2018/10/28 - 2018/10/30
1766位(同エリア2426件中)
QUOQさん
2泊3日で大分県へ行きました。宿泊地は1泊目が由布院、2泊目が別府。ここでは2泊目の別府で泊まった宿についてを書いています。
3人で泊まるので少し広めの部屋があるおにやまホテルにしてみました。別府の中でも鉄輪温泉に位置し、海地獄などへは歩いても行ける距離なので立地は悪くないと思います。建物は昔からの温泉ホテルといった古さを感じますが、スタッフは堅苦しすぎない接客で良かったです。鬼山地獄から引湯した温泉を堪能できました。
<概要>
客室:東館 特別室(13.5畳+4.5畳)
食事:夕食(部屋食)、朝食(ビュッフェ)
予約先:おにやまホテルの公式ウェブサイト
交通手段:レンタカー
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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おにやまホテルの駐車場入口。ホテルの正面玄関は南側の国道500号線沿いですが、駐車場へは北側のみゆき坂から入ります。
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駐車場からホテル館内へはこの入口から。ここは1階で、フロントのある2階へはエレベーターで行けます。
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イチオシ
こちらが駐車場とは反対側の国道500号線(やまなみハイウェイ)に面した正面玄関。高低差の関係で、駐車場側からだと2階なんですが、国道側からだと1階に見えます。
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「おにやまホテル」の看板。
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正面玄関前の国道500号線(やまなみハイウェイ)。坂道になっています。
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イチオシ
フロントにてチェックイン。
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ロビーには花が飾られそれなりに雰囲気は出ていますが、建物自体に情緒はあまりないです。
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部屋までは客室係の方の案内で移動。客室階の廊下はちょっと暗めですかね?
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今回泊まる部屋は東館7階の702号室。おにやまホテル東館では6部屋のみの特別室です。
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7階の平面図。上が山側(西向き)、下が海側(東向き)になります。
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客室のドアを入ったところ。正面の襖から入ると手前の4.5畳の部分になります。
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そして、左側の両開きの襖から入ると13.5畳の部分になります。
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イチオシ
窓に向かって手前が4.5畳、窓側が13.5畳。両者の間に襖のレールが通っていて閉め切ることもできます。
ところで、窓側のほうは畳の部分だけだと12.5畳に見えるんだけど、どういう数え方で13.5畳ってことになってるんだろう?? -
一番窓側にはソファーが置かれた板の間になっています。床の間もあり。
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違う向きから。
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窓側から見た客室全体。4.5畳部分のほうも畳の部分だけだと4畳に見えるんですが、0.5畳はどこでカウントしているのやら…?
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座卓と座椅子。肘掛け(脇息)も用意されています。
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部屋まで案内してくれた客室係の方がお茶を淹れてくれました。
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お茶うけは後藤製菓の臼杵煎餅(曲型)。
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テレビは部屋の広さの割にそれほど大きくないけど、個人的に旅先でテレビはあまり見ないのでね。あ、でも同行者は見てましたっけ。
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カプセル式のコーヒー(UCCドリップポッド)と2リットルのミネラルウォーター(阿蘇の天然水)が無料。
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冷蔵庫の中には缶ビール(アサヒスーパードライ)4本とミネラルウォーター(富士山のバナジウム天然水)6本が入っていました。これらは有料です。
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空気清浄機と黒いテーブルがあるこの部分は畳敷きなので、ここを1畳分としてカウントしてるのかも。
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床の間にユリの生花が飾ってありました。
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クローゼット内にハンガーが10本以上。
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浴衣、帯、足袋、バスタオル、そして袋の中にタオル、歯みがきセット。
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昔ながらの金庫。
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窓際の板の間に応接セットがあります。
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イチオシ
東側に面した窓からの眺め。温泉街の湯けむりと遠くに別府湾を望む景色です。
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手前の緑地帯は白池地獄。
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別府湾のさらに向こうに大分市の市街地も見えました。
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南側。正面玄関が面している国道500号線が見えます。
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洗面はダブルシンク。その奥が浴室。全体的に昔ながらといった感じ。
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花のケースに入った綿棒と石鹸。
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人数分のコップ。
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洗顔フォーム、乳液、化粧水など。
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タオル干し
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部屋風呂はやや古め。おそらくお湯は温泉ではないと思います。窓が付いているので閉塞感は無いです。
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一般的なトイレとは別に男性用のトイレもありました。
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ウォシュレット付きです。
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典型的な旅館のキーホルダー。鬼山の文字が漢字だけど昔は漢字表記だったのでしょうか?
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チェックイン時にもらった館内の案内。東館が7階建、南館が5階建+屋上+地下という構造。
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裏面に項目ごとに案内が書かれています。
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同じくチェックイン時にもらった割引クーポン。瓶ビールとチューハイの割引券を夕食時に使用。違う地獄に行ったので、鬼山地獄には行きませんでした。
ちなみに公式サイトから予約したので、宿泊料金が1人につき1,000円引き、駐車料金無料(通常は1泊1台500円)、1人1個入浴剤プレゼント の特典がありました。 -
これが公式サイトからの予約特典でもらった入浴剤。バスクリン日本の名湯シリーズで、もちろん「別府」です。
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夕食前に大浴場に行ってみました。まずは南館屋上の「空の湯」へ。男女別で利用時間は15:00~23:00、翌朝6:00~10:00。脱衣所へ入る手前に貴重品ロッカーがあります。
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脱衣所の外に温泉の利用情報が掲示されていました。適温にするためだいぶ加水しているようです。
主要項目を抜粋すると
循環:無し
加温:無し
加水:有り
理由:温泉の温度が高く適温に冷ますため
源泉率:約42%
(源泉温度が非常に高いため源泉率は低くなっていますが
温泉成分は十分含まれており、効能を保持しています)
入浴剤及び殺菌剤:無し
その他:無し
源泉所有者:自家源泉
飲泉許可:無し -
脱衣所内のロッカーも鍵がかかるタイプなので、貴重品はここに入れても大丈夫。
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脱衣所内の掲示「レジオネラ菌に関するご案内」
主要な部分を抜粋すると
当館の温泉
1 当館では98度の鬼山地獄の豊富な湯を直接引湯しています。
2 湯量が豊富なため循環する必要がなく、日に4回以上換水する
かけ流しの湯をお楽しみいただいております。
3 レジオネラ菌の心配無用のおにやまホテルのお湯をお楽しみください。 -
さらに隣に「温泉分析書」
主要項目を抜粋すると
源泉名:別府温泉 鬼山地獄
湧出地:大分県別府市大字鉄輪623-4
泉温:58.2℃
pH値:7.35
泉質:ナトリウム塩化物泉 -
イチオシ
お風呂のほうは、南館の屋上が露天風呂となっていて正に空の湯。中央に湯船があり、屋根が付いてます。
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洗い場もすべて屋外でしかも屋上なので、10月下旬のこの時期はやや肌寒いです。ま、露天風呂なのでこんなもんだと思うんですが、風が強い日や真冬は厳しいかもしれません。
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天空の湯からは、建物のてっぺんにある「おにやま」の赤いネオンサインが見えました。
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続いて「おにやまの湯」。隣の「玖倍理(くべり)の湯」と時間で男女入れ替え制になっています。脱衣所はカゴのほかに鍵付きロッカーもあるので安心。
おにやまの湯では、15:00~20:30が男性、20:45~24:30及び翌朝4:00~9:30が女性です。 -
浴室に入ってまず手前が内風呂。昔からあるのがすごい伝わってくる雰囲気。半円状の浴槽で、写真右に写る壁の向こう側が玖倍理(くべり)の湯。奥の扉の向こうが露天風呂です。
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イチオシ
おにやまの湯の露天風呂。結構広いです。日が暮れたあとなので暗いですが、露天なので昼間に入れば明るいと思います。左側の温泉が流れ出ている所は高温注意と書かれていて、ここから離れるほどお湯の温度が下がる感じでした。
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部屋に戻って、窓からの夜景。
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夜景のズームアップ。夜でも湯けむりは出続けています。別府湾の向こうの大分市の明かりが結構よく見える。
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夕食は部屋にて。夕食のプランは予算や内容に合わせていくつか選べて、今回は「大分ブランド関あじ会席+特選ふぐ鉄刺 極上プラン」にしました。関あじとふぐ刺しの両方を堪能できるコースです。ほかにも地獄蒸しやしゃぶしゃぶなどのプランもありましたよ。
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まずは乾杯でヱビスビール。チェックイン時にもらった割引クーポンを使って799円→691円に。
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ピーチフィズ。これも割引クーポンを使って540円→432円に。
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前菜:旬のもの二品
一つはこちら。 -
もう一つはこちら。
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吸い物:進丈、順才、花麩、青身、柚子
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イチオシ
お造り:関アジ姿造り、他四種
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蒸し物:茶碗蒸し
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洋皿:冠地鶏のたたきと彩り野菜
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炊き合せ:鯛切身と野菜の煮付け
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火の物:黒毛和牛しゃぶしゃぶ
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しゃぶしゃぶのたれは、ごまとポン酢と二種類。
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油物:椎茸すり身揚げ
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酢の物:河豚薄引き
かぼすを搾ったポン酢でいただきます。 -
御飯物:山香米ご飯
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別府湾ちりめんじゃこ
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香の物:三種盛り
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水物:季節物(メロンとぶどう)
以上でごちそうさまでした。 -
夕食後、係の人が布団を敷きに来てくれました。
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3つ目のお風呂、玖倍理(くべり)の湯。おにやまの湯の壁の向こう側です。脱衣所は鍵付きロッカー完備。
玖倍理(くべり)の湯の利用時間はおにやまの湯と正反対で、15:00~20:30が女性、20:45~24:30及び翌朝4:00~9:30が男性です。 -
ドライヤー、くし、綿棒などが置いてあります。
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玖倍理の湯にも温泉分析書が掲示されてたので見てみたら、こちらのほうでは泉温が82.6℃となってました(計測日時のタイミングで変わるのだと思います)。源泉名が鬼山地獄なのはほかと一緒。
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造りは壁の向こうのおにやまの湯とほぼ同じ。手前が内風呂。こちらのほうが湯船がやや小さいですかね。
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内風呂の奥が露天風呂。これは玖倍理の湯のほうがだいぶ小さいです。
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翌朝、別府湾の向こうから昇ってきた朝日が撮れました。湯けむりが朝日に照らされてきれいです。
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朝食は7時~9時。場所は「旬菜 和味(なごみ)」にて。
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イチオシ
ビュッフェ形式です。
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イチオシ
夕食と違い、特に目新しいものはないですが、全般的においしくて満足しました。
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フルーツ(パイナップル、オレンジ)、わらび餅、ヨーグルト。最後にコーヒーをいただいてごちそうさま。
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本日も良い天気です。
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ホテル内にある売店。
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10時にチェックアウトしました。この日は海地獄、血の池地獄、みゆき坂周辺、高崎山を観光。写真はみゆき坂です。
最後にまとめ
良かった点:
・部屋が広く3人でもゆったり過ごせた。
・温泉街の湯けむりと別府湾の眺望。
・鬼山地獄から引湯したかけ流しの温泉(加水はしている)
・関あじとふぐ刺しが両方味わえておいしかった。
・夕食時、給仕してくれた仲居さんが明るくて丁寧な接客だった。
・公式サイトからの予約で特典があった。
・広い部屋でも宿泊料金がそんなに高くない。
いまいちな点:
・築年数が経っており、館内は古さを感じる。
・外観も館内も温泉情緒、和の情緒があまり感じられない。
(終わり・ご覧いただきありがとうございました)
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