平成最後の会津

2019/04/29 - 2019/04/30

平成最後の東北旅行の終点は会津。

江戸時代、武士の世に終止符を打った会津は、
平成最後の訪問先に相応しい。

東北は良いなぁ。東北の旅行は人生初だけど、
意外なことにヨーロッパと似ている。
これは一緒に、まわった妻も同じ感想だった。

東北、人情は厚いし、食事は美味くて安い。
風景も、田園風景が広がり、のんびりしている。

遅い春の桜、りんごの白い花、山々には残雪と新緑
東北は素敵だ。また、この季節に旅行したい。

エリア 会津若松(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

秋田県角館から福島県会津へ

東北道を南下500Km。

平成最後の旅、雪化粧の磐梯山が見えてきた。

（会津若松城：鶴ヶ城）

今日は平成最後の晴日(4/29)、明日(4/30)は雨予報。

まずは鶴ヶ城へ直行。

（会津若松城：鶴ヶ城）

会津に入ったら、ど～んとお城が見えること、想像していた。

石垣をくぐり抜けて、本丸に入るまで天守閣は見えない。

「あっ、見えた！」と皆、声上げるくらい、小ちゃい（失礼）。

戊辰戦争で、官軍相手に1ヶ月激闘を耐え抜いた、会津若松城なら

もっと、でかいと思っていた。

（会津若松城：鶴ヶ城）

さっそく天守閣に登ります。

（会津若松城：鶴ヶ城）

天守閣から白虎隊自決の地、飯森山を

天守閣より望む。

磐梯山はわかるが、飯森山は？

係員の人に聞いたら、「白いポールの向こうですよ」と。

（会津若松城：鶴ヶ城）

本当だ、ポールの先に、飯盛山

お墓が見える。

（これは翌日、飯盛山に行って気が付きました）

（会津若松城：鶴ヶ城）

綾瀬はるか、NHKは偉大だ。

会津若松といえば白虎隊だと思っていたが、

NHK2013年大河ドラマ「八重の桜」の影響を強く感じる

会津だった。

（会津若松城：鶴ヶ城）

綾野剛の松平容保、はまり役だったなぁ。
松平容保の写真見ても、そっくり。
28歳の若さで京都守護職につき、新選組と最後まで
義を貫ぬき、34歳で会津藩降伏、鶴ヶ城開城まで
激動の時代を生き抜いたんだな。
59歳までの残りの人生、どうやって生きたんだろう。

歴史は無情だ。必ずしも正義が勝つわけではない。

「ならぬことはならぬものです」.....会津は良いなぁ。

（会津若松城：鶴ヶ城）

茶室麟閣

蒲生氏郷が
豊臣秀吉から千利休の息子「少庵」を
匿って、できた茶室麟閣。

会津は、人情に篤い。

（会津若松城：鶴ヶ城）

会津こそ桜に、ふさわしい。

平成最後に訪れて良かった。日本人の心を忘れてはいけない。

（会津若松城：鶴ヶ城）

まさに荒城の月の世界。


春高楼の花の宴
巡る盃 影さして
千代の松が枝 分け出でし
昔の光 今いずこ

（御楽園）

鶴ヶ城とは反対に、会津松平の底力を感じた

御楽園。

（御楽園）

さすが会津松平家23万石。素晴らしい庭園。

（御楽園）

回遊式の庭園が見事。

茶室の、あちらこちらに刀傷。

会津戦争、戊辰戦争の戦闘の激しさが、こんなとこにも。

（御楽園）

昔の、お殿様の席で茶を一杯、所望いたしました。

これは贅沢。



「世が世なら、余は余じゃ。西郷頼母、何なりと申せ。

　余は、どこで間違えたのじゃろうな。家臣に迷惑をかけた。」

「いえいえ、家臣一同、殿と義を貫けたこと、武士として
　
　生きれたこと、幸せにございます。」

600円の抹茶一杯と胡麻羊羹一切れで、妄想に耽ることが出来ました。

(飯盛山）

そして飯盛山へ。

(飯盛山）

白虎隊自決の地より会津若松を眺める。

(飯盛山）


お城は、お城は.....

(飯盛山）

あの、白いポールの先です。

150年前、16歳から17歳の若者20名が、

城下に上がった煙を見て、

降伏して辱めをいきるより、切腹して

自決の道を選ぶ。

(飯盛山）


こんな小さく、水の流れの早い洞穴を通って

飯盛山で来たのに。

(飯盛山）

話は突然変わるけど、さざえ堂、飯森山にあったのね。

レオナルド・ダビンチも驚くだろうなぁ。
https://4travel.jp/travelogue/10947038
https://4travel.jp/travelogue/10945349

（大内宿）

晴れているうちに、ちょっと遠いけど大内宿へ。

ジオラマみたい。

（大内宿）

大内宿で、つい思い出のため

会津塗の赤と黒の湯のみ買いました。

（料理旅館　田事）

「会津の味は田事にあり」に今夜はお泊り。

（料理旅館　田事）

夕食

（料理旅館　田事）

朝食

綾瀬はるかも、大泉洋もマツコも食べた

田事のわっぱ飯と、こずゆ。

（七日町通り）

野口英世青春館「旧海陽医院」

野口英世、ここで火傷した手を手術し、
医者の勉強したのか。

亡き母に、子供の頃、読んで聞かされた
野口英世物語。暗記できるくらい覚えている。
医者の娘だった母は、僕を医者にしたかったんだな。
野口英世には、なれなかったけど、いつも母のことは
覚えているよ。

(喜多方)

平成最終日(4/30)、

喜多方ラーメンを求めて人気店「はせ川」へ

(喜多方)

「はせ川」端麗しょうゆラーメン


=喜多方ラーメン物語=
平成最後の日（4/30)は雨、観光も出来ないので、
隣町、喜多方へ。
まず喜多方ラーメン発祥の地、減来幹へ、火曜は休業。
つづいて、人気店、坂内食堂へ激混み、Give Up。

つづいて、るるぶで、写真が一番おいしそうな「はせ川」へ。
な、なんと1時半なのに売り切れ。喜多方ラーメン恐るべし。
あきらめて帰ろうとすると、駐車場の係員が「駄目元で待ちますか？」
待ちます、待ちます、20分で名店「はせ川」の端麗しょうゆラーメン。
チャーシューが激うま。思い出の一杯。

雨の裏磐梯　五色沼を最後の最後にハイキング。

16:30、ここから東京に向けて、

GWの東北道さすがに凄い渋滞、甘くない。
45Km渋滞とか、連続渋滞、
東京のホテルに着いたら、もう22:00でぐったり。

部屋から東京タワー見えたのに、TVで
平成の終わり、令和の初めを見る。時代はかわる。

(令和最初の1枚：皇居)

東京に戻り、令和元旦（5月1日）晴れたので

皇居へ行くと、
即位したばかりの令和天皇と雅子さまが皇居から
赤坂御所へ。

令和元旦、忘れられない思い出となった。

この後、神保町へ行って山の道具、大枚はたいて買う。
今年は、山登りだ。後戻りできないよう、大枚使う。