2014/03/27 - 2014/04/05
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4日目(3月30日)、バレンシアのホテルを出て、グラナダへ向かいます。
アルハンブラ宮殿、ヘネラリフェ庭園を見学して、夜はフラメンコを見にい
きます。
アルハンブラ宮殿は、この地を支配していたイスラム教徒の栄華の
象徴であり、キリスト教徒との戦いに敗れ、最後のイスラム王朝が
イベリア半島から追放される悲劇の舞台でもありました。
(13世紀~15世紀)
フラメンコはアンダルシアの偉大な芸術として知られています。
心の奥を揺さぶられるような情熱的な演奏や踊りを一度、本場で
見てみたいと思っていました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
4日目(3月30日)、朝の8時ごろバスでグラダナに向かいます。
約511kmのバス移動です。 ('_')
この広大な大地の中をバスは進んで行きます。 -
バスの席は一人で2シート使えるので楽でした。
フットレストも付いているので。(^^)/ -
道路フェンスのあちらこちらに、グラフィティが書かれています。
日本ではいたずら書きですね。 -
-
バスはまだまだ、走り続けます。
広大な風景はあまり変わりませんが、不思議と見ていて飽きません
でした。 -
午後12時過ぎたころ、バスはパーキングエリアに入ります。
貨物車を引いた観光バスが出て行きました。
恐らく貨物車は、イスラム教の礼拝をおこなう移動式の部屋では
ないでしょうか。
イスラム教徒は、決まった時間が来るといつどこでも祈らなければ
ならないと聞いています。 -
パーキングエリアにあるレストランで昼食です。
-
本日の昼食は、パスタメニューでした。
-
昼食後、バスはまだまだ走り続けます。
それにしても、スペインの土は痩せた荒れ地のように見えませんか? -
500kmといえば、東京から大阪までの距離ですよね。
この大地、スペインは広いですね。 -
午後3時過ぎに、ようやくグラナダに到着しました。
アルハンブラ宮殿はホテルから歩いて近いので、先にチェックイン
してからの観光です。 -
さぁ、楽しみにしていたアルハンブラ宮殿です。
-
左側にアルハンブラ宮殿の城壁を見ながら進みます。
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ヘネラリフェ庭園です。
各庭園には、土地の高低差を利用して造られた池や水路が
数多くあります。 -
見事に刈り込んでいますね。
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空の青が、これ程映えるとは・・・
-
ヘネラリフェ庭園からヘネラリフェ(王の夏の別荘)に行きます。
-
このヘネライフェは、14世紀初めのナスル朝時代、ムハンマド3世に
よって建築されたアルハンブラ宮殿の夏の別荘です。
目の前の庭園は、「アセキアの中庭」と呼ばれていて、
スペイン・イスラム様式の庭園です。
この中庭の右隣には、塀の向こうに「スルタナの中庭」があります。 -
大地の息吹を全て取り込むような窓(?〉ではないですか。
-
「王の間」に入ります。
一見素朴な雰囲気ですが、イスラムの文化をあちこちに感じます。 -
イスラム芸術の粋を凝らした超細密彫刻ですね。
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『見晴らしの塔』からは、イスラムの影響を今も残している居住地、
アルバイシン地区が眼下に広がります。 -
『王の間』と『見晴らしの塔』を通り、スルタナの中庭に出てきました。
正面のアーチ門を通り抜けて、ヘネラリフェ庭園いきます。 -
アーチ門を抜けて階段を上がり振り向くと、先程まで見学していた
「ヘネラリフェ」が見えました。 -
階段を上がった場所からは、隣に先程見学した「アセキアの中庭」を
見ることができました。 -
ヘネラリフェ(王の夏の別荘)を出て、ヘネラリフェ庭園に
戻ってきました。 -
アルハンブラ宮殿に向かいます。
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本当に、綺麗に美しく整えられていますね。
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ヘネラリフェ庭園から見た、アルハンブラ宮殿です。
宮殿の中心となるのがナスル宮殿で、メスアール宮、コマレス宮、
ライオン宮の3か所からなっています。 -
この石橋を渡ってアルハンブラ宮殿へ行きます。
ずいぶん深い空堀ですが、今では普通の道路として使われて
いるみたいです。 -
宮殿のパライソ庭園です。
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生垣の間から見えたのが、「パラド-ル・デ・グラダナ」です。
なんと世界遺産の敷地内にある国営のホテルです。 -
前方に、「サンタ・マリア教会」の塔が見えてきました。
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元はモスクがあったそうですが、17世紀にキリストの教会が
建てられました. -
ナスル朝が崩壊して、グラナダがキリスト教の手に渡った時に
カルロス5世により建てられた宮殿です。 -
カルロス5世宮殿の内部です。
外側は四角い建物でしたが、内部は円形になっています。 -
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これが、「アルカバスの城塞」です。
最初にこちらの「アルカバス」が建造され、その後、イスラムの美の
結晶と言われる「ナスル宮殿」や、イスラム様式の庭園が美しい
離宮「ヘネラリフェ」のある東へと造られて行きました。 -
ナスル朝メスアール宮殿に向かいます。こじんまりとした宮殿です。
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「メスアール(政庁)の間」です。
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アラベスク模様(イスラム装飾模様)です。
アラベスク模様を構成しているのは、植物のつるや葉、花の図案、
幾何学図形などが多く、左右対称で連続性が重視されています。
イスラムのモスク建築(礼拝堂)で使われています。 -
壁や天井部分もアラベスク模様が施されています。
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格天井をムデハル様式に塗り替えたた「黄金の間」の天井。
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メスアールの中庭に出ます。
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メスアールの中庭を通り、コマレス宮殿の「アラヤネスの中庭」
に来ました。 -
北側には、「コマレスの塔」が屋根の向こうに見えます。
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「アラヤネスの中庭」の池に映し出された「コマレスの塔」です。
現代では、「ミルトの中庭」とも呼ばれているそうです。
手前と奥に大理石の噴水が設けられています。
両側の建物は、女性たちの住居として使われていたそうです。 -
「コマレスの塔」にある「大使の間」に入りました。
王による公式の謁見が行われた場所です。 -
幾何学模様が鮮やかに彫刻され、明かり窓からの光による陰影が
緩やかな時間を作り出しています。 -
遠くペルシアから運ばれた、大つぼでしょうか?
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「大使の間」にあった椅子です。 王座でしょうか?
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「大使の間」の中央にあるタイルの床です。
立ち入ることが出来ません。 とても重要なタイルなのでしょう。 -
「大使の間」を出て、次へと進みます。
-
「ライオンの中庭」に来ました。
この庭を囲むライオン宮は王の居住スペースで、王以外の男性は
立ち入り禁止のハーレムだったといいます。
周辺には124本もの大理石の柱が立ち並び、梁から天井にかけては
細かい彫刻が施されているイスラム建築様式です。 -
中庭の中央にある、12頭のライオンの噴水。
この中庭は、生活の中心となるところで「王の間」、
「アベンセラヘスの間」,「二姉妹の間」の3つに面しています -
ナスル朝宮殿の中で、特に美しいのが「二姉妹の間」です。
王妃が住んでいたと言われています。
この部屋は、イスラム教の預言者ムハンマドが弾圧から逃れて籠った
洞窟を表して造られているそうです。 -
八角形の天井は、預言者を追手から守った巨大な蜘蛛の巣を表していて
鍾乳石飾りになっています。 -
「二姉妹の間」の大理石の床にある小さな噴水です。
この水は水路を通して、「ライオンの中庭」へと流れていきます。 -
2階に上がってきました。
下に「リンダハラの庭園」が見えます。 -
透かし細工の窓と庭園が美しい、「リンダラハのバルコニー」です。
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バルコニーから見た、グラナダ最古の街並みが今も残る
アルバイシン地区。 15世紀末のイスラムとカトリックの攻防で
流された血により、白壁や石畳が赤く染まったそうです。
また、アルハンブラとは「赤い城」の意味ですが、 この攻防で
文字通りに城壁も血の色で染まったとも言われています。 -
「リンダラハの庭園」
庭園にはスギ、アカシア、オレンジ、ツゲがあり、中央にある大理石の
大きな噴水を取り囲んでいます。 -
「貴婦人の塔」の裏手に出てきました。
-
「パルタル庭園」だと思います。
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最初に見学した、「ヘネラリフェ」の夏の宮殿が見えます。
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アルハンブラ宮殿の城壁の道に沿って帰ります。
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夜9時ごろにホテルから車で、フラメンコを見に行きます。
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フラメンコの洞窟の店の下にある駐車場に着きました。
アルハンブラ宮殿の丘と対極に位置するサクロモンテの丘に
店があります。(ロマ村) -
階段を上がり、フラメンコ専用の酒場「ベンタ・エル・ガリョ」の
前まで来ました。 -
店の中は洞窟を模した造りになっています。
-
踊りと歌と、ギターの激しさと、熱い息遣いが客席まで
届きます。 -
スペイン民謡とアラブ民族の音楽そしてインド系民族の音楽が
混然一体となったのがフラメンコ。 -
特にロマ族によるフラメンコは、スペインの都会のフラメンコとは
違い、素朴的であり野性的でもあります。 -
どうですか! この険しい表情!
何か強く感じるものが伝わって来ませんか。 -
-
アルハンブラ宮殿の夜景です。
ピントが合っていませんが、雰囲気だけでもお届けします。
こうして、アルハンブラ宮殿の夜が過ぎて行きました。
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