GW前の鎌倉・花散歩

2019/04/20 - 2019/04/20

ＧＷに突入する前に鎌倉の花散歩に出掛けました。

この日のコースは、鶴岡八幡宮→旗上弁財天社→妙本寺→八雲神社→別願寺→安養院→本覚寺→海蔵寺→浄光明寺です。

（表紙の写真は、旗上弁財天社の白藤です。）

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: JRローカル 徒歩

若宮大路　段葛

桜（ソメイヨシノ）の花は終わり葉桜が段葛を飾ります。
ＧＷには、この道も凄い人になることでしょうね。

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

鶴岡八幡宮　三の鳥居

さて、藤の花は咲いているでしょうか？

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

鶴岡八幡宮　源平池のツツジ

池に浮かぶ旗上弁財天社の藤棚が白くなっています。

旗上弁財天社

源平池の東の島にあり、社殿は八幡宮御創建800年(昭和55年)に、文政年間の古図をもとに復元されたもの。
頼朝公の旗上げにちなみ、源氏の二引きの旗に願をかける人が多くいます。

旗上弁財天社 寺・神社・教会

旗上弁財天社の白藤

藤の花房は短いですが、ほぼ満開です。
旗上弁財天は、鎌倉江の島七福神（実際には八福神）の一つ。

旗上弁財天社 寺・神社・教会

旗上弁財天社の白藤

旗上弁財天社 寺・神社・教会

旗上弁財天社の白藤

よく見るとリスが藤の花を食べまくっていました。
台湾リスですが、花も食べるのですね。

旗上弁財天社 寺・神社・教会

旗上弁財天社　満開の白藤

旗上弁財天社 寺・神社・教会

旗上弁財天社　政子石

社殿の裏側に並ぶ政子石。
夫婦円満の祈願石で姫石ともいいます。

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

鶴岡八幡宮　源平池と対岸の休憩所

この休憩所に藤棚があるのですが、さて咲いているでしょうか？

鶴岡八幡宮　源平池の八重桜

ソメイヨシノは終わりましたが、八重桜がバトンタッチしています。

鶴岡八幡宮　源平池　休憩所の藤棚

今年は藤の開花が早いと聞きましたが、ここはまだ咲き始めたところ。

鶴岡八幡宮　馬場

東鳥居と西鳥居を結ぶ約250ｍの馬場。
4月24日に開催される流鏑馬馬場が準備されていました。

鶴岡八幡宮　国宝館前の八重桜

鎌倉国宝館 美術館・博物館

鶴岡八幡宮　祈祷受付に並ぶ参拝者

御朱印を貰う人の行列でしょうか。
平成が終わりに近づき、平成の日付で御朱印を貰いたい人が多いのでしょうか？

鶴岡八幡宮　参道に並ぶ神官

結婚式が始まるようです。

鶴岡八幡宮　参道を進む新郎新婦と親族

多くの人に祝福されて結婚式場に進みます。

鶴岡八幡宮　源平池の八重桜

西の池の島に咲く八重桜

妙本寺　新緑に包まれる二天門

向かって右側に持国天、左側に多聞天が足下に邪鬼を踏みつけ仏法を守護する構えを見せて祀られています。

妙本寺 寺・神社・教会

妙本寺　祖師堂

日蓮宗の開祖である日蓮聖人を祀る、鎌倉では最大規模の大きさを誇るお堂。

この祖師堂のあたりが、比企谷（ひきがやつ）の地名の由来、比企の尼が住まわれたところであり、「比企の尼」という女人は鎌倉幕府初代将軍源頼朝の乳母であり、頼朝による開府後、武蔵の比企郡（現、埼玉県）から尼をここへ招き住まわせました。
また、頼朝公の正室北条政子が懐妊すると、尼の許に送り、ここで2代将軍頼家が生まれたと伝えられるそうです。

妙本寺 寺・神社・教会

妙本寺　祖師堂脇の八重桜

妙本寺 寺・神社・教会

妙本寺　祖師堂脇の八重桜

妙本寺 寺・神社・教会

妙本寺　祖師堂脇の八重桜

妙本寺 寺・神社・教会

妙本寺　祖師堂の縁から見る八重桜

八重桜の隣には花海棠の木がありますが、花は終わっています。

妙本寺 寺・神社・教会

妙本寺　祖師堂脇の八重桜

妙本寺 寺・神社・教会

妙本寺　祖師堂脇の八重桜

妙本寺 寺・神社・教会

妙本寺　境内に立つ日蓮上人像

この銅像は、平成14年、日蓮聖人立教開宗750年ならび鎌倉布教750年を記念して建てられました。
祖師堂の建物が鎌倉一と言われますが、この日蓮像も鎌倉一の大きさではないでしょうか。

妙本寺 寺・神社・教会

八雲神社　入口の八重桜

八雲神社 (大町) 寺・神社・教会

八雲神社　入口の八重桜

2種類の八重桜が咲きます。

八雲神社 (大町) 寺・神社・教会

八雲神社　入口の八重桜

八雲神社 (大町) 寺・神社・教会

八雲神社　拝殿

大町の鎮守。古い厄除開運の社として知られ、地元では『八雲さん』、『お天王さん』と呼ばれ親しまれています。
社伝によれば、永保年間（1081～1084）、新羅三郎義光が兄八幡太郎義家の奥州攻め（後三年の役）の助勢に赴く途中にこの地に立ち寄った際、疫病に苦しむ人びとの姿を見て京都祇園社の祭神を勧請したのが始まりだそうです。

八雲神社 (大町) 寺・神社・教会

別願寺

鎌倉で藤の名所の一つとされる別願寺ですが、まだ藤の花は咲き始めたばかりでした。
かつては東日本の権力者、鎌倉公方の菩提寺で、鎌倉の時宗の中心として栄えたそうですが、現在は寺の構えもなく、寺院とは分かり難いです。

別願寺 寺・神社・教会

安養院　道沿いのツツジ

別願寺の隣に位置する安養院、こちらはツツジで知られます。

安養院 寺・神社・教会

安養院　山門前のツツジ

以前は、この門前の大きなツツジの木に花が一杯咲いていた記憶がありますが、
最近はあまり花付きが良くない気がします。

もとこの地には尊観が開いた浄土宗の善導寺があったが、のちに北条政子が亡き夫頼朝の冥福を祈って建てた長楽寺が焼失したため、鎌倉末期にこの善導寺の跡に長楽寺を移し、政子の法名である安養院を院号としこれが寺名になったといわれます。
その後、江戸時代の始めに田代寺の千手観音を移し、本堂には北条政子像などが安置されている。
鎌倉三十三観音第3番札所。

安養院 寺・神社・教会

安養院　道路沿いのツツジ

安養院 寺・神社・教会

安養院　道路沿いのツツジ

安養院 寺・神社・教会

本覚寺　日蓮上人分骨堂の前に咲く八重桜

日蓮上人の墓がある身延山から分骨された遺骨が安置されている分骨堂があり、東身延とも呼ばれます。

本覚寺 寺・神社・教会

本覚寺　分骨堂前の八重桜

本覚寺 寺・神社・教会

ホテルニューカマクラ

ＪＲ鎌倉駅にほど近いホテル、目の前を電車が通過します。

ホテル ニューカマクラ 宿・ホテル

ホテルニューカマクラの藤の花

このホテルの藤もなかなか見ごたえがあります。

ホテル ニューカマクラ 宿・ホテル

ホテルニューカマクラの藤の花

ホテルから窓越しに藤の花を楽しめるようです。

ホテル ニューカマクラ 宿・ホテル

海蔵寺　山門前の紅葉

この時期に紅葉？
春にも色づくモミジがあるのですね。

海蔵寺 寺・神社・教会

海蔵寺　山門前のツツジ

紅葉と一緒に門前を彩ります。

海蔵寺 寺・神社・教会

海蔵寺　山門から覗く境内のモミジとツツジ

境内も赤く彩られています。

海蔵寺 寺・神社・教会

海蔵寺　境内のモミジとツツジ

海蔵寺 寺・神社・教会

海蔵寺　鐘楼とツツジ

海蔵寺 寺・神社・教会

海蔵寺　花海棠の木

こちらの花海棠も見事ですが、すでに花は終わっています。

海蔵寺 寺・神社・教会

海蔵寺　境内に咲くシャクナゲ

こちらの花はツツジではなくシャクナゲのようです。

海蔵寺 寺・神社・教会

海蔵寺　山門前の紅葉

この写真だけ見れば、「もう秋？」

海蔵寺 寺・神社・教会

海蔵寺　山門横の竹林

タケノコが大きくなっています。
今の時期は、やはりタケノコですね。

海蔵寺 寺・神社・教会

浄光明寺　本堂前のツツジ

まだほとんど咲いていませんでした。
1251年に創建された浄光明寺は、国の史跡に指定されており、貴重な名仏や遺跡が残されています。
収蔵庫に安置されている阿弥陀三尊像は、国指定重要文化財で鎌倉彫刻の傑作として知られます。

浄光明寺 寺・神社・教会

浄光明寺　楊貴妃観音

京都の泉涌寺の観音堂に安置に安置されている観音像は、玄宗皇帝が亡き楊貴妃の冥福を祈って造らせたものと伝えられ、ここ浄光明寺の楊貴妃観音は、その泉涌寺から贈られたもの。

浄光明寺 寺・神社・教会

浄光明寺　楊貴妃観音像の脇に咲く名残の桜

桜の品種名は分かりませんが、八重桜ではありません。

平成から令和へバトンタッチされるため長～い連休となり、観光地も多くの人で賑わうことと思います。
鎌倉も、いつものＧＷ以上の観光客が訪れることが予想されるので、混雑を避けてこの日に花散歩を楽しみに出掛けました。

（おしまい）

浄光明寺 寺・神社・教会