うるるんSF滞在記2019/GW★第4日目②★カーメルの可愛らしいカフェでランチの後は『カーメルミッション』と『ラグナセカ』サーキットを見学

2019/04/26 - 2019/05/03

サンフランシスコの旅4日目はモントレー&カーメルを1日かけて観光しました。

午前中は海岸線のシーニックなドライブルートの17マイルドライブの
見どころスポットを巡りながらドライブして、
世界中のゴルファー憧れの『ペブルビーチ ゴルフリンクス』に立ち寄りました。

午後は芸術の街カーメルの童話に登場しそうな可愛らしいカフェ『タックボックス』で
ランチをした後は『カーメルミッション』を見学し、
レース好きの旦那ご所望の『レースウェイ ラグナセカ』まで足を伸ばしました。

エリア カーメル(アメリカ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

17マイルドライブのカーメルゲートを抜けると
まもなくカーメルバイザシー（通称カーメル）の街に入ります。

モントレー半島の北側に位置するモントレーに対して、
南側に位置するカーメルは美しい景観と落ち着いた街の雰囲気から
芸術家が多く住む街として知られています。

1986～1988年まで俳優のクリント・イーストウッドが
市長を勤めたことでも有名です。

カーメル 観光案内所 散歩・街歩き

カーメルはこじんまりとした小さな街で、
通り沿いにはお洒落で個性的な建物が立ち並び、
アートの街らしく100軒近いアートギャラリーやショップ、
レストラン、カフェとして営業しています。

景観を損なわないような街づくりが徹底していて、
高層ビルがなく、ネオンサインや派手な看板も一切なし。

道路標識や公共のゴミ箱は木製と、街全体がまるで芸術作品のようです。

信号もなく、歩行者優先で、車はゆっくり走行しています。

車を無料で路上駐車出来るのが便利でした。

カーメルにはいくつもの小径や裏路地があって、
そのうちの1つに入ってみました。

中庭にはプールがあって、お洒落な雰囲気♪

中庭に面してカフェや美容院、ワインショップがありました。

『カーメルプラザ』は街のメインストリートのオーシャンAve.沿いに建つ
セレブ感漂うショッピングモールです。

カーメル プラザ ショッピングセンター

エレガントな中庭を囲むように3階建ての屋外型店舗が並び、
ティファニーやボッテカベネタ、ケートスペードなどの
有名ブランドを含む約40店舗が入っています。

ブランド品のショップはこの街には似合わないと思いましたが、
きっとニーズがあるのね。

お天気がいい日は1階のレストランやカフェのテラス席で、
のんびりお食事するのが気持ち良さそう♪

この日は寒かったので誰もいませんでした。

3階には誰でも利用出来るトイレがあるので便利です。



カーメルはコロニアル風のスペイン様式の建物が多い中、
グリム童話に登場しそうな可愛らしいコテージが20軒ほどあります。

『The Tuck Box（タックボックス）』

■住所：Dolores St. between Ocean & 7th Ave., Carmel CA 93921
■TEL：[phone]
■営業時間：7:30～14:30
■公式HP：http://www.tuckbox.com/default.html
■お会計：$23.90（チップ含まず）

ヘンゼルとグレーテルのお菓子のお家のような『タックボックス』は
1920年代に建築、1940年代から英国風ティールームとして営業を開始し、
現在では街のシンボル的存在です。

店内もメルヘンちっくで可愛い♪

お花が飾ってある窓際の席に座りました。

女性スタッフさんが可愛くて明るくて優しくて、
まるで童話から抜け出してきたみたいでした！

〈Classic BLT Sandwiches（$13.50）、Coffee（$3.50）〉

ベーコン、レタス、トマトのサンドイッチに
地元産のチーズ「モントレージャック」を追加でトッピング（$1.50）。

トーストしたパンにカリカリベーコンとチーズが美味しかったわぁ。

ボリュームタップリのフルーツサラダには
生クリームのような濃厚なヨーグルトがのってて美味でした。

仲良くシェアして、大満足のランチでした♪

裏庭のテラス席では常連さんがワンちゃんと一緒にお茶していました。

ワンちゃんの足元にはお水が用意されています。

カーメルはドッグフレンドリーな街で、多くのホテルやレストラン、
商業施設などにワンちゃんを連れて利用することが出来ます。



『タックボックス』でランチをした後は
『カーメルミッション』を見学しました。

『カーメルミッション（Carmel Mission Basilica）』

■住所：3080 Rio Road Carmel, CA 93923
■入館時間：9:30～17:00
■入館料：大人$9.5、シニア$5.0、子ども$5.0（7歳以上）
■公式HP：https://carmelmission.org

『カーメルミッション』は街の中心地にある『カーメルプラザ』から
南に1.28km離れた場所に位置する教会です。

1771年にスペイン人宣教師の
ジュニぺロ・セラ神父によって創建されました。

カーメル ミッション バジリカ 寺院・教会

22年前にこの教会を訪れた時に撮った1枚の写真が脳裏に残っていて、
もう一度この美しい教会が見たくて訪れました。

入館料が$9.5は正直高いと思いましたが、
ドネーションだと思って、気持ちよく支払いました。

『カーメルミッション』はコロニアルスタイルの建築が美しく、
アメリカの国定歴史建造物に指定されています。

『カーメルミッション』は建物だけでなく、庭園が美しいんです！！

緑豊かな庭園には花々が咲き誇り、静かで穏やかな時間が流れ、
まるで天国のよう。

マリア像が素敵です。

中庭に行ってみましょう。

門をくぐるとそこにはお墓があり、
旦那は神妙な顔でお墓を見つめていました。

建物に沿ってぐるっと歩くと中庭に出ました。

〈The Serra Memorial Player Garden〉

ジュニぺロ・セラ神父は『カーメルミッション』をはじめ、
サンフランシスコ、サンタクララ、サンルイオビスポといった街に
ミッションを建て、1784年にこの教会で亡くなるまでの14年間、
カリフォルニアでのキリスト教の普及に努めました。

また各ミッションにぶどうの木を植えてワイン造りを広め、
カリフォルニアの基盤を作ったことから、
「カリフォルニアの父」と呼ばれています。

神父は現在もミッションの祭壇の下で眠りながら、
人々を見守っています。

思わず写真を撮りたくなるほど美しい教会です。

と思ったら、ここだよ、ここ！！あの写真の場所は！！

丹念に保持された建物と隅々まで手入れが行き届いた庭園は
22年と変わらぬ美しさ！

入館料が高いのに納得です。



『カーメルミッション』にはミュージアムがあり、
当時の住居や生活の様子が再現されています。

またセラ神父が眠る祭壇も見学することが出来ます。



旦那には退屈な時間だったみたい。

それではお待ちかねの『ラグナセカ』へ向かいましょう。

『カーメルミッション』から『ラグナセカ』までは
23.17km（21分）の距離です。

『ウェザーテック レースウェイ ラグナセカ』
（WeatrTech Raceway Laguna Seca）

■住所：1021 Monterey Salinas Hwy., Salinas, CA 93908
■TEL：[phone]
■公式HP：https://www.weathertechraceway.com

『ラグナセカ』はオートバイの国際レースのMotoGPや自動車レース、
ヒストリックカーのイベントなどが開催される、
西海岸を代表するサーキットです。

2001年からマツダが命名権を取得し、
『マツダ レースウェイ ラグナセカ』という名称になりましたが、
2016年に契約が終了し、2018年からは自動車用品メーカーの
ウェザーテック社が命名権を取得して現在の名称になりました。

マツダ・レースウェイ・ラグナ・セカ スタジアム・スポーツ観戦

全長は約3.6kmで、高低差が55mとアップダウンに富んだコースで、
11のコーナーがあります。

コースの見取り図。

最も有名なコーナーが「コークスクリュー」！

このコーナーを見るために、
小高い丘をえっちらおっちら登りました。

コークスクリューは15mの高低差を一気に駆け下るS字のシケインで、
パッシングポイントのひとつですが、
下りながらのハンドリングでリスクも高いコーナーです。

コークスクリューを目の前にして
運転している気分を味わっている旦那。

モザイクの下では満面の笑みです！

コースの上を横断するブリッジにはタイヤメーカーの看板が掲げられ、
サーキットらしい風景です。

この日はレースやイベントは開催されていなかったのですが、
ショップはオープンしていました。

ショップにはロゴ入りのアパレルやグッズなどが販売されています。

旦那がTシャツ（$26）と
自分の愛車と同じNISSAN GT-Rのミニカー（$29.95）をお買い上げ。



旦那はご満悦で滞在先の『モントレーベイイン 』へ帰りました。



この日は17マイルドライブ～ペブルビーチゴルフリンクス～
カーメル～ラグナセカとハシゴして、たっぷり観光した一日でした！



【DATE：2019.4.29】