JALのどこかにマイルで鹿児島日帰り旅行

2019/04/06 - 2019/04/06

3回目のどこかにマイルは「札幌・函館・大分・鹿児島」の組み合わせで申し込み。2日後に鹿児島行きが決定し、ほぼノープランで行ってきました。

エリア 桜島・古里温泉(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• 交通: 5.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 私鉄 徒歩

日帰りどこかにマイラーの朝は早い！

電車だと始発に乗っても飛行機の搭乗時刻ギリギリの到着となるので相模大野4:40発のリムジンバスで出発。

相模大野駅 駅

5:40頃、羽田空港へ到着。早朝ですが結構混んでます。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

保安検査場を抜けて一番端にある6番搭乗口に来ました。

6:25発のJAL641便で鹿児島へ行きます。

鹿児島まで運んでくれる飛行機です。
B737-800　JA323J
2014年10月～運航
機齢 4年6ヶ月

搭乗時刻まで少しだけ時間があったのでカードラウンジの所まで戻ってきました。

POWER LOUNGE SOUTH (第1旅客ターミナル2F 南ウィング) 空港ラウンジ

飛行機を眺めながら、急いで出来立てのクロワッサン2個とオレンジジュースを頂きました。ごちそうさまです。

行きの座席は非常口席の22K。

富士山狙いでスタボー窓側の席を確保。前の座席との間隔が広くて前の座席はシートリクライニング出来ない席なので快適。

自分の隣と通路側の席に人が来なかったので解放感がありました。

D滑走路を離陸し右旋回すると羽田空港全体が見えました。
天気が良かったのでこの後もしばらく景色を堪能。

普段、姿を見せてくれない富士山が今日は綺麗に見えました。

実際に見えた大きさ（距離）はこんな感じです。

ドリンクサービのスカイタイムのキウイと搭乗時に頂いた琉球黒糖。

宮崎県上空では霧島連山が良く見えました。

中央の高い山の左側が韓国岳で右側が高千穂峰かな？

8：24鹿児島空港へ到着。

とりあえず桜島へ行こう以外はノープランなので観光案内所に寄りました。

ここで鹿児島市内と桜島の観光パンフレットを入手し今日の行動をざっくり決定。

鹿児島空港 空港

自動券売機で空港から市内までの乗車券＠1,250円を購入し8:50発のリムジンバスで鹿児島市内へ。バスは鹿児島交通が運航している韓国ヒュンダイのユニバース。

エアポートシャトル 鹿児島空港リムジン 乗り物

当初は鹿児島中央駅で市電に乗り継ぎ桜島フェリーターミナルへ向かうつもりでしたが終点の市役所前から歩いて行けそうだったので鹿児島中央駅はスルー。

9:36頃、終点の市役所前に到着。

鹿児島中央駅と天文館で他の乗客は降りてしまい終点まで乗ったのは自分一人だけでした。

これが鹿児島市役所かな？

鹿児島市庁舎本館 名所・史跡

市役所前バス停からだいたい8分くらいで桜島行きフェリー乗り場に到着。

桜島までの運賃は160円と格安。後払いなので、さっさと中に入ります。
10:05発のフェリーで桜島へ！

桜島フェリー(鹿児島市船舶局) 乗り物

船内にある桜島フェリー名物の「やぶ金うどん」。

立ち食いそば・うどん好きなのでもちろん入ります。

やぶ金 桜島フェリー店 グルメ・レストラン

一番安い、かけうどん450円（税込）を注文。

かけうどんですが、さつま揚げと揚げ玉と小口ネギが入ってます。さつま揚げが鹿児島っぽい感じです。
ごちそうさまでした。

鹿児島港を出航し桜島まで15分の船旅が始まりました。

乗船したフェリーは第十六櫻島丸（ドルフィンライナー）
1999年1月竣工　船齢20年3ヶ月

途中、桜島から鹿児島港へ向かうフェーリとすれ違い。

桜島丸（サクラエンジェル） 2011年2月竣工　船齢 8年2ヶ月

桜島フェリー(鹿児島市船舶局) 乗り物

前方に見えるぼんやりとした桜島。
天気が良いのでくっきり見える姿を勝手に想像していたので残念。

桜島に上陸しました。

かごっま わっぜ よかとこ！（鹿児島はとても良い所）の顔はめパネル。

始めにフェーリーターミナルのすぐ目の前にある月讀神社へ。
ここで今回の旅の安全をお祈りしました。

月読神社 寺・神社・教会

月讀神社内の展望台から見た鹿児島市内方面。
桜島からは逆に鹿児島市内方面がぼんやり見えます。

港から徒歩10分ぐらいの所にあるビジネスセンターを目指して歩いていると景観に配慮した茶色いローソンがありました。隣のガソリンスタンドと斜め前方向に見えるファミリーマートも茶色でした。

目的地のビジネスセンターに到着。
ここには無料の火山のミニ博物館がありますが博物館が目的ではありません。（無料好きですが・・）

目的はレンタル自転車です。

空港で入手した桜島観光パンフレットのレンタル自転車の案内を見て、血が騒ぎ自転車で桜島を1周したくなったのです。
ちなみに自転車のレンタル料金は3時間で2,000円で3時間を超過すると1時間ごとに+500円が発生します。

桜島ビジターセンター 美術館・博物館

ビジネスセンターから時計まわりに途中の景色や観光を楽しみながら進む計画です。桜島1周の距離は37Kmなので3時間あれば戻ってこれるかな？

桜島港周辺 花見

正面に北岳が見える小池展望付近です。

ぼんやりなのがちょっと残念。

桜洲小前の交差点を右折して5Km進むと湯之平展望所に着きますが坂道がキツそうなのでパス。信号の右手にある陳満（ちんまん）というちょっと危ない名前の食堂が気になりましたが時間の関係でそのまま直進。

幹線道路より海側に道があったので寄り道。漁船が見えますね、何が獲れるのかなー？

桜島の河川。

河川なのに水が流れてないのが不思議な感じです。普段は水が流れていませんが大雨が降ると、たびたび土石流が発生するそうです。

道路沿いの所々に噴石よけの避難壕がありました。
今日は噴火してないのでお世話にならないで済みそう♪

平坦な海沿いの道が続きます。

いい天気なので気持ちか良い！

今回レンタルしたのはGIANTのクロスバイクです。

このあとは景色の良い海沿い区間から坂道区間へ。

自動販売機で買ったアクエリアス160円。

坂道で体力を消耗するので積極的にカロリーを補給する作戦です。

ラベルには「カロリーひかえめ」の表示が・・

上り坂をひたすら漕いで進むと道路脇に石が積まれていました。

こういう場所にはだいたいうんちくの説明文があるので探しましたが何もありませんでした。

ヤシの木がある場所で自分とは逆回りで1周している10人くらいの高校生の集団が休憩してたので先の道路状況（あとどのくらい坂道が続くか）についてお互い情報交換を実施。

この先もアップダウンがずっと続くのか・・

再び海が見えました。遠くに見える島は新島（しんじま）です。

桜島港から13Km地点にあった桜島のサクラ。

直線のアップダウンの道では手前の下り坂を全力で漕いでそのスピードの惰性で上り坂を乗り切る作戦をとったので下りでも疲れました。

文明溶岩地帯から昭和溶岩地帯に入りました。
文明溶岩地帯と昭和溶岩地帯の違いは良く分かりませんでした。

黒神ビュースポットから見た南岳。
この場所からの眺めも残念ながらぼんやり。

スタート地点から反対側に位置する観光スポットの黒神埋没鳥居に到着。

中間地点で1時間30分。だいぶ予定時間をオーバーしてます。
急がなきゃ！

急いでますが観光はします。

大正の大噴火の際、1日で2mも噴石や火山灰で埋め尽くされた鳥居。
噴火後、住民は神聖な鳥居を掘り起こそうとしましたが当時の村長が後世に噴火の記憶を残そうと決めてそのままの姿が残されています。

黒神埋没鳥居 名所・史跡

埋没神社から坂道を進むとパワースポット無料見学と書かれた火山展望台（おみやげ屋さん）がありました。ちょっと魅力的でしたが遅れを取り戻したいのと、ここで急に御岳がくっきり見えるとも思えず寄りませんでした。

桜島口に到着。写真の左側の道からここに着きました。（進行方向と逆の景色です）

大正噴火で海峡が埋め立てられ桜島と大隅半島が陸続きになった場所です。

出発から2時間以上経過し、向い風と坂道に体力を奪われてヘトヘトになりながら漕いでいると正面にくっきりと南岳が見えてテンションがUP。お土産屋さんや休憩スペースがあったので、ここで休憩することに。約15分休憩し体力の回復を図りました。

桜島 自然・景勝地

観光スポットの有村溶岩展望所がありましたが歩いて上って行く元気がなかったので行きませんでした。一面に溶岩原が広がり、これぞ桜島という景色が見えるらしいのでお勧めスポットです。（行ってないけど）

有村溶岩展望所 自然・景勝地

有村溶岩展望所から先は桜島港までの距離を表わす標識が現れるようになりました。ゴール地点まであと何kmなのか視覚でわかるので元気が出ます。

残り時間と距離を計算し3時間以内で1周できそうだったので最短距離の国道から反れました。こちらは西郷さんの横顔に似ているという西郷岩。似ているのかな？

鹿児島出身の歌手長渕剛さんが2004年にここで開いたオールナイトコンサートの記念モニュメントの叫びの肖像。長渕と言われれば似ているような気がします。

このあとはゴールを目指すのみ。

赤水展望広場 叫びの肖像 公園・植物園

自転車を返却した後、隣の霧島錦江湾国立公園に来ました。

桜島1周にかかった時間は2時間50分。坂道が多かったので疲労困憊です。

桜島溶岩なぎさ公園内に無料の足湯があったので浸かります。

この足湯は全長約100ｍあるそうです。自分の周りにK国人がたくさん居ました。九州はK国人が沢山居ますね。

「桜島」溶岩なぎさ公園足湯 温泉

公園内のマグマ。

自転車に乗って汗だくなので、さっぱりするためマグマ温泉に来ました。

桜島マグマ温泉 温泉

入浴料金は390円。
バスタオルは持参してないので受付でレンタルしました。料金は200円

マグマ温泉の詳細です。

泉質…ナトリウム塩化物泉 　
温度…51.4℃　※掛け流しの温泉ですが、源泉温度が高いため加水しています。
湯量…300（リットル/分）
効能…切り傷・神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・ 運動麻痺・慢性消化器病・冷え性・疲労回復・ 健康増進・その他

いい湯でしたよ。

入浴後は、しばらく畳の上で大の字になってまったり。

15:30発のフェリーで桜島を後にします。

鹿児島港まで運んでくれるフェリーです。
第十五櫻島丸（チェリークイーン）
1995年1月竣工　船齢24年3ヶ月

桜島フェリー(鹿児島市船舶局) 乗り物

桜島には約5時間の滞在しました。さようならー

フェリーのデッキは心地よい風が吹いて気持ちが良い！

フェリーいいね♪

フェリー下船後、10分くらい歩いて史跡エリア？に来ました。

ここから近い史跡へ向かいます。

西郷隆盛終焉の地。

西南戦争で敗れた隆盛は腰と大腿部に銃弾を受け「もうここらでよか」と言いここで自刃したそうです。享年49歳でした。

西郷隆盛終焉の地 名所・史跡

薩摩義士碑

薩摩藩が徳川幕府から岐阜県の木曽川、揖斐川、長良川の改修工事を命じられた際、 幕吏や地域住民との対立、 悪疫の流行などで88名の犠牲者が出ました。その犠牲者の供養墓塔です。

薩摩義士碑 名所・史跡

鶴丸城（鹿児島城）の跡地

薩摩藩島津氏の居城。現在、御桜門（大手門）の復元工事を実施中で2020年3月完成予定。

鶴丸城跡 (鹿児島城跡) 名所・史跡

鶴丸城の石垣。

西郷隆盛像。

犬は連れてませんでした。

西郷隆盛銅像 名所・史跡

中央公園を通って天文館に到着。

天文館商店街 名所・史跡

お腹が空いてきたのでお店を探していると目に飛び込んできたのは鹿児島ラーメンと黒豚チャーシューの文字。このお店に入ります。

こむらさき 天文館店 グルメ・レストラン

とりあえずビール。

キリンラガービールの中ビン550円。

ラーメンのメニューは並950円と大盛1,300円の2種類のみ。だったのでラーメンの並950円を注文。小切のチャーシュー、キャベツ、椎茸入が入っていてあっさりめのラーメンでした。ごちそうさまです。

ラーメンを食べた後、天文館をぶらぶらし、鹿児島空港行きのバス停近くでバスを待っていたら自販機の写真を撮っていた人がいたので何かな？と確認したらクレープ自販機でした。

天文館17:30発のバスで空港へ。

帰りのバスは南国交通のいすゞのガーラ。
2001年製造　車齢18年

鹿児島空港連絡バス (南国交通) 乗り物

18:30頃、鹿児島空港へ到着し屋上のデッキに来ました。
鹿児島空港は初めてなので空港観光します。

鹿児島空港 展望デッキ 名所・史跡

SORA STAGEという航空展示室がありました。
写真左のエンジンカバーを通っての中に入ります。

SORA STAGE (ソラステージ) 名所・史跡

エンジンのファンとANAの垂直尾翼。

JALの機体のカットモデル。

中に入れるのでもちろん入りましたよ。

座席です。

もちろん座りましたよ。天井（荷物入れ）の高さが低いので座席から立ち上がる際、思いっきり頭をぶつけました。

BS製のB787のタイヤ。

コンコルドの説明文。

幼少の頃、コンコルドの合金のおもちゃを持ってました。オールファーストクラスのコンコルドに乗ってみたかったな。

通路には様々な飛行機の模型やパネルがあり色々楽しめます。

足湯があるのをふと思い出し、1階に戻ってきました。

だいたい10分ぐらい浸かりました。

これは坂本龍馬とおりょうかな？
鳥取の砂の美術館にも行ってみたいなー

2階にある高級感がある外観のカードラウンジ菜の花に来ました。

分かりずらいずらい場所にあったのでここに来ようという意志がなければ、たどり着けないと思います。

スカイラウンジ菜の花 空港ラウンジ

外観の印象とは違い椅子の色のせいで、おじさんくさい感じのラウンジです。

焼酎の試飲は吉之助。
芋だけど芋っぽくありませんでした。

マンゴージュースと黒糖の柿ピー。

このマンゴージュースが美味しすぎて3杯おかわりしました。自分の目の前に座っていた熟年の夫婦や、後ろの席に座っていたおばさん2人組（声だけ聞こえる）も大絶賛してました。

さて、帰る時間となりました。
JAL654便　20:25発羽田行きに乗ります。　

羽田まで運んでくれる飛行機です。
B737-800　JA308J
2014年10月～運航
機齢 4年6ヶ月

帰りの座席も非常口席を確保。

座席は通路側の23C

前の座席との間隔は行きに座った22列より若干狭い気がします。（他の普通の席よりは全然広いです）

ドリンクサービのアップルジュースと搭乗時に頂いた黒糖ミント。

定刻通り羽田へ到着しました。電車で帰ります。

羽田空港(東京国際空港) 空港

京急、相鉄、小田急を乗り継ぎ23:25相模大野へ到着し長い1日が終わりました。日帰りでしたが充実して楽しむ事ができました。

おしまい。

相模大野駅 駅

この旅行記へのコメント （2）

• TOKOMASさん 2019/04/27 10:14:06

  鹿児島グルメ

  TOKOMASと申します。
  鹿児島出身です。
  中学校の時は窓の外に桜島が見えて、授業中に噴火🌋の音でよく居眠りを起こされました。
  ところで鹿児島グルメですが、ラーメンのコムラサキは帰省の時必ずいきます。
  紹介したいグルメがあります。
  それは「鰹のはらがわ」です。
  鰹のカマ(胸鰭からお腹の部分)でトロに相当します。鰹節を作る時、余る部分です。
  鰹漁の季節は、居酒屋などのメニューになります。軽く炙って、塩や醤油を少しかけて食べます。
  鹿児島市電で天文館駅から東側の次の停車場のいずろ駅で降りて、いずろ通りに乾物屋があります。そこに「鰹のはらがわ」の冷凍品が年中あります。冷凍品ですが、生のものと味は全く同じです。
  絶品ですので、もし鹿児島を再度訪れる機会があれば、是非お試しください。
  これからもよろしくお願いします。
  
  

  トンロー13さん からの返信 2019/04/27 17:48:37

  RE: 鹿児島グルメ

  TOKOMASさま
  
  コメント並びにフォローを頂きありがとうございます。
  
  桜島の噴火の音って凄そうですね。
  
  自転車を借りる時、お店の人から火山灰が道路に積もっている所もあるので気を付けてくださいと言われたり、噴石の退避壕が何ヶ所かあったのを見て日常的に起きている出来事だという事を理解しました。
  
  鹿児島グルメ
  コムラサキラーメンは美味しく頂きました。お勧めの鰹のはらがわもすごく美味しそう。鹿児島に再訪する機会があった際、是非試してみたいです。
  
  今後もどうぞよろしくお願いします。
  
  トンロー13