛られた聖セバスチャンの死刑の場面。

オーヴェルニュ騎士団の礼拝堂
聖セバスチャンが鞭にうたれているところと、法皇カイウスにひざまづいているところ。

アラゴン騎士団の礼拝堂
白馬に乗った聖ゲオルギウスが竜を退治しているところです。

アラゴン騎士団の礼拝堂
「聖ローレンスの殉教シーン」の下では拭き掃除中。

カスティーユ騎士団の礼拝堂
祭壇の絵はマティア プレッティの描いた聖小ヤコブ。胸にホタテがあるらしい。

小礼拝堂は見習僧の祈祷場としてつくられたそうです。入口の前にある十字架は、1532年にポリドロ デ カラバッジオによって描かれたもの。

小礼拝堂
「洗礼者ヨハネの斬首」はカラバッジョの作品の中でも最大のもので、唯一サインがあるんだそうです。でもそのサイン、首から流れた血が伝って書かれてる。ヒェェ～～～！

活躍した騎士を追悼するため、教会の床に大理石の墓が作られました。墓標にはどんだけ活躍したんかがラテン語で書いてあります。

お墓の上を踏みつけて歩くのもなんかなあ～と思うけど、みんな歩いてるし。
墓標の絵には意味があって、骸骨は「世俗的な生命の終わりと永久の神との繋がり」武器は「騎士道」を表しているそうです。

トランペットを吹いたり、月桂樹の花冠を持っている天使は「勝利」の意味。

頭にX印があるけど、頭を打たれたんやろか？手に持ってる手紙の内容が気になるわあ。

(12:00)
オーディオガイドは、音声と画面でとても詳しく説明してくれます。全部一通り聞いて2時間ほどかかるし、時間が経つに連れて混んでくるので、じっくり見学したいのであれば、 早めに行くのをお勧めします。

(12:10)
ヴァレッタバスターミナルには、 無料トイレもあります。プレハブトイレやけど、みんな綺麗に使ってはるわ。

51、52、53番のバスがイムディーナに行きます。

C のエリアにあります。

(12:30)
この時は時間通り来てなかったみたいで、観光客が数組行ったり来たりごちゃごちゃしてました。52番が来たので、それに乗りこみます。今回も座れた。

こんな広々したとこ通っていきます。

この赤いポストのとこで、半分くらいの人が降りていきました。ここからも歩いて行けるみたいやけど私はRABATの停留所までいきました。

(13:10)
RABAT着

メイン ゲート 旧市街・古い町並み

イムディーナのメインゲート。

メイン ゲート 旧市街・古い町並み

(13:45)
まずはお腹空いたので、レストランへ直行。メインゲート入ってから看板もあるのですぐ見つかった。

バッカス その他の料理

マルタ名物の「ブラジオリ」というのを食べてみよ。

しばらく待っていると、向こうの方でウェイトレスのお姉さんが、こっちを見てニヤリ！なになに？なにがあんの？

運ばれてきた料理を見て、ニヤリの意味が分かったわ。「これ全部私の？」「もちろんそうよ。ボナペティ！」と言って去っていきました。これファミリーサイズやん、いくら私でもこれは無理ちゃうか~？
ポークとビーフのミンチがラム肉に巻き巻きされてワインソースがかかってる。柔らかくてジューシーでうまいわ！そやけどねえ、ポテトと野菜も付いてきて、こんないっぱい食べ切れへんわ。
ブラジオリとソーダ。２４ユーロ。

半分ちょっとまで食べたけど「もうギブアップ！」言うたら、「お持ち帰りにしたげよか？」って。持って帰ってもどうしよかと思ったけど、猫ちゃんにでもあげよかな。

(15:00)
イムディーナと言えば、中世を彷彿させる細い路地。

ドアのオンパレード。一軒セールのとこがありました。なんぼくらいするんやろ？

マルタでは「背負い像(ヨーロッパによくあるバルコニーを背中でせおってる像)」見かけんなあと思ってたら、頭で支えてるの見つけた。これは何かのお仕置きなん？

マティア プレッティの「聖パウロの難破」などの作品があるらしい。後で入ろうと思って、忘れてしもた。

聖パウロの大聖堂 寺院・教会

窓の形も飾り方も色々。

St. Roque Chapel

壁の隙間を小鳥が行ったり来たりして遊んでました。さ～てどこにいるでしょう？

ただの通り名のタイルや、街灯もこの壁の上に付いてるとオシャレにみえるわ。

この細い路地にも馬車が通ります。中世の頃はこんな馬車が行き来してたんやろなあ。

(15:45)
カフェ フォンタネッラ
ここも近くまで来ると看板あるから迷わず来れる。

カフェ フォンタネッラ カフェ

美味しそうなケーキがいっぱいあって決められへん。こういう時一人やと一種類しか食べれんからつまらんねんなあ～。

テラスに上がるといくつか空席がありました。ちょっと風があって寒そうなので、日が当たる席にしました。
ケーキは全部3,7ユーロ。

オレンジチョコレートケーキ。口の中でフワッととろけて、ほんのりオレンジの香りが広がって、幸せやわあ！

中庭もお花で飾ってあって可愛い。

カフェのちょっと先に展望テラスみたいなとこがあるので、ちょっと景色を覗きに行きました。でもすごい風、ジャケット持って来といて良かった。

こんな景色が見渡せます。遠くの方に海も見えてる。

ちょっとお店ものぞいてみよか。
イムディーナガラスも有名らしい。風船もガラスで出来てるらしいけど、ほんまにふわふわ浮いてるみたい。欲しいけど家帰ったら。絶対ただのガラスのカケラになってるやろうから、諦めました。

この銀細工、トルコのテルカーリに似てるわ。こっちのんがかわいいデザインいっぱいあるけど。
真ん中のバイオリン素敵！でも300ユーロやって。

途中のカフェの看板、ちょっと歪んでますよ～。

バス停に行く途中でこんな木を見つけた。どうやってこんなにグルっと曲がったんや？

16:50に来た53番のバスで、ヴァレッタ経由で帰りました。

(18:00)
Ponsonby のバス停近くにあるBayviewホテルの中にマッサージサロンがあったので、30分だけフットマッサージ ２５ユーロ。歩き疲れた足スッキリ、体も軽くなった感じがするわ。

昨日時間が遅くて行けんかったThe Point というショッピングセンターに行ってみよ。途中の道にあったスリーマの地図。一個ずつみんな違う建物描くの大変やったやろなあ。

(19:00)
服やら靴やらいくつかお店があったけど、特に買う予定もないのでサラッと見ただけ。
地下のマーケットでちょっとだけお買いもの。

ザ ポイント ショッピングセンター

(19:30)
アパートに帰る途中、裏道を通ってみた。こんな時間にゴミ回収に来るんや。

電線がいっぱいなんやけど、設置の仕方が素晴らしい。きれいに一直線。

今日のお買い物。
Tempoって書いてあるのはポケットティッシュ。キッチン用にペーパータオル代わりに買いました。後でよく見たら、ポケットに入れたまま洗濯しても、バラバラになってくっつかないみたいなことかいてあるわ。時々一緒に洗濯やってしまうよなあ。
アスパラガスのカップスープ。クリーミーで美味しかったので、お土産にもちょっと買い足しました。
晩ごはんは、ポテトスナックとヨーグルト。
今日はこれでおしまい。