ゲルリッツへドレスデンからちょい旅……ポーランドと国境を接するドイツ最東端の街にはかわいい路面電車が

2003/06/10 - 2003/06/10

2003年６月、ドレスデンに一週間滞在している間に、レンタカーを借りてドイツ最東端の街ゲルリッツまで日帰り旅行してきた。その当時のポーランドはＥＵ加盟直前で、ナイセ川の国境に架かる橋には歩行者専用通路があり、パスポートチェックの窓口もあった。

ゲルリッツはまた小さな街にもかかわらず、かわいい路面電車が走っていて、狭い道路を小さな路面電車が行き交う様子はまた旅の風情をかき立ててくれたのだ。

そして、ドレスデンに戻るのに車を走らせていたら、レンガ造りの路面電車庫を発見。これもまた佳き思い出である。

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ドレスデンからゲルリッツまではアウトバーンを走って１時間ほど。

アウトバーンを出れば、ゲルリッツまで３km。

国境を接するポーランドの隣町まで走っていた路面電車は廃線となって、線路はアスファルトの下に。

ゲルリッツの落ち着いた市内の様子。

道路幅一杯に複線の路面電車が行き交う……好きだ！

市庁舎 (ゲルリッツ) 建造物

路面電車好きにはたまらない風景。

国境線であるナイセ川に架かる橋を渡ってポーランドの街ズゴジェレツ(Zgorzelec)に行ってみた。元々、ゲルリッツとズゴジェレツは一つの街だったのだ。

国境の川ナイセは、北へ向かって流れる。

ズゴジェレツの街はこんな感じ。

初ポーランド訪問を終えてゲルリッツに戻る。写真は自動車の国境検問所。

歩いて再び国境を越えてゲルリッツに戻る……“Brama do Europy”は、直訳すると“ヨーロッパへの門”だ。

この日借りたのはメルセデスのスマート(Smart)でした。

ドレスデンに戻ろうと車を走らせていると……

路面電車の車庫を見つけたよ。こういう出会いはうれしいものがある。

名残り惜しいがバイバイ！

そして間もなくアウトバーンに入る。左がドレスデンへのアプローチ。

この旅行記へのコメント （2）

• やすたびろくさん 2019/04/16 12:21:39

  ドイツの小さな町

  　ゲルリッツは行ったことはありません。近くのバウツェン、ツイッタウなども聞いたことがあります。そこは歩いて見物するのに良いと聞いたことがあります。だいぶ西にとんで、チェコの北西の隅ドイツ国境に近いヘブ（Cheb）は行ってみたいと思ってます。そこは旧ズデーテン地方で１９４５年まで確かドイツ領でした。
  　私はReinheitsgebotさんほどにはアウトバーン走行の経験はないです。でも好きで少多少はドライブしました。三回で２０００キロ余りです。また行きたいです。
  　ツークシュピッツエに行かれたのは羨ましいです。ツークの名の通り連結の列車のように峰が並んでましたか。また楽しんで良い旅行をしてください。

  Reinheitsgebotさん からの返信 2019/04/16 14:25:05

  Re: ドイツの小さな町

  コメントをありがとうございます。
  
  本当はゲルリッツの行きか帰りにバウツェンにも寄ってみたかったのですが、欲張ることはありませんでした。そういえば、ゲルリッツから南へ40kmほどのところにツィッタウ(Zittau)という街があって、街外れにドイツ、ポーランド、チェコ三か国の国境ポイントがありますね。
  
  どちらも日本人のツアーコースからは外れているのと『地球の歩き方』にも掲載されているかどうか……いわゆる有名観光地とはほとんど無縁のニッチな旅行ですので、一般受けするものかどうかですが、この先も旅行記を上げていこうと思っています。
  
  ツークシュピッツェに行ったのは、もう30年以上前のことでしたが、登山電車の終点“Schneefernerhaus”が、当時はホテルがあって、そこで一夜を過ごしたのもいい思い出です。今は、気象環境観測施設のようです。
  
  今年も６月に20日間ほど出かけてきます。レンタカーでの移動も、間もなく20年、毎年1500kmほど走るおかげで、ずいぶん左ハンドル＆右側通行に慣れました……日本では年間1000kmほどしか走りませんｗ
  
  お時間がありましたら『ひだまりのお話』というブログに旅行記も掲載していますので、合わせてお読みいただけたら幸いです。
  https://hi-damari.at.webry.info/
  
  それでは！　今後ともよろしくお願いします。