2019/05/08 - 2019/05/10
36位(同エリア46件中)
しろんさん
2019年のGWは10連休!となるはずもなく、最大2連休…涙涙の飛び石っぷりでした(TωT)
2日間の旅行をあえて混雑時にする理由もないので、GW明けの週休で石川県に行ってきました。
お目当てはトキの展示をしているいしかわ動物園。それと、国内最高齢のラッコ ラスカのいるのとじま水族館です。
動物園と水族館を軸に計画したため、王道の観光やグルメはかなり諦めることとなりました。
0日目:東京→金沢→いしかわ動物園
(https://4travel.jp/travelogue/11497284)
今ココ→1日目:いしかわ動物園
いしかわ動物園→金沢(https://4travel.jp/travelogue/11506997)
2日目:金沢→のとじま水族館(https://4travel.jp/travelogue/11522539)
のとじま水族館(https://4travel.jp/travelogue/11524801)
のとじま水族館→東京(https://4travel.jp/travelogue/11524970)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前回から引き続き、いしかわ動物園を周っていきます。
オオカンガルー、アカクビワラビー、エミュー、スッポンモドキがいる『オーストラリアの平原』。
大きな展示場をガラス越しに眺めることになります。カンガルーとワラビーの姿はありません(遠くにいるのかな?)でしたがエミューがこちらの様子を伺っていました。
それぞれの個体紹介がありましたが、ちょっと数が多いので割愛します。いしかわ動物園 動物園・水族館
-
オーストラリアの先は北陸の水生生物を展示する『郷土の水辺』。
河口から上流まで淡水魚が生息域ごとに展示されていました。よく見る手法ですが、動物園でこの規模・クオリティというのにビックリです。
ここは水族館だったっけ?と勘違いするくらい立派な作りでした。 -
カワムツとアブラハヤ。
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中に進んでいくと、小型の水槽がズラッと並んでいます。
あれ?水族館だったっけ?(2回目) -
ホトケドジョウ。
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ジュズカケハゼ。
繁殖期に派手な色になる(=婚姻色)のは大体オスですが、ジュズカケハゼはメスが婚姻色になる珍しい魚です。
この写真は婚姻色のメス。いい時期に来ました。 -
ホクリクサンショウウオ。
1971年に発見され、今のところ石川県と富山県だけで確認されている希少な動物です。
いしかわ動物園では2001年に繁殖に成功したとのこと。
北陸の動物ゾーンを抜けてビニールのカーテンをくぐると… -
ナマケモノ!? オオハシ!?
一気に南米に飛んできちゃったんですけど!?Σ(・ω・ノ)ノ
フタユビナマケモノはブラン(♂/2013年7月25日生まれ)1頭のみです。神戸どうぶつ王国からやって来たそうですが、誕生日がオープン日の前なので生まれたのは別の園だと思われます。那須どうぶつ王国かなぁ? -
オニオオハシは国内で繁殖に成功している数少ない施設のひとつ。温室の中を自由に飛び回っています。
トコトン(♂/生年月日不明/海外生まれ)那須どうぶつ王国から来園
(追記:2021年3月4日に死亡)
マリリン(♀/推定2008年生まれ/野生個体?)神戸花鳥園から来園
(追記:2020年10月27日に死亡)
トコトン×マリリンの子供たち
セルバ(♂/2017年6月6 日or 7日生まれ)現在は那須どうぶつ王国
(性別不明/2017年6月6日 or 7日生まれ)巣立ち前に死亡
マリア(♀/2018年7月26 日or 27日生まれ)
(性別不明/2018年7月26日 or 27日生まれ)2019年1月に死亡 -
コビトカイマン(キュビエムカシカイマン)。名前にコビトとつくとおり、大人になっても150cmを超えないくらい小さなワニです。
そのサイズから国内でもペットになっている例が少なくないのですが、動物園・水族館で飼育しているのは、いしかわ動物園、静岡の熱川バナナワニ園とiZooの3施設だけだと思われます。
しかも北陸地方の動物園・水族館にいる唯一のワニだそうで。確かに…北陸でワニ見たことないかも…。福井なんて恐竜推しなのに、その子孫はいないんですね…。
ゴメス(♂/出自不明) -
グリーンイグアナ。グリーンと言うよりオレンジですけど(;´∀`) 繁殖期のオスはオレンジ色になります。婚姻色ですね。
お食事中でしたが、観察していると近くに寄ってきました。な…慣れてる…!?
プチ(♂/生年月日不明/上野動物園生まれ) -
ワタボウシタマリン。
ペアになっているのは
グラン(♂/2004年3月26日/京都大学霊長類研究所生まれ)
アンナ(♀/2012年10月15日生まれ)ジャンボ×ペロナ
他に
ワイン(♂/2008年5月20日/甲府市遊亀公園付属動物園生まれ)
ピンナ(♀/2009年12月7日生まれ)ジャンボ×ペロナ
がペアのようです。
アンナとピンナの両親は、
ジャンボ(♂/1995年9月23日-2012年/出自不明)
ペロナ(♀/2003年11月1日/京都大学霊長類研究所生まれ)
現在はアドベンチャーワールド
ジャンボ×ペロナの子供は他に、
コロナ(♀/2009年12月7日生まれ)現在は大森山動物園
フラン(♂/2012年10月15日生まれ)アンナとキョウダイ
バックヤード? -
北陸地方と南米を一度に堪能した後は、隣にある建物『動物学習センター』へ。資料館ですね。
入口近くに配布物コーナーがあって、いしかわ動物園の会報が置いてありました。
最新のものは動物園入口近くの売店で売っている(1部200円)そうですが、こちらはバックナンバーで無料。公式サイトにアクセスすれば、数年前から最新のものまで閲覧可能です。
大人でも楽しめる濃い内容でした。個人的には最終ページに動物の誕生・移動・死亡の一覧が載っているのがすごく嬉しい!
帰りがけに最新巻を買おうと思っていたのに忘れるという痛恨のミスをしでかしましたorz -
中はサクッと見るだけのつもりが、ジオラマに混ざってエボシカメレオンがいるじゃないですか!危うくスルーするところでした。
2017年には繁殖に成功しているそうです。 -
園内で一番高い場所にある『ふれあいひろば』。やっと折り返し地点に来ました。
タッチ可能なインコや家畜、あとは小型の動物たちがいます。
ケヅメリクガメは柵が低くて触れるくらいの距離感ですが、タッチ禁止です。 -
ちなみに、こんな場所にいます。
なんか…こう…、植栽を引っこ抜いてカメの展示場所にしました感がハンパないですね(;・∀・) -
総勢24羽のマゼランペンギン。
全員のバンドの色と名前、誕生日が紹介されていましたが、ここでは割愛します。 -
片隅にあった掲示物。
これは悲しいですね…。
今も昔も、お客さんが与えたもの・落としたものを食べて死亡してしまう動物はゼロではないのです。 -
オグロプレーリードッグ。
仔プレーリーがわちゃわちゃしていました。
テンムス(♂/出自不明)(追記:2020年6月以前に死亡)
ハル(♀/2014年頃生まれ)カナと姉妹
カナ(♀/2014年頃生まれ)ハルと姉妹
マイケル(♂/出自不明)
テンムス×ハルの子供たち
ズンダ(♂/2018年4月25日生まれ)死亡
ヨモギ(♂/2018年4月25日生まれ)
ワラビ(♂/2018年4月25日生まれ)
ウメ(♀/2018年4月25日生まれ)
サクラ(♀/2018年4月25日生まれ)
モモ(♀/2018年4月25日生まれ) -
上空を監視中のミーアキャット。
ミー(♂/2006年7月21日/日本平動物園生まれ)
コマチ(♀/2013年5月7日/大森山動物園生まれ)
ファ(♂/2014年8月7日生まれ)
ソラ(♂/2014年8月7日生まれ)
シド(♂/2014年8月7日生まれ)
音階になっているのは父親に「ミ」がついているからでしょうか(・∀・)
後は「レ」の登場を待つだけですねw -
『ふれあいひろば』を過ぎると、もうすぐお昼時。朝は菓子パンひとつでお腹空いたな~と思ったらレストランがありました。
1階がお土産と軽食を扱う売店。2階がレストラン『サニー』です。レストラン サニー グルメ・レストラン
-
券売機で食券を買って入店。
-
スタッフさんに食券を渡してテーブルへ。大きな6人掛けしかなくて、ひとりでは持て余しますね(;・∀・)
外に見えるのは動物…ではなく、一面の新緑!
遠足シーズンで園内は賑わっていましたが、皆さんお弁当なのでレストラン内は空いていました。 -
注文したのはコチラ(≧∀≦)
前回登場したホワイトタイガーのクラウンを模した、その名もクラウンカレーです。
白いご飯に海苔の目と鼻、胡麻の模様、タコさんウインナー(揚げ)を逆さまにして頭の上に置いたら王冠(クラウンだけに!w)に見えてくる不思議!
ボリュームがあってお腹いっぱいになりました。 -
1階にある売店にも寄ってみました。
アルパカやゾウを模したソフトクリームが気になりつつも、最後まで胃に余裕ができず諦めることに。
オリジナルのお土産を探して店内をウロウロしていると…発見!しかも2種類! -
京都の藤田製菓さんが作っているクッキー。
もともと動物クッキーを作っているようですが、カピバラ(写真中央)デザインはいしかわ動物園のオリジナルです。
5枚1セットのパッケージ入りとバラ売りがあり、持ち歩きのことも考えて5枚セットを購入しました。
それぞれ入っている動物が違って、真剣に選ぶ私は不審者と化していたでしょう(;・∀・)
カピバラは必須でしょー。あとは園内にいる動物が多く入ってるやつを選んでー。
左からキリン、タヌキ、カピバラ、ペンギン(見た目はアデリーペンギンですが)、ウサギに決定!
カピバラだけ5枚入ったものもありましたよ。 -
もう1種類は、地元のお店が作っている和菓子!練り切りです!
ちゃんとパッキングされているので賞味期限が長いのも良いですね。まあ…当然ながら持ち帰るのが大変で、帰宅したら耳が取れてまして…修復後に撮った写真がコチラです(;・∀・)
動物園・水族館のオリジナル菓子の中でも、練り切りを見つけたのは京都水族館とすみだ水族館だけ。この2施設は同じ商品なので、実質2ヶ所目です。練り切りシリーズ増えないかなぁ。
ホワイトタイガー、レッサーパンダ、ゾウの3種セット。
ホワイトタイガーとゾウが小豆あんで、レッサーパンダが白あん。全てあんこで味も同じなので、欲を言えばもう少し変化がほしいところです…が、作っていただけるだけ大感謝です(≧∀≦) -
下り坂になったので歩くのが少し楽になりました。どんどん先に進んでいきましょう。
ウォークイン式の『水鳥たちの池』。
滝の裏を通り抜けられて楽しいですヾ(*・∀・)/ -
ホオアカトキをはじめ、サギやカモ、カモメの仲間が10種以上いました。
-
『カメたちの広場』。
リクガメ、ミズガメ、様々なカメがいました。↑の写真はヒョウモンガメ。 -
リクガメの中で一番大きくなるガラパゴスゾウガメ(右のレプリカ)と、二番目に大きくなるアルダブラゾウガメ(左の本物)。
なんでガラパゴスゾウガメのレプリカがあるんでしょう…? -
国内にいる3頭は、上野動物園に2頭(1頭は基本非公開で屋外にいる夏季だけ会えます)、iZooに1頭。
ガラパゴスゾウガメのペアとは随分大きな野望です。それに、ちょっと気になってたんですが…この動物園、カメ飼育に対する熱がすごい! 『ふれあい広場』でも感じましたが、展示場じゃない(と思われる)場所までカメの飼育スペースに改造しちゃってるんですもの。
きっと飼育スタッフさんに熱い人がいるんだろうと思っていたところ、カメ担当さんはカメの研究で博士号を取っていることが判明Σ(・ω・ノ)ノ! そりゃあ…熱くて当然ですね。 -
カメゾーンの後は鳥ゾーンの『バードストリート』。
日本に住んでいる鳥がメインで、傷病動物も多いです。
写真はアカショウビンの幼鳥。 -
ミサゴ。
みっちゃん(♀/2008年生まれ/野生個体)
さっちゃん(♀/生年月日不明/野生個体) -
バードストリートの一角にある『ライチョウの峰』。2019年3月にライチョウ(ニホンライチョウ)が公開されました。
現在ライチョウを公開しているのは、いしかわ動物園の他に上野動物園、栃木の那須どうぶつ王国、長野の大町山岳博物館(の付属園)、富山の富山市ファミリーパークの5施設。
上野動物園の年パスを持っている私ですが、未だにライチョウに会ったことはありません。まさかの旅行先で初対面…! -
飼育スペース。
縄張り意識が強いため1羽ずつ分かれています。
今後ライチョウの飼育施設は増やしていくようで、秋田の大森山動物園、東京の多摩動物公園、神奈川の横浜市繁殖センター(非公開施設)と金沢動物園、長野の茶臼山動物園と飯田市立動物園の6施設で準備をしているとパンフレットに書いてありました。これは初耳!
順調に飼育個体数が増えれば、飼育・公開施設も増えていくことでしょう。 -
そしてご対面。
日本の!
ライチョウ!!
はじめまして!!! -
2018年6月に誕生した3羽の内2羽をローテーションで公開しているそうです。(3羽とも♂/富山市ファミリーパークで産卵→いしかわ動物園で人工ふ化)
オスの目印は目の上の赤い眉毛(トサカ)ですね。 -
個体紹介…と言うほど紹介していませんが(;・∀・)
換羽メーターって面白いですね。
この個体(↑の写真はどちらも同じ個体)は9割くらい夏羽になっているようです。 -
『ライチョウの峰』はフラッシュ撮影NG、ガラス叩くのNG。
なのですが、しばらく観察していると背後からガンガンとガラスを叩く音が聞こえてきます。しかも結構な力強さで。
叩いてるの誰?
ダメって書いてあるじゃん!
・・・・・・あれ?
ちょっと待って?
この建物の中!!
私しかいない!!!
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(・_・)
ヒエッ…!!(((((( ;゚Д゚)))))
恐る恐る振り向くと… -
そこにいたのはスバールバルライチョウ(♂/ほとんど冬羽)。
クチバシでガラスを叩いていたのでした。
もー!ビックリさせないでよー ε-(´∀`*)ホッ -
隣にはスバールバルライチョウのメス(ほとんど夏羽)もいました。
スバールバルライチョウは野生の生息数も多く、国内の動物園では日本のライチョウを飼育・繁殖する技術を養うことを目的に飼育されているケースが多いです。
ちなみに、ライチョウという種の中では日本のライチョウが一番小型、スバールバルライチョウが一番大型だそうです。現地ではあまり感じませんでしたが(;・∀・) -
ライチョウの先にはいしかわ動物園を代表する動物、トキがいます。
こちらは非公開の飼育施設。公開されている『トキ里山館』はもう少し坂を下ったところにあります。
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