2019東京いろんな美術館巡り

2019/06/22 - 2019/07/08

美術館というと海外からの名作来日！というのが話題になりますが、東京近辺にはいろんな美術館の類があって、展示替えが頻繁に行われています。

海外旅行というとしっかり準備して、気合入れなきゃ、となりますが、お手軽な散歩気分で、近場の美術鑑賞は気分転換に最適。
年間パスポートを販売している美術館も多く、ぶらっと訪れると意外な出会いがあっていいかも。個人的にはアクセスよさそうな三菱一号館美術館、東京ステーションギャラリー、六本木ヒルズ森美術館の年間パスをしばらくキープしてます。
1か月程度で出かけて美術館情報まとめです。現在は別の展示が行われているところもあります。

エリア 目黒(東京)

まずは東京都庭園美術館。もうキスリング展は終了してます。

目黒駅から徒歩10分弱で到着です。東京都庭園美術館こちら　の案内が随所にあってわかりやすいです。で、かつての有栖川宮の邸宅なので敷地広くて緑がいっぱい。
エコール・ド・パリで活躍したキスリングの展覧会開催してました。

東京都庭園美術館
外観はこんな感じ。割と直線が多く、ちらほら曲線もあって、いまでも人気でそう？

特別展開催のため入場料1100円でした。庭園の入り口の窓口でチケット購入。
現金、クレジットカード、各種電子マネー使えます。

東京都庭園美術館
狛犬がいるのがちょっとびっくりかも？

朝香宮ご夫妻のお家として作られたアールデコの館です。

東京都庭園美術館
玄関です。美術館というよりは、お金持ちのお家にお邪魔する・・といったイメージでしょうか。

東京都庭園美術館
ブラタモリではこちらから入場してましたね。

ルネ・ラリックの作品が透けて見えます。素敵です。

東京都庭園美術館
館内は特別展の時は原則撮影禁止のようですが、ところどころ写真OKになってます。
だいぶ暗く映った香水瓶。

東京都庭園美術館
天井、床、など凝ってます。

東京都庭園美術館
お手洗いもヨーロッパの古いホテルのよう。

東京都庭園美術館
蛇口の取手がこんもりした形でかわいい。

東京都庭園美術館
豪華すぎず、凝った作りのお部屋は住んでみたくなるかも。

東京都庭園美術館
館内には、読書スペースがあったし、10分位の紹介ビデオの流れる部屋もあったり。
ビデオを見てから鑑賞するといいかも、です。

こちらの部屋の床材、すごいです。

さて、東京都庭園美術館という名称ですから、庭園もあります。
こちらだけなら無料で入れるようです。洋風庭園と和風庭園がありました。

ベビーカーの親子ものんびりしてたし。

東京都庭園美術館
お茶室もあるんですね。

東京都庭園美術館
なお、美術館の端っこにおしゃれなカフェがあって、おいしそうなケーキが並んでました。

庭園美術館の入り口にはフレンチレストランがあって、満席だったよう。さすが目黒です。

続いて、青山のおしゃれな一角にある日本美術で有名な根津美術館。
地名ではなくて、東武鉄道社長を務めた根津さんのお名前から。

根津美術館
海外のおしゃれブランドのお店が並ぶエリアですが、突然緑の世界になります。

こちら根津美術館のデザインは隈研吾さん。

確かに、そうだな～という木の世界です。

根津美術館
こちらの廊下では海外からのゲストが記念写真撮って盛り上がってました。
ここだけなら入場料かからないし・・

で、館内は撮影禁止です。訪れた時には特別展開催中でした。

はじめての古美術鑑賞
2019年5月25日（土）～7月7日（日）もう終了してます。
おとな1100円。海外からのゲストのほうがずっと多かったです。たまたまかもしれませんが。

根津美術館
館内はそれほど広くないので鑑賞疲れはなさそう。
2階にはWi-Fi可能なエリアがあって、みなさんのんびりしてました。
海外のゲストを意識した仕掛けがところどころにありましたね。ロッカーも中からコインを入れる海外式？日本ではあまり見ないタイプのロッカーでした。海外ではロッカーは有料のことが多い印象ですが、根津美術館ではコインは返却式でした。

根津美術館
館内をさ～っと見たなら、のんびり庭園の散策がいいですね。

根津美術館
館内の展示よりも庭園のほうがすごいような。

根津美術館
石仏も石灯籠も、いい感じに苔むしていたり・・・

根津美術館
逆光ですが、仏像もありました。

根津美術館
京都や地方のお寺に来たみたいな感じです。

都心の青山という立地でこの世界はすごいなあ・・

根津美術館
庭園では階段が多いので、足腰の悪い方には不向きですね。

根津美術館
お堂があったり
とにかくすごい美意識です。

根津美術館
竹林もお見事。ここが青山の一等地とは信じられないです。

根津美術館
池には屋形船？

根津美術館
静かです。

根津美術館
こちらは東大寺にある作品のレプリカだそうです。

緑の影に美術館があります。
ガラスからの採光もよくて、開放的な感じの建物です。

次はだいぶまえに終了しましたが東寺展。上野国立博物館にて。

京都の東寺から仏像オールスター勢ぞろいです。

上野国立博物館
なぜかこちらだけ撮影可能でした。
広い展示エリアのなか、撮影できるのはこちらだけです、と係員さんがまめに声掛けされてました。

上野国立博物館
仏像の中でも最高のイケメンとされる帝釈天。
象に乗ってる・・？

次も終了しましたが上野東京都美術館のクリムト展。

好き嫌いが分かれる画家かもしれませんが、ことしはウイーンからいくつか美術展がやってくるので、こちらにしました。
きらきら、豪華な作品や渋めの作品がずらり。
お土産も充実してました。

こちらは穴場？の国立近代美術館の別館・工芸館です。
国立近代美術館のチケット買うと、こちらの当日有効チケットをもらえます。
徒歩10分位かかりますが、歴史的な建物を利用した美術館なので、時間と体力があればこちらもぜひ。

重要文化財（建造物）旧近衛師団司令部庁舎だそうです。

国立近代美術館工芸館
この時は陶器などが展示されており、撮影OKの部分が多かったです。

国立近代美術館工芸館
座れる椅子も作品。

国立近代美術館工芸館
お～、すごい。ポスターですね。

ここからは東京ステーションギャラリーで開催されていた
ルートブリュック展。

年間パスポート持っているので数回行きましたが、会期末には恐ろしい混雑でした。やはり女性客が多かったです。

東京ステーションギャラリー

北欧の有名な陶器メーカー　アラビアでデザイン担当されたルートブリュック、どの作品も優しい、独特な彩、形です。

東京ステーションギャラリー

母子像。
展示室は最初はすべて撮影可能でしたが、会期後半？は混雑やシャッター音の問題のようで、撮影可能エリアは半分になってました。

東京ステーションギャラリー
ポスターになっていたライオンに化けたロバ。実物はとても鮮やかな色合いでした。

東京ステーションギャラリーの階段部分のシャンデリアです。

東京ステーションギャラリー
会期はじめは撮影可能だったエリアの作品です。お父様の影響で蝶々の作品。

東京ステーションギャラリー
会期はじめは撮影可能だったエリアの作品です。巨大なイコン。細かい作品の寄木細工みたいな作りです。

東京ステーションギャラリー
会期はじめは撮影可能だったエリアの作品です。拡大で。

東京ステーションギャラリー
会期はじめは撮影可能だったエリアの作品です。凹凸といろどり。

東京ステーションギャラリー
会期はじめは撮影可能だったエリアの作品です。積み木みたいで面白い。

東京ステーションギャラリー
階段の部分。レンガが残ってますね。

東京ステーションギャラリー

丸の内北口すぐそば、です。こちらの人気のドームが丸の内北口、南口にあります。

東京ステーションギャラリー
現在は「メスキータ展」
強烈な作品が並んでました。撮影可能なのは最後のわずかなポスターだけ。

東京ステーションギャラリー
メスキータ展。普段見られない作品がずらり、なので興味ある方はどうぞ。

丸の内南口から少し歩いて三菱一号館美術館。

現在は「マリアノ・フォルチュニ展」ベネチアからやってきたコレクションが中心ですが、日本国内で所有されているものもちらほら。
素敵なドレスが並んでいました。デルフォスというデザインが有名だそうです。
内部はほぼ撮影不可でした。

丸の内エリアはやはりオフィス街ということで落ち着いていて、おしゃれです。
そろそろラグビーのワールドカップですね。

なぜかその隣にはチコちゃん・・
不敵な笑みを浮かべてラグビーボールを押さえてます。

六本木ヒルズ森美術館にて。「塩田千春展：魂がふるえる」10/27まで開催です。

森美術館の年間パスポート6000円を買うと1年間　森美術館　東京シティビュー　スカイデッキを何度も利用できるので2回以上行けばお得、です。

森美術館

入るなり、ダイナミックな作品が。だいたいこちらは撮影OKですね。
動画など一部撮影不可のものもあります。

森美術館

なんかすごいぞ・・

森美術館
ドイツで活動しているアーチストだそうです。

森美術館

懐かしい顔の、すごい写真の数々。

森美術館

泥で加工した？ドレスだそうです。

森美術館

赤黒い網のようなものは革製です。

森美術館

広い展示室床一面にミニチュアの建物、乗り物、人間がたくさん。

森美術館

赤い糸でつながってます。

森美術館

すごい世界です・・

森美術館

柱に毛糸？が巻き付いていて独特の迫力があります。

森美術館

アーチストは舞台芸術も手掛けているとのことで、映画の一場面のような。

森美術館

窓がいっぱい。

森美術館

写真で紹介された舞台の場面です。

森美術館

次も赤い糸が登場。古いスーツケースが天井からぶら下がってゆらゆら。

森美術館

どれもヨーロッパの蚤の市で売ってそうな古い品物です。

森美術館では、画像作品など並列でたくさんの展示が行われています。

「ひまわり運動」のビデオ。
2014年、台湾と中国の間の通商政策を巡って学生たちが台湾の立法院を占拠した事件がありました。立法院に立てこもる学生さんたちは整然と役割分担し、3週間ほど活動したとか。今の香港の状況に重なりますね。

六本木ヒルズの高層階には、森美術館、森アートセンターギャラリーのほか、東京シティビューという展望台兼イベントスペースがあります。

PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス
9/16まで開催中です。

東京シティビュー

おなじみのピクサーのキャラたちが迎えてくれます。

東京シティビュー
3Dのキャラも。

東京シティビュー

自分で触ってキャラの動きを調整したり、ハンズオン型の展示でした。

東京シティビュー
スタッフたちのインタビュー画像もあったり。

東京シティビュー

これも3D。ドリーですね。

東京シティビュー

東京ツリーよく見えます。

おとなりの森アーツセンターギャラリーでは
進撃の巨人　ファイナル開催中。ものすごい行列でした。

こちらは別個にチケットを買う必要があります。この日は特別体制だったようで、熱心なファンが終結していたようです。

進撃の巨人カフェ。

進撃の巨人カフェ。

限定グッズをたんまり買い込んだファンがたくさん並んでました。

スカイデッキ。さらにエレベーターや階段で上ります。ヘリポートもあります。

屋上なので開放感あります。お天気いまいちで富士山は見えず。
国立競技場が見えます。完成間近ですね。

都心部の大きな展覧会もいいですが、身近でこんな小さな展覧会もありました。
入場無料。アールブリュットって、新鮮ですね。

写真OKです、ということでいろいろ撮影させていただきました。

虫眼鏡でないと見えないような微細な作品もありました。

ちぎり絵とか、陶芸とか。
すごい才能ですね・・プラっと見つけた展示会ですが、ほお～っ、すごいもの見つけた、とびっくりですね。

今年はまだ冷夏なのでお出かけにも支障ないし、どんどん出かけたいと思います。