2019/06/07 - 2019/06/09
2036位(同エリア28093件中)
にふうささん
この旅行記スケジュールを元に
台北へ2泊3日の一人旅行に行ってきました。台湾は過去2回ほど行ったことがあるのですが、どれも他の人と一緒でしたが、今回は思い切って、初めての海外一人旅にしました。台湾自体は、初海外・初一人旅には初級レベルですし、しかも過去2回も行ったことがあったこと、そして行った先は日本のガイドブックに載っているようなところばかりですので、さほど苦労はしなかった感じです。ただ、中国語がわからなかったり、英会話もほとんどできなかったりしたので、そういう面では苦労しました。
行程は、1日目は、関空から深夜便で台北桃園空港に到着し、台北駅近くのホステルで1泊。2日目は、故宮博物館に行ったあと、孔子廟へ。お昼からは、淡水へ行き紅毛城を訪れた後、お風呂に入りに北投へ。日が暮れるあたりに台北駅に戻り、別なホステルで1泊。3日目は、朝イチで鼎泰豊の信義本店へ行ったあと、台北101の展望台へ。時間が余ったので、信義の誠品書店などぶらぶらしながら、市役所前まで歩き、昼過ぎには台北桃園空港について帰国という流れです。こう見ると、詰めすぎの日程以外はごく普通の台北観光ですね。
この旅行記では、1日目~2日目の淡水までをご紹介。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エバー航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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関空発の深夜便で台北へ。そもそも今回の旅行は、この日は空いているけど日本は天気が悪いな、じゃあ海外だな、あっ台北行き安いじゃん、よし行こう、といった安直な動機でした。最近忙しいことや、下準備とかまるでしていなかったので、大変でした。突貫で準備いたしまして、関空へ。私が乗った便は、北海道帰りの台湾人が多く乗っており、台北へは日付が変わるときに到着するのですが、かなり混んでいました。
関西国際空港 空港
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台北桃園空港に到着しましたが、日付が変わったあたりなので、MRTではなくバスで台北駅まで移動しなければいけません。初めてバスに乗りましたが、台湾のバスは運転が荒いこともあり、バス酔いで気持ち悪かったです。乗っている時間は40分程度でしたが、便数が少なくバス待ちの時間もあったので、台北駅到着は1時半を回っていました。
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今日宿泊する、台北駅北側のホステルに到着。深夜2時前に到着しましたが、場所もほとんど迷わずに行けました。私の泊った部屋は値段の割にはよかったです。
Main inn ホテル
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二日目は台北駅のロッカーに荷物を預けた後、故宮博物館へ。士林駅を降りて、故宮博物館行きの路線バス乗り場へ。故宮行きのバスはたくさんありますが、バス停に到着する際に、行き先が「こきゅうはくぶつかん」と日本語のひらがなで表示されたときには思わず笑ってしまいました。
士林駅 駅
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故宮博物館には開館前に到着したので、3階の白菜や肉など、混まないうちにゆっくりとみることができました。
国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー
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見たものをちょっと紹介すると。こちらは有名な「翠玉白菜」です。葉っぱの左上にイナゴ、右側にキリギリスがいるのがよくわかります。19cmと思ったよりも大きかったです。
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こちらも有名な「肉形石」。大きさは握りこぶしよりも小さく、予想以上に小さい印象を受けました。
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青磁の花器。青磁には時期や窯元によって、微妙に色合いが違いますが、このような「雨上がりの雲間からのぞく青空」のような微妙な青色は、なかなかありません。
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変わった銅像だなあと思っていたら、チベットの仏像なのですね。
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皇帝の執務室を再現したもの。非常に良いものを使っていますね。
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故宮博物館には1時間半ほど滞在して、次は孔子廟へ。MRTで士林から円山まで行き、孔子廟まで歩いて到着。
台北市孔子廟 寺院・教会
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孔子廟では、5人程度の小規模ですが、カメラ小僧たちのコスプレ撮影会が行われており、そっちの方も面白そうでした。ゲリラ的なものはいろいろな所でやっている気がします。
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孔子廟の中は、台湾のお寺にあるような、派手な装飾や人形などがなく、不思議な感じでした。孔子などの像はなく、名前を書いた位牌のようなものが祭壇にあるだけでした。孔子の前で書などの知識をひけらかすのは失礼にあたる、という考えみたいです。
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近隣の保安宮にも行きました。こちらは台湾の寺院といった感じで、内部の装飾がすごかったです。孔子廟とのギャップが結構ありました。
大龍峒保安宮 寺院・教会
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ということで、孔子廟はこのくらいにし、次はMRTに乗って終点の淡水へ。若干歩き疲れていたこともあり、MRT内では爆睡しておりました。
淡水駅をでると、すぐ近くに川の河口があります。淡水MRT公園 広場・公園
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川沿いに歩き、紅毛城を目指します。食べ物・飲み物・射的・お土産など、様々なお店がずらりと並んでおり、人混みもすごかったです。
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MRTの駅からちょっと歩いたところに、船乗り場があります。川の先端へとか、対岸へとかの船が出ているのですが、さすがに乗っている時間や興味もなかったので、今回はパスで。
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ということで、紅毛城へ到着。現在の建物は、イギリスが領事館として建築し、日本が改修して使用していた建物。内部は展示室となっていましたが、淡水(台北)の歴史が面白かったです。
淡水の歴史をかいつまんで話すと、この淡水は、1629年にオランダが砦(サント・ドミンゴ城)を築いたのが初期。大きな川が集約される川の河口で、交通の要所だったと。その後、明の鄭成功が1664年に奪還し、淡水城と名付けて城を改築しましたが、明の滅亡とともに、清にとって代わりました。
大きく動いたのが清朝末期で、アヘン戦争後の1860年の北京条約によって台北が開港されると、イギリスが進出して淡水を租借地とし、ここ紅毛城を領事館としました。その後、日清戦争で日本が清に勝利し台湾が日本へ割譲されると、この紅毛城はそのまま日本が使用することに。
しかし、淡水の港の水深が土砂で浅くなってきたこともあり、日本は基隆や高雄など独自の港湾の建設に力を入れたために、淡水はかつての港湾の地位を失っていったと。そういう歴史らしいです。紅毛城 城・宮殿
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こちらは、領事館の隣にある、旧英国領事官邸。住まいということで、本当に普通の洋館でした。
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紅毛城の隣には、真理大学のキャンパスがありました。なかなか綺麗でしたこの真理大学の前身?は「オクスフォード大学」として、カナダ人宣教師マッケイ(馬偕)が創設したもの。淡水にはマッケイ氏の名前があちこちにありました。
真理大学礼拝堂 寺院・教会
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せっかくなので、そのまま歩いて小白宮(清朝の淡水税関の司令官の官邸)へ。紅毛城とセットなので、追加料金なく入れます。規模は小さく、あっという間でした。
小白宮 (前清淡水關税務司官邸) 史跡・遺跡
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帰りついでに、淡水の街の発展に貢献した貿易商社の日本人の家屋へ。典型的な日本家屋でしたが、小さめでした。
多田榮吉故居 博物館・美術館・ギャラリー
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旧貿易商社の建物を、今はアートスペースとして、利用しているみたいです。
偕醫館 史跡・遺跡
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行きは、川沿いを歩いたので、帰りは街中を通って帰ろうとしましたが、淡水古街の「福佑宮」ではお祭りをやっており、すごい人だかりでした。
寺院の前で、神様にふんした人が何かパフォーマンスを行っている様子。道がふさがれていて、大変でした。淡水福佑宮 寺院・教会
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お祭りのパレードの車。装飾がすごいです。そして、動いている時はユーロビート系のノリノリな曲をかけて練り歩きます。
ということで、淡水は、歩き疲れましたが来てよかったです。滞在は3時間程度でしたが。量が多くなってきたので、次の行程はページを変えたいと思います。
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この旅行で行ったホテル
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Main inn
3.38
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