2019/04/29 - 2019/05/06
283位(同エリア484件中)
柚子柚さん
ボローニャを拠点に周辺の小都市をめぐりました。ボローニャ旧市街の中心マッジョーレ広場の様子を綴ります。自治都市ボローニャの象徴のような市庁舎も楽しみです。
-
広場は中世からの古い建物にぐるりと囲まれていて、まさにヨーロッパの広場の典型。ただ、赤レンガ色の統一感とそれほど人が溢れていないせいか上品な印象。右手がコムナーレ宮、13世紀の建物だと言うけれど、今も市役所機能を果たしているらしい。
-
広場といえば噴水ですが、このインパクトに逆らえず、そっと真正面から撮ってしまいました。眺めていると女性イメージとして正解な気もしてきて可笑しくなった。
-
ボローニャ紀行にも出てきた第2次大戦でナチスに抵抗して銃殺された市民の碑。
-
抵抗して犠牲となった市民の顔と名前が掲示されている。皆若く、女性や子供も混じっている。
-
コムナーレ宮の中庭に入る。赤い建物がシックで日よけ布の臙脂がまたいい。ボローニャの建物の多くがこの色の日よけだった。街の美観条例か市民の自主的選択か。自分の家は自分の街の一部であるという意識、日本人にはないな。個人主義とは別に街を保つ公共意識が高いのか。手前のベンチは石造り、きっととあるアーティストか職人の作品だろう。とても素敵だった。
-
コムナーレ宮の中に入る。とてもエレガントな階段。よく見ると階段ではなくスロープになっている。
建物内も豪華でこの街が歴史的に豊かだったのが偲ばれた。美術館は必見ではないな。 -
子どもたちの社会見学によく出会った。男性教師の引率で中庭でおやつタイム。子どもはどこでもあまり変わんない。元気に動き回って飽きっぽい。
-
見学を終えて最初の中庭に戻ると、日が高くなって壁の色合いが変わっていた。普通の通行人もひっきりなしに通る。こんな美しい空間のなか通勤できるの羨ましいなあ。
-
きのうは斜塔に登る踏ん切りがつかなかったが、やはり赤いボローニャの街を上から見下ろしたい。サン・ペトロニオ聖堂の裏手からエレベーターで登れるテラスがあるとのことで楽しみに向かった。が、工事中。よく見ると工事現場のエレベーターみたいなので行けるらしい。3€で、なんかあったときの誓約書?らしきものを書かされて乗り込んだ。
-
わあ、ボローニャ紀行の表紙そのままだ!赤褐色のこっくりとした町並みがなんともいいな。日本人の私でもずっと大切に残してほしいと思ってしまう。
-
京都も高層建築の制限区域をしっかり守り切って、青黒い甍の低くてきれいな町並みを残せなかったものかなあ。
-
帰りのエレベーターはありません。工事現場の足場に作った階段をビルの高さ10階以上は降りたと思います。下を見ると足がすくみました。高所恐怖症の人は止めときましょう。ああ、楽しかった。
-
続いて、すぐ近くの旧ボローニャ大学へ。世界最初の大学として11世紀から1800年代初めまで使われていたそう。天井の模様は学者や学生の紋章だそうだが、黄色と青のエレガントな天井模様を成してる。
-
有名な解剖学教室。石造りでなく、深い艶色の木造りの部屋で中央の真白な解剖台が映える。高校生らしき社会見学と一緒だったが、先生か学芸員からの質問に答えたり、ツーウェイなんで驚いた。ただ、答えているのは一部の優等生グループで、隅っこで白けてるヤンキーグループもいてこれは世界共通。
ただ、後で写真を見たら「学生たちが解剖台を囲んて対話している」風ないかにもアカデミックなカットになってて笑ってしまった。 -
天井、すごい。
-
皮を剥がれた人。足の血管がむき出しなのだかアートだ。
-
紋章が天井にぎっしり、だんだん気持ち悪くなってきたかも。きれいなんだけど、やりすぎてくどくて食傷することも多いヨーロッパ……
-
奥に広い講義室があった。紋章のうにうにがびっしりの中、理工系の古書が収められた本棚にかこまれて、パイプ椅子と大型スクリーン、現在もこの部屋はたまに講義に使われてるらしい。
-
数学、化学、物理学、鉱物学、植物学……ジャンルごとに本棚がある。この棚は宇宙学だ。見ていると現代の私でもワクワクする。インターネットもなく識字率も低い時代、情報の欠乏が飢えるような知識欲を掻き立てるというか、学生たちはこの部屋の書物を全部読んだら、世界のすべてがわかると感じていたかもしれないな。ロマンだ。
-
ヨーロッパの古い建物は決まって廻廊が優雅だよね、中世の衣装で、学者や騎士風の若者が歩く姿が見えるよう。マッジョーレ広場近辺だけでもいろいろ楽しめた1日でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ボローニャ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 電車で中央イタリア都市巡り〜ボローニャ☆フェラーラ★ラヴェンナ
0
20