2019/03/08 - 2019/03/17
1349位(同エリア1901件中)
らぱぱ代さん
その5は、旅行7日目。チュニスから南西にあるローマ時代の2つの遺跡、チュブルボ・マジュスとドゥッガを訪問した記録です。
3月8日 成田出発
3月9日 チュニス着。ザグーアンを経てケロアンへ移動。
3月10日 午前中ケロアン観光。午後はトズールへ移動。
3月11日 早朝サハラ砂漠を訪れたあと、トズールのメディナ散策。マトマタ観光。
3月12日 エルジェムの円形闘技場。スースのメディナ観光。
3月13日 ナブール、ハマメット観光後、チュニスへ移動。
3月14日 チュブルボ・マジュスとドゥッガ観光。
3月15日 シディ・ブ・サイドとカルタゴ観光、チュニスのメディナ散策。
3月16日 バルドー博物館見学後、チュニスから帰国。
3月17日 成田帰着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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8時ホテル出発、9:15チュブルボ・マジュス到着。この町は辺りが肥沃で、ローマ人が来る以前からベルベル人やフェニキア人の都市として存在し、オリーブの栽培や狩猟で裕福なローマ都市として、2~3世紀には人口1万人くらい、この地方の重要な都市として栄えていました。4世紀になるとキリスト教会が建てられたが、ヴァンダル族、そして7世紀のアラブの侵入以降町は完全に放棄され、1875年に再発見されるまで存在そのものも忘れられていました。現在ここで見られる遺跡の多くは起源2~4世紀のローマ時代に建てられたものといわれています。
遺跡とは全然関係ないけれど、遺跡入口にあったたわわに実ったなつめやし。 -
これまた遺跡とは全然関係ないけれど、入口にいた美形の猫。
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キャピトル(神殿)。168年建造のジュピター(ゼウス)、ジュノー(ヘラ)、ミネルヴァ(アテナ)に捧げる大神殿。かつては3神の巨大な像があったそうです。2m近い高さにある台座の上には柱廊玄関を支えた8.5mの大理石の円柱だけが残っています。神殿そのものは16mの高さがあったとされています。
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正面から。
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青空に映えます。
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案内板。
この遺跡にはこういった案内板が用意されていたので、あとから写真を見返した時に助かります。 -
キャピトル東側のフォルム(フォーラム)。45m×45mの広さで町の中心の広場です。ここに柱頭が転がっていました。
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案内板。
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マルシェ(市場)のあったあたり。
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ペトローニのパラエルトラ。225年に市の有力者ペトロニウス・フェリックスとその息子によって、隣の夏浴場とともに建てられた複合施設です。
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案内板。
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市民はここでレスリングなどで一汗流してから、隣の浴場へ。今でいうフィットネスクラブ?
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夏の浴場跡。床のモザイクが残っています。博物館に保存されているのもよいけれど、遺跡に残されたモザイクは歴史を感じさせてくれていいですね。
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その昔の栄華を偲びます。
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窓。
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何の印だったかな?
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カエレスティス神の神殿。豊穣の女神を祀っていました。
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逆光にならない方から。
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少し離れたところから。入口だけ残っているのがよくわかります。
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案内板。
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遺跡最奥のバール神殿。絶対神の神殿です。
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案内板。
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冬浴場跡。
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案内板。
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冬浴場の円柱。
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迷路のような冬浴場の中を進みます。
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冬浴場でも床のモザイクがきれいに残っていました。
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名残を惜しみながら、チュブルボ・マジュスをあとにします。
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ドゥッガへ移動する途中での風景。菜の花の黄色とアーモンドの花のピンクがとてもきれいです。この時期ならでは。
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次に訪れるドゥッガは標高600mの山の上なので、バスはどんどん上っていきます。
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遺跡見学の前にドゥッガホテルで昼食。
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前菜。ポテトサラダ。お飲み物、ビール。(お値段、メモし忘れ)
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メイン。ローストいのしし肉のライス、ポテト添え。いのしし、と聞いて引いていた方もいらっしゃいましたが、臭み無くおいしかったですよ。でも敬虔なイスラム教徒であるドライバーさんは口をつけなかったとか。
デザート。オレンジ。 -
ドゥッガ。標高600mの丘の上です。
紀元前2000年にはヌミディア人がここに住み始め、カルタゴからフェニキア人が訪れる紀元前4世紀にはヌミディア王国の重要な都市として栄えていました。その後カルタゴの支配下に置かれたりヌミディア王国が取り返したりしましたが、カルタゴ滅亡後、ヌミディアもローマ帝国に敗れ、ここもローマ帝国の領土となりました。ドゥッガは紀元2~4世紀に繁栄を極め、少なくとも1万人が住んでいたといわれています。その後はヴァンタル人の支配下でゆっくりと衰退し、ビザンチン時代には要塞化されました。
チュニジアにはローマ都市遺跡が数多くありますが、規模、保存状態ともに最もよい遺跡の一つで、1997年に「アフリカを代表するローマ・ビザンチン複合遺跡」として世界遺産に登録されました。 -
遺跡全体の図。右上劇場からスタートです。
遺跡の中でもこのあたりが一番高い。 -
劇場。少しわかりにくいですが、手前左が舞台、奥が観覧席。オリジナルはドゥッガの指導者の一族の一人のマルクス・クアドルトゥスによって168年に建てられました。丘の斜面を利用して造った19段の観覧席の一番上は15mあります。一番前の席は貴族など有力者用。
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観覧席は夏に行われるフェスティバル用にきれいに修復されています。
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観覧席の最上段から見下ろすの図。
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遺跡南西部にあるリビコ・プュニック廟へ坂道を丘下へ下りていきます。
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これはチュニジアにおけるローマ時代以前の建築物の中でわずかに残ったものの一つ。紀元前3世紀のベルベル人の皇帝の墓で高さ21m。リビック文字(ベルベル人の言葉)とプニック文字(フェニキア文字)で碑文が書かれています。一番上にはライオンの像、上層はエジプト様式、中層はギリシャ様式、下層はフェニキア様式です。(勉強不足でとんとよくわかりませんが。。。)いろんなところの影響を受けたのだなぁ、ということで。ローマやビザンチン、アラブ統治時代に破壊されなかったのが不思議です。
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ローマ時代のトイレ跡。用をたす穴があります。そしてこの下を水が流れていたそう。水洗トイレ!
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トリフォリウムの家。3世紀の売春宿。
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丘の低い部分には住宅が広がっています。
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写真を夢中で撮っていたら、このあたりでガイドさんの集団から遅れて、遺跡の中の道なき道を進み、段差をよじ登り、追いつくまで大変でした。なので、ユリシスの家とか見落としてしまいました。残念。
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キャピトルが見えてきました。劇場と同じように、遺跡の中でも高いところにあるので、すぐに見つけられます。
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ダル・エル・アチェブ。お金持ちだった薬草商の家。門が残っています。
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このダル・エル・アチェブの門越しにキャピトルを撮るのが定番。
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リキニアの浴場を奴隷が使った道を通って進みます。床暖房もあったそうです。
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キャピトル横の風の広場にでました。
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キャピトル。古代ローマの都市の中心はどこもキャピトル(神殿)とその横にあるフォルム(広場)です。ここもやはりユピテル(ジュピター)、ユノー(ジュノー)、ミネルヴァの3神を祀るものです。階段を上がった神殿前面で地上から8mの高さの柱廊玄関を支えているのは6本の縦溝のついたコリント式の円柱。内部の3つの聖室(壁がん)の中央には当時6mに及ぶ巨大なジュピター像がありました。
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ファザード上部にはワシの彫刻があります。神格化された皇帝の化身とも考えられています。
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ドゥッガの西の門であるアレクサンドル・セヴェルスの凱旋門。
ここで解散して、ゆっくりバスへ戻ってください、でした。結構歩いたのでまたかなりの距離を歩くかと心配しましたが、キャピトルと劇場はほんのお隣でした。 -
丘の上だけあって、風が吹きすさび体感的にはかなり寒かったです。夏は夏で、遺跡ですから日差しを遮るものもなく、観光は覚悟が必要かと。
私たちはツアーでバスで何不自由なく連れてきてもらえましたが、この遺跡は公共交通機関で訪れるのはたいへんそうです。(なので、観光客が少ない?) バスで出発を待っていると、アルゼンチンから遺跡観光に来たという若者2人がチュニスまで乗せていってくれないか、と乗り込んできました。乗り合いバスではないから、とお断りしたら、彼らは麓の町へ歩いて下りていきましたが、そのあとどうしたのでしょう。
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