2019/05/01 - 2019/05/02
6位(同エリア307件中)
senqingさん
- senqingさんTOP
- 旅行記52冊
- クチコミ9件
- Q&A回答4件
- 114,255アクセス
- フォロワー81人
タイトルは絶景・秘境と素晴らしいが、観光バス会社のキャッチフレーズそのままです。南会津地方の塔のへつり-大内宿-前沢曲家集落-津高杖温泉へのバス旅行です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
世間はゴールデンウイーク真っ最中です。10日間も休みがあると、皆さんと同じく何処かへ行ってみたくなります。安く手軽に行けるところでお茶を濁したのが今回のバスツアーです。時間は制約されるが、人ごみの多い期間はバスツアーでガイドさんに従っていくだけで、車も宿の心配がないので楽です。写真は集合場所丸の内鍛冶橋駐車場へ入る朝6時半ごろの順番待ちの高速バスの列です。こんなに沢山の高速バスが到着するとは知りませんでした。
-
バスから吐き出された大勢の人が東京駅方面に向かって歩いて行きます。私の乗るバスは何処にいるの?あっちへ行ったりこっちへ行ったりでウロウロです。旗を持ったオリオンバスの添乗員さんがいたので聞いたら、「分かりませんがツアーバスは1番か2番から出発することが多ので、そこで待っていたら」と言われた。そうですよね!よそのツアーバスのことなど分かりませんよね。
-
バスはすぐそばにある宝町ランプから首都高速に乗り、東北道を進みます。蓮田サービスエリア付近から車が多くなってきました。
-
大谷パーキングで昼のお弁当が積み込まれます。この先は事故渋滞があり、このまま進んだらいつ着くか分からないので、順路を変更しますと添乗員さんの説明がありました。バスは東北道を降り日光道を進み、今市インターから国道121号を北上します。さすが添乗員さん、よく情報を得ています。いや運転手が決めたのでしょう。ボーッと運転しているだけじゃないのですね!
-
大谷パーキングで売っていた「ありがとう平成饅頭」と「祝賀 令和菊まんじゅう」です。明らかに便乗商品です。
-
最初の目的地前沢曲家集落に着きました。母屋と厩をカギ型に並べた曲家(まがりや)は岩手県南部地方が有名ですが、ここにもあるのです。駐車場にある蕎麦屋さんです。時間がないので蕎麦は食べることはできませんでしたが、この蕎麦屋さんは昔の姿を綺麗に残していると感じました。
-
舘岩川に架かる橋を渡ると集落が点在します。
集落内には総戸数23棟の内、曲家は13棟あるそうです。 -
入り口付近からの風景です。まだ菜の花が咲き誇っています。
-
曲家資料館です。資料館だけあって保存状態が素晴らしいです。この一軒だけを見るだけでも価値があります。
-
ピカピカに磨かれた床に黒光りした大黒柱、情緒豊かな部屋です。囲炉裏端の薪は毎日火を入れているそうです。それが建物の維持にも繋がるそうです(資料館にいた係員の話です)。
-
一階でいぶされた煙は2階に伝わり、茅葺屋根の軒下から外へ流れています。
-
この敷物は本物だそうです。どうぞ座ってくださいと言われたが、頭の上には座れませんよね!
-
奥へと進みます。連休中なのにここはほとんど人がいないです。
-
典型的な曲家です。しかし電線・電柱、サッシ窓・ドア、金属脚立そしてパラボラアンテナ、石油タンクとビニールシート、乗用車もあちらこちらに駐車されているのが気になります。なんだか興ざめするのは私だけでしょうか。30分ぐらいの滞在でした。
-
次々は塔のへつりヘ向かいます。長い年月にわたり水流や風雨に浸食されたことで、塔状の形になったとのことだが、自然の力は凄いです。
-
先ずは駐車場前のお土産屋さんで店の方から塔のへつりのガイドがあります。きのこ汁がただなので、一応皆さん聞いています。地元の漬物も全部ただです。そして、最後に店のガイドさんはよろしかったらお土産もお願いしますだって。流れがうまくできていますね!観光地にはよくあるパターンです。外に頭の禿げた社長がいたので、商売上手を誉めたら、まんざらでもない顔をしていました。しかし、女の人は良くお土産を買ってくれるが、男の人は買わないから、女性受けするお土産を置くように心掛けているそうです。なるほど!でも、漬物類も大変美味しかったです。
-
全長200mにわたって奇岩が並んでいるそうだが、吊り橋を渡った正面の塔附近しか歩けず、その先は進入禁止です。場所としては非常に狭いです。
-
正面左側には朽ちた橋らしきものがある。進入禁止を解いて、渡れるようにしたらスリルがあって面白いのでは!
-
写真の塔までは行けません。
-
下を流れる大川(阿賀川)は穏やかな深緑色の水を湛えています。
-
続いて大内宿へ向かいます。国道121号線を離れ大内宿へ向かう道は大渋滞です。道沿いにはまだ桜並木の桜が咲いています。
-
雨が降ってきましたがやっと大内宿に着きました。観光客がどっといます。外人さんも多かったです(外人さん用パンフレットもありました)。
-
周りは山間部ののどかな田園風景です。
-
入り口から入って、一番奥の見晴らし台から見ている全景です。茅葺屋根の家が続いています。連休中ですので人ひとで大渋滞ですがしょうがないです。御覧の通り電柱や電線は表に出ていないし、車も放置されていません。昔ながらのたたずまいが保存されている素晴らしい宿場町です。ざっと数えて30軒以上の茅葺屋根の家が立ち並んでいます(数えるなんて暇ですね!)。おそらくこの町には強力なリーダーシップの方々がおられるのでしょう。
-
集落に沿って水路が流れています。昔は生活用水として使われていましたと説明書きがあります。水は清らかで、今でも飲めそうな感じです。
-
ボーッとしていると見過ごしてしまいますが、上流から飲料用、食品などの洗い場そして洗濯場と下流へ場所が決められていましたが、その名残の洗い場です。
-
八重桜が満開です。冬の積雪が1.5mぐらいあるそうで、標高670mの山間部はまだ寒いのです。
-
道を見てください。石畳や砂利を敷いているのではなく土です。雨が降っているので靴は汚れるが気にはなりません。そして、茅葺の軒先、すごい重量感と一直線に切り揃えられた美しさは素晴らしいです。
-
全ての家には屋号がついているみたいで、民宿、お土産屋、食堂になっています。
-
縁側生けられた八重桜、ホット見とれる瞬間です。
-
水路脇には水仙が咲き誇っています。
-
フクロウと思われる石像が鎮座しています。
-
宿場中ほどにある火の見やぐらです。上には拡声器が沢山並んでいます。ここまで宿場が保存されているなら、鉄骨ではなく木組みで作られていればもっと素晴らしいのでは!
-
この人だかり、大内名物ねぎそばで並んでいる人達です。さらにもう一つの名物栃餅もすごい列ができていました。バスツアーでは1時間の滞在と短い時間なので並ぶことはできません。
-
江戸時代ころは知らないが、昔にタイムスリップした感じです。
-
この家は萱が苔むして風情をだしています。
-
よくもこれだけの集落が保存されているものです。一軒一軒見ていたらいくら時間があっても足りません。
-
出店ないし喫茶店です。写真では分かりずらいが、写真中央付近に志村けん、出川哲郎などがこの店を訪れた写真が飾ってあります。
-
お土産屋さんです。伝統工芸品みたいなものが数多く売られています。
-
食べ物屋さんです。蕎麦屋さんが多いみたいです。
-
阿部家美濃屋さんです。由緒ある家柄見たいです。家の中が見学できます。興味ある方は一押しです。情緒豊かな挿絵の入ったはがきが沢山売られています。
-
雨が降っているにも関わらず5月のこいのぼりが泳いでいます。柱は木組みで作られています。
-
大内宿にそびえ立高倉神社に行く一の鳥居です。奥へ二の鳥居、三の鳥居と続くが時間がないのでスルーします。
-
重要伝統的建造物群保存地域の説明書きです。大内宿の生い立ちが良く分かります。
-
ここは滞在1時間ぐらいでは、通りをお往復するぐらいで時間が経ってしまします。雪積る冬にでもゆっくりと来てみたいと思いました。バスはホテルへ向かいます。
-
会津高枝温泉のホテルに着いたとき、外は真っ暗になっていました。今日停まるホテルです。学生さんが合宿で泊まるようなホテルです。特に不可もなければ可もなしなしです。
-
御宿泊様一行様の表と裏の看板です。様々な旅行会社が利用するのですね。
-
パンフレットではローストビーフ付きバイキングとなっていたが、何処にローストビーフがあるの?赤丸を付けたのがローストビーフです。コックさんが目の前でビーフの塊を切り分けてくれるのかと勝手に思っていたが、小さなかけらがテーブルの隅にありました。チャーシューみたいです。マァこんなもんですか!
-
二日目です。鶴ヶ城へ寄って帰ります。先ず湯之上温泉駅に向かい会津鉄道にのります。湯之上温泉駅は茅葺屋根のどっしりした駅舎です。このような駅舎はめずらしいのでは?
-
駅舎内は囲炉裏に火がともされておりお茶は無償です。お茶を飲むついでに湯之上温泉名物くるみようかんを買ってしまいます。甘さを抑えた洋館で美味しかったです。
-
列車が来るまでしばらくの休憩です。外へ出てみると枝垂桜が満開でした。
-
ローカル色豊かな風景です。都会では味わえない風景です。
-
下り気動車がやってきました。ここで上り列車とkプ菅です。
-
この気動車に乗って芦ノ牧温泉駅まで行きます。
-
最後の目的地、鶴ヶ城です。
-
下からの眺めも、上からの眺めもの高い建物がないのでよく見えます。
-
昼食です。マアマアの食事ではないでしょうか。ここを最後に帰路につきます(お土産屋さんには寄ったけど)。バス旅行の良いところは、バスに乗っていれば、勝手に目的地に連れて行ってくれる。混んでいても昼食は予約制だから、優先的に食べれる。鶴ヶ城などは団体さんの入場券売り場が別なので、並ばずに入れるなどです。
帰りの東北道は渋滞なので、常磐道を通ってかえりますと、添乗員さんからのアナウンスです。お疲れ様でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- ねんきん老人さん 2021/02/02 17:12:24
- ザッツ・バスツアー !
- senqing さん、こんにちは。 随所で笑ってしまいました。
思えば 2019 年のゴールデンウイークは、まだコロナ騒ぎがなかったのですね。 写っている人が誰一人マスクをしていないのが、なんだか不思議な感じです。
私もバスツアーの良さについては異論がなく、自分でも早くコロナが収まってどこかに行くツアーに参加したいなと思っています。
それにしても、蓮田SAあたりの渋滞はすごいですね。自分で運転していたらうんざりすることでしょう。 混雑時のコース変更も、自分で考えなくていいので楽ですね。
電柱やアンテナ、サッシ窓その他に囲まれた曲家・・・ほんとうにがっかりしますね。
塔のへつりには行ったことがなく、行きたい、行きたいと思い続けているのですが、橋の先はちょっとしか歩けないのですか!? そんなぁ!
お土産屋さんでの説明。 前半よりも後半に力が入っているようなその説明・・分かる分かる! 分かっていても、やっぱり買う人が多いのにも、笑ってしまいますね。
名所旧跡にだって雨は降るのですから、それはそれで風情を楽しめばいいのですが、大内宿が傘をさした人で混雑している写真は初めてみました。 せっかくの雨ですから、人の姿がぽつりぽつりだったらいいのに・・・なんて勝手なことを考えてしまいます。
拡声器が沢山ついた火の見やぐら。 木造家屋が並んでいる場所での実用施設なのでしょうが、確かにちょっと興ざめですね。
ねぎ蕎麦の行列を横目に見ながら1時間でバスに戻る行程、「チャーシューみたいな
ローストビーフ付きバイキング」、これぞバスツアーと大笑いしてしまいました。 案内するバスガイドさんは内心どう思っているのでしょうね?
いやはや、いかにもこれがバスツアーという旅行記。 共感をもって楽しませていただきました。
最後に、余計なお世話ながら、「羊羹」が変換ミスで「洋館」となっていますね。 打ち直した方がいいのか、そのままにしておいた方が面白いのか?
ねんきん老人
- senqingさん からの返信 2021/02/06 16:20:52
- RE: ザッツ・バスツアー !
- ねんきん老人さん
返信が遅れてすみません、旅行記最後まで読んでくれて大変ありがとうございます。
ねんきん老人さんの旅行記はいつも拝見しています。
今度は今まで以上にゆっくりと拝見させて頂きます。
洋館は指摘受けるまで全く気が付きませんでした。
洋館では食べれませんよね!(^^)!
senqing
-
- Reinheitsgebotさん 2019/05/19 10:23:39
- 空の上から大内宿
- こんにちは。
3年前、ドイツ旅行からの帰りに乗った飛行機の窓から大内宿と阿賀川の会津の風景を見下ろすことができました。こんな感じですご笑覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11494736
- senqingさん からの返信 2019/05/19 13:39:02
- Re: 空の上から大内宿
- こんにちは
ブログ見させていただきました。山間部に小さく写っているのが分かります。交通機関のなかったころは歩いて移動したのですから、すごいとこに宿があったものです。貴重な写真ですね!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
田島・南会津(福島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
57