ボローニャ歩き4～3つの教会

2019/05/03 - 2019/05/03

サン・ペドローニオ、サンステファノ、サンドミニコ、3つの教会を1日かけてのんびりめぐりました。

エリア イタリア

ボローニャ歩き 本日は教会を巡る。途中で行列ができていたので並んでみたら、これだった。ボローニャは昔運河が町中を走っていて、これはその名残、壁の小さな窓から覗いてみる。みんな写真を撮っては次の人に交代する。何てことはないがとても観光的。

マッジョーレ広場のサンペトローニオ教会。上半分は未完成。イタリアの教会のこのかたち、単純で好きだ。

中は予想に反して軽やか。白い壁に茶の柱が高く伸びている、色合いのせいかスッキリとして威圧感がない、明るい森の中にいるようだ、

身廊と左右の側廊。のびのびと気持ちがいい。

外に出て右へ行く。

街路灯が素敵だ。こういうのにいちいちやられちゃって、ヨーロッパやめられなくなったんです。

古い通りをしばらく行くと、小雨の中、石畳の向こうに次の教会が見えてきた。

異なる複数の時代の教会が中庭で繋がったサンステファノ教会群。

古い異教の神殿跡に建てた初期キリスト教殉教者のクリプト。彫塑も異教的。

エキゾチックだ

ピラトの中庭 雨を含んで、レンガの肌目が美しい。

柱に近づく。ほんと綺麗だ。ただただ語彙不足……

さらに近づく。緑色を入れたモザイクだ。

猫。丸い。レンガ積みのアーチのフォルムとの調和…、なんちゃって。

回廊から中庭を撮る。これいつもやるやつ。明暗が素人写真をそれなりにしてくれる……気がするだけ。

教会巡りの楽しみの一つに床のデザインの素晴らしさがある。目線を床まで落として空間の広がりの美しさに感嘆するのが大好き。遠近法を駆使して絵に描けたらといつも思う。

次の教会へ、ショーウインドウがおしゃれ。石壁が額縁になってシック。

サンドメニコ教会。ボローニャ紀行で、井上ひさしの恩師の神父さんが死ぬまでにいきたいといっていた教会。

中は新しくて白と赤が基調で、明るくかわいい。

フィリッピーノ.リッピの祭壇画に出会った。知らずに出会ったせいか清らかさに感動した。ボローニャ紀行で井上ひさしが何度もさすって怒られた、若き日のミケランジェロの天使は、うっかりわすれて見落とした。また、いつか来よう！