JALのマイルdeニューヨーク　第４日（スペースシャトル、ゴッホ＆夜景の巻）

2019/04/10 - 2019/04/17

世間は前代未聞の10連休！「そんなの関係ねぇ」とちょっと懐かしい台詞が思い浮かぶ中、気がつけばためにためまくったマイルはもうすぐ期限切れ！？どうせなら一番遠くまで行こう、そうだESTAの有効期限も残っているぞ…
BGMはフランク・シナトラの『New York, New York』、世界中を刺激するこの街で私は、その一部と、なる。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日も霧雨で地面が濡れてる朝。エンパイアステートビルも頂上が見えません。

ユニオンスクエアという公園で週４回開催されるグリーンマーケットへ。公園に着いた時には雨は上がってました。ちょっと早かったか?只今準備中のお店が多いです。それでも、近所にお住まいの方々中心に賑わっています。

ユニオンスクエア グリーンマーケット 市場

青森と同じくらいの緯度に位置するニューヨーク州。地元産のりんご、納得です。日本の品種「ふじ」も作ってるんだ！

近郊農家の採れたて野菜。葉物が新鮮です。
見たことない色のにんじんが面白いけど、何の料理に使うんだろう？

｢昨日作ったばっかり｣の手作りメープルシロップ屋さん。
ジャムや瓶詰めなども種類豊富ですね。

農場直送の乳製品を扱うお店。
ワンちゃん、何かお相伴に預かれるといいね。

花のお店も多く見られました。忙しいニューヨーカーも家には花を絶やさず、心に潤いを保っているのでしょう。

フレッシュりんごジュースでほっと一息。
無加工で色は決してきれいではありませんが、味も香りも自然のまま、朝の一杯にピッタリです。

公園の外はブロードウェイ。今日は土曜日だからか、公園の南側が歩行者天国になっています。こちらも各種屋台が鋭意準備中。

いくら世の中デジタルが席巻しようとも、紙の本と書店を愛する人が絶えることはありません。私もその一人です。
学生時代は読書(勉強も?)することもなくボールを追いかけていた相方も、ここのトートバッグをお目当てにしばしお買い物タイム。

ストランド ブックストア 専門店

ミッドタウンに戻り、大きな空母が目印の｢イントレピッド博物館｣へ。
実のところここは６年前にも訪れたのですが、スペースシャトルのパビリオンがハリケーンの影響で修復中のため入れなかったのでリベンジしに来ました。

写真はコンコルドです。

イントレピッド海洋航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー

コンコルドの内部ツアーを申し込み、英国王族や大物スターたちも座った当時のままの座席で説明を聞きます。
マイケルジャクソンは前後左右の席も買い占めて、プライベート空間を確保していたんだとか。

コックピットにも入れました。パイロット席の後ろは技師席。計器類がアナログ！

パイロット席もデジタル制御の今とは違い計器類がたくさん。
前だけ向いて空高く豪速で飛んで行くのって、もちろん緊張もするけど爽快だろうなぁ。

ラッキーなことに、たまたま隣の埠頭には大型クルーズ船が停泊中。

ついにスペースシャトル「エンタープライズ」と対面。
当たり前のようにここに鎮座してるけど…
これが宇宙を旅して、無事に戻ってきたんですよ…

耐熱パネルがびっしり貼られた表面。重力と高温に耐え、機体を守り抜いたんですね。
思わず｢よく頑張りましたね。お疲れ様…｣と声をかけたくなるのは、なんでも擬人化してしまう私の性癖でしょうか。

思ったより大きくないのですが、カメラには当然入りきれません。

アメリカなのにロシアの有人月飛行船「ソユーズ」の帰還カプセルが展示してありました。逆にこれは、すごく小さい…定員の３人入ればもう一杯です。

バスに乗って、お次は近現代アートの美術館・MoMAへ行きました。大きな窓から、彫刻を配した中庭が見えます。

ニューヨーク近代美術館 博物館・美術館・ギャラリー

絵画や塑像などのいわゆる芸術作品に限らず、デザインと使いやすさを両方追求して造られた、生活に直結した道具が多数展示してあります。

ニューヨークではあらゆるジャンルの舞台が多数行われますが、裏方の活躍にスポットを当てた展示もありました。
例えばこれ。バレエの衣装のデザイン画にサンプル生地が貼り付けてあります。実際の公演の記録動画とセットで見ることが出来ました。

｢意味が解らなくても面白い｣展示が多いのが現代アートの良いところです。誰かの批評を気にせず自分の感性で楽しめます。

なんかキラキラ動いてるやつ。

マティスの作品ですが、自分の作品(この場合は手前の皿)を自分の作品の中に取り入れることがしばしばあったようです。

ゴッホの有名なやつ。です。
やはり人だかりができていました。

モネの睡蓮シリーズはたくさん残っているようですが、このように大きな作品は初めて見ました。柔らかな色合いと群生する花の広がりを、写真では伝えきれないのが惜しいところです。

現在進行形で活躍中の若手作家の作品もあります。コンビニの飲料ケースのような扉の向こうに｢現代を象徴するもの各種｣がペットボトル詰めされて並んでいます。
本当は全種類載せたいくらい面白いです。

本当はこの日、TKTSで当日券を買ってミュージカル観賞の予定でしたが、明日天気が良いという保障が無いと判断、天気のいい今日のうちにロックフェラーセンターの展望台に登っておくかとリスケジュール。
受付で予約を取るも、夕暮れどころか最速で２１時近くの４時間待ちに。

スケート場は、４月になっても営業していました。

ロックフェラー センター 建造物

予約時間を待つ間に夕食にしました。でっかいポーターハウスステーキも、１度は食べなくちゃ。
前回は｢ピータールーガー｣だったので、今回は「ウルフギャング･ステーキハウス(ゴッサムホテル店)」。入口がホテルと共用の上、軒先を改修中。なおかつ隣のテナントも入れ替わり工事をしているため営業中なのが極めて分かりにくく、入るまでにちょっと戸惑ってしまいました。

ディナーのピーク時間を外したので、落ち着いて堪能できました。しかし、この量の肉を二人とはいえよく完食できたなぁ。

食後のコーヒーはいかがですが、と勧められたのでデザートも注文。ニューヨークに来たからには、やっぱり濃厚なチーズケーキでしょう！
そういや、食事しながらこんなにいろんな話すること、最近なかったよ…と自らの忙しさを反省しました。

マンハッタンを代表するアイコンの一つ、ラジオシティ。ネオンがなんてステキなんでしょう。

ラジオ シティ ミュージック ホール 劇場・ホール・ショー

スケート場はライトアップされ、20時を過ぎたこの時間でもお客さんが絶えません。

有名なクリスマスツリーが置かれる地面には標識がありました。

時間になったので受付に向かいます。中に入ってから展望台の受付までの道のりが複雑で長いのが玉にキズです。

トップ･オブ･ザ･ロックの良いところは、マンハッタンのシンボル･エンパイアステートビルが見えるところ!

トップ オブ ザ ロック 展望台 建造物

北側はセントラルパークのところだけ真っ暗。
１フロア上は窓ガラスも無く、風を感じながら見ることができます。

建物に腰掛けるのにちょうどいい場所(大勢座ってました)があったので、１時間ほど座ってエンパイア側の夜景を眺めていました。

土曜の夜のタイムズスクエア。人、人、人であふれ返っています。日が変わる時間帯でも関係ありません。

タイムズスクエア 散歩・街歩き

忙しく遊びまわっても、ここに来てたくさんの広告塔を眺めて夜更かししてしまいます。
さぁ…明日の天気は…（やっぱり振り回される私）