♪私の名前はドラゴンでっす。ああ、もちろん綽名に決まってまっす。（ウツボの喧嘩動画付き）

2019/05/23 - 2019/06/11

　中日ファンではありません。タイガースファンですが虎キチではありません。
　勿論阪神勝ったら嬉しいけれど、所詮は私の人生とは関係ない他人事なのでそれほど熱狂しません。

　ティーショットでドライバー２５０ｙ、フェアウエイど真ん中という訳でもありません。あっ、それはドラコンか！

　ブルース・リーに憧れて命名しました。「燃えよドラゴン」を見て感激しすりこ木で作った手作りのヌンチャクを家で振り回していたら電球の傘を壊しカミさんにこっぴどく叱られました。もちろんヌンチャクは即刻没収処分です。（その後すりこ木の替わりにカレンダーを巻いて作り直しこっそり鬼の居ぬ間に練習を試みましたが上達していません）

　古希を過ぎ賞味期限は切れましたが消費期限は切れてません。賞味期限切れの食品が激安スーパーで人気の様に、時々激安時給で仕事もしています。

　若い時に還れたら幾つの時に戻ってみたいですかという質問がありますが、人生で今が一番楽しいので昔に戻りたくありません。

　人生のモットーは「中身で勝負」です。ベンツはいい車だしロレックスもいい時計です、アルマーニも素敵です。しかしそれは本人自身とは関係ない。「鍛えた体と身に付けた教養で勝負せんかい」が持論です。

　我が辞書に「余生」無し。これからも死ぬまで人生楽しむ所存です。

　ピンクレディーの「カルメン’７７」をもじったタイトルにしたのでここだけ「です」「ます」調になってしまいました。

エリア パングラオ島(フィリピン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機

　面倒くさがりのドラゴンであるが小まめな所もあったりして、実は３０年間日記を付けているのだ。

　ドラゴンダイアリー、「ペリカン文書」や「キンゼイレポート」みたいに映画化や書籍化されないかな。

　貫之もすなる日記といふものをドラゴンもしてみんとてするなり。ということで１９８９年１月１日から付け始めたところ３日坊主にはならず３０年以上続いたのである。

　日記と言っても毎日細かく出来事を記録したわけではなく、何か変わった事や印象に残ることなどをメモした程度なのでブランクの日も多くある。

　３０年前の正月、４０歳の時のことをちょっと紹介すると１９８９年１月１日にはテレビで「織田信長」を観ていた。渡辺謙主演のTVドラマで５時間の大作であった。昼はビデオで「スタンドバイミー」も観たのだ。

　２日は家族でゲームをしたりして過ごしている。多分百人一首のカルタ取りもしただろう。

　３日カミさんの実家へ、５日、６日家族でハチ高原へスキーへ、８日には昨年から読み始めた「竜馬がゆく」文庫本全８巻を読了。

　などという記録が残っているので人生を振り返るには良い材料かも知れないが、今を生きるに忙しいドラゴンなので感慨に耽っている暇はない。

　ドラゴンはバイクであちこち出かけているが安全運転、優良ドライバーである。

　４年間無事故・無違反で貰える銅賞から始めてさらに４年ごとに貰える銀賞、金賞、金正賞を貰っているのだ。かれこれ３０年くらい無事故無違反を続けている。

　金正賞の上級に緑十字賞があるのだが、こちらは関係者の推薦なども必要らしく人望のないドラゴンは申請をためらっているのである。

　近々、高齢者運転講習を受けることになっているが免許返納の予定はない。

　さてそろそろ本題に入らなくては。

　パングラオ国際空港からはエアポートバスでアロナまで２５ペソで行ける。

　空港へ着くと客引が寄ってくるが彼らを信用してはいけない。タクシードライバーは客を自分の車に乗せようと出鱈目を言ってくる。

　曰く、「バスは無い。タクシーに乗れ」　うそつけこのやろう！

　曰く、「あのバスに乗れ」　それはタグビララン行だっちゅーの！

　曰く、「じゃあ、１時間待て」　３０分毎に来るっちゅーの！

　出発エリアの入り口付近で待っているとアロナ行きのバスがやってくる。時間帯にもよるらしいが３０分に一本はありそうだ。

　道路の向こうのほうにもこのバスが待機しているが、それはタグビララン行きなので乗ってはいけない。

　　本来は空港利用者のためのバスのはずだったが、パングラオ島に主な公共交通機関はジプニーしかなかったので今やこのバスがタグビラランとパングラオを結ぶ庶民の足となって活躍している。

　この時、空港から乗った客はドラゴンのみで満席に近い乗客は飛行機と縁の無い地元の庶民だった。（国内線の到着時にはもちろん多くのフィリピン人旅行客が利用している）

　アロナの宿はここ数年リージェンツパークである。

　リピーターの上客なので３５００ペソの部屋を１５００ペソにディスカウントしてもらっている。

　旅行社には激安で提供したり、ホテルの部屋の価格というのはどうでもなるものらしい。

　諸物価急上昇中のアロナにあってこの価格で泊まれるのはありがたい。

　リージェンツは中級ホテルで部屋も綺麗だし広さも十分。

　一人で泊まるにはもったいないのだがシングルの部屋はない。

　ダイビングで海に入るので滅多に使わないが綺麗なプールもある。

　中国人の団体や子連れの家族が居なければ最高なのだが,今や中国人客なしではやっていけないであろうと思われる。

　毎回マネージャーにお土産を欠かさない効果もあってか、部屋代激安に加えウエルカムフルーツまで用意してくれる。

　高いので一度も利用したこと無いホテルのレストランから皿とナイフを借りて賞味する。

　バナナは朝食に、リンゴはボートの上でランチになったり重宝する。

　さて、今回もあいも変わらずアロナビーチでダイビングだ。

　かなり飽きもきているが道具を預ってもらっているので他所へ行くのが面倒だ。大きな荷物を持って移動する方がいやなのでマンネリは我慢しよう。

　バリカサグへ向かうバンカーボート、天気も上々である。

　ボート上は欧米か！状態。

　ドイツ人、ベルギー人、オランダ人、オーストラリア人、フランス人、中国系人などバラエティに富んでいる。

　今回のメインガイドはダイブマスター訓練中のヴィンセント（ベルギー）とシャニース（フィリピーナ）。お目付け役はインストラクターのデニス（右端ベルギー）。

　シャニースは２種類あるボンベの取り付け口をまだきっちり把握してなくて、私のファーストステージからは空気が漏れた。オイオイ、大丈夫か？

　彼女には「No problem 何事も失敗して覚えていくのよ」と慰めておいたが、フィリピーナは失敗しても気にしない、陽気で前向きな性格！

私の滞在中、中国とドイツからの十数名の団体客でショップは連日大賑わい。

　アロナでの食事はほとんどこの安食堂、＜アンドレア＞

　朝晩の品数は少ないが昼は充実している。

　少食のドラゴンには半ライスや半カップのおかずが注文できるので嬉しい。

　半ライス１０ペソ、目玉焼き１５ペソ、豚ミンチ煮込み４０ペソ、ジュース１５ペソ、〆て８０ペソ。

約１７０円くらい。

　屋台でフルーツを売っている。

　マンゴーとマンゴスチン、名前は似ているが全く違う果物。ここボホールではマンゴーは安いがマンゴスチンはべらぼうに高い。

　マンゴー二つで７０円、マンゴスチンはひとつ１５０円。高い割りに種もあって食べるところは少ない。

　ホテルのレストランから皿とナイフを借りて部屋では毎日マンゴーの日々である。

　ジャックフルーツひと舟５０ペソも試してみたが美味しくなかった。

　アロナは観光地化が激しいが、パターゴルフ場まで出来ていた。

　メインの通りからは見えない裏通りにオープンしていた。

　子供が喜びそうなミニコース。

　パターゴルフには興味は無いが、ウエイトレスには興味あり。

　謎のメニュー、TIP TOPレストランの朝食は、アメリカンもベーコンビーズが付いたイングリッシュもパンとクロワッサンとフルーツだけのコンチネンタルもすべて同じ２４５ペソ。

　ジュース、パン、卵２個、ハム、ベーコンビーンズにコーヒーまで付いて５００円ちょっと。

　豆なしのアメリカンも同じ値段？

　夜中のストリートでピーナツを売る女の子。ピーナッツ要らないけど１０ペソづつあげておいた。物乞いの子共たちには絶対施ししないけど、健気に働く女の子には援助を惜しまないドラゴンである。４０円ちょっとだけど。

　彼女たちは夜中過ぎバーが閉店する頃、段ボール箱で寝床を作っていた。貧富の差を感じる観光地。

　ある日の夕食は８５ペソのピザと一個１５ペソのフライドチキン。ピザは２，３切れしか食べれないので残りはホテルのスタッフに。

　２００円ちょっとの量が食べきれない。

　一人タイタニックやってみた。

海上は曇りだが島の上は雨模様。

　今回の収穫は何と言ってもウツボの縄張り争い？を動画に収めることが出来た。

　https://www.youtube.com/watch?v=_zBMA2q-fuw

　コウイカなどの動画あり。
　https://www.youtube.com/watch?v=9aQryDY4RUc

　普段は動かないウミウシが猛スピードで移動中。
　https://www.youtube.com/watch?v=yiDz2sSJNqs

　エビの楽園。
　https://www.youtube.com/watch?v=V6KsxVs3uJo

　近づきすぎて逃げるシャコ。
　https://www.youtube.com/watch?v=DMCsAyZ86v4

　私のお気に入りはミナミホコフグの幼魚。
　https://www.youtube.com/watch?v=MsVYhQYPMFU

　ツノカサゴだそうだがゴミにしか見えない。

　カラフルな群れに心も和む。水深３５ｍ。
　https://www.youtube.com/watch?v=pSAXTD2iqzU&feature=youtu.be

　ガラスハゼ？

　名前分からずエビ。

　珍しい網目のようなカエルアンコウ。

迫力に欠けるがギンガメアジの群れ。

　ピント甘いけどタツノオトシゴ。

ヤドカリ。

　スコーピオンフィッシュ。

何かの幼魚、丸い模様が成長すると縦じまに？

米粒くらいのウミウシ。

名前分からずウミウシ。

今回のサービスショット。

水着だけで潜る私のガイド、ダイブマスターの訓練中のシャニース。

この旅行記へのコメント （2）

• masamimさん 2019/07/06 02:08:17

  楽しい旅行記ですね！

  ドラゴンさんこんばんは！ masamimです。
  
  >「鍛えた体と身に付けた教養で勝負せんかい」が持論です。
  
  しっかり中身で勝負されてると思いますよ！
  それと、30年続けてる日記ってすごいです。
  ダイビングの方も、撮影の腕前がずいぶんと上がってますね。
  
  エリコさんが移ったんで、私も次はシークエストの方でお願いしようと思ってます。
  こっちは前のとこよりゲストが多いみたいですね。
  裏にある併設（？）のオアシス ビーチ & ダイブ リゾートってホテルはいつも満杯みたいだし・・　何だろ？
  まぁ、それはエリコさんに尋ねますが＾＾
  
  ところで5月に私がFace Bookに画像UPした時に、ドラゴンさんが小さなエビのハサミを見つけてくれたんですが覚えてます？
  よくよく見たら、確かにエビがいましたね。
  
  ４トラのダイビングの旅行記に画像をトリミングして載せました。
  ドラゴンさんの観察眼のすごさも紹介しましたので確認してくださいね。
  
  https://4travel.jp/travelogue/11502041
  
  あ！ご迷惑であれば削除します。
  

  熟年ドラゴンさん からの返信 2019/07/06 05:30:29

  Re: 楽しい旅行記ですね！

  　私の名前を紹介してくれた旅行記前に見ましたよ。ありがとうございます。
  　シークエストは料金がちょっと高いです。１本１６５０ペソ、ファンダイバーズなどは１３５０ペソです。
  　前回行った時はたまたま中国とドイツの１３名の団体が入れ替わりで来ていました。レンタル機材も足りなくなって新品借りられた人もいましたね。
  　エリコさんは講習で忙しく、なかなか一緒に潜って貰えません。前回はダイブマスターコース受講中のベルギー人とフィリピーナにガイドしてもらいました。ガイディングの練習台かな？