とうとう羅東で医者に行く

2019/04/28 - 2019/04/30

ヘトヘトのグダグダで予約していた羅東の町のホテルに行くと、何と閉まっている。鍵がかかってて誰もいない。
隣が鍋屋だったので、そこのお姉さんに相談すると
ホテルオーナーに連絡してくれたけど、なんと急用で居ない、
戻るのに後5時間かかると言う。
当然キャンセル。何でこんなに弱っているときにこんな仕打ちを？
当然先払いしたお金は全額帰って来たが、ここでさらに風邪が悪化。
正直なところ、このあと行った病院代払え、位怒っている。
だからここに書いておく。
先払いしてた風邪の私を締め出したのは緑in。Green innとも言うし、
そもそも看板がその名前じゃ無い。
まあ他のお客さんたちの評価はそれほど悪くはないし、たまたま
私の運が悪かっただけだが、私は２度とここには泊まらないぞ！
で結局怒り狂いながらフラフラと倉前路を西へ進み、
線路の下の坑道をくぐって別のホテルを探したら、シティバンクがある
中正路の角を曲がったら幾つかあり、ビルの中の一角がホテルだと
窓なしの部屋の可能性高いので、ちゃんとビル全体がホテルになっている
華王商務飯店の方を選んだ。
礁渓のメイジアほっとスプリングホテルは超親切。
そして羅東の華王商務飯店は朝食なしで９８０元で古いなりに
清潔で寛げたし、NHKもちゃんと映った。窓もあるし明るい！
でも風邪は治る気配なく、このまま風邪と旅するのは嫌！とのことで
夜市に行った際に見つけた内科にかかることにした。

エリア 宜蘭(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

亀山島からフラフラになりながらたどり着いた最初の予約してたホテル。
施錠されてるし、無人。病人になんて仕打ち！
隣の鍋屋のお姉さんとその旦那さんと、通りすがりの教会から出てきたお姉さん
ご協力ありがとうございました。

とりあえず、もっと賑やかでホテルが集まっている界隈に行こう、、、と倉前路を西へ進み、地下道を通って、羅東の駅の西側へ出ます。

左前方に幾つかの雑居ビル内にホテルがあるのを見つけたので、シティバンクの角を曲がるとありました。雑居ビルの中のホテルだと窓がない部屋の数はかなり多いだろうと思い、通りに面したところだけでなく、北側も駐車場で、いくつも部屋の窓がしっかりある華王商務飯店を選びました。

シングルルーム朝食付きで１０８０元。朝食なしだと９８０元。食べる気力ゼロなので当然朝食なしでチェックイン。狭い部屋ですが静かです。

水周りも結構清潔でした。

Wi-Fiも結構安定。TVはNHK映ります。日本の番組詰め込んだチャンネルも映ります。エアコンもあるし、扇風機もある。水を大量に飲んでるせいで汗がすごいのでありがたいです。

２時間くらい休憩して、雨も降ってないし、せっかくなので夜市に行ってみました。
夜市への道を歩いてて気がついたのが、3年か4年前に母親とここの街で一泊して、雨ばっかりで震度4の地震は来るし、部屋が狭くてドアの角で足の小指ぶつけて悶絶した思い出がよみがえってきました。

雨が降ってない夜市、しかも隅っこエリアは風邪をひいてて熱があり、物を飲み込むのも結構辛い状態の私にはちょうど良いものが売ってました。１０元のこんにゃくゼリーです。風邪に効きそうな梅子をこの日はチョイス。

こちらは2日目の様子。食べやすいしやすいしで連日通ってしまいました。お姉さん曰く「昨日今日と雨じゃないから夕方以降も売ってるのよ。雨の時は夕方５時で帰ってるの」とのことでした。場所は長春路から入って民生路を右手に曲がって斜め向かいにワトソンがある地点です。ちなみに多々とはラムネ味でした。一番人気のライチは早く売り切れます。

中山公園の周りの道までくると突然人が多くなります。ほとんどの台湾人や中国人のおめあてはこってり油もので三星葱を焼いてるものでした。病人の私は迷わずスルー。

道を歩くより公園の方が歩きやすいだろうと公園の中に入ってみましたが、ここでも若いティーンエイジの子達が集まってます。仲間ともっと喋りたい、でも金がない、でこういうとこに集まるんだろうなー。

中山公園の池のほとりで。明るいと絶対全然綺麗でもなんでもないんだろうなー。

元気があれば、なんか見てて腹がたつ「ゆるキャラオブジェ」見て回るんですが。。

喉の痛みに葱は良い、と思ったので、小籠包に挑戦。

三星葱が爆発的にほとばしる小籠包？風邪に効きそうなのでこれを注文。

ネギだく、ってやつなんですね。まあ美味しいんだけど、葱がそんなにもてはやされる理由がわかんない。

食べ終わるとどんどん人が増えてきます。葱食べても体の関節の痛みは取れません。やっぱりさっさとホテル帰って寝ます。

翌日、大量の汗をかいて３回もTシャツ変えたが、それでも治ってない。
時々出る痰の色がもうやばすぎる。てか口がちゃんと開けられないし、水飲むのも辛い。ホテルの人にもう一泊することを伝えつつ、台湾で小さい内科にかかったらいくらくらい？と聞いたら台湾人で保険ある人は１００元前後だけど、外国人なら５００元くらいはすると思う。と申し訳なさそうに言う。素晴らしい、タイなら外国人料金取られて１万円はザラに行く。なので早速近所のクリニックへ行く。

実は前日に夜市へ行く道中、なんかやたらと小さいクリニックが多いなーと思ってた。しかもどのクリニックも、国民保険適応ですよー的なマークを看板にあげてるとこばっか。なんかやすそうな気がする。

で、前日に夜市に行った際に通りかかった小児科兼内科に行ってみると、パスポート出して、風邪ひいてるのでヘルプーと泣きついたらすんなりOK。
風邪でフラフラでも私は少しは中国語できます。日本語オンリーの人は厳しい。でも、８５歳以上お年寄り患者にヘルプ要請出してみるのも有り。日本語教育受けてる人がその世代なので。

５分も待たないうちにすぐ診察開始。先生は日本人が来たので妙に張り切っていて、片言の日本語を話す。「先生、多少キツくて構わないので即効く薬出してください！」と頼んだら、隣の注射室送りになった。

で若い看護師さんにブスッと尻に注射。これがかなり痛い！ホテルに戻るとパンツが赤く染まってた。すごい青あざ。。。しかも１ヶ月くらい経つのに、まだ一部しこりが残ってる。。。
会計待ちの間に壁にあった糖尿か何かで足が壊疽していく工程を眺めている。

「注射したから８００元だけど。。」と看護師さん兼事務員さんが申し訳なさそうに言う。これがタイのバンコクだったら確実にこの３倍はいく。喜んで払いますよー！
で支払いが終わったら向かいの道を少し奥に入ったところの薬局で薬を受け取るシステムだった。

帰りしなに「健康食品を扱う店」に立ち寄って風邪に効きそうな梅エキスみたいなドリンクを買う。これ、梅干しを焼いて、灰まで行ってしまったような味がする。喉の痛いところに染みる！

あとついでにこれは夜飲むように買いましたが、古代米の黒米を紅麹に混ぜて甘酒にしたもの。これも腸に効きそうだし、胃にも優しそう。

処方された薬がこれ。キツ過ぎて胃に負担がかかるから、でどれか一粒は胃薬。
これを梅エキスジュースで飲んで２時間また寝る。

起きたら、すごく体が軽くなっている！が相変わらず汗が大量放出されている。もう着替えがない！ので近所のコインランドリーに行く。時間つぶしに周囲を散策。

昨日はぷりぷり怒ってたから気がつかなかったが、倉前路からこんなところに続く道発見。

マイナスイオンを浴びます。

電車乗ってたら見えた池ってここかー。

お、やっぱり白鷺がいます。

体が軽いと見える景色もなんか違うなー

羅東駅手前の池でたんまり浮島に白鷺がいるのですが、今回は反対側から見られた、ってことですね。

多分市民の憩いの場っぽい。

そしたら線路出現。

ついでに木彫りも。。。

池側の道が一番歩きやすいです。

こっちは切り出した木を水につける工程のための池らしいが、ここも鳥の楽園と化していた。

んで、やっぱり日本統治時代にここで山から切り出した木を貨物に積み込んでたんですね。

竹林車駅、日本統治時代の名残ですね。
毎回思いますが、台湾の人は「日本人が台湾の自然を破壊して搾取した！」って恨みを持たないで、文化遺産として大事に保管維持に努めていることに大変ありがたく感じます。

園内広い。さすがにそろそろ洗濯が終わっている頃なので一旦コインランドリーへ戻る。

コインランドリーに戻り、洗いあがった服全部乾燥機に放り込んでまた元来た道（倉前路）を行く。こっちの店も気になってたのですよ。

台北と違って、地方の農産物って興味があります。

こっちではワークショップもやってるみたいですが、空いてたので、買ったやつをブツ撮りです。

ここでも疲労の友に「烏梅子（梅エキスジュース）」ですが、マコモタケの入ってるインスタント麺がすごく気になります。

乾燥が終了した服をコインランドリーから引き上げて、部屋に戻ります。喉の腫れもすっかり治ったので、エリンギスナックいただきまーす。

どうせ夜市で脂っこいもの食べないし、せいぜいフルーツこんにゃくだけだろうと、マコモタケ入りインスタント麺も食べちゃいました。まるで日本のラーメンのようなあっさりした味わいでした。そしてどれがマコモタケかわかんなかった。。。

風邪の辛い症状が８割がた抜けたので、今更ちょっと亀山島の思い出に浸る。うー、海底温泉でチャプチャプしてぇー！

昨日と違って羽が生えたように体が軽くなった夜。夜市へ向かいます。これは時々街角で見かける賭け事系のお店。外国人も利用できるんだろうか？

今日は中山公園の南側に来てみました。

すると三星葱をお肉と一緒に鉄板で焼く屋台発見。油控えめだし、日本人には
こういうのがいいんです。

ちなみにここです。

焼いてるところ。

素直にこれは美味しそうだと思えます。

皮も熱々だし、作り方も丁寧です。

あ、何気にイケメンだった。。。

病み上がりの癖に、三星葱肉クレープ、ブリトー？を食べながらホテルに帰ります。
その時に立ち寄った廟。

なんか明日は絶対もっと元気になってる気がする。薬も注射もバッチリ効いてるー！

はーイクラ丼食べたいなー。と思いつつ、ホテルに帰って寝ました。

この旅行記へのコメント （4）

• hidezouさん 2019/06/01 08:53:05

  gogo-taiwanさん、お疲れ様でした。

  こんにちは、gogo-taiwanさん。
  
  風邪引いて大変でしたね、ホテルの件と共にお疲れ様でした。
  個人的に羅東の夜市は好きな夜市です、体調万全で楽しめなくて残念でした。
  葱の沢山入った蛋餅は美味いっすね、私は前回行けなかったので羨ましいです。
  
  旅行記見てて感じたのは、私も台湾で処方された風邪薬を飲んだけど、
  台湾の処方薬って凄いケバい色で、コレで治るのかぁ？と思いました～　(;^_^ A
  
  続きの旅行記も楽しませて戴きます。　(*_ _)ﾍﾟｺﾘ
  
  

  gogo-taiwanさん からの返信 2019/06/01 15:29:37

  Re: gogo-taiwanさん、お疲れ様でした。

  いつもいいね！をありがとうございます。
  最初に薬局で買った薬は「ルル」でまあ本当効かないんですよ。
  それで今回は注射してカタをつけよう！って感じで行きまして、
  先生には「薬のアレルギーはない？」「結構きついけど」と散々念を押されて処方されたので、数時間で聞いてきました。
  でも、翌日には実は手の甲に薬物アレルギー特有の「皮膚の変色、及び腫れ、そのうち水ぶくれ」が出てました。

  hidezouさん からの返信 2019/06/01 23:23:34

  Re: gogo-taiwanさん、お疲れ様でした。

  返信ありがとうございます。
  
  やはりかと思いました、台湾の友人も日本製の風邪薬を喜びますし、薬局で正露丸を求めたら「台湾製と日本製のどちらにします？」って訊かれました。
  日本製でも台湾で販売されている物は内容が違うのかな？
  日本から持ち込んだ薬の方が利くのかも知れませんねぇ。
  
  遅ればせながらお大事にと申し上げます。　(*_ _)ﾍﾟｺﾘ
  hidezou

  gogo-taiwanさん からの返信 2019/06/02 00:25:38

  Re: gogo-taiwanさん、お疲れ様でした。

  ご返信及びお気遣いいただきまして、ありがとうござます。
  今は風邪は治ってますが手の甲に出来た皮膚の変色がそのまままだしばらく残っています。
  台湾の薬ですが、きちんと効く薬はクリニックや病院で処方してもらわないとダメな感じはしました。
  ハードな旅には湧永製薬のキョーレオピンを次回から持っていくことにします。
  
  hidzouさんもご自愛下さいませ。