2019/04/16 - 2019/04/18
8位(同エリア320件中)
一泊二日さん
この旅行記のスケジュール
2019/04/16
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飛行機での移動
JAL277便 羽田(7:35発) ⇒ 出雲(9:00着)
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バスでの移動
空港連絡バス 出雲空港 ⇒ JR出雲市駅
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電車での移動
山陰本線 出雲市駅(10:16発) ⇒ 大田市駅(11:00着)
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バスでの移動
路線バス 大田市駅(11:22) ⇒ 大森(11:50)
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バスでの移動
路線バス 大森(16:11) ⇒ 大田市駅(16:39)
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電車での移動
山陰本線 大田市駅(16:42発) ⇒出雲市駅(17:32着)
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電車での移動
一畑電車 電鉄出雲市駅(18:02) ⇒ 雲州平田駅(18:23)
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この旅行記スケジュールを元に
出雲路観光に便利でお得な『縁結びパーフェクトチケット』をフル活用して神々の故郷、出雲路と世界遺産・石見銀山を巡ってきました。3,000円で空港連絡バスや一畑電車/一畑バス、松江市営バスが3日間乗り降り自由なのと観光施設の割引特典が付いたフリー乗車券です。
初日は旅のメインのひとつ、世界遺産・石見銀山へ。JR出雲市駅から先はフリー区間ではないため通常の移動でしたが、それでも3日間を通して元は十分取れました。(^O^)
■世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」
https://www.pref.shimane.lg.jp/life/bunka/bunkazai/ginzan/outline/outline.html
(銀鉱山遺跡、代官所跡、城跡、町並み、街道、港町など14の資産で構成)
■縁結びパーフェクトチケット
https://www.san-in-tabi.net/ticket/enmusubi.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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今回はオリオンツアーの『お気軽出雲!ひらたメイプルホテル 2泊3日』という往復JALで行くフリープランを利用。
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7:36 プッシュバック。
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7:50 羽田空港を離陸しました。
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左に旋回すると富士山が見えます。
この日は空がクリアなのでカメラは持ったまま。
テンション上がってます!(^O^) -
右へ旋回・・・首都高湾岸線の先には・・・
(画像中央はレインボーブリッジ) -
夢の国。
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ぐるっと左に旋回し、都心上空を通って針路を西へ・・・
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離陸から10分程で富士山が見えてきました。
頻繁に飛行機は乗らないけど、この日が一番空がクリアだったなぁ。。 -
(富士山をズームで)
木曽上空辺りから山々の風景に変わり、機内で寛いでいると・・・ -
眼下に松江の街並みと松江城、宍道湖を望みながら降下していき
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着陸します。。。
空港の周りは畑だったことに今さら気付く。 -
2年半ぶりにやってきた出雲縁結び空港。
天気もいいし気分が高まります。 -
空港の総合案内所で『縁結びパーフェクトチケット』を3,000円で購入。下記の区間が3日間乗り降り自由の他に観光施設の割引特典も付いていて空港連絡バスの車内でも購入出来ます。
【縁結びパーフェクトチケットのフリー区間】
◎一畑電車・一畑バス・松江市営バスの全区間
◎空港連絡バス
・出雲縁結び空港 ⇔ 松江駅・松江しんじ湖温泉
・出雲縁結び空港 ⇔ 出雲市駅
・ 玉造温泉 ⇔ 出雲縁結び空港 ⇔ 出雲大社
・ 米子鬼太郎空港 ⇔ 松江駅 -
出雲大社行きは満席状態だったけど、こちらは半分位は空席。
空港連絡バスに乗って約30分 -
JR出雲市駅に着きました。
後で説明しますが、画像の左側に一畑電車の電鉄出雲市駅があります。 -
ここからJRに乗り換え
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10:16発 山陰本線/浜田行き普通列車に乗車。
画像では判りにくいですが2両編成です。 -
西へ、始めのうちは長閑な田園地帯が続き・・・
いいなぁ、こういった風景、、 -
出雲市駅を出発し20分を過ぎた頃、列車は海岸線を走ります。
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「田儀駅」は海がすぐそこ。
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日本海に沿って列車は走っていき...
ずっと眺めていたいわぁ。 -
11:00 大田市駅に到着。
ちなみに大田市は"おおだし"と読みます。石見(いわみ)銀山に来なければ濁らずに"た"と読んでいたことでしょう。 -
駅構内の観光案内所でパンフレットを入手し見所を教えてもらってから、石見銀山行きの路線バスを待ちます。
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10:22発 世界遺産センター行きに乗車。
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大田市中心街を通って・・・
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30分弱で石見銀山エリアにやってきました。
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終点まで行かず『大森』バス停で下車。大田市街地の南西部の山間に位置する大森地区は石見銀山遺跡の中心部。江戸時代に天領となった最盛期には周辺に20万もの人々が住んだと伝えられています。
バス停の隣にレンタサイクルのお店があるけれども -
まずはお昼にしようと歩いてすぐの『御前そば』へ。
営業時間:11:00~17:00(木曜定休) -
3色割子そばを注文。950円と手頃な価格で蕎麦の味もしっかり。
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今いる場所は画像中央Bの下、五百羅漢前の十字路です。
(A)代官所ゾーン (B)武家・町家ゾーン (C)銀山ゾーン
散策する目安として片道の所要時間は代官所跡(B→A)まで徒歩20分、龍源寺間歩(B→C)へは徒歩45分かかります。 -
レンタサイクルを借りて、まずは町並みエリアを見ながら代官所跡へ。
ちなみに石見銀山の有料観光施設は7か所ありますが、電子マネー「WAON」払いだと入館料が50円引きになりますよ。(^O^) -
街中を流れる銀山川を渡り、右に曲がると・・・
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「大森の町並み/世界遺産」
江戸時代の武家屋敷や代官所跡、銀山経営に関わりの深い旧家が立ち並び、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
情緒ある静かな通りをそのまま道なりに進んでいきます。 -
「代官所地役人 旧河島家」
河島家は慶長15年(1610)、銀山奉行大久保石見守に召し抱えられ、代々銀山附役人として銀山の経営や領内の支配に当ってたそうです。 -
中の間と奥の間。
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土間上2階では"仕舞う"をテーマに、いかに物を大切に扱ってきたか仕舞う道具や仕舞い方の展示をしています。
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土間2階から見るとこんな感じ。中の間にはある日の夕食の光景が。
では、次に向かいますか。。。 -
通り沿いの岩山の上に建立されたのが観世音寺。大森代官所が銀山隆盛を祈願するための寺だったそうで、石段を上ると・・・
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大森の町並みを一望出来るビュースポットです。
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「熊谷家住宅 世界遺産 - 国重要文化財」
大森銀山地区最大の商家で銀山業の他、酒造業、金融業など代官所の御用商人などを務めたのが熊谷家。 -
享和元年(1801)建造の建物、大きな梁を見上げると当時の財力の大きさが窺い知れます。
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玄関をあがり、最初に案内されたのが・・・
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幕府巡見使や大名家の役人の接待などに使われた「奥の間」
熊谷家で一番重要な応接空間だそうです。 -
屋敷の部屋は30室。母屋のほかに5棟の蔵があるそう。
中庭も美しい。 -
母屋2階の部屋には大正11年に熊谷家に嫁いできたヒサ子さんの嫁入り道具が展示してありました。
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「勝源寺」
大久保石見守長安と竹村丹後守が1601年に建立。江戸幕府直轄の領地、「天領」だった石見銀山に任命された奉行・代官の菩提寺です。 -
山門に施された龍の彫刻。この龍は毎夜水を飲みに抜け出して困ることから、竜の目に竹釘を打ち動けないようにしたと伝えられています。
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「代官所跡 石見銀山資料館/世界遺産」
直轄領の銀山を治めた江戸幕府の代官所跡で、現存する表門と門長屋(1815年築)は全国的にも希少な建物。 -
明治35年に建てられた旧迩摩郡役所の建物を利用し、現在は石見銀山の採掘工具や古文書、鉱石などが展示され当時の石見銀山の様子を学ぶことが出来ます。(館内は撮影禁止)
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「城上神社」きがみと読みます。
大森の氏神様を祀る神社で祭神は大物主命。寛政の大火で焼失し、現在の拝殿は文化9年(1812)に再建されたもの。 -
拝殿の鏡天井に描かれた「鳴き龍」は島根県の指定有形文化財。
絵の真下で手をたたくと天井が鳴り響きます。 -
町並み地区から銀山地区に移動中に自転車を停めてパシャリ☆
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龍源寺間歩は山の一部なので緩い上り坂が続きます。歩いてる方もいたけれど、この日は気温が20°以上に上昇中。。電動だからスイスイ♪
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ここから先は徒歩での移動、道路脇に駐輪場があります。
すぐそこに見える建物は・・・ -
「山組頭遺宅 高橋家」
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山組頭(やまぐみがしら)って何?
ふむふむ... -
駐輪場から歩いて5分、龍源寺間歩に着きました。
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「龍源寺間歩」
世界遺産・石見銀山遺跡の中で唯一公開されている坑道。銀の採掘場として江戸時代の中頃に開発された代官所直営の約600mの間歩(坑道)のうち、273mを通り抜け出来ます。 -
坑道の壁面には当時のノミの跡がそのまま残っていて当時の抗夫たちの仕事ぶりが窺えます。(かなり暗いので撮影はフラッシュ使用)
坑道内はヒンヤリとしていて夏は涼しそう。。 -
龍源寺間歩の平面図。
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一番奥まで行ったので、これからは戻りながら気になる場所へ。
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「清水谷製錬所跡」
山すそに傾斜を利用して造られた精錬所の遺跡。明治28年から総工費20万円(現在の約20億円)もの巨額を投じて建造されたが鉱石の質が予想以上に悪かったことや、設備の製錬能力も充分でなかったことから不採算となり、わずか1年半で操業中止となったそう。 -
山肌に組まれた石垣、そこに当時の最先端技術の精錬所があったのか。
計画通りにはいかなかった。見通しが甘かったってことだろうか・・・
今でもよくある話だが・・・(≧▽≦) -
「清水寺」
推古天皇の時代に創建された真言宗の古刹。
ん?お寺なのに狛犬?
古いお寺には仏像を守る守護獣として置かれているそうです。 -
大森バス停に戻って自転車を返却し、すぐ傍にある羅漢寺へ。
石見銀山での最後の見学先です。
「羅漢寺」
明和3年創立、真言宗の寺院。五百羅漢は道路の向かいにあります。 -
「五百羅漢/世界遺産」
岩盤斜面に3つの石窟があり、中央窟に石造釈迦三尊仏、左右両窟には五百羅漢像がそれぞれ250体ずつ、計501体の坐像が安置されています。 -
当時の大森代官や地役人を始めとした領内の人々の寄進により、銀山で亡くなった人々の霊と先祖の霊を供養するために彫られたもの。
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羅漢像は一つひとつ表情が違っていて
泣いていたり、笑っていたり、天を仰いでいたり、、
自然と手を合わせてみたくなります。 -
約4時間の石見銀山での滞在を終え、宿泊先の雲州平田に向かいます。
来たルートをそのまま戻り・・・ -
大田市駅からはJRで移動。
バスが少し早く着いたので急がずに列車に乗れそうだ。 -
16:42発 山陰本線/出雲市行き普通列車に乗車。
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17:32 出雲市駅に到着し、一旦駅を出て一畑電車に乗り換えます。
一畑電車は松江市と出雲市を繋ぐローカル鉄道で「電鉄出雲市~松江しんじ湖温泉」を結ぶ北松江線と「川跡~出雲大社前」を結ぶ大社線の2路線を運行しています。 -
地元では"バタデン"の愛称で親しまれている一畑電車、平日は通勤・通学以外の時間帯は1時間に1本ペースの運行になります。
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18:23 雲州平田駅に着きました。
ホテルに向かう途中にお目当てのお店で夕食を食べようと思ってたら、この日は貸し切り営業との張り紙が。仕方なく駅に戻って道路脇の看板を頼りに周辺のお店に行ってみると廃墟になってるし。。(^^; -
日も落ちてきたので『ひらたメイプルホテル』にチェックイン。
ホテルの前にはロードサイドのラーメン店と焼き肉食べ放題のお店があり、とりあえず夕食難民になるのは避けれた。 -
カードキーをもらい5階の部屋へ。
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ベッドはシングル。
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部屋からの眺め(夜景編)
雲州平田駅方向。手前は地元のスーパー『グッディー』
夜8時迄の営業なので夕食の買い出しへ。 -
閉店前だったので半額シールがいっぱい貼られてたけど、地元産の魚介類を食べたかったので島根県産のイカ、ばとう鯛、さざえを買ってきた。
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いただきま~す♪島根県では「バトウ」と呼ばれるマトウダイのもちっとした食感がクセになりそう。。(^O^)
[1日目 縁結びパーフェクトチケットのフリー区間]
出雲空港⇒JR出雲市駅(空港連絡バス/720円)
電鉄出雲市駅⇒雲州平田駅(一畑電車/410円)
合計 1,130円
明日は一畑電車沿線の観光スポットを巡ります。
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