2015/09/26 - 2015/09/30
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Reinheitsgebotさん
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尾瀬小屋を出発したのは6時半だった。
尾瀬ヶ原と至仏山への別れを惜しみつつ、赤田代から温泉小屋を過ぎて裏燧林道に入る。記憶の中ではそれほどではなかったはずなのに、久々に足を踏み入れた裏燧林道は、いくつもの小さな沢を下ったり上がったりの繰り返しで、歩き始めて1時間足らずで古傷の膝が痛み出してしまった。
10km足らずだから、かかっても3時間くらいと見積もっていたのが、膝痛にかこつけて写真撮影と称する休憩を増やした結果、御池到着は11時ジャストだから所要4時間半。檜枝岐に向かうバスの発車は11時5分と結果的に綱渡りとなってしまったが、行程最後の最後に現れる、横田代や上田代といった小湿原に癒されつつ、何とか尾瀬沼から尾瀬ヶ原と堪能して、定年直後の尾瀬行は終了。
この後は、檜枝岐に駐車させてもらっていた車をピックアップして、南会津の秘湯湯ノ花温泉に向かう。温泉レポートは……Coming Soon!
[続く]
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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6時ちょっと前、明けかかった下田代十字路の山小屋群の背後に燧ヶ岳。
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前日、太陽が沈んだのと同じあたりの大白沢山あたりに沈んでいく満月。
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もう少しすると日が昇ってくれるが、目一杯の望遠で撮ってみた至仏山(2228m)。
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朝食は6時からなので、それまで散歩をしている早起きの人たち。
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6時半に尾瀬小屋を出立。尾瀬ヶ原にも太陽が当たるようになった。この風景も見納めである。
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イチオシ
景鶴山を背景に紅葉のグラデーションをお楽しみください。
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拠水林もさようなら。
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至仏山方向に木道を歩けば至仏山方向。
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至仏山が見えなくなるのはどのあたりだろうか。
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イチオシ
まだ見える。
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赤田代は温泉小屋の手前で至仏山ともさようなら。
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昔、地元の人たちが山には入った時に、あれこれを木に刻み付けていたのが残っている……“キリツケ”と呼ばれているのだ。
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これは……鹿の糞。
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正面を下りていくと三条の滝へ。下田代十字路から1時間45分歩いても4kmたらず。まだ5.5kmもある……そして膝が痛む。
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シボッ沢(渋沢)に吊り橋が架かっていた。
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しかも高い!
自分の影を撮影する。 -
この山は何だろう?
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方向から“平が岳”と判明。
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小湿原が見えた……西田代。上田代は近いぞ。
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ええと、横田代。
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上田代と勘違いしそうだが、傾斜湿原の規模は小さい。
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池塘が階段状になっている。
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膝の痛みをしばし忘れさせる風景。
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上田代近く。会津の山々が。
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イチオシ
10時半ジャスト、上田代に到着。大杉岳をバックに傾斜湿原が広がる、木道の伸びる様子も絶妙な配置。
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水彩画を描いている人がいたので撮らせてもらった。
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小さな池塘も見えた。
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……先を急ぎますよ。
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焦りつつも燧ヶ岳と別れを惜しむ。
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11時ジャスト、御池駐車場到着。檜枝岐行きのバスは11時5分発……急げ!
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねもさん 2019/05/03 20:59:36
- 初めまして
- Reinheitsgebotさん メールありがとうございます。
『ひだまりのお話』拝見しました。毎年憲法記念日に護憲の発信ありがとうございます。大学で憲法を教えています。Reinheitsgebotさんのような方がいる限り、そして日本国民も改憲の危険性は分かっていると思うので、そこまでの心配は無用かと。
そう、ヨーロッパの文明国を訪れるのにツアーは必要ないでしょと私も思います。日本人の多くはまじめすぎるのでしょうね。私もそれに近かったですが、2002年に北欧気まま旅をしてからは、外国人だって言葉が違うだけで同じ人間じゃん(笑)と思うようになりました。
さてようやく裏燧林道です。ここに注目されるとはさすが旅人! わが家も20年くらい前に一度だけ歩きました。静かで次々に池塘が現れて、尾瀬でも屈指の美しい道と言われています。
この旅行記を拝見して、しばらくご無沙汰の尾瀬を歩いてみたいと思いました。
旅行記アップ、楽しみにお待ちしています。
- Reinheitsgebotさん からの返信 2019/05/04 06:37:54
- ブログもありがとうございます!
- 実はも何も、大学時代の4年間……1974年から77年ですが、尾瀬ヶ原と尾瀬沼の山小屋で夏休みにアルバイトをしたおりました。そんなこんなもあって、尾瀬には特別な思い入れがあります。
アルバイトの間、裏燧林道はを歩いたのが3回くらいだったので、4年前の定年退職直後、久々に歩いてみましたが、こんなにアップダウンがあったかいなと音を上げました。若い頃なら3時間ちょっとで歩いたはずがヘロヘロの4時間でしたから、古傷の膝には相当負担をかけてしまいました。
今年も一回だけですが、この下旬に2泊ほど水芭蕉を眺めに上がります。コースは去年のニッコウキスゲの時と同じく、鳩待峠から下って、尾瀬ヶ原1泊、翌日は尾瀬沼に1泊して三平峠から下山する。楽々熟年コースです。下旬なのでさすがに雪は残ってないとは思いますが、気楽に歩けると思います。
2015年以来4度目ですが、昨日も有明の憲法集会に参加してきました。僕の残り時間は少なくなっていますが、せめては後の世代が憂いなく過ごせるようにと……まあ、そんなことです。
というわけで、体力を考えるとこれまでできたような山旅も海外旅行も少しずつタイムリミットが迫りつつあります。それまではせっせと行きますよ!
これからもよろしくお願いします。
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