2018/10/28 - 2018/10/30
446位(同エリア1429件中)
QUOQさん
2泊3日で大分県へ行きました。宿泊地は1泊目が由布院、2泊目が別府。ここでは1泊目の由布院で泊まった宿についてまとめてみました。
由布院の宿は良さそうな所ばかりで選ぶのに迷います。金鱗湖や湯の坪街道まで歩いて行ける街中に立地する宿か、街からは離れているけど敷地が広くゆったりしていて、場所によっては由布岳の眺望も楽しめる宿か、大きく分けてこの二択になるような気がします。
いろいろ検討した結果、移動の足(レンタカー)もあることだし、「街から離れているけど敷地が広くて由布岳が見える宿」にしました。
<概要>
客室:本館2階 和洋室
食事:夕食(食事処)、朝食(食事処)
予約先:楽天トラベル
交通手段:レンタカー
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
旅行中の3日間はレンタカーを借りたので、ゆふいん花由までの移動もレンタカー。この宿は由布院の中心から離れた西の高台に位置しており、湯布院インターや道の駅ゆふいんが近いです。駐車場はレセプションがあるメインの建物の前にあるのであまり歩かずに済みます。
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車寄せに送迎車が停車中。由布院駅から無料送迎サービスがあり、由布院駅発は15:00~17:00の間で予約制。花由発は9:30発と10:00発の2本。
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レセプション棟入口。
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イチオシ
レセプション及びロビー。片面が大きくガラス張りで明るい雰囲気。
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座ってゆっくりチェックイン。
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おしぼりとウエルカムドリンクのかぼすティーを持ってきてくれました。
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ロビーには自由に飲めるドリンクコーナーがあります。ポットの中にコーヒー、そして別のポットにはお湯が入っていてティーバッグの紅茶も飲めます。
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ロビーの外はテラスになっていて由布岳が一望。記念写真スポットです。
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由布岳が本当にきれいに見えます。上のほうは紅葉しているみたい。
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女性限定ですが浴衣を選ぶことができ、ここで選んでから部屋へと向かいます。
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全館案内図。大きく「花由エリア」と「ゆめの里エリア」に分かれています。花由エリアは本館の4室以外は離れ、ゆめの里エリアは全室離れです。レセプション、ロビー、大浴場は共用。
すべての客室がレセプション棟からいったん外へ出て歩く必要があるので、歩いての移動がたいへんな人にはあまり向いてないと思います。客室にもお風呂は付いていますが大浴場はレセプション棟1階にあります。また、夕食及び朝食の際に、花由エリア宿泊の人は本館1階「お食事処 由布」、ゆめの里エリア宿泊の人はレセプション棟2階「お食事処 たちばな」への移動が必要です。 -
案内係の方の説明を聞きながら移動。客室まではレセプション棟から外へ出て歩く必要があるので、大量に傘が用意されていました。今回は到着日も翌日も快晴のため、幸い使うことはなかったです。
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下から見たレセプション棟。1階がレセプションとロビー、2階がゆめの里エリア宿泊者用の食事処。左の囲いがある所は男女別の大浴場「まことの湯」「めぐみの湯」です。
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今回泊まる花由エリア本館の外観。2階に4室あります。1階は花由エリア宿泊者用の食事処です。
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イチオシ
玄関側から見た本館。
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本館の玄関を入った所。館内では畳敷きのため靴を脱いで移動。客室ごとに靴を入れる鍵付き収納が用意されていました。
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玄関部分は天井が高い。
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これ、絵画ではなくて刺繍。大女将の作品だそうです。
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本館の客室は全4室とも2階にあり、エレベーターは無いので注意。
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階段を2階から見たところ。手すりは付いているけど、そもそも階段の上り下りが厳しい人には不向きです。
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本館2階の廊下。離れではないけど、4室しかないのでプライベート感あり。
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今回泊まる部屋は一番手前の205号室「やまぼうし」です。
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イチオシ
ベッド側から見た客室全景。和洋室で45㎡。
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イチオシ
窓側からベッドのほうを見た客室全景。床は畳マットになっています。一般的な和室の畳よりも感触は硬めです。
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ベッドはふかふか。3人で宿泊したので2人はベッドで、あと1人はリビング部分に布団を敷いてくれました。
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ベッド近くの壁収納式のテレビは、寝ながらテレビが見やすいように手前に引き出して角度を調整することができます。
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ベッドとリビングスペースを仕切るようにデスクが置いてあります。
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デスクの一部はこんな感じで引き上げると鏡台として使えます。
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ナノケアスチーマー
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リビング部分
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ぱっと見、洋室のようでいて畳というのがおもしろい。
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マッサージチェアが自由に使えます。
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座椅子が人数分とまんまるのテーブル。これも足を折って座るのがきつい人には不向きでしょうね。そのような方は窓際にソファーがあるのでそちらに。
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丸テーブルの上にお茶うけのお菓子。ゆずみそせんべいという瓦せんべいでした。これ、なかなかおいしくて軽くて日持ちもするのでお土産に買ってみました(この旅行記の最後のほうに写真が出てきます)。
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リビング部分にも大きなテレビがあります。
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窓側の壁に飲み物関連の物が集約されてます。
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ティーバッグの緑茶、アップルティー、ドリップコーヒーがあり、茶碗、コーヒーカップ、ワイングラスが4つずつ用意されています。
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カプセル式のコーヒーマシーン「ネスプレッソ」。コーヒー好きには嬉しい。
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ミネラルウォーターが1人1本無料。大分県玖珠町で採水の「ケイ素の恵」というブランド。お湯を沸かすケトルもあります。
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冷蔵庫の中にドリンク類は入っていませんが、グラスが冷されていました。館内に飲み物の自販機があります。
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東向きの窓際にソファーがあり、座っても良し、ゴロゴロしても良し。
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イチオシ
窓からは由布岳と由布院盆地の雄大な眺め。さすが眺望自慢の客室と謳うだけあります。天気が良いので余計にすばらしい。
ちなみに、離れの部屋はプライベート空間確保のため塀で囲われており、客室からの眺望はある程度限定されるとのことでした。 -
南東方面の山並みもきれいに見えます。
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客室の鍵はいわゆる普通の鍵。本館玄関にある靴の収納の鍵も一緒に付いてます。
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引き出しに一人ずつ浴衣、足袋、タオル、バスタオル、アメニティーが用意。
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袢纏が掛かったハンガーは、縦に並んで掛けるタイプで、ハンガーからの着脱の際は手前に引き出します。ちょっと使いづらいかな。
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アースノーマット(電子蚊取り)もありました。
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服用ブラシと懐中電灯。
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イチオシ
続いて客室風呂。手前に洗面兼脱衣所があります。
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木のテーブルの中に洗面ボウルが埋め込まれた構造。
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通常の水道とは別に井戸水を引いた蛇口があります。
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脱衣所にもデジタルの時計があるのは意外と便利。コップや歯ブラシ立てもあり。
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化粧水、クレンジングローション、乳液などいろいろ置いてあります。
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引き出しの中にドライヤー。
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浴室はバスタブや洗い場の床が「白」、それ以外の壁は「黒」のツートーン。窓が付いているので閉塞感が無いのがいいです。ちなみに客室風呂のお湯も温泉です。
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椅子と桶。
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シャワーはハンドシャワータイプ。ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、シェービングフォームが置いてあります。
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ハンドシャワーとは別に、打たせ湯やレインシャワーもできる多機能シャワー付き。
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浴室内にもテレビが付いており、見ながらお風呂に入れます。
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バスタブ脇にテレビのリモコン。そして、アクアフィールライト、ジェット、サウンドのコントローラー。
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トイレは木目な感じで清潔感あります。もちろんウォシュレット付き。トイレ内に手洗いも付いてます。
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夕食前に大浴場「まことの湯」に行ってきました。各部屋にも温泉のお風呂があるせいかすいていました。客室のと同じペットボトルのミネラルウォーター「ケイ素の恵」が冷されていて、無料でいただけます。
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脱衣カゴは16人分。
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タオルがたくさん用意されていて、その都度新しいのが使えて嬉しい。
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扇風機と体重計。
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カゴ以外に貴重品ロッカーがあるので安心。4ケタの数字を自分で決めてロックする方式。
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ドレッサーが4つ。ティッシュ、綿棒、髭剃りなどが置いてあります。それぞれの間はブラインド風の仕切りが付いてます。
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温泉分析書
抜粋すると…
源泉名:ゆふいん花由温泉
湧出地:大分県由布市湯布院町川北916番地38、912番地3、913番地1
泉質:アルカリ性単純泉 -
温泉に関する追加項目
代表的な効能:神経痛、筋肉痛、関節痛
泉質:アルカリ性単純泉
循環:あり
加温:あり
加水:なし
入浴剤:なし
殺菌剤:あり
源泉温度:47.8℃
泉質はあまり期待せず、眺望やリラックスするのを楽しんだほうがいいでしょう。 -
手前の内風呂を通って、ドアの向こうが露天になります。
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内風呂。お湯は無色透明で、よく言えばクセがない、厳しく言えば特徴がない。
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露天の全景
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反対側から見た露天の全景。内風呂から出た所で数段の段差があります。
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八角形の浴槽は2~3人くらいでいっぱいかな。でもすいていたから独り占めできて満足。
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露天風呂
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イチオシ
露天風呂からは由布岳の眺望。お湯に浸かった状態でも見えるのがすばらしい。夕日に照らされて紅葉している山が余計に赤っぽく見えます。
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洗い場はすべてシャワー付き。隣との間に仕切りも付いてます。
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夕食はチェックイン時、18時スタートでお願いしておきました。会場は本館1階にある「お食事処 由布」にて。そこに行くまでの廊下にも大女将制作の刺繍が飾ってありました。
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お食事処由布の様子。畳にテーブルと椅子というスタイルでいただきます。適度に仕切りもあり。この写真は食べ終わって部屋へ戻る時に撮ったもの。
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うちらのテーブルはこちら。これも食べ終わったあとに撮ったものです。
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「紅葉の候」のお品書き
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飲み物は別オーダー。生ビール。
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そして、巨峰サワー。
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イチオシ
着席時にテーブルにあるのはこれだけで、順番に持ってきてくれます。
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先付:庄内梨と北寄貝の千草和え
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前菜:帆立の雲丹和え雲丹釜添え
柿玉子の醤油漬け
生ハムの二色流し タルタルソース
銀鮭の酒粕和え いくら、胡瓜
揚げ銀杏 -
御造り:平目、勘八、中トロ
紅芯大根、マジックレッド、大葉
小葱、穂紫蘇、生山葵 -
生山葵は自分で擦っていただきます。
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変り鉢:黒毛和牛溶岩焼き
季節の野菜一式 シャキシャキ山葵
花由オリジナルくるみだれ -
焼いている図。
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蓋物:里芋の雑穀蒸し
春菊、もって菊、山葵 -
焼物:帆立の朝霧風味 松茸
蓋を開けた時に一瞬ふわって出る湯気が「朝霧」をイメージしたものだそうです。 -
揚物:鮑の白仙揚げ
山和芋の磯部揚げ
柚子塩、紅葉麩 -
飯物:大分県産新米
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椀物:赤出汁
なめこ、三つ葉、粉山椒 -
香物:三種盛り合わせ
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水菓子:早生みかんのレモンジュレ(写真右)
ラズベリー、ブルーベリー、ミント
ミルクプリン(写真左)
苺ソース、マンゴーソース
生クリーム、きなこ -
早生みかんのレモンジュレ
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ミルクプリン
18時に開始して、食べ終えて食事処を出たのが20時。個人的にはゆっくり食べるのでこれくらいでも全然OKなんですが、同行者は料理が出てくるスピードがやや遅いと感じたようです。 -
客室の窓から由布院盆地の夜景が見えました。夜景モードで撮影。
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翌朝、本日も快晴。気象条件によっては由布院盆地に幻想的な朝霧がかかるそうですが、朝からスッキリと晴れておりました。
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夕食と同じ「お食事処 由布」にて朝食。テーブルは各グループとも昨晩夕食をいただいたのと同じ場所です。
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イチオシ
ご飯と味噌汁が到着し、すべて揃った状態。黒い蓋は茶碗蒸しで、これだけは固形燃料の火で固めてからいただきます。
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右から、れんこん金平、大分県産のしらすのおろし和え、真烏賊の白味噌柚子胡椒
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琉球(刺身を醤油などのタレに漬けた大分の郷土料理)
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鰆の西京焼き、出し巻き玉子
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がんもどき
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サラダ
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自家製かぼすドレッシング
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茶碗蒸し
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ロブスターの味噌汁。味噌は大女将手作りとのこと。
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ごはん(大分県産米)
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香物
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お品書きには載っていなかったけど、味付け海苔。
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これもお品書きには載っていないフルーツ入りヨーグルト。
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天気もいいので朝食後、敷地内を散歩。ゆめの里エリアにある離れの外観。
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ゆめの里エリアの風景。
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10時にチェックアウト。出発時には駐車場でスタッフの方がお見送りしてくれて、気持ち良く出発できました。
レンタカーで街まで移動し、湯の坪街道と金鱗湖周辺を散策。中国人と韓国人が多くてびっくり。街中の紅葉はまだ早いかと思ってたんですが、金鱗湖の紅葉は意外にもちょうど見頃できれいでした。 -
宿の売店で購入したゆずみそせんべい。お茶うけにあったのを食べておいしかったのでお土産に。包装紙も由布院らしくて良い。
最後にまとめ
良かった点:
・3人で泊まってもゆとりがあった。
・リニューアルされていて部屋がきれいだった。
・部屋がありきたりでなくユニーク。
・客室風呂のお湯が温泉(泉質はともかく)。
・窓から見える由布岳の雄大な眺望。
・ウエルカムドリンクをいただきながら座ってチェックイン。
・食事は大分らしさもそれなりに感じられ、味もおいしい。
・スタッフの接客。
・客層が落ち着いた感じの人が多かった。
いまいちな点:
・大浴場がレセプション棟にあるので往復結構歩く。
・温泉の泉質は特筆すべきはない(循環・加温あり)。
・花由エリアの宿泊はチェックアウトが10時。
こんな方におすすめ:
・離れの客室がいい方(本館の4室以外すべて離れ)
・由布岳の眺望を重視する方(本館の4室)
・歩いての移動を億劫に感じない方
・郊外の広々した宿がいいという方
・移動手段がマイカー、レンタカーの方
(終わり・ご覧いただきありがとうございました)
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