2019/04/27 - 2019/05/05
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scomitcheeseさん
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1週間ほどティンプーに住んでみた。
1度目のブータンは、10年前。かなりディープな旅行だった。
特に旅の最後にそれがやってきた。
だからこそ、旅の途中で考えたこと、出会った人との会話を詳細に思い出すことができる。
★2009年のブータン
https://4travel.jp/travelogue/10766405
思い立って2度目のブータン。
違った意味でのディープな旅となった。
3度目?ありうる。
こころをかの地に置いてきてしまったから、取り戻しに帰らなくちゃ。
ティンプーには、4月27日、30日、5月3日~5日にいました。
★ちょい住み2度目のブータン No.1 到着まで
https://4travel.jp/travelogue/11491933
★ちょい住み2度目のブータンNo.2 農家に泊まる(2019.4.28~29)
https://4travel.jp/travelogue/11492342
★ちょい住み2度目のブータン No.4 パロでトレッキング
https://4travel.jp/travelogue/11495568
★ちょい住み2度目のブータン NO.5 ブータンを食べる
https://4travel.jp/travelogue/11497718?preview=true
★ちょい住み2度目のブータン NO.6 お土産編
http://4travel.jp/travelogue/11499338
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
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4月27日。スーツケースを部屋において友人お手製の野菜中心のお昼ご飯を頂くと、市内観光に案内するという。
「クエンセルポダンができたから、大きなブッダだから。」
「う~ん。日本にもあるからいいや」とは言ったものの、ご厚意に甘えて連れて行ってもらった。
下からのぞくと、頭だけ見えます。標高が2800mくらいあるので、階段を上ると息が切れます。ゆっくり登ります。 -
首だけなので、少し怖い。
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仏像を見下ろす野犬。おとなしいです。
野犬を殺さないので、たくさんいます。
夜になると、一斉に吠える事があります。
オオカミの遠吠えを一斉にするときもあります。 -
相対します。この後中に入りました。友人は五体投地はしなかったですね。私と同じように手を併せました。そうか、家族がいると五体投地するけれど、その習慣のない私が一緒だと気が楽なのかもしれない。
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2009年5月のサンゲカンからの眺め。
一番いい天気でした。 -
こちらが2019年のサンゲガン。
角度は違うけれど、町は大きくなっているように見えますね。
建物が増え、緑が後退している。サンゲガン 建造物
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サンゲガンからの帰り、タシチョゾンを見下ろす。
前回中枢まで入ったので、今回はパス。タシチョ ゾン 寺院・教会
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メモリアルチョルテンには、徒歩で向かいます。夕方、観光客は少なくなり、敬虔な市民のための場所として取り戻している感がありました。
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よく写真に映るマニ車。カランと鐘がなるマニ車があります。
朝5時前には、チョルテンの扉があくのでしょうか。この音が鳴ります。もう参拝者がいるんだって毎朝思いました。 -
チョルテンに脇には五体投地する場所が5つ設けてあり、その3つには参拝している人がいました。老いも若きもです。繰り返す五体投地は、エクササイズの要因もあるのか、汗びっしょりで運動しているといった感があります。こういったら失礼ですが、お参りしながらエクササイズ効果もあり、一石二鳥。
ナショナル メモリアル チョルテン 寺院・教会
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バターランプの灯りが温かく見えるくらい夕刻が迫ってきました。前回と同じく9周周り終えて、夕食に戻りました。
行きかう人が何人も友人を挨拶を交わす。おなじみの場所なんですね。 -
庭園も芝生もきれいになり、憩いの公園のように管理されています。ガーデニングは警察官の仕事のようでした。水まきしていました。
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30日。友人がアレンジしてくれたNGOと、自分でアポを取ったGOの2か所を回りました。この日は正装のゴに着替えてさっそうとした友人。これは、日本政府の草の根支援によるコミュニティセンター。キラやゴの布を織る織り機が並び、織を学んでいる人たちが作業していました。
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5月3日。地方の活性化を目指すコミュニティエンパワメント支援を行うタラヤナ財団によるフェスティバルに参加。
センテナリーパーク 広場・公園
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きれいなテントやその外には、招かれた客が座っています。真ん中のテントには、ローヤルファミリーと輪廻転生した小さなラマが招かれました。この2人の写真は撮ってはいけないと言われました。
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セレモニーが始まりました。
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あちこちのテントには、村で作った工芸品、食品、加工品が並びます。
ここは篭がたくさん。 -
お祭りで僧侶がかぶって踊るお面。
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この入れ物は、アラという焼酎(自宅で作る)を入れておくもの。カラフルです。
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何種類もの唐辛子の瓶詰。どれも同じに見えますが、水分の多いもの、ペースト状のもの様々です。
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川魚の干物。つやがあります。どうやって料理にするのでしょう。というか、釣りは禁止ですよね、この国。
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おじさんの民族衣装が、ティンプーの人たちのと異なり、思わず撮ってしまいました。歯にはドマのピンクがべったりとついています。
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タラヤナが僻地のコミュニティ活性化にどのように寄与したか説明。
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こんなにたくさんお買い物してました。ぱちりと撮ったのですが、後でこの方は警察署長さんだとわかりました。狭い世界です。
4日前に会った方とも偶然ここで再会しました。 -
様々なチーズ。乳製品はよく食べるので、欠かせません。
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お米の種類別に並べてありました。入れ物のポンチュウがいいですね。
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タラヤナので店で、お買い物しました。
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アミューズメントとして、アーチェリーの国ならではのダーツ。そして人だかりがしているのは、
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ギャンブルでした。写真を撮っているscomitcheeseにも「お金を置け」という声がかかる。小さなお金のカケは、お祭りでは御法度にならないようでした。
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ツリートマトと言っていました。どんな味なのか?
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青パパイヤ。すっぱそうです。サラダにしかなりませんね。
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こちらはバナナの花。
何を食べるの?と聞くと、店の人より買い物客が花をむいて教えてくれた。
中に小さなバナナになる花が並んでいて、これを食べるそうです。 -
主のいなくなった後に撮りました。クイーンがとラマの座主。
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ワークショップも行われていました。
こちらは人が少なかった。英語単語が全く入らない報告でしたので、パワポの映像だけ見ていました。 -
元ゲオグの長のお話。
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美大の学生ボランティアによるフェイスペンティング。
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目立ちたがり屋はどこにもいるのね~
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5月4日。
ベンガル湾に迫ったサイクロンがインドやバングラデシュに被害を与えていたこの日、雨になりました。明日は帰るというのに、飛行機はまた飛ばないのではないか?とあの恐怖がよみがえります。
★パロで空港再開を待つ
https://4travel.jp/travelogue/10766446
この日は土曜日で、職場のバレーボール大会が開かれるとあって、応援に行きました。友人の相手チームは強豪です。応援でエールを送るしか方法はありません。
scomitcheeseはいつものように大声で一生懸命応援!成果があり、途中まで大差で勝っていました。
途中でハタと気づいたのは、声を挙げて応援しているのが私一人だけだったこと。
この国の人たちは静かです。友人もその連れ合いもきっと恥ずかしかったに違いない。 -
今回も雨でヒマラヤは見えないとわかっていましたが、ドチュラ3000mまで上がりました。
ドチュラ峠 山・渓谷
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この通りですが、雲の向こうには雪を頂いた山が東西に横経っているはず。
次回に期待しましょう。 -
108のチョルテンを1周して帰りました。
ハでの農家滞在のときに
https://4travel.jp/travelogue/11492342
少し触れましたが、日本のある会合でティンプーのゴミ問題のために尽力した方の報告を聴いたことがあります。ドチュラからティンプーに戻る途中の急斜面に異様に野犬の多い地区がありました。ここはごみ処理場、いや堆積場ではないかしら?と思いました。その方の現場がこちらだったのでは?
ゴミの分別収集をしないのは、途上国ではよくあること。全てを郊外に堆積しているものよくあること。
ブータンでは大都会のティンプー郊外で、王様の暮らす谷の上には作らないのではないかと思っておりました。ここを通るとき、友人は別の説明をしました。言いたくなかったのね。
果たして、帰国してネットで検索すると、やはり満杯状態になったゴミ捨て場であると確信できました。満杯であるにもかかわらず処理場もなければ代替の集積場も確保できていない状態で急斜面に堆積し続けると、いつかどうなるか目に見えていますね。周辺の集落の水はきれいなのでしょうか。斜面に畑があります。作物は?と色々なことを考えてしまいます。
美しい自然、個性豊かな建造物のある国。目をそむけたくなるかもしれませんが、現実の一つとして触れないではいられませんでした。私が出会った人たちからは、今回1人として「国民総幸福」という言葉は聞かれませんでした。scomitcheeseも尋ねませんでしたけどね。
急速に発展しつつある国の常として、開発が先、環境が後回しになるのは、日本も経験してきた。環境も国民総幸福の指標となることはわかっているでしょうが、だからこそ日本の細くとも長い支援は、続けて行ってもらいたいと思います。人の健康問題などに発展する前に。
パロでトレッキング
https://4travel.jp/travelogue/11495568
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