半日だけのフィレンツェ 厳選ルート～サンタクローチェ・ビステッカ～

2019/04/28 - 2019/05/04

フライトキャンセルにより、2日目の街歩きの予定がわずか半日に！！泣
それでも大満足した厳選ルートをご紹介します。

エリア フィレンツェ(イタリア)

近いようで遠かったフィレンツェにやっと到着！フランクフルトからは約1時間半。

飛行機の窓から見えるドゥオモとジョットの鐘楼に早くも興奮。

ペレトラ空港に到着後、急いでサンタマリアノヴェッラ駅行きのバスに飛び乗ります。1人€6。

15時頃、宿に到着。
駅から徒歩約10分。ひとまずチェックインをします。

クラシカルな雰囲気の内装で統一されています。

エレベーターだってこんなに雰囲気があります。

上品で綺麗です。
一休みしたい気もしますが、観光時間が限られているため、足早に外へ出かけます。

外は小雨。
不思議なことに雨のしっとりさが似合うフィレンツェ。
そして何より、街中にあるシンボルのドゥオモ 。圧倒されました。

ドゥオモ 広場に面したマーブル紙で有名なil papiroに寄ります。

狭い階段で2階に上がると、シンプルなのに味わい深いレターセットがたくさん並んでいます。

ブックカバーを購入。

ティーカップが可愛いginori。

雨が強くなる気配がしたので、雨宿りジェラート。vivoli。

この量で€3.5は安い！
ピスタチオ、オレンジ入りチョコ、カシスをセレクト。ここのジェラートが美味しかったおかげで、ジェラートスイッチが入り、この後毎日ジェラートを食べました(笑)。

店内には、ポンテヴェッキオの絵が飾られています。

すっかり雨が上がりました。目的地へ向かいます。

サンタクローチェ教会へ到着。
今回、時間が限られた中で、数ある観光場所の中からここを選んだのは、ここに辿り着くまでの道に行きたい店が多くあったため。

そんな感覚で行こうとしていたため、エントランスで残り30分で教会が閉まると言われても、充分充分と思っていました。が、見込みが甘かったことが入ってすぐわかりました。

数々の偉人が眠るこの教会。その重みとゴシックの重厚さに唸ってしまいました。入ってすぐ、ここはじっくり眺めたい場所だと気付きました。

天井画や金装飾の天井を持つ教会では、天井に吸い寄せられるような気分になりますが、この教会では、天井が木造なためか、地に足が吸い付くような落ち着いた気分にもなりました。

墓碑のみではなく、ジョットの作品もあります。過去の洪水で損傷した箇所が見てわかります。

教会の床に。囲われていればよいのですが、

これだと、ばっちり踏んでしまいますね。

ダンテアリギエーリの記念碑。ダンテがこちらを覗き混んでいるような。

ミケランジェロブオナローティの墓。

ピエタも。

ドナテッロ作の磔刑像。行けませんでしたが、サンタマリアノヴェッラ教会にあるブルネレスキ作の磔刑像と見比べたかったです。

閉まる時間を知らせる鐘が鳴り始め、中庭に出ます。30分で足りるはずもなく、次回はもっと時間をかけて見学しようと、名残惜しいままこの美しい中庭を後にします。

お目当てのフレグランスショップに寄ります。AQUA FLOR。

イタリア内には3～4店舗あるそう。
イタリアのフレグランスブランドも最近は来日するようになっているので、ここでしか買えないものを求めに来ました。

ディスプレイの細部までこんなにこだわりがあり、全体で店の雰囲気を創りあげています。素敵。

トマトの葉の香水を購入しようと思っていましたが、どうやら生産終了したようです。今は、石鹸のみの販売だそう。

種類が豊富です。香りを嗅ぐだけでも時間がかかりますが、選ぶのは一瞬です。気に入ったものがありました。

さらっとシニョーリア広場を抜けてディナーに向かいます。
コジモ1世の像。

コジモ1世が、自分の娘の結婚式に合わせて作成させたと言われる噴水。
メディチの残り香を感じられる広場です。

ドゥオモ広場近くのリストランテに到着。ristrante da lino。

リストランテだけれど、カメリエーレがフレンドリーなおかげもあり、とてもいい雰囲気です。キアーナ牛の絵を見ながら、いざ注文(笑)

もちろんビステッカを注文しました。

何も付けずそのままで、とても美味しかったです。2人で1キロでも、気がつけば完食でした！

その他、サラダ、ブルスケッタ、付け合わせ、ワインを注文。

お会計のときにリモンチェッロをサービスしていただきました。久しぶりに飲みましたが、やっぱり強い！

フィレンツェの夜道はオシャレです。

夜のドゥオモを眺めながらホテルへ戻ります。

ラピスラズリのような綺麗な色をした夜空です。駆け足で巡りましたが、フィレンツェの街中を楽しめました。