2019/04/26 - 2019/04/26
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この旅行記のスケジュール
2019/04/26
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山口市から柳井市へ行って、平生経由で上関へ
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道の駅上関海峡で情報収集と間食
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室津港で乗船
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上関港、四代港を経由し祝島港到着
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港周辺をうろうろして岩田珈琲店を見つける
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練塀の路地を散策する
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上関小学校・中学校に上がってみる
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神社の参拝を断念して、灯篭のくまさんにお賽銭を入れる
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シーグラスの浜や万葉の碑に行ってみる
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岩田珈琲店でお茶する
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祝島港から室津港へ帰る。 このあとは、上関・平生観光をする。
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この旅行記スケジュールを元に
昨年色々な事件が起きた周防大島。
行方不明のお子さんをスーパーボランティアさんが発見したり、逃亡犯がのんきに滞在したり。
極め付きは外国船籍のタンカーが橋と水道管を壊して断水状態が続いたりということがあったもので、支援のために復興応援のクーポンがずいぶんと発行されました。
宿泊半額券の復興応援割クーポンの争奪戦(第2期の販売日に購入しようと初日の発売時間前にコンビニに行ったら列になってて、結局1時間足らずで売り切れた模様)に勝利して手に入れたクーポンの使用期限が5月末なので、その前に利用しようと宿泊検索し、今まで泊まったことがなかったリゾートホテルサンシャインサザンセトに行くことにしました。
10連休となったゴールデンウィークのおかげか、ゴールデンウィークの前日に空きを見つけ、宿泊前日に予約。
当日旦那が柳井で仕事があったもので、早朝から旦那の送迎ついでに出発します。
夕方合流するまで何をしようか?と考えた結果、思いつきで上関に行くことにし、さらに行く途中に「祝島に渡れないかな?」と思いつき、うまいこと時間が合ったので行ってみることにしました。
2時間足らずの散策でしたが、島民の方々がとってもフレンドリーで楽しめたのでした。
テレビで放映されて有名になった「平さんの棚田」は徒歩で片道1時間の上り坂ということで今回は断念しましたが、帰りを夕方の便にして体力に自信があれば行けないことはないと思います。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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柳井で旦那をおろし、一路上関へ。
目的は四階楼だったんですが、走ってる最中に「祝島行けないかな?」と思い付き、9時前に着いた道の駅上関の観光案内コーナーでお尋ねしたら、日に3便のうち、10時5分の船があって、帰りは12時半にでるので余裕で帰ってこられることが判明。
お天気も欠航にはならない(多少風があっても航路を変えて運行できるらしい)ってことで、急遽行くことにしました。
ちなみに四階楼は10時から開館ってことで、後で行くことにして道の駅をぶらぶらして時間を過ごしました。 -
観光コーナーのおば様の指示で道の駅の裏手の駐車場に停め直して、てくてく乗り場へ。
所要5分もかかってないかな?
島への荷物を持ってきた宅配のトラックも来ていました。 -
切符購入。
往復切符はないようでした。
こちらは上関港かと思ったら、室津港でした。
切符は降りるときに回収だから、落とさないようにしなくっちゃ。 -
本来の定期船はこちらの船なんだそうですが、柳井港が始発のはずなのにずいぶん前から停まってました。
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船員さんがやめて人手不足らしくて、この日の船は臨時便(時刻は一緒)の一回り小さな船が柳井港からやってきました。
普段は岩国の柱島への航路を走ってる船だそうです。 -
たくさんの荷物と思ってたより乗ってきた乗客を乗せて出発です。
直前に乗ってこられた隣の席のお姉さんは、祝島にお母さんが住まわれていて帰省とのことで、この後たくさん情報をいただきました。感謝です。
柳井港から出発した船は、室津と対岸の上関港によってさらに仕事と思しき人たちを乗せてほぼ満席になり、時刻表には載っていなかった港(乗降する人がなければ寄らないとのことで、帰りは港近くで引き返してました)を経由して一路祝島へ。室津港から祝島までは所要40分程度です。 -
やっぱり瀬戸内海は多島美ですね。
って、もしかしたらこの写真は本州かもしれませんが。
晴れていたら、四国や大分も見えるそうです。 -
ほぼ満員となってた船内(臨時のこの船は定員48名でした)も到着すればあっという間に人は降り、船の前に詰め込まれていた荷物も運びだされていきました。
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それでは上陸。
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こちらの乗り場は最近できたようで、港の位置もちょっと変わっていたようでした。
真新しい待合所での乗船券の販売は12時からってことなので、とりあえず散策です。 -
案内図発見。
今回の散策時間は2時間足らず。
祝島といえば、数年前に全国放送(なるほど珍百景)で紹介された平(たいら)さんの親子三代で手作業で作られたという棚田なんですが、徒歩で片道約1時間かかるそうです。
島にはレンタサイクルがあるらしいと来るまでに調べてましたが、棚田まではひたすら上り坂と教えてくださった隣の席のお姉さんはご親戚。
御親切に「原付貸しましょうか?」と提案されたものの、原付乗ったのは自動車免許の講習時の数十年前。コースまでよたよた原付押してたら「自転車乗れるの?」と教官に心配されたくらいの体力なしなので、遠慮したのでした。 -
祝島といえば上関原発の反対運動なんですが、派手派手しい反対看板は見当たらず。たまに見かけても控えめな印象でした。
個人的には、早く計画を中止していただきたいというか、今更原発にこだわる必要はないと思うんですが・・・ -
あとで観光マップを眺めたところ、このあたりが以前の定期船乗り場だったようです。
歩いてたら、草取りされてるおばあちゃんに遭遇。
たわいもなく世間話をします。
小さな島なので、人に会うたび自然とご挨拶になります。 -
食事できるところも数軒あるようです。
後で寄ったカフェのお勧めは、こちらのわた家さんでした。
散策するところがなくなったらどこかで昼食をとるつもりだったんですが、結果的には時間がなくなり、道の駅に戻ってからになったのでした。 -
お寺発見。
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ソテツの木発見。
でもって第1猫さんも発見したけれど速攻で逃げられました。
結構猫さんがいるようでしたが、このあと見かけることはありませんでした。 -
路地歩き開始。目的地はレンタサイクル。
港周辺に住居が集中しているようで、車も走れないような路地が続いています。
石積みを漆喰で固めた独特の練塀は江戸時代後期からのものだそうで、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産100選」に選ばれているんだそうです。 -
路地で電気工事していた作業員さんにお尋ねして、無事に発見したチャリンコハウス。
自治会の運営なんですね。 -
1日300円の料金は自主納入みたいだから、小銭必須ですね。
電動自転車はやっぱりありませんでした。
ここまで歩いて意外と人に会うもので、路地は自転車だと離合が大変そうなので、散策は徒歩だけにすることにしました。 -
南国調の練塀の路地が続きます。
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時々見かける掲示板にほっこりしながら歩きます。
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ちょっと高台に行ってみることにしました。
棚田はあの山の向こうにあるみたいです。 -
畑は何を植えてるのかな?
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歩いていたら、維新湯なる謎のログハウス発見。
おもてに「welcome」の表示が出てたもので好奇心に駆られて覗いて見ましたが、ひとけなし。
奥に風呂場がありましたが、さすがに人がいないと長居は出来なかったのでした。
後で人に聞いてみようと思ってたのに聞き忘れ、家に帰って検索かけても情報見当たらず。謎でした。 -
歩いていたら島民のおじさんに出会います。
「小学校からの眺めがいいよ」とのことで上がってみることにしました。 -
塀だけでなく、屋根も独特な味わいです。
上関の特産の枇杷の実は、大事にくるまれてました。 -
昔は家?だったのかな?
小学校を勧めてくれたおじさんの話では、昔は4000人くらい島民がいたけれど、今は400人くらいだそうです。 -
階段をあがりまして、
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上から。
たしかに眺めはいいですね。
これで快晴だったらよかったんですが、それでも朝に比べてだいぶ晴れてきたような。 -
到着。体育館は割と新しいそうで、両側に小学校と中学校が建ってます。
最盛期には小中学校合わせて600人くらいの生徒さんがいたそうです。
ちなみに、現在はどちらも休校中です。
帰りがけに小さいお子さん方を見かけたので、いつかは復活するんでしょうね。 -
行きと違う道を歩いていたら、神社発見。
参拝してみようかとしばらく鳥居の向こうの階段を上がってみましたが、うっそうとした感じと階段の雰囲気で途中で断念。 -
鳥居横の灯篭にくまさん貯金箱が置いてあったのは、ヘタレの参拝客用だったのかな?と思いつつ、お賽銭?を入れておいたのでした。
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下って行ったら、棚田への看板発見。
やっぱり神社の横にあった上り道が棚田への道だったんだなあ。 -
シーグラスの浜。
ガラスが波や岩で削れて丸くなってるそうです。
子どもの頃、長門の青海島に海水浴に行ったら浜辺にたくさん丸いガラスが落ちていて拾い集めたものですが、あれがシーグラスだったんでしょうね。
ただ、ちょっと探してみたもののの、ほとんど浜辺では見当たらず。
現在はシーグラスになるようなガラス瓶の廃棄が少なくなっているんだと思いましょう。
この後歩いたセメントづくりっぽい道路面には、石と一緒にシーグラスっぽいガラスがちょこちょこ埋め込まれていました。 -
港に向かっていく途中、すれ違った車はのどかです。
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観光地と公衆トイレ(右の建物、簡易水洗でした)発見。
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万葉の碑。
今なにかと話題の万葉集にも祝島は詠われていて、分かりづらいけど遣新羅使が詠んだと言われる2首が刻まれています。
祝島は、古来から船の航行安全を守る「神の島」として知られていたそうです。
家人は 帰り早来と祝島 斎ひ待つらむ 旅行くわれを
草枕 旅行く人を祝島 幾代経るまで 斎ひ来にけむ -
和船かな?木造の船を見つけたり、
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練塀を見ながら、港に戻ります。
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もう食事をする時間はなくなったので、行きに場所を確認していた、以前新聞記事を見て気になっていたお店に行きます。
港そばの岩田珈琲店さん。
札幌から移住して来られての営業です。
https://iwatacoffee.shop-pro.jp/?mode=f1 -
入口開けたら、いきなりフレンドリーなワンちゃん(シェパード系?)が繋がれていたのにビビりつつ店内に。
奥さんにお子さん2人が店内にいらっしゃって、めっちゃ家族経営だなあ、と思ったら、ワンちゃんも含めてみんなお客さんだったようです(笑)
しばらくしたら貸切になりました。 -
カフェメニュー。ケーキが気になったけれど、この日は品切れ。
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珈琲店だから、やっぱりブレンドコーヒーに、よそのお店のドーナッツ(200円)。
ドーナツは温めてだしていただいてサクサクです。
なんだか、周南の人気店、弥五郎ドーナツに似てるなあ、と思って聞いたら、なんと弥五郎ドーナツさんが祝島に移住してこられたとのこと。
先週、山口市内で開催されたアーツ&クラフツの飲食コーナーに出店されてて買おうとしたら行列だったのであきらめたのに、よもや祝島で食べられるとは思いませんでした。
そういえば、オーガニックなドーナツのラインナップに、祝島ひじき入りのドーナツの看板があったような(行ったときにはほとんどの商品が売り切れてました)。
家に帰って検索かけたら弥五郎ドーナツのfacebook発見。
2019年に2月くらいに周南のお店は閉めて、祝島に移住されてきたようでした。 -
乗り場に戻って、切符を購入。
道の駅でいただいた観光マップには載ってなかった四代港もさすがにこちらには載っていました。
本州側で以前は陸の孤島状態だったのが、今は道路ができたので利用者が少なくなって、利用者がいないときには港に寄らないこともあるそうです。 -
出発15分前くらいに船に乗ります。
行きはほぼ満員でしたが、この時点では客は前を行く仕事で来たと思しき人と2人だけ。
これは船内撮りやすいなあ、と思ったけれど、同乗のお兄さんは船内でお食事中だからバタバタ撮ってるのは失礼かなと思ってたら、出航ギリギリに数人が乗ってきたのでした。 -
出港です。
朝と違って、すっかり晴れ渡ってました。 -
四代港はスルーして、上関大橋を通って
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上関港に寄って
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上関大橋を眺めながら
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室津港に到着。
船はこの後柳井港へと向かって去っていきました。
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旅行記グループ
周防大島・上関周辺旅行2019年4月
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