1998/07/06 - 1998/07/13
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milouchatさん
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ある意味で翌年からロンドンに住むことになる
下調べの意図もあり前年の 98年もロンドンにやってきた。
やはりロンドンと言えばビートルズ。
ビートルズ世代 (と言っても聞いて育ったのではなく
年齢が近い) としては、すでに旅行記は書いてしまったが
ビートルズの Walking Tour に参加したように、
この年はビートルズ巡礼が多かったようだ。
でも代表写真はビートルズじゃなくて
プレスリーばかりだよ??
いいんです。
ビートルズも僕もプレスリーを聴いて育ったんだから…
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ホテルは定宿のロイヤル・ナショナル。
(ビートルズは 1961年12月31日に1泊した。
当時の名前は Royal Hotel) -
このように中庭が大型観光バスを
何台も駐められるほど広い。
つまり団体客専門ともいえるマンモス・ホテル -
掲示ではシングル一泊 65ポンド。
当時のレートは 216円なので 14,000円ほど
思ったより高い。
まあダブルなら 1人 8,000円ほどだから妥当かな… -
最寄り駅はラッセル・スクエア。
ヒースローからピカデリー・ラインで1本と便利。
大英博物館、ユーストン、キングス・クロスも
歩ける距離 -
観光客が集中する地区なので
いつも混むが一応エレベーターが確か2つある -
改札。
改札を出ると使用済みトラベル・カードを
買うという人がよくいた -
当然 思いも寄らなかったが、翌年住むことになる
ロイヤル・ナショナル向いのフラット、ラッセル・コート。
(部屋は真ん中の右端の1階裏側で入り口A は写真の左端。
普段はサウスバンクの NFT まで歩くが
雨の日などは目の前のバス停からバスで行った) -
こちらは近くのプレジデント・ホテル。
ロンドンに進出するビートルズは
1963年の6月から家が決まるまで滞在、
ジョンとポール、ジョージとリンゴで2部屋。
ホテルは前年に出来たばかりで、今では格安ツアーも
利用する普通のホテルだが当時は高級ホテルなので
マネージャーが朝食にはネクタイが必要と注意した。
しかし彼らは朝は遅いし ルーム・サーヴィスなので
食堂は使わなかったという。
ちなみにプレジデントもロイヤル・ナショナルも
Imperial London Hotel というグループ企業のホテルで
ほかにも Imperial、 Bedford、 Tavistock、 County と
現在ラッセル・スクエア周辺に 6つのホテルを持っている -
ラッセル・スクエア駅を降りて すぐの立派な構えの
Hotel Russell はラッセル・スクエア (公園) 向かいです -
63年7月2日にラッセル・スクエアの
この場所でビートルズはフォト・セッションを行った -
少し中心に近づいて、
左下の円形部分は
当時は噴水で、ここでも写真を撮っている -
花壇の整備中。
完全に植え替えているような気がした。
翌年住んだフラットの斜め向かいなので、公園は
何度も通り抜けたが、近すぎて休憩には使わなかった -
ラッセル・スクエアに続く
Montague Place は
大英博物館の裏を通るが
その 34番地をリンゴが 1965年から借りていた。
しかし、すぐにモーリンと結婚したので、
ほとんど住まず、NEMS のアリステア・テイラーに
貸していた。 ビートルズの4人は何度もここに来ている -
さて、大英博物館も歩いてすぐ。
いつも見る写真と違う?
はい、 これは裏口ですから。
1年も住んだのに旅行記に
大英博物館は登場しなかった。
無料だから裏口から入って正面に出る
通り抜けや、トイレ借用には何度も入ったが、
まともに見たことは ほとんどない。
そんなもんでしょ?
今も世界遺産の徒歩圏に住み
年寄りなので無料パスも貰っているが
まだ行っていない。
そうそう大英博物館に住み込み (?) の黒猫がいて、
よく挨拶し守衛さんに猫の名前も聞いたが忘れた -
観光バスで観光客が到着。
正面前の道路は狭いので
観光バスは裏口に止まる。
ところが… -
警備員が入れてくれない (出る人ばかり)。
実は、この時 僕は館内にいたのだが
いたずらか故障か、火災警報のアラームが
鳴り全員が避難させられた -
だから裏口なのに
この混雑ぶり -
仕方がないので (?) 大移動して
ここはメリルボーン駅の正面。
100年以上前の 1899年にできた古い、
と言ってもロンドンでは一番 新しい -
もちろん映画『A Hard Day's Night』の
冒頭で逃げ込むのは裏口。
[今回は裏口ばかり?
はい、僕は裏専門で??] -
駅のプラットホーム。
列車に乗り込んだのは
右の1番ホームから -
ジョンが出てきた駅のカフェ。
当時とは違うが奥の窓の形は一緒 -
その横の電話 BOX。
少なくともバックの壁は同じようなので
映画の BOXは、この左端にあったのだろう -
こちらは駅の右隣、
映画のクレジットのバックで
ジョージが転ぶボストン・プレイスです -
ズームアップすれば映画そっくりになる。
ジョージが転んだのは建物の色が変わるあたり。
現在のSVでは歩道右の街頭がほとんど消え
雰囲気が違う -
ボストン・プレイスの 34番地には
有名無実のアップル・エレクトロニクスがあった -
ボストン・プレイスを
大きな猫を抱いて歩く女性が。
かなり大きいから 10キロ以上はありそう -
駅の近くに Marylebone Register Office
(現 Westminster Register Office) がある。
ここでは 69年3月12日 ポール&リンダ、
81年 4月27日 リンゴ&バーバラ・バック、
ほかにも
94年 7月29日 デヴィッド・ギルモア&ポリー・サムソン
97年 4月7日 リーアム・ギャラガー&パッツィー・ケンジジット
08年 2月14日 リーアム・ギャラガー&ニコル・アップルトン
そのほかアントニオ・バンデラス&メラニー・グリフィス
ジュード・ロウ&フィリッパ・コーン
マドンナ&ガイ・リッチー などなどが結婚届を出した -
ベーカー街に 1967年12月7日オープンした
アップル・ブティック があった角ビル。
わずか 8か月で閉店したが…
[左の方に看板が飛び出ているのは映画館。
1978年に Sherlock Holmes Centa としてオープン、
1983年に閉館したが翌年 Screen on Baker Street
として再開、2009年からは Everyman 系列に
現在のSVでは『ボヘミアン・ラプソディ』上映中] -
これは『ヘルプ!』に出てくる
インドレストラン、元ラジャハマ。
現在はオーガニック・カフェ。
アップル・ブティックの近くです -
Marylebone Road と Baker Street は
繫がっている -
ベイカー街と言えばシャーロック・ホームズ。
チューブの Marylebone Road 出口の壁には
ホームズさんが大勢並んでいる -
オマケの写真だが Baker Street 駅は
1863年にできた世界初の地下鉄の一部だが、
現在 Bakerloo、Jubilee、Circle、Metropolitan、
Hammersmith & City の5つの路線が走る
非常に複雑な駅でホームがロンドン最多の
10番線まである。
後ろの掲示は Bakerloo Line ですかね、
ということは、駆け込み乗車しようと走る人は
僕が乗っている Circle Line に? -
Baker Street 駅前でホームズ氏が
名刺を配っていた。隣の紳士は誰だろう?
(ネットで似た人が博物館にいた。
だとすればワトソン氏かもしれない) -
これが貰ったホームズさんの名刺
-
(本来はない) ベーカー街 221b 番地にある
ホームズ博物館。 右の店に注目!
現在はミュージアム・ショップになっているが
当時は Hudson's Restaurant だった。
ハドソン夫人も商売熱心ですね…
(昔のショップは最上階にあったため
儲からなかったので移転?) -
入場券も昔はハドソン夫人の下宿に
素泊まりで宿泊した5ポンドの領収書、
という洒落たものだったが、
下宿屋は廃業したようで
今はもう手に入らない -
博物館の帽子やパイプを勝手に使って記念撮影
-
この女性も。
さすがにパイプを口には
入れてないですね… -
ジュリエットじゃなくホームズさんへの手紙?
左上に1枚の写真が飾ってある -
ダスティン・ホフマンでした。
ってことは訪れた有名人は彼だけ? -
ホームズはもちろん架空の存在で実は
ベーカー街には今も昔も 221bという番地はなかった。
ところが 1930年に 221番地ができたため、
世界中からホームズ宛の手紙が届き
1990年 239番地に博物館がオープンした、
しかし、やはり 221b でないと無意味なので
今では正式に 221b になったが、そのため左隣が
237で右隣は 241番地という不思議なミステリーが…
写真は 2005年まで本物の 221番地にあった
Abbey House -
だから 221b として1985年に
ホームズのプラークが付けられた。
(現在は建物が改装されプラークも消えた) -
ベイカー・ストリート近くには
マダム・タッソー蝋人形館もあります。
ビートルズの人形は 1964年から常設展示 -
こちらは言わずとしれた
アビー・ロードの横断歩道 -
この人は裸足です。 ということは…
ポールのファンですかね -
EMI アビー・ロード・スタジオ
ビートルズが初めて使ったのは
1962年 6月 6日のレコーディング・テスト -
直接は関係ないがビートルズがデビューした
パーロフォン・レーベルは EMI の傘下だった。
赤盤、青盤のジャケットの EMI House とは違う
EMI Music Publishing -
ベーカー街からバスで
さらに北上?
カムデン・タウンに行こう -
カムデンといえば昔は家賃が安かったので
ミュージシャンやアーティストが住みつき
ちょっと変わった雰囲気の街に。
セックス・ピストルズで有名な
Electric Ballroom や Round House など
有名なライブ・ハウスが多いし
アニー・レノックスやクラッシュ、マッドネスの
メンバーが働いていたりもした。
最近ならエイミー・ワインハウスが
住んでいたので 2014年に銅像が出来ている。
なぜか大阪の道頓堀のように
大きな飾り物を出した店が多い。
(そう言えばアメリカ村的な雰囲気も)
これはロッキング・チェア -
これは誰だ?
プレスリーかも -
横町の市場。
居ても不思議じゃないが
ちょっと街と異質な聖職者が買い物に -
カムデンの象徴、Camden Lock のガード
現在の SV では 片側が
Camden Town に! 改悪だ!? -
ガードを越すと有名な水位を変えて
遊覧船が通る運河
(リトル・ベニスと繋いでる) -
帰りは Camden Town から
チューブで -
駅のホーム
-
床の表面は木製。
それにしても狭い!
足を伸ばしたら向かいの人とぶつかりそう -
またまた大移動で
チャイナ・タウンに戻ってきた -
チャイナ・タウンそばの Rupert Court 。
1963年7月2日にビートルズがここでも撮影。
つまりラッセル・スクエアと同じ日に
ソーホーなど、あちこちで宣伝写真を撮っている -
Rupert Street と Brewer Street の角。
やはり 63年 7月2日に、左にあった屋台で
ビートルズがバナナを買っている写真がある。
ちなみに後ろに見えるのは、当時は本屋だったが
現在は Harmony Love Shop という大手 (?)
アダルト・グッズの店。 SOHOは歓楽街で
風俗関係の店も多く治安がいいとは言えなかった。
そうそう、SOHO はゲイの街でもあり
ピンクの看板が目立つゲイ専門の不動産屋があった。
まだまだ家を借りるのに苦労した時代…
[同性愛を違法としなくなったのは 2001年!!
同性婚が合法化されたのは 2014年] -
London Pavilion ではビートルズの
すべての映画のワールド・プレミアが
行われ『Let It Be』以外は 4人が
出席したので劇場前は大混乱になった -
プリンス・オブ・ウエールズ劇場と言えば
「マンマ・ミーア」 などのミュージカルで
有名だが、ビートルズ関連で言えば、もちろん
ジョンの "安い席の人は手拍子を、そのほかの
人は宝石をジャラジャラ" と言った
63年11月4日、マーガレット王女出席の
Royal Variety Performance の会場 -
似た名前のここは僕も会員になり何度も通った
"安いだけじゃないよ" の格安名画座
Prince Charles Cinema (元 Theatre)。
このビルの5階にあったアド・リブという
ナイトクラブにビートルズ専用の席があり
リンゴがモーリンにプロポーズした -
Wardour Street と言えば
ビートルズにも所縁の場所が多いが
なんと言っても… -
90番地。
ここは2代目のマーキー・クラブがあった場所で
66年4月にジョンとジョージがラヴィン・スプーンフルを
見に来ている。この年ほかに出演したのは Small Faces、
Pink Floyd、 Ben E.King、 Stevie Wonder、 David Bowie、
The Movie、 Simon & Garfunkel
そうそうたる顔ぶれですね…
ちなみに僕は初ロンドンの 1980年12月に
Atomic Rooster と Mandy H を見に来た
●訂正です
なぜ間違えたのか分からないが
90番地は右の建物だった!
[しかし場所は このMEZZO の可能性が高い…] -
1984年から複合娯楽施設になった
ピカデリー・サーカスのトロカデロ
[2014年に閉鎖、カプセル・ホテルになるそう] -
トロカデロは1階の入り口付近以外は
すべて遊具の6階まである屋内遊園地 (?)。
7 Unique Rides と 400 以上のビデオゲームが… -
Unique な乗り物の1つ。
ドロップタワーというらしいが
垂直落下して途中でブレーキがかかり
垂直のまま停止するもの。
屋内にあるのは珍しい?
(そう言えば大阪ミナミの御堂筋に面し
これを外壁に設置したビルがあったが
人気がなかったのか、その後フリー・クライミングに) -
ここでは Free-Fall Ride の
Max Drop と称している -
Planet Hollywood も入ってますね
-
水族館もあったようです
-
実はトロカデロ内に Elvisly Yours という
プレスリー・ショップがあったんです。
(この翌年ぐらいにベーカー街のビートルズ・ショップと
同じ場所に移転したが現在はネット販売のみらしい。
ちなみにビートルズ・ショップも、昔はソーホーにあった) -
その Kingly Street にあった
ソーホーのビートルズ・ショップ
Beatles For Sale のチラシ。
Remember "BEATLES FOR SALE"
is the ONLY shop in London でした -
ついでだから
もう少し若い人のために (?)
誰だか分かりますよね、
ニルヴァーナのカート・コバーンです -
そして『カート&コートニー』を
7月8日にレスター・スクエアの
Warner Village で見た (5ポンド)。
ありがちなドキュメンタリーだったが
まあまあ面白かった。
この年は移動が多かったからか
映画は9本しか見ていない模様
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旅行記グループ 1998年 ロンドン
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