1941年12月８日　真珠湾攻撃、日米開戦（砂布巾のＬＷ　第６章５－１)　砂布巾真珠湾を行く２

2019/06/17 - 2023/12/07

1941年12月８日　真珠湾攻撃、日米開戦（アメリカ、ハワイ）

（このページを訪問してくださった方へ）
　ご訪問有難うございます。
　もし読者の方が根本的間違い、編集の際に発生したと思われる不整合、文法上の誤りなどを発見されたり、何か目新しい情報をお持ちの方、ご意見がおありの場合は、ご遠慮なく掲示板でもメールでも、ご一報くだされば幸いです。

　心からの感謝を込めて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　砂布巾

エリア パール・ハーバー周辺(ハワイ)

＊ダニエルKイノウエ空港、古ぼけた空港　羽田から来たから余計そう思う　入国審査場は長蛇の列　まず機械に必要事項を記入し、その後係官の質問を受ける　聞かれたのは「何泊するか？」だけだった　通過までに一時間くらい掛かった

＊バスはNo luggageで引き返す人

＊28度でも日本より暑さを感じる中、30分以上待ってやっと20番のバスがやって来た　時刻表は無く、最終便の時刻も書いてない

＊一回券は＄2.75、一日券は＄5.5　 つまり二回乗ると一日券のモトが取れる　それは嬉しいけど、お釣りが出ないのでちょうど準備しないといけない　お釣りが出て来る機械もあると思うが
日本語表示もある　後になって分かったけど、ヒモを下に引っ張るとStop requestedになる

＊やっと到着　空港から30分くらい掛かった

真珠湾 海岸・海

＊入口　カメラ以外の荷物の持ち込みは不可なので、右側に少し行った建物に荷物を預けなければならない

＊正面右でツアーの整理券（無料）を貰い、左では日本語音声ツアーの機械を借りる（＄7.5）　入場料は当然支払うと思っていたが無料で、ただ14時と書かれたチケットを貰っただけだったので戸惑う

＊戦争への道博物館

　独ソ開戦によって日ソ中立条約を締結した本人松岡洋右が天皇に北進論を奏上した。チャーチルはこれが「日本が勝者となる唯一最大のチャンス」と言ったという。ソ連が二正面戦争に引き込まれたとしても日本は中国に続いてシベリアでも泥沼にはまっただろう。むしろ三国同盟とソ連の提携が実現して大陸ブロックが形成された場合、アメリカ介入の大義名分もなく、情勢は暫く動かなかったのではないか。

　以後日本は南進へと舵を切り、北部に続いて７月下旬にはフランス領南部インドシナに進駐。これがアメリカの態度を一気に硬化させ、在米資産凍結、石油禁輸へと発展する。
　

＊1930年代のアメリカ

　８月には開戦を避けたい近衛首相とルーズヴェルト大統領の直接会談の構想もあったが実現することはなかった。近衛首相が９月に総辞職すると東条英機内閣が成立した。
　11月に入ると野村駐米大使に外務省の来栖三郎も加わり、暫定協定案が出来上がった。しかしアメリカの力で日本を打倒したかった蒋介石が強硬に反対した。

＊1930年代の日本
　26日にいわゆるハル・ノートが提示された。中国、フランス領インドシナからの日本軍の撤退、汪兆銘政権の否認、三国同盟の実質破棄を主とするものだった。軍事的に達成した「成果」を圧力で手放すのは面子の問題から困難だっただろう。12月１日の御前会議で開戦が決定され、ノート受諾拒否の伝達は攻撃１時間後になった。

＊攻撃時資料博物館

　1941年３月に武器貸与法を成立させ事実上連合国側に加わっていたアメリカだが、伝統的な孤立主義により戦争反対への世論は根強かった。ルーズヴェルトはドイツと同盟を結ぶ日本を刺激し、攻撃させることを考えた。
　日本が中国との戦争が泥沼化する中、経済制裁（いわゆるABCD包囲網）の打破を目的に国力に圧倒的差があるアメリカとの戦争に突入したのはあまりに無謀だった。なおハワイが日本の勢力下に入ることは無く、その意味でも攻撃は象徴的なものに過ぎなかった。

　開戦後、アメリカでは約12万人の在米日系人は財産を奪われ、敵国人のレッテルを貼られて強制収容所に収容された。ドイツ系やイタリア系も多く住んでいたが、人数が多いことや日系人より忠誠であることを理由に、ほとんど収容されなかった。アメリカ政府は1988年になって日系人に謝罪し、１人２万ドルの補償金が払われた。

＊記録映画の上映
　映画「トラ・トラ・トラ」は真珠湾攻撃を日米双方から描いた映画だ。テレビ初公開は転校した小学校５年生の時。それまでは学校で自分を殺していたが、「社会（特に「世界地理」）が得意な砂布巾くん」と認められ、その後の人生を変えることになった。

　さて令和になった翌月の2019年６月、初めての羽田出発、全日空利用で真珠湾を訪問した。広島空港に向かうバスでは最後で述べるラースから友達申請承認。やっぱり持ってる。実質２日間の内半日で真珠湾を見学した。海底の船体から未だに重油が流れ出している戦艦アリゾナ記念館（工事中で入れず）、次項目で触れる戦艦ミズーリが印象に残った。
　でもやはりハワイのようなリゾートは砂布巾には似合わない。一番美味しかったのが丸亀製麺なのも淋しい。ハワイアンミュージックが味わえなかったのは心残り。　

＊レーダーは開戦時まだ十分実用化されていなかった　「トラトラトラ」でもそれを象徴するシーンがある

＊サダコさんの展示も

＊戦意高揚のポスター

＊日本人に衝撃を与えた昭和天皇とマッカーサーの写真

＊ＵＳＳアリゾナ記念の鐘

＊ＵＳＳアリゾナ号錨

＊潜水艦バウフィン号博物館　時間が無くなってしまい見学できなかった

＊オアフ島　意外と形はシンプルなだけに真珠湾が目立つ

＊14時からのツアーに参加

＊まず記録映画の上映　不謹慎ながら睡魔が襲ってきて殆ど観ていない

＊その後乗船して普段ならアリゾナ記念館内部にも入る

＊右がアリゾナ記念館、左奥が戦艦ミズーリ

＊工事中で中に入れず　悲しい( ；∀；)

＊戦艦ミズーリ　見学するためにはチケットを買って次の無料バスで向かう　時間的に閉館間近で際どかった

戦艦ミズーリ記念館 モニュメント・記念碑