2025/03/03 - 2025/03/03
41位(同エリア67件中)
ユウジさん
久々の海外でハワイに行ってきました。ワイキキの街並みやビーチも素晴らしいですが、日本とハワイの歴史には切っても切り離せないパールハーバーにも訪れてみたいところです。
現地ツアーも良いのですが、地元のザ・バスで自分のペースで見学してみることにしました。
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会社の勤続15周年のリフレッシュ休暇を利用して、初めてハワイに来ました。コロナの影響もあったので、実は少し遅めの新婚旅行といったところです。
自分はこれまで一人旅が中心で南の島にいく機会はなかったので、とても新鮮な気持ちです。
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自然に囲まれたこの島では、いつも爽やかな風が吹いていて、華やかなワイキキの街から少し足をのばせば、ハワイの歴史や文化にも触れることもできます。
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ただ、日本とアメリカの歴史において、ハワイは1941年に日米開戦のきっかけとなったパールハーバーがある場所でもあります。
現在でもパールハーバーはフォード島を中心としてアメリカ軍の施設となっており、敷地内には当時の歴史を学ぶ施設が多く建てられています。 -
明るく華やかなハワイも楽しいのですが、影があるも歴史あるパールハーバーの地を訪れたい気持ちもあり、妻の厚意もあって、旅行二日目の朝、私は一人、宿泊しているワイキキのホテルからバスでパールハーバーに向かってみることにしました。
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ワイキキからパールハーバーに行くには地元のザ・バスを利用することになります。バス停は、ビーチから街に少し入った大通りのクヒオ通りにあり、20番または42番のバスでパールハーバーに直通で行くことができます。
バスを待つ間は街中にたくさんいるハワイ特有の鳥達の鳴声を聞いているなんてのも良いですね。 -
10時過ぎぐらいにバスが到着したので、運転席にある運賃投入口に1ドル紙幣で3ドルを支払って乗車します。ワイキキから約1時間移動することになりますが、車窓からは次々に新しい街の景色が映りこんできますので、新鮮な気持ちで久しぶりの海外を堪能します。
目的地に近づくにつれ、ふと思うのはバスの降車方法です。日本でもバス会社ごとに異なるので、戸惑うのですが、こちらは窓際のワイヤーを引っ張ることで降車を知らせ、後ろのドアからも降りて良いようです。25年前に初海外でシアトルに行った時と変わらない方法だったのでなんだか懐かしい思いです。 -
道路が少し混んでいたこともあり11時半頃にパールハーバーの関連施設が建ち並ぶアリゾナメモリアルのバス停に到着しました。
ちなみに、バス停の名前にもなっているアリゾナメモリアルは真珠湾攻撃で沈んだ戦艦アリゾナの慰霊施設ですので、私のような半端者が立ち入るのもなぁと思い訪れてはいないですが、パールハーバーを代表する施設で入場には人数制限もあるようでした。 -
バスを降り、周りを見渡すと「この木なんの木」の曲が流れる日立グループのCMで有名なモンキーポッドの木がたくさんありました。
世界ふしぎ発見のCMでしたので、子供の頃に毎週のように見ていて、モンキーポッドを背景に100社以上の日立グループの企業がスクロールで紹介される光景は印象的で、分からないながらも初めてグループ企業という概念を意識した瞬間でした。
しかし、こう思い返してみるとモンキーポッドが好きだったのか、グループ企業が好きだったのかよく分からなくなりますが、貴重な思い出であったことは間違いないので、いつかCMで使われていた木も見てみたいですね。 -
日立のCMの話はさておき、バス停から歩くとすぐにヒストリックサイトの入口があります。パールハーバーの施設は全てヒストリックサイト内にあるようですので、まずは入場してみます。
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ヒストリックサイトは軍の敷地だからか、バッグの持ち込みはできないようです。メインエントランスの右に手荷物の預かり所がありますので、最低限必要なWi-Fiやガイドブックをバッグから取り出してから、7ドルを支払ってバッグを預けます。
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メインエントランスを通過すると正面に、海に面した簡素な広場が広がっています。歴史を学ぶだけでなく、慰霊の場所でもありますから、ある種の聖域に踏み入った日本人にとっては緊張感がはしります。
多くの日本人向けのツアーが早朝に実施されている影響からか当時は日本人がおらず白人が多かったこともより緊張してしまう要因だったと思います。 -
対して、フォード島にある戦艦ミズーリや真珠湾航空博物館は歴史を学ぶ観光施設としての意味合いが大きいです。
しかし、フォード島への行き方が分かりません。ガイドブックなどを見たり、一旦メインエントランスを出てフォード島に向かうバスを探したりしてみたりと30分くらいウロウロしますが、う~ん、何とも分かりません。 -
色々と探してしまいましたが、結局はヒストリックサイト内で先にフォード島内の博物館のチケットを買うことで、専用のバスでフォード島に渡れるようです。
考えて見ればヒストリックサイト内からフォード島に通じてないと手荷物預けた意味ないですよねぇ。
チケット代は戦艦ミズーリと太平洋航空博物館の入館券をセットで購入し約70ドル、意外とお高いですねぇ。 -
チケット売場の職員さんがバス乗り場を教えてくれましたので、さっそく向かいます。
教えてもらわなければ認識できないような、バス乗り場に通じる入口らしきものが、ボウフィン潜水艦博物館の脇にひっそりとがありました。
バスはヒストリックサイトとフォード島のシャトルバスで、内装はなかなかしっかりした観光バス仕様です。 -
橋を渡り、フォード島に上陸するとすぐに戦艦ミズーリ記念館に到着です。
戦艦ミズーリは真珠湾攻撃時にパールハーバーにいたわけではないのですが、東京湾上において第二次世界大戦終結の降伏文書調印式を行なわれた場所として有名で、退艦した現在では記念館となって係留されています。 -
受付に行くと、職員さんが日本人であることを察してくれまして日本語ツアーがあることを教えてくれました。
しばらく待っていると、参加者も4人となり、日系のコンダクターさんによる日本語ツアーが始まりました。大変流暢な日本語で丁寧に戦艦ミズーリの歴史を説明していただき、戦艦ミズーリを通しての当時の状況を知ることができ大変貴重な体験でした。 -
第二次世界大戦終結の降伏文書の複製も展示されています。
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船員さんが生活していたエリアも見学できます。死が隣り合わせであった当時の人々の暮らしは日本人であれ、アメリカ人であれ、現代人では想像できない苦しいものだった思います。歴史の積み重ねがあっての平和に感謝しなければならないですね。
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戦艦ミズーリを見終わって、次は真珠湾航空博物館に行くところなのですが、またしても行き方がよく分からないです。
軍事施設内なので本当は良くはないと思いますが、悪い癖でとりあえず真珠湾航空博物館に向かって歩いてみることにします。フォード島内は道路がよく整備されていて歩くには良いのですが、日の光を遮るものが一切ないので、なかなか肌には刺激的です。ヒストリックサイトの入り口で日焼け止めを預けてしまったのが悔やまれます。 -
あらっ、バスが通ってますね。本当はバスにまた乗れば、しっかりと博物館まで送り届けてくれたんですよねぇ。少し考えてから行動すれば良かったです。
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20分くらい歩いて博物館らしい敷地が見えてきました。屋外にも航空機が何台か展示されているのが分かりますね。
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航空機は屋内にも展示されており、アメリカ軍の軍用機の他にも復元された旧日本軍の戦闘機や爆撃機も展示されており、軍用機に詳しい人にはとても興味深い施設だと思います。
訪問しておいてなんですが、私はそこまで軍用機に詳しくないのですが、日本の軍用機にも敬意を払って説明が記載されていた印象があり、良い博物館だとは思いました。 -
見逃してしまいがちですが、管制塔にも入場できるようです。塔自体ではないですが、建物の屋上が開放されていて周りの景色も眺められますし、日本軍のパールハーバーを攻める様子を映像で見られたりもします。日本軍関連を他の人と見る時はいつもながら緊張しますね。
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さてさて航空博物館も堪能しましたし、今度はしっかりと博物館のメインエントランス前に停車しているバスに乗車して、フォード島を後にします。
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フォード島からヒストリックサイトに戻ってきました。本当は一番先に訪れるべき場所だったかもしれないビジターセンターに向かいます。
入館料は無料で、太平洋戦争などの歴史をまとめて展示しています。 -
日本に関連する展示もありますね。ビジターセンターの訪問客の話を聞いていると、歴史に真剣な人が多い印象で、日本の話もしているので、少し緊張するところです。
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ヒストリックサイトの端には潜水艦のボーフィン号が係留されています。当初はよく分かっていなかったので、あまり行くつもりはなかったのですが、会社の同僚と連絡とってましたら、アニメ映画にもなった学童疎開船の対馬丸を沈めた潜水艦だと教えてくれたので行ってみることにしました。
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実は閉館まで時間もなかったので、潜水艦自体はスーッと通過してしまったのですが、艦内は狭い一本道で繋がっており、それだけでも精神的な圧迫はありますし、設置された巨大な魚雷の迫力にも、戦争の恐ろしさを感じるところです。
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そして、潜水艦を見終わってから、併設される潜水艦の博物館を見学してましたら戦争の悲劇として対馬丸事件の記載がありました。
記事の内容自体は対馬丸を攻撃したことに対する言い訳ともとれる内容かとも思いますが、考えてみれば、日本人から見ればボーフィン号=対馬丸事件と結びつくことから非難の的にもなりえるもので、展示したこと自体はアメリカにとっても勇気あることなのかもしれないと思います。 -
妻には申し訳ないですが、結局博物館が閉館になる17時までパールハーバーにいてしまいました。さすがにホテルに戻ろうと思い、ヒストリックサイト前のバス停でバスを待っているのですが、30分待ってもバスが来ません。
もうバスが終わってしまったのでしょうか。 -
施設の閉館後に交通機関が施設まで来ないことはシンガポールでも経験したような気がしましたので、その時と同じように交通量の多い幹線道路まで出てみることにしました。
幹線道路には様々な番号のバスが走っているのが見えましたので、とりあえずワイキキ方面に歩いてみると、すぐにバス停も見つかりました。 -
バス停のルートを見ると、ワイキキに行きの20番と42番のバスも停車するようです。これで安心してホテルに帰れそうです。
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少し辺りも暗くなってきた18時30分にワイキキに戻ってきました。パールハーバーも様々な施設があり、色々と見ようと思うと結局1日がかりになってしまいますね。
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ハワイからの帰国の日にバルコニーで朝食を食べていると空から虹がお見送りしてくれました。
今回はパールハーバーを訪れたことについての旅行記になりましたが、ハワイで少しですが過ごす中で、素晴らしい自然と文化や親切な人々とのふれあいなど皆様がハワイを好きな気持ちが良く分かりました。
またいつか来たいですね。
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